じゅん☆ブログ

羅臼温泉 湯の沢の湯 2005.11.06
羅臼岳登山口
前回からの続きになりますが今回も羅臼の温泉です。今回紹介するのは羅臼岳登山口付近にある「湯の沢」と呼ばれている川沿いに湧く野湯です。知床国立公園羅臼温泉野営場の奥にある道からも行くコトができますが、せっかくなので羅臼間歇泉の方から入ってみました。
羅臼間欠泉
少し歩いて行くと天然記念物に指定されている間歇泉があります。立ち止まってジーっと見ていたのですがお湯が噴き上がる気配はありませんでした・・・。噴湯する際の湯温は98℃もあるそうなので近づくと危険が危ないです。この手前に小川があるのですが、川の中の岩が非常に滑りやすいです。ベチャベチャになりました・・・。あっ、危険ですから川を渡ってはいけません。
秋の山道
ココから先は羅臼岳の登山道です。木の橋を渡ったり落ち葉の道を進んだり紅葉を楽しみながら歩きました。秋の散策は気分がイイですね♪
案内看板
しばらく歩くと登山道の案内看板があります。羅臼岳入林届けに記帳して下さいと書いてありました。この看板の先を数メートル行ったところで登山道を外れて沢へと下りて行きます。
湯ノ沢
すると川沿いのあちこちから温泉が湧き出している場所に出ました。鈴虫みたいな虫の声が聞こえてきます。温泉のあるところには鈴虫がいるなぁと思いながら川を遡って行きます。川のあちこちに引湯ホースが散らばっていました。
湯ノ沢の湯
この辺りの川は通称「発電所川」とも呼ばれています。地図で見ると発電所の地図記号があるので発電所があったようですが、浄水場以外にそれらしき施設は見当たりませんでした。しばらく行くと上流から温泉と川水が流れてきて混ざり合っている場所を発見しました。
湯船造り
湯溜まりの湯温が低かったので川の流れをその辺にある小岩で塞き止めてみます。水の流入量が減ってくると湯船の温度が少しづつ上がってきました。しかし、コレがなかなか難しい・・・
入浴
一時間ほど試行錯誤の末、やっと野天風呂が完成し入浴しました。もう意地と根性です(謎) なかなか温かくてイイ気分で浸かっていたのですが、いつの間にか造った小岩の堤防が決壊! アっという間に温泉が冷たい川の水と化し、秋空の下でブルブルと震えていたのでした・・・

●羅臼温泉 湯の沢の湯(発電所川の湯)
  場所 : 北海道目梨郡羅臼町湯の沢国有林 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 重曹食塩泉
  備考 : ヒグマ出没注意・要装備
  感想 : ★★★☆☆
  

Comment
ご苦労様!
やっぱり、これが温泉じゃ(あへ~)
かりん | 2005/11/24 19:05
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- | 2005/11/24 19:06
★かりんさん
この周辺には同じような場所がまだまだあるようなので
来年にでも再挑戦する予定です
野湯はオモシロいですね(笑)

★非公開さん
にゃぁー
じゅん☆ | 2005/11/24 19:56
羅臼の湯の沢はあちこちで
温泉が湧き出してるんですね
やっぱり知床半島は活火山が多いからでしょうね
野湯探索には最高の場所じゃないですか~!
意地と根性の露天風呂作りご苦労様でした
最後のカメラ目線写真ちょっと寒そうに見えます・・・
また羅臼の野湯記事よろしくです♪
新之助 | 2010/06/04 06:56
★新之助さん
湯の沢というくらいですから
あちこちで湯が湧いていますね
ココにもボクの野湯探索の原点があります
じゅん☆ | 2010/06/04 19:49
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