じゅん☆ブログ

2005年11月の記事一覧
2005/11/28
スヤスヤ
ネコは「ぱるぷんて」をとなえた!さんのブログで、「第二回 可愛い☆ぶさいく顔選手権」が行われています。前回、参加したのですが、今回はエントリーし損なってしまいました。で、前回の写真を少し載せようと思います。この写真は3年前にネコちゃん達を拾ってきた頃のもので、拾ってきてから2週間くらい経ったある日のお昼寝の様子です。気持ち良さそうにスヤスヤと眠っています。
ふうぁ~
おっ! パムちゃんが目を覚ましたようです。ふうぁ~っと伸びをしています。テトちゃんがちょっと下敷きになっていますね。大丈夫でしょうか?
あ~~~
伸びをした後は大あくびです。良く寝たにゃ~って感じでしょうか? テトちゃんも目を覚ましたようですが目の焦点がおかしいような気がします。下敷きになって苦しいのかも!?
ぐぇ~
ありゃりゃ、スゴイ顔になっちゃってます(笑) 普段はこちらの写真の顔でカワイイのですが、一歩間違えるとこんな顔になっちゃうんですね。「可愛い☆ぶさいく顔選手権」はどなたでも投票できますので見に行ってみてください。
2005/11/28
緑の湯外観
清里町(きよさとちょう)にある「清里温泉 緑の湯」へ行ってきました。この緑の湯はJR緑駅のすぐ近くにある町営の温泉施設で、館内は体の不自由な方が利用しやすいように、バリアフリーな構造になっていて、介護者と同伴で入浴できる個室風呂の「思いやり風呂」もあります。
脱衣所には温泉分析書が掲示されていて、ドライヤー鍵付きロッカー(100円リターン式)もありました。
緑の湯男湯
こちらが男湯の内湯です。2つの湯船があって、高温湯と中温湯に分かれています。ドバドバと掛け流されているのですが、衛生管理のために塩素消毒をしているとのコトでした。加水や加温はおこなっていないそうです。
内湯へ入浴♪
高温湯へ入浴してみました。この日は誰もいなくて写真撮り放題です(笑) それにしても、380円でこんな立派なお風呂を独占できちゃうなんてシアワセですね♪ お湯は無色透明な成分総計1,815ミリグラムの食塩泉で、源泉温度は44.3℃、pH値は8.88となっています。間違って舐めてみると微弱な塩味がしました。
緑の湯露天風呂
こちらが町内初と言われている露天風呂です。住宅街の一角にあるため、外の景色は見えないようになっていますが、こじんまりとしていてイイですね。
露天風呂へ入浴♪
露天風呂は天気が良かったので気持ち良かったです。入浴後にゆっくりできる無料の休憩所もあって、休憩所には無料のお茶や水、電子レンジ等がありました(食事等の提供はありません)。この緑地区の周辺には裏摩周展望台や神の子池といった観光名所があるので、そこへ行く途中などに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

★清里温泉 緑の湯(きよさとおんせん みどりのゆ)
 場所 : 北海道斜里郡清里町緑町26番地14
 電話 : 0152-27-5511
 料金 : 390円(おもいやり風呂90分1,170円)
 営業 : 10:00-21:00(1~2月は10:30~21:30)
 休業 : 年末年始
 泉質 : 含芒硝食塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,815ミリグラム(Na-Cl・SO4)
 泉源 : No.150-004(清里町4号井)
 備考 : ドライヤー無料、鍵付きロッカーあり、シャンプー等あり
 感想 : ★★★★☆
2005/11/27
神の子池
エメラルドグリーンに輝く神秘的な
「神の子池」へ行ってきました。ココは清里町の山奥、裏摩周にある周囲220メートルの小さな池で、もの凄く透き通っています。
Gift from GOD
神さまからの贈り物と言われているこの池の水は、日本一の透明度を誇る摩周湖の水が地下を通って湧き出しているそうです。一日に12,000トンも湧き出していて冬でも凍らないとのコトです。
ブクブクブクブク
こちらが水中です。Optio WPを初めて水中に入れた記念すべき写真です(笑) 魚が何匹か泳いでいるのですが、わかるでしょうか? ホントに透明ですね。裏摩周側は表側より有名ではありませんが、ステキな場所が沢山あります。
2005/11/25
野中温泉別館
足寄町の雌阿寒岳登山口のすぐ近くにある「野中温泉別館」へ行ってきました。この温泉は
オンネトーへ行く途中にあります。野中温泉は大正時代から続いている老舗の宿屋です。スグ隣には「オンネトー温泉 景福」があるのですが、今の時期は冬期休業となっていました。
脱衣所
受付で入浴料金を支払って長い廊下を歩いて行くと脱衣所があります。とてもキレイで清潔感のある脱衣所でした。今の時期だと空いていて、のんびりと温泉を楽しむコトができるのでオススメです。
