喜茂別町(きもべつちょう)にある「ふるっぷ温泉 仮設浴場」へ行ってきました。国道230号線と国道276号線が交わる交差点の近くに町民公園というのがあります。その入口付近に写真のような味のある看板がありました。さっそく矢印の方向へ行ってみましょう。
しばらく行くと奥の方に写真のようなプレハブの建物がありました。ココが「ふるっぷ温泉 仮設浴場」です。クルマが停まっていないので空いているのかなと思ったら、今年度より
営業時間が変更されたようです。午後3時からの営業なので訪問時は注意しましょう。
建物の中へ入ると受付があるので入浴料金200円を支払います。200円は安いですね。中には小さな休憩所があって入浴後に休めるようになっています。ドリンクの自動販売機もありました。写真は
男性側脱衣所です。脱衣カゴが16個も置いてあるのですが、小さな施設なので16人も一緒に入ったら大変なコトになりそうです。
こちらが浴室です。たいへんシンプルな浴室ですが仮設にしては立派で驚きました。衛生管理のため塩素系薬剤を使用しているとの掲示があったので、塩素臭が漂っているのかなぁと心配していたのですが、塩素臭が気になる感じはしませんでした。
洗い場は4つあってシャワーも付いています。浴室の隅には休憩用のベンチがありました。シャンプー等は設置されていないので必要な方は持参しましょう。
こちらは湯船です。光の加減で良くわかりませんが黄緑色のような感じのお湯でした。平成8年の営業開始当初は源泉かけ流しで運用していましたが、その後、湯量、泉温ともに低下してしまい、現在は
加水+加温によりかろうじて営業しているといった感じになっています。
こちらの湯口から温泉が注がれています。なかなか熱めに加温されているようでした。もともと源泉温度は49℃ほどあったようですが、現在は39℃ほどになってしまっているようです。加水によって温泉成分自体も希釈されてしまい、1キログラム中の溶存物質量におけるナトリウムイオンが1,628ミリグラムから337ミリグラムに、塩素イオンが3,303ミリグラムから786ミリグラムになるなど極端に低下してしまっているようです。
入浴した感じは良く温まる良いお湯でした。前述した湯量等の問題もあるのですが、仮設浴場の施設自体の老朽化もあり、この「ふるっぷ温泉 仮設浴場」は廃止の方向へ向かっているようです。おそらく今年度中に休業となってしまうでしょう。とても残念ではありますが、昨今の原油高騰の影響もあるようで仕方ないのでしょうね・・・。
★ふるっぷ温泉 仮設浴場(ふるっぷおんせん かせつよくじょう)
場所 : 北海道虻田郡喜茂別町相川89番地1
電話 : 0136-33-3980
料金 : 200円
営業 : 15:00-20:00
休業 : 月曜日
泉質 : 含塩化土類食塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
成分 : 蒸発残留物5,942ミリグラム(Na・Ca-Cl)
泉源 : No.439-016(ふるっぷ温泉)
備考 : 2009年3月31日をもって廃業(解体済)
感想 : ★★★★☆
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