じゅん☆ブログ

上ノ国鉱山坑内温泉 2009.11.29
早川鉱山への道
ある天気の悪い日に道南の上ノ国町(かみのくにちょう)にある「中外鉱業株式会社 上国鉱山跡」を探索しに行ってきました。かつては千人以上の人々が暮らしていたこの早川地区ですが、閉山後は急激な過疎化が進み現在は無人となっています。
謎の鉱山遺構
しばらく寂しげな道を進んで行くと右手に鉱山遺構が姿を現しました。これが有名な焙焼炉の遺構なのですね。ちょっと近寄ってみるコトにしましょう。
立型焙焼炉(トンネルキルン)
立入禁止の看板があったのでこの辺が近寄るコトのできる限界でした。この独特な構造物は「浮遊選鉱焙焼炉」というモノで、マンガンを精製するためのプラントなのだそうです。北海道の産業遺産となっており、今のところ14基すべて現存していますが、いつか崩れ落ちてしまうような感じがしました。
学校廃墟
さらに奥地へ進んで行くと廃墟群がありました。この辺りが早川地区中心部のようです。学校や商店などの廃墟群が自然に朽ち果てる時を待っていました。
五十米坑坑口
山の方へ進み少し行くと排水の中和施設がありました。そこからさらに進み山を登って行くと写真のような坑口が姿を現しました。この坑口には「五十米坑坑口」と書かれています。
五十米坑坑口の内部
中はこんな感じになっていました。オレンジ色の鉱水が湧き出していて凄い感じですね。聞いたところによるとこの鉱水は20℃以上あるらしいのですが、内部は立入禁止となっているので確認できませんでした。
八十米坑坑口
五十米坑坑口の脇に上部へと続く道があって、その道を上って行くと「八十米坑坑口」というのがありました。坑道の規模が名称の由来なのでしょうか?
八十米坑坑口の内部
こちらの内部もオレンジ色で凄い感じです。内部には大規模な謎の析出物が堆積していて、まるで地球の内部を見ているかのような気分でした。こちらで湧き出している鉱水も湯温があるようですが確認はできませんでした。資料によると泉質は含土類食塩泉で、泉温は37℃以上あるとのコトです。

●上ノ国鉱山坑内温泉(かみのくにこうざんこうないおんせん)
  場所 : 北海道檜山郡上ノ国町早川 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 含土類食塩泉
  備考 : 立入禁止
  感想 : ★★☆☆☆