男湯の内湯
こちらが内湯です。寒い時期の源泉かけ流しの内湯は湯気が沢山で写真を撮るのが大変でした。この内湯はココの温泉の目玉で、壁や天井、床まで釘を一本も使わずに、アカエゾマツとトドマツで組まれているそうです。木の温もりがあってイイ感じです。
入浴♪
お湯は硫黄の香りが心地良い硫化水素泉で、加温や加水を一切していない源泉かけ流しです。リュウマチや神経痛に効果があるそうです。浴室内に洗い場や石鹸などは無く、湯船の横にある木の桶に温泉と水がかけ流されているだけです。温泉そのものを満喫してもらおうという気持ちが感じられました。こういう温泉はとても好感が持てますね。
露天風呂
こちらは露天風呂です。湯温が低いため冬場はぬるく感じますが、のんびりと長湯するのにイイですね。奥に見える屋根付きの場所が女性側の露天風呂になっていて、向こう側がチラッと見えちゃいます(笑) 半混浴といった感じですね。とてもオススメな名湯です。

★民営国民宿舎 野中温泉別館(のなかおんせんべっかん)
 場所 : 北海道足寄郡足寄町茂足寄159
 電話 : 0156-29-7321
 料金 : 350円
 営業 : 09:00-20:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含正苦味食塩石膏硫化水素泉(弱酸性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計4,022ミリグラム(含S-Ca・Mg・Na-SO4・Cl(H2S型))
 泉源 : 自然湧出(雌阿寒温泉 野中温泉3号)
 備考 : シャンプー等なし・休憩所あり
 感想 : ★★★★☆
2005/11/24
笹森駅
北海道ちほく高原鉄道・ふるさと銀河線の
秘境駅めぐりも今回で終わりです。まだ行っていない駅も沢山あるので春までに再訪問できたらイイなぁと思っています。今回は足寄町にある「笹森駅」です。
笹森駅全景
笹森駅は国道242号線沿いにあるのですが、駅案内の表示等が一切無いため見つけづらいと思います。国道から100メートルほど林道を行くとヒッソリとホームが佇んでいました。
ホームからの眺め
ホームからの眺めです。近くに保線小屋らしきものがある以外は人家等はまったくありません。こういう場所に来てボーっと景色を眺めていると感慨深いものがあります。
トブシの滝
駅から100メートルほど離れた国道脇に「トブシの滝」という滝がありました。奥の山には「屏風岩の滝」もあるようです。普段は通り過ぎてしまうような場所ですが、立ち寄ってみるとちょっとした発見があるものです。
2005/11/23
薫別駅ホームから
秘境駅シリーズ第2弾は北海道ちほく高原鉄道・ふるさと銀河線の「薫別駅」です。この駅は陸別という町にあります。陸別町は冬になると気温がマイナス30℃~マイナス40℃になる極寒の地で、北海道に住んでいるボクでも、陸別と聞くだけで何だかゾクゾクと寒気がします。
駅全景
こちらが駅全景です。前回の川上駅と同様、駅の周りに人家は無く草地が広がっていました。ホーム上の柵が木製で哀愁が漂っていました。
駅舎
ホームから少し離れたところに小屋がありました。一見、廃屋にも見えるこの小屋は駅の待合室とのコトです。利用している人がいないためか、扉が外れて無くなっていて野晒し状態といった感じになっていました。
内部
待合室の中に入って目に留まるのが木製の椅子でしょう。なんだか随分と趣のある椅子です。忘れられた時間がココには存在しているかのようでした。掲示板には秘境駅として雑誌に掲載された時の紙面がコピーして貼り付けてありました。この鉄道が廃線となった後、この椅子はどうなってしまうのだろう・・・
2005/11/20
オンネトー湖です
FC2版「じゅん☆ブログ」もおかげさまで1万ヒットを達成するコトができました。1万ヒット達成を記念して新型テンプレートを導入しました。テンプレートを作成するにあたって、いろいろ初挑戦のコトとかあって製作に一週間もかかってしまいましたが、かなりボクの理想に近いテンプレートに仕上がったと思っています。ブラウザによって微妙にズレたりするため、複数のブラウザを同時に立ち上げながら修正していくという結構ヘンテコな作業でした。</div>の付け忘れで1時間くらい悩んだり、真夜中に喘いだりと大変な思いもしましたが、あちこちのワザをパクらせていただいたおかげで何とか公開するコトができました。主な変更点ですが、ブログタイトル部分に
NaturalBreezeさんのFlashを使っています。あと、原作者がわからないのですがツリー化スクリプトと時間計算スクリプトを使わせていただきました。NEWの画像は1キロバイトの素材屋さんからお借りしました。みなさん、どうもありがとうです♪
2005/11/12
さよなら銀河鉄道
先日、
