小樽市(おたるし)にある忍路というところへ行ってきました。「にんろ」ではなく「おしょろ」と読みます。写真は忍路港です。小さな漁港の町なのですが、何だかほのぼのとした雰囲気が漂っていました。この地区のどこかに美味しいパン屋さんがあるらしいです。
今回の目的は美味しいパンではなくてこちらの神社でした。というのもこの忍路というところにはかつて温泉が湧き出していて、どうもその泉源というのは忍路神社の近くにあるらしいという怪情報を入手していたためです。
ボクは古い建造物がスキなのでちょっと見てまわるコトにしました。こちらは忍路神社拝殿の脇にある稲荷神社です。赤い建物がとても印象的ですね。入口には
キツネ様がおられました。
稲荷神社の正面上部には見事な龍の木彫り装飾が施されていました。この装飾は素晴らしいですね。この稲荷神社はかなり歴史的な建物で1850年頃に造られたようです。釘を一本も使わずに組み立てるという独特の手法で造られているとのコトでした。
拝殿横の石段を登って行くと石碑が建立されていました。石碑には
「忠魂碑 希典書」と刻まれているので、どうやら戦没者を供養するための慰霊碑のようです。
こちらは忍路神社本殿のようです。拝殿の真上にポツンと建てられていました。温泉の気配を探しながら探索していたのですが、どうやらこの辺りには無いようです。
拝殿の周辺をウロウロしていると写真のような怪しい場所を発見しました。周りを岩で囲まれたヒューム管があって、内部が赤茶色に染まっています。これは何だか湯船っぽいですよね。しかもこの赤茶色はただのお湯ではないでしょう。
引湯パイプのようなモノが延びていたので、辿ってみると土管の中へと続いていました。接続部分にバルブのようなモノが付いています。もしかしたらこのバルブをひねると温泉が出てくるのかもしれませんね。回してみたかったのですが、怒られたりバチが当たったりしたら困るのでやめておきました。ココがかつての忍路温泉であるコトはほぼ間違いないと思われます。ある極秘資料によると、源泉温度50.9℃の含石膏食塩泉が湧出しているようです。いつの日かこの封印が解かれて入浴できる時が来るのでしょうか?
●忍路温泉 忍路神社の湯(おしょろおんせん おしょろじんじゃのゆ)
場所 : 北海道小樽市忍路1の416
【地図】 【閲覧】 料金 : 無料
営業 : 24時間
休み : 年中無休
泉質 : 含石膏食塩泉
備考 : 温泉の湧出は未確認
感想 :
★★☆☆☆
釣りダー
釣りダー
よし
ひさを
かわちゃん
米谷
ちゃっぴー
ちゃっぴー
えむご
こに