標茶町(しべちゃちょう)にある
「くしろ湿原パーク 憩の家 かや沼」へ行ってきました。ココはシラルトロ湖のほとりにある自然豊かな温泉宿です。フロントの前には手荷物を置く台がありますね。コレの無い宿っていまだに結構あるのです。仕方ないので地べたへ荷物を置いて手続きをしたりしますが、第一印象って結構大切ですよね。
鍵を受け取り自分で二階の客室へと向かいました。こちらが本日宿泊する部屋です。8畳の和室で既に布団が敷かれていました。テーブルの上には
お菓子や
お茶セットが置かれています。冷房は無く
扇風機のみなので、夏の暑い日はちょっと大変かもしれません。出入口部分には
水洗トイレと
洗面台がありました。
室内には
テレビや
空の冷蔵庫、
電気ポットや冷水が用意されていました。クローゼットの中には
浴衣セットが入っています。さっそく浴衣に着替えて温泉へ向かいましたが、日帰り入浴客で賑わっていたので、浴室の様子は後で紹介するコトにしましょう。一階には
休憩所や、
自動販売機・コインランドリーコーナー、
お土産店などがありました。
さて、夕食の時間となりました。夕食は指定した時間に
大広間でいただきます。結構な品数の夕食が用意されました。左上の方から
天ぷら、生ビール、
お造り、
茶碗蒸し、
おひたし、
キノコと鮭のちゃんちゃん焼き、
味噌汁、
鶏肉(ポン酢)、
卵焼き・ほうれん草・肉、
なめこのおろし和え、
白米といったメニューです。
生ビールの中ジョッキは別料金(500円)となっていました。あぁ、お腹いっぱいだぁ~。
チェックインしてからダラダラとチューハイ飲んだりしていたので、何だかベロンベロンになってしまいました。とりあえず寝るコトにしましょう。目覚まし時計を午前1時にセットして眠ってしまいました・・・。
目覚まし時計で目を覚まし
浴室へとやってきました。この為に宿泊しているようなモノなのでシャキッとしています(笑) 22時半まで日帰り入浴を受け付けているので、それまでは結構混雑していたりするのですが、23時以降は宿泊者のみとなるのでボクの独壇場です。脱衣所にはコインロッカーや
扇風機、
ドライヤーや
カミソリ販売機が設置されていました。それでは
スッポンポンになって浴室へ入ってみましょう。
こちらが浴室です。内湯には3つの湯船と
打たせ湯がありました。手前左側の
大きな湯船が中温湯、右側の
小さな湯船が高温湯、そして
奥の方に低温湯の
岩風呂があります。
洗い場にはシャンプー等が備え付けられていました。
まず最初に入ったのは高温湯でした。高温湯とかいう表示は無いので分からずに入ってしまいましたが、この湯船の湯温はなかなかなモノです。こういう熱いお湯へ浸かると
羅臼の熊の湯を思い出しますね。かなり熱いのですが、入ったからにはそう簡単に出るワケにはいきません。これがホントの痩せ我慢ってやつです・・・(謎)
湯口のところで湯温を計ってみると47℃もありました。源泉温度は47.2℃とのコトなので、このお湯は源泉そのものといった感じです。湯口から遠い場所でも45℃くらいありました。なるほど熱いワケですね。お湯の香りを嗅いでみると
オーロラ温泉のようなモール臭がしました。間違って舐めってみるとしょっぱいお湯です。カラダが赤くなるほど熱いお湯でしたが、慣れてくるとこの湯船で熱くなり、露天の休憩スペースで涼むという動作の繰り返しが心地良いモノとなりました。
こちらは中温湯です。高い場所にある湯口から
階段状にお湯が流れていて、段々と湯温が下がるようになっていました。この湯船へ浸かってカラダを慣らしてから高温湯へ浸かるのが理想的かもしれませんね。湯量が豊富で
ドバドバとかけ流されていました。
奥にある
岩風呂です。この湯船は湯温が
40℃から42℃と低めに設定されていて長湯向きとなっていました。この湯船でのんびりと浸かる人が多い印象でしたね。
岩の奥に湯口があるのですが、そこを
遡上して行くと素晴らしいモール臭を堪能できました。露天風呂もあるのですが、
夜は暗い感じなので明るくなってから入ってみましょう。
こちらは翌朝の朝食です。朝食はレストラン「白い鳥」でいただきます。シンプルな朝食で美味しくいただきました。ホンモノの納豆も用意されていたのですが、
納豆ふりかけというのがあってオモシロかったですね。お茶はセルフサービスとなっていました。このレストランは
日帰りでも利用できるようで、日帰り入浴と食事がセットになったプランもありました。日帰り入浴の際は要チェックです。
食後は再び温泉へとやってきました。日・火・木曜日に宿泊した場合は清掃時間の関係で7時半までしか大浴場を利用できないのですが、それ以外の日はチェックインからチェックアウトの時間まで大浴場を満喫できます。写真は露天風呂の湯船です。
森を見ながら入浴できる開放感のある露天風呂でした。ココの温泉ですが、脱衣所に温泉分析書等は掲示されていませんでした。後で確認したところ、フロントに温泉分析書等が掲示されているようです。ココのお湯を運搬利用している
「スーパーホテル釧路駅前」に掲示されていた温泉分析書等によると、こちらの温泉(No.223-028)は成分総計9,765ミリグラムの食塩泉とのコトでした。成分の濃いモール系の食塩泉と言えますね。
ココの温泉へ浸かると、標茶、鶴居、釧路の温泉が思い浮かぶのですが、位置関係や泉質が興味深いですよね。写真は露天の休憩スペースです。森の奥にはかすかにシラルトロ湖が見えるような気がしました。さて、憩の家かや沼ですが、釧路湿原にある自然豊かな温泉宿で、タンチョウ鶴や白鳥を見るコトができるスポットも近くにあります。等張性の素晴らしいお湯は肌にやさしく、アトピー性皮膚炎にも効能があるのだとか。野外バーベキューコーナーやキャンプ場、
パークゴルフ場も隣接していて、道東の自然を満喫できるのではないかなぁと思いました。
★茅沼温泉 憩の家 かや沼(かやぬまおんせん いこいのいえ かやぬま)
場所 : 北海道川上郡標茶町コッタロ原野127の10
電話 : 015-487-2121
料金 : 450円
営業 : 9:30-23:00(月水金曜日は11:00-23:00)
休業 : 年中無休
宿泊 : 15:00-10:00
泉質 : 食塩泉(弱アルカリ性等張性高温泉)
成分 : 成分総計9,765ミリグラム(Na-Cl)
泉源 : No.223-028(茅沼温泉 憩の家2号井)
備考 : 2019年3月22日より休業中・・・
感想 : ★★★★☆
釣りダー
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よし
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かわちゃん
米谷
ちゃっぴー
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えむご
こに