美幌町(びほろちょう)の郊外にある
「びほろ後楽園」へ行ってきました。ココには宿泊施設や温泉大浴場、プールやゴルフ場などがある多目的施設です。今回は
楽天トラベルで予約して宿泊してみました。
宿泊料金は前払いなのでフロントで3,400円を支払い、部屋の鍵をもらって客室へと向かいました。
宿泊棟には
16の部屋があり、それぞれ
レイアウトが異なっています。一階通路には
本棚と
冷蔵庫と電子レンジ、二階通路には
冷蔵庫と電気ポットがありました。夕食の用意は無いので外で済ませてくるか、コンビニエンスストア等でお弁当を買ってくる感じになります。フロントでカップ麺を売っていたりもしますが、近くにはコンビニエンスストア等が無いので注意が必要です。
こちらが今回泊まる客室です。部屋へ入ると足元に
「クツを脱いでお上がり下さい」と書かれていたのですが、疲れていたせいかクツがケツに見えた・・・。とてもコンパクトな部屋で、トイレは
共同トイレを使用するコトになります。ベッドと机があって、その横に
扇風機と暖房器具が置いてありました。
こちらは入口側です。コンパクトな洗面台があって、ちょっとした
アメニティセットが置いてありました。その横には
ブラウン管テレビがありますね。このテレビは
100円を入れると、時間制限無く一般放送を見るコトができます。ココで注意したいのはビデオボタンというのがあって、このビデオボタンがONになっていると、
10分で電源が切れてしまうコトです。実はこのビデオボタンを押してチャンネルを2に合わせると
アダルト番組が流れるようになっているのでした。
疲れていたので少し部屋で昼寝をしてから
浴場へとやってきました。浴場にはシャンプー等が無いので、部屋にある
アメニティセットを持って行きます。なお、客室にはバスタオルが無いので、ココへ泊まる際はバスタオルを持参するのを忘れないようにしましょう。脱衣所には鍵付きのロッカーがあるので、貴重品がある場合は防犯のため鍵付きロッカーの使用をオススメします。
浴室へ入ると
洗い場があって、その奥に湯船がありました。内湯には2つの湯船があって、
手前の湯船が後楽園1号井、奥が後楽園2号井のお湯となっています。
後楽園1号井(No.137-007)のお湯は、成分総計314ミリグラムの単純泉で、pH値が8.9あります。源泉温度33.1℃のぬるいお湯が加温せずにそのまま注がれていました。常連さんにはこの湯船が人気のようです。
コップがあったので源泉を汲んで飲んでみたところ、ほぼ無味無臭でしたが、なかなか美味しい感じでした。
こちらは
後楽園2号井(No.137-008)のお湯を使っている大湯船です。温泉分析書によると成分総計1,260ミリグラムの食塩泉で、pH値が9.4、源泉温度が43.3℃となっています。見た感じは少し黄色みがかっているようですね。こちらの湯口にもコップが置いてあったので
飲泉してみたところ、若干硫黄味のある温泉でした。浴感はツルツルする感じでかなり気持ち良いです。内湯には他に
サウナや
打たせ湯、地下水を利用した水風呂もありました。打たせ湯はバルブで勢いを調節できるので気持ち良かったです。打たせ湯のお湯は後楽園1号井のモノとなっていました。
露天風呂もあります。露天風呂のお湯は後楽園2号井とのコトですが、温度調節のため加温しているとのコトでした。この日は加温していなかったのか、とてもぬるめな湯温で、それはそれで良いかなぁといった感じでした。入浴後は
無料の休憩所があるので日帰り入浴でもゆったりとくつろぐコトが可能です。
こちらは別なところにある家族風呂です。家族風呂は全部で3室あって、
60分1,000円で利用できるのですが、写真の浴室は最近改装された特別室で、60分1,300円となっていました。網走管内の温泉家族風呂って結構貴重な存在だと思います。
フロントの横にあるプールへとやってきました。
更衣室にはロッカーが沢山あって、壁には
こんな看板があります。実は後楽園のプールというのは温泉なのです。更衣室内に
温泉分析書別表も掲示されていました。シャワーブースには何やら
浴槽のようなモノが置かれていますが、これは消毒槽とのコトで、泳ぐ前にココへ浸かってカラダを消毒するようです。宿泊者は無料でプールを利用できるとのコトでした。
こちらが後楽園の温泉プールです。ボクには広大な湯船に見えてしまうので、さっそくスッポンポンになって
飛び込んでみようかと思ったのですが、水着を着用しないとダメとのコトなので、今回はやめておきました。プールのお湯は後楽園1号井のモノを使用しているとのコトです。横には
子供用の滑り台付きプールがありました。小さい頃、ココで遊んだような記憶があります。
買ってきたチューハイを飲んだりしていたら、眠たくなってきて寝てしまいました。なお、客室にはティッシュ等が無いので、夜中にティッシュが必要となる場合などは注意が必要かもしれません・・・(謎) 宿泊客はチェックアウトの10時まで大浴場を利用できるのですが、夜間は露天風呂とサウナが利用できないとのコトでした。また、午前3時から7時までは浴室清掃のため大浴場は利用できません。
朝7時から8時半まで軽朝食のサービスがあるとのコトなので、一階の食堂へやってきました。
パンや
飲み物といった簡単な食事ですが、こういったサービスはうれしいですね。セルフサービスなので自分で
勝手に温めたりして食べます。
美幌後楽園は以前から記事にしたいと思っていた温泉施設だったのですが、なかなか人気のある温泉で、日中の浴室撮影はタイミングが良くないと困難な感じです。この日も朝9時の開店直後から沢山の人々が日帰り入浴に訪れていました。今回は宿泊してようやく浴室の撮影に成功した感じです。実は以前に予告編のような感じでココの
「温泉洗車場」を紹介したのを覚えているでしょうか? プールだけではなく洗車場も温泉という贅沢な温泉施設でした。
★美幌温泉 びほろ後楽園(びほろおんせん びほろこうらくえん)
場所 : 北海道網走郡美幌町瑞治140の6
電話 : 0152-73-1992
料金 : 400円
営業 : 10:00-22:30
休業 : 不定休
宿泊 : 2017年からプールと宿泊は廃止されました
泉質 : 単純泉(アルカリ性低張性低温泉)・食塩泉(アルカリ性低張性高温泉)
成分 : 成分総計314ミリグラム(Na-HCO3)
: 成分総計1,260ミリグラム(Na-Cl)
泉源 : No.137-007(1号井)・No.137-008(2号井)
備考 : シャンプー等なし・ドライヤー有料・休憩室あり・家族風呂あり
感想 : ★★★★☆
釣りダー
釣りダー
よし
ひさを
かわちゃん
米谷
ちゃっぴー
ちゃっぴー
えむご
こに