昨年の夏に標津町川北(しべつちょうかわきた)にある「天祐川北温泉」を見に行ってきました。以前あった温泉の建物が取り壊されて綺麗に整地されていてビックリです。
建物は無くなりましたが、源泉井は残っていて黄緑色のホースが繋がれていました。写真は地下水井で左奥に源泉井(No.163-008)もあります。浴用として利用されなくなっても自噴しているのですね。
ホースは下水口へと続いていました。地下水は近所の住民が利用しているようですが、温泉は利用されていない感じです。資料によるとこちらの温泉(No.163-008)は蒸発残留物総計2,924ミリグラムの食塩泉で、源泉温度が46.2℃、pH値が7.8とのコトでした。1989年に掘削された温泉とのコトですが、温泉が利用された期間はそれほど長くはなかったようですね。以下、2008年訪問時の記事です。
標津町川北(しべつちょうかわきた)にある「天祐川北温泉」を見に行ってきました。ココの前は何度も通ったコトがあって、その度にこの白い壁に描かれている
赤い温泉マークが気になっていたのですが、すでに廃業しているとの情報があったので、立ち寄らずにいました。
建物の前には源泉井と思われるパイプが残っていました。建物の入口は閉ざされていて人の居る雰囲気ではないのですが、それほど荒れているというワケでもないので、今でも誰かが管理しているのだと思われます。
こちらが源泉井です。パイプの中から微妙に温泉が湧き出していて周囲が赤茶色に染まっていました。しかし配管等は外れてしまっているので建物の中に湯船があったとしても、そこは空っぽになっているものと思われます。
やはり残念な状態だなぁと思いながら辺りをプラプラしていると、道路脇に
こんな場所を発見しました。パイプから温泉が注がれているのかと思ったらかなり冷たい感じの水でした。
パイプの横に説明の看板が残されていました。この水は温泉掘削中に偶然湧き出した地下水なのだそうです。こんなところに美味しい湧き水があったとは驚きでした。天祐川北温泉がどうして廃業してしまったのかは不明ですが、建物の入口には当時の
営業時間表が掲示されていて寂しい雰囲気が漂っていました。
★天祐川北温泉(てんゆうかわきたおんせん)
場所 : 北海道標津郡標津町川北旭町
電話 : 0153-85-2907
料金 : 不明
営業 : 14:00-20:00
休業 : 第1・第3月曜日
泉質 : 食塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
成分 : 蒸発残留物総計2,924ミリグラム(Na-Cl)
泉源 : No.163-008(天祐川北温泉)
備考 : 廃業しました(解体済)
感想 : ★★☆☆☆
釣りダー
釣りダー
よし
ひさを
かわちゃん
米谷
ちゃっぴー
ちゃっぴー
えむご
こに