大空町東藻琴(おおぞらちょうひがしもこと)の芝桜公園内にある「芝桜の湯」へ行ってきました。もともと、この公園内には
「藻琴山温泉 末広荘」という温泉施設があったのですが、設備の老朽化などにより平成18年から休止状態となっていたのです。このほど新しい温泉施設が完成し今年度から営業を開始しました。
受付で入浴料金420円を支払って脱衣所へと向かいました。営業時間はまったく気にしていなかったのですが、ココの営業時間は13時から20時までとなっています。この日はたまたま13時半に到着したのでラッキーでした。脱衣所には
ドライヤーが設置されています。それでは
スッポンポンになって
浴室へ入ってみましょう。
浴室へと入りました。湯船が2つあるだけのシンプルな浴室で、
左側が中温湯、
右側が高温湯となっています。横には洗い場がありました。
シャワー付きの洗い場が4つあるのですが、シャンプー等は備え付けられていません。受付で
シャンプーセットを販売しているそうなので、必要な方は購入しておきましょう。
さっそく入浴してみました。脱衣所に掲示されている温泉分析書などによると、こちらの温泉(No.149-005)は成分総計8,518ミリグラムの含塩化土類食塩泉で、源泉温度は59.8℃、pH値は8.2となっています。温泉分析書には「ほとんど無臭」と記載されていますが、このお湯はただならぬ石油臭がして驚きました。源泉温度が高いので加水されているようなのですが、この日の湯船は何だか溜め湯のような感じで、高温湯の
湯口からごく少量のお湯が出ていました。
入浴後はちょっとした休憩スペースがあるので、一息つくコトができます。ドリンクの自動販売機もありました。
休憩所の窓からは芝桜公園が見えるので、シーズン中はおそらく
ピンク色の見事な光景となるのでしょう。
さて、こちらは芝桜の湯の横にある足湯です。芝桜の湯と同じ源泉が使われていて、こちらの足湯は無料で利用できるようになっていました。足湯は5月3日から8月31日の午前9時から午後5時まで利用可能です。
足湯の湯船です。湯口からは
49℃の温泉がドバドバと注がれていました。足湯の方が贅沢な湯使いなのかなと思い湯口を覗きこむと、中には
2つの穴があって、加水口の方からもドバドバと水が出ていました。足湯の湯船はかなり加水されているようですね。こちらのお湯からも石油臭がしました。
さっそく足湯してみました。
お尻に敷く敷物も用意されています。足湯しながら見る芝桜もステキでしょうね。今回は既にオフシーズンなので、のんびりと足湯するコトができました。さて、今回利用した芝桜の湯ですが、等張性の濃いお湯で石油臭が印象的な感じです。
芝桜のシーズン中も良さそうですが、シーズン中は芝桜公園の入園料が別に必要となるので、案外オフシーズンが狙い目なのかもしれません。興味深い香りのするお湯なので一度入っておいて損は無いでしょう。芝桜の湯の裏手には
シャワー室がありました。芝桜公園内にはキャンプ場もあるので、その利用者向けに造られたモノと思われます。
★芝桜の湯(しばざくらのゆ)
場所 : 北海道網走郡大空町東藻琴末広393
電話 : 0152-66-3111
料金 : 450円(芝桜まつり期間中は入園料も必要)
営業 : 13:00-20:00(5月3日~芝桜まつり終了までは11:00-18:00)
休業 : 水曜日・冬期間
泉質 : 含塩化土類食塩泉(弱アルカリ性等張性高温泉)
成分 : 成分総計8,518ミリグラム(Na・Ca-Cl)
泉源 : No.149-005(藻琴山温泉3号井)
備考 : シャンプー等なし・休憩所あり
感想 : ★★★★☆
釣りダー
釣りダー
よし
ひさを
かわちゃん
米谷
ちゃっぴー
ちゃっぴー
えむご
こに