じゅん☆ブログ

山の旅籠 山湖荘(後編)【上士幌】
山湖荘 食事処
前回に引き続き「山の旅籠 山湖荘(やまのはたご さんこそう)」を紹介しましょう。まず紹介するのは山湖荘の夕食です。夕食は一階にある食事処で用意されました。座席へ向かう途中のテーブルに箸がずらーっと並べられていて、好きな箸を選ぶコトができるようになっています。これはなかなか楽しい試みですね。
夕食♪
本日は8品ほどのリーズナブルなプランにしてみましたが、これが美味しかった。メニューはヤマベの塩焼ききんちゃく(山菜入り)とタケノコとフキの煮物山ウドとワラビの酢の物行者にんにくのおひたしフキこごみのクルミ味噌マヨネーズ和えニジマスの刺身など。
温泉豆腐
メインはこちらの湯豆腐です。この湯豆腐はただの湯豆腐ではありません。なんと、自家源泉を使った温泉豆腐なのです。トロトロした感じの豆腐で、特製のダシ汁で美味しくいただきました。途中で運ばれてきた糠平湖産ワカサギの天ぷらもアツアツで美味しかったです。山菜料理中心の食事で美味しくいただきました。
お風呂セット
食後に部屋へ戻ると布団が敷かれていました。それでは楽しみにしていた洞窟風呂へ行ってみましょう。オシャレな籠に入ったタオルセットを持って、地下にある浴室へと向かいます。
洞窟風呂入口
こちらは浴室へ下りて行く階段です。この辺りから既に洞窟のような感じとなっていて雰囲気がありますよね。この階段を下りた先で男女別に分かれています。
地下の脱衣所
男湯の脱衣所です。入口のところに温泉分析書やORP分析表が掲示されていました。脱衣所内には扇風機やドライヤーが設置されています。それではスッポンポンになって浴室へ入ってみましょう。
入浴♪(その1)
かけ湯をしてさっそく入浴してみました。やっとココでのまともな入浴シーンを撮影できた感じかな? この洞窟風呂は湿度が高く薄暗いので撮影が大変なのです。洗い場にはシャンプー等が設置されていました。
入浴♪(その2)
奥にある熱めの湯船にも入ってみました。この湯船はなかなか効きますね。温泉分析書によると、こちらの温泉は成分総計1,092ミリグラムの含重曹食塩泉で、源泉温度が51.8℃、pH値は7.4となっていました。ほーっと一息つける感じの浴感です。
休憩処
入浴後は雰囲気の良い休憩所でゆったりするコトもできます、日帰り入浴の際に利用すると良いかもしれませんね。冷たい飲み物(有料)も用意されていました。
夜の山湖荘
ぬかびら源泉郷の夜は静かに更けていきます・・・。この雰囲気が心地良いですね。大浴場は24時間利用できるようになっていました。
朝食♪
翌朝の朝食です。朝食も夕食と同じく個室風の食事処で用意され、箸も選べるようになっていました。メニューは上の方から焼き魚野菜サラダ、白米、温泉たまごなめこ山菜のとろろかけ、味海苔、小皿のひじき・煮豆・フキ、漬け物、梅干しといった感じで、この他に鹿肉シュウマイの温泉蒸しがありました。白米は「おぼろづき」という品種のお米を土鍋で炊き上げています。ヘルシーな食事で、とても美味しくいただきました。さて、今回宿泊した山湖荘ですが、一番印象に残ったのがご主人の気持ちの良い接客でしたね。ボクが宿泊した日は満室状態で忙しそうでしたが、心遣いが素晴らしかった! そして、囲炉裏付きの和室も落ち着く感じで良かったです。浴衣や箸を選ぶコトができるというのも楽しいですね。食事は温泉を使った料理もあって、とても美味しくいただくコトができました。洞窟風なお風呂も斬新な感じで、源泉かけ流しの温泉を夜通し楽しむコトができるのも良かったです。チェックアウト時にはメッセージカードの入ったキャンディー袋をいただきました。こういうちょっとした心遣いが嬉しいですよね。また泊まってみたいと思います。

★山の旅籠 山湖荘(やまのはたご さんこそう)
 場所 : 北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷北区14
 電話 : 01564-4-2336
 料金 : 500円
 営業 : 15:00-21:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含重曹食塩泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,092ミリグラム(Na・Ca-HCO3)
 泉源 : 自然湧出(糠平温泉 山湖の湯)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり
 感想 : ★★★★★
スポンサーサイト



  
2013/07/30 19:00 | Trackback (0) | Comment (8)