じゅん☆ブログ

しかべ間歇泉公園【鹿部】
しかべ間歇泉公園
鹿部町(しかべちょう)にある「しかべ間歇泉公園」へ行ってきました。迫力ある間歇泉が見られるというコトなので楽しみです。入口で入園料300円を支払い園内へ入りました。
園内
園内は庭園のようになっていて左奥の岩壁のところに間歇泉、右手前の建物内には足湯がありました。眺望の館というのがあって高い位置から間歇泉の噴き上げを見るコトもできます。
足湯
こちらは足湯です。底が玉砂利になっていて気持ち良さそうですね。足湯を楽しみながら間歇泉を見るコトができるので、沢山の人々が利用していました。園内に掲示されていた温泉分析書によると、泉質は弱食塩泉で源泉温度が93.6℃もあるようです。
しかべ間欠泉
こちらが間歇泉です。大正時代に温泉掘削をしていたところ、偶然発見された日本でも珍しい間歇泉なのだそうです。100℃近くある高温の温泉が噴き出してくるため、噴出口周辺は立入禁止となっていました。上に吊されている円盤状の物体まで温泉が噴出するようです。背後にある岩壁の中は洞窟の道という資料館になっていて間歇泉の仕組みなどを学ぶコトができます。
噴出口
この土管みたいな噴出口の地下26メートルから温泉が湧き上がってくるのだそうです。噴出口の周りが温泉成分で赤茶けていました。約10分間隔で噴出するそうなので、そろそろ出てくるかもしれません。
間歇泉が噴出!
シュワシュワシュワ~ゴーゴーゴーと不気味な音がしばらく続いた後で、突然温泉が噴き出してきました! 近くで見ているとかなり迫力があります。その噴き出した熱湯の高さは最高で15メートルにも達するそうです。余裕で上に吊してある円盤にブチ当たり、辺りに熱湯の飛沫が撒き散らされました。風の強い日はこの円盤を取り付けて、熱湯が危険な方向へ行かないように調整しているようです。どこまで上がるのか見たかったのでちょっと残念でした。
公衆浴場 亀乃湯
何度か間歇泉の噴出を見物したあとで、近くにある「公衆浴場 亀乃湯」へ立ち寄りました。今回、鹿部へ来たのはこの亀乃湯が目的だったりします。入口の自動販売機でお茶のペットボトルを買って中へ入りました。
亀乃湯の脱衣所
中は昔ながらの銭湯といった雰囲気で番台があり、床に置かれたカゴに衣服を入れて浴室へ向かうスタイルです。入浴客が複数居たため浴室内の撮影をするコトができませんでしたが、もの凄く熱いお湯を楽しむコトができました。お湯の投入方法などが興味深かったので、機会があったら再訪して記事にしたいと思っています。

★鹿部温泉 鹿部間歇泉(しかべおんせん しかべかんけつせん)
 場所 : 北海道茅部郡鹿部町鹿部18の1
 電話 : 01372-7-5655
 料金 : 300円
 営業 : 08:30-18:00(冬期は09:00-17:00)
 休み : 第4月曜日・年末年始(4月~9月は無休)
 泉質 : 弱食塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計3,933ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : No.477-030(鹿部温泉 鹿部間歇泉)
 備考 : 混足
 感想 : ★★★☆☆

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2008/02/03 16:41 | Trackback (0) | Comment (13)