あれからもう少しで半年・・・ 北海道ちほく高原鉄道・
ふるさと銀河線の廃線跡を旅してきました。まだ線路は残っていて、今にも遠くから列車の警笛が聞こえてきそうな感じですが、よく見るとその線路は赤く錆び始め、ちらほらと軌道上に草が生え始めていました。
ホーム床の隙間からポツンと草が芽を出していました。駅名標やスズラン型のランプは取り外され、その支柱だけが寂しそうに残っています。徐々に自然に帰ろうとしているような雰囲気が漂っていました。
踏切は撤去されアスファルトで整地されていました。線路側に真新しいクルマ止めが設置されていて廃線になったコトを実感できました。そして
薫別駅の待合室は・・・
あっ!まだ残っているようですね。
もうこの待合室を見るコトはないかなぁと思っていたので、再び見るコトができてうれしかったです。あの木のベンチはどうなったのでしょう?
うわぁ~、まだ残っていましたよ。しかも、待合室の内部がなんだかキレイになっています。棚や額縁が設置され、割れていた窓ガラスも修繕されていました。
棚や額縁はこの地で酪農業を営んでいる大西さんという方が、この待合室を大切に残していきたいという思いから設置し、割れていた窓ガラスも修繕してくれたのだそうです。
駅ノートがキレイに保存されていました。
運行最終日である4月20日のページを見てみると、廃線を惜しむ沢山の人の思いが綴られていました。
この待合室は40年以上も前に地元の人々によって建てられたのだそうです。もし、
ココの近くを通るコトがあったなら、ちょっと立ち寄ってこのベンチに座ってみてください。この待合室には忘れられた時間が流れています。
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