じゅん☆ブログ

リフレッシュプラザ温泉998【神恵内】
リフレッシュプラザ温泉998
神恵内村(かもえないむら)にある「リフレッシュプラザ温泉998」へ行ってきました。ちょっと変わった名前の温泉ですが、この施設が道道998号線に面しているコトから「998」と名付けられたようです。券売機で入浴券(500円)を購入して建物内へと入りました。
脱衣所
脱衣所へと入りました。脱衣所手前にはドライヤー付きの洗面台があります。そして壁には驚愕の温泉分析書が掲示されていました。温泉分析書の成分総計欄をご覧下さい! ココの温泉は成分総計が48,130ミリグラムもあるのです。こんな高い数値は、なかなか見るコトができないかもしれませんね。塩分濃度に関しては海水の1.3倍もあるのだとか・・・。
寝浴と水浴
浴室へ入ると寝浴と水浴の湯船がありました。この右側が洗い場となっています。左側には露天風呂の出入口が見えますね。寝浴と水浴は温泉ではないようなのでスルーします。
ジャグジー浴と温泉浴
こちらがメインの湯船です。手前がジャグジー浴の湯船で、奥が温泉浴の湯船となっていました。ジャグジー浴槽の横にはサウナがあります。ジャグジー浴槽も真湯のようですね。これは温泉の成分が濃すぎるので、肌の弱い方がすすいで上がるためにあるのでしょう。
入浴♪
真湯浴槽には目もくれず温泉浴槽へ入浴しました。もう黙っていても分かるくらい凄い温泉ですね。舐めてもいないのに、しょっぱい感じが伝わってきます。奥に温泉注入口があったので少し舐めてみたところ、苦しょっぱい感じでした。温泉成分によって湯船のフチも良い感じの造形となっています。ちょっと残念なのは先ほどの温泉分析書は神恵内村4号井(No.417-001)の源泉を分析したモノで、実際はその源泉にスケール除去薬というのを入れたうえで加水されているのです。かなり加水しているようで、温泉注入口部分での分析では成分総計33,850ミリグラムとなっていました。しかし、こういった情報がきちんと掲示されているのは好感が持てます。
男湯の露天風呂
露天風呂出入口から通路を通って露天風呂へとやってきました。外で見ると、その濃い色がよく分かりますね。温泉に含まれる鉄分が酸化しているのかどうかは分かりませんが凄い色です。
塩化ビニル製になった湯口
先ほどスケール除去薬というコトバが出てきましたが、ココの温泉はとても濃度が高いので、スケール(堆積物)が発生しやすいのです。スケールが溜まると温泉のパイプなどが詰まってしまうので、なるべくスケールができないように、スケール除去薬というのを使うワケです。それでもスケールは溜まってしまうので、時々パイプ等の交換が必要となってきます。こういう温泉はメンテナンスが大変なようですね。
休憩所
入浴後は休憩所があるので、飲み物を飲んだりしてのんびりできます。前回訪問した時は浴室も休憩所も混雑していたので、あまりのんびりできなかったのですが、今回はジュースを飲んだりしてのんびりしてきました。
沈殿池?
建物の横にはこんな池がありました。池には廃湯らしきモノが注がれています。おそらくココで温泉の濃度を低下させて、排出しているのではないかと思われます。付近はあちこちが赤茶色に染まっていました。
当丸峠へのトンネル
道道998号線を進んでいくと当丸峠(とうまるとうげ)があります。この峠道はシェルターが多かったり、登坂車線が突然終わったり始まったりして、なかなかオモシロかったです。トンネルの途中に謎の開口部があったので出てみると・・・
当丸峠
こんなところに当丸峠の看板がありました。この日は天気が悪かったのですが、天気の良い日だと、ココから素晴らしい景色を見られるのではないかと思います。温泉を巡りながらのドライブもイイものですね。

★リフレッシュプラザ温泉998(おんせんきゅうきゅうはち)
 場所 : 北海道古宇郡神恵内村大川116の1
 電話 : 0135-76-5100
 料金 : 500円
 営業 : 11:00-21:00(11月~3月は12:30-20:30)
 休業 : 火曜日(祝日の時は翌日)
 泉質 : 強食塩泉(中性高張性高温泉)
 成分 : 成分総計48,130ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : No.417-011(神恵内村4号井)
 備考 : 2020年4月17日をもって閉館
 感想 : ★★★★☆
スポンサーサイト



  
2010/10/07 19:04 | Trackback (0) | Comment (24)