北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(旧池北線)の沿線を旅してきたので紹介しようと思います。この鉄道は北見~池田の約140キロメートルを結ぶ北海道で唯一の第三セクター方式のローカル線です。しかし、残念なコトに経営難のため、平成18年4月20日の運行を最後に廃止されてしまうコトが確実となってしまいました・・・ もう、こんな景色の中をこの列車が走るのも最後なのです。列車の警笛が妙に悲しく聞こえました。
川上駅
今回訪れたのは「川上駅」です。この駅はいわゆる秘境駅として有名な駅です。駅の周りには家などは一切ありません。一体誰がこの駅を利用するのだろう? そんな感じのところです。木造駅舎がとても趣きがありますね。
駅舎内部
駅舎内部です。当たり前ですが無人駅です。壁には駅ノートや川上駅について書かれた紙が貼ってありました。それによるとこの駅は明治44年に造られ、この周辺は林業が盛んで一日平均80人くらいに利用されていた時代もあったようです。駅舎上部には煙突の跡がありました。
ホームから
ホーム側から見た駅舎です。ホントに味のある駅舎ですね。廃止後はどうなってしまうのでしょう? 最近は効率化だの何だの言って古いものをあっさり切り捨てるコトが多いですが、コストがかかっても残しておかなければならないモノってあると思います。誰がそのコストを負担するんだってコトになってくるんですけれども、この駅舎、ぜひとも保存しておいてもらいたいものです。
2005/11/11
涛沸湖
今月8日に国内20ヶ所の湿地が新たにラムサール条約登録湿地となりました。そのうち北海道の湿地は6ヶ所なのですが、今回はその中の一つ、野鳥飛来地として有名な
小清水町の濤沸湖(トーフツ湖)へ行ってきました。
ピューピュー ギャーギャー クウォークォー
別名「白鳥の湖」と呼ばれるだけあって、今年も沢山のオオハクチョウがやって来ていました。ココは「白鳥公園」という場所なのですが、観光客などからエサをもらえるとあって、ホントに沢山の鳥たちが集まっています。これだけいると圧巻ですね。
涛沸湖と斜里岳
濤沸湖はアイヌ語でチカンプトウと言うそうで、「鳥がいつもいる湖」という意味とのコトです。周囲約28キロメートルの淡水湖で平均水深が1.1メートルと浅いのが特徴です。白鳥の群れの中に灰色の白鳥がいますが、これは幼鳥で成長すると白くなってクチバシが黄色くなります。
ユリカモメちゃん
鳥の群れの中にとてもカワイイのがいました。エサ食べまくってコロンコロンになったこの鳥はユリカモメという鳥で、足とクチバシが赤いのが特徴です。濤沸湖は一年を通していろいろな鳥たちや自然を見られる素晴らしい場所です。
2005/11/07
貯湯タンク
羅臼温泉の秘湯を紹介しましょう。
「熊の湯」の近くには羅臼川が流れているのですが、その少し下流に貯湯タンク施設らしきものがあります。その周辺では温泉がかけ流されているコトがあって、即席の秘湯を造るコトができるかもしれません。
どこからともなく湧く温泉
この貯湯タンクの周りには温泉の池ができていました。触ってみるとかなり熱いです。一体どこから湧き出しているのでしょう?
タンク裏の湯
なんと、貯湯タンク裏のバルブから温泉がバシャバシャと溢れ出していました。勿体無いですねー。あとは湯船があれば温泉のできあがりです。その他にも羅臼川へ続いているパイプがあって、そこから川へ温泉が流されています。
川へ注がれる温泉
こんな感じでドバドバと注がれています。触ってみたところかなり熱いです。湯溜まりができているのですが、熱過ぎて足湯をしたりはできません。羅臼川の水を上手く引き込めばイイ感じになりそうですが、かなりの労力が要りそうです。
ダム
今回は入浴しませんでしたが、こんな景色を見ながら温泉に入ったら気分爽快でしょうね。羅臼にはかなり沢山の温泉があります。羅臼温泉を探索するにあたって「北海道無料100秘湯(表 正彦さん著)」を参考にさせていただきました。

●羅臼川の湯(らうすがわのゆ)
  場所 : 北海道目梨郡羅臼町湯の沢町 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 含食塩硫黄泉
  備考 : 立入禁止なのかも
  感想 : ★★☆☆☆
2005/11/06
羅臼岳登山口
前回からの続きになりますが今回も羅臼の温泉です。今回紹介するのは羅臼岳登山口付近にある「湯の沢」と呼ばれている川沿いに湧く野湯です。知床国立公園羅臼温泉野営場の奥にある道からも行くコトができますが、せっかくなので羅臼間歇泉の方から入ってみました。
羅臼間欠泉
少し歩いて行くと天然記念物に指定されている間歇泉があります。立ち止まってジーっと見ていたのですがお湯が噴き上がる気配はありませんでした・・・。噴湯する際の湯温は98℃もあるそうなので近づくと危険が危ないです。この手前に小川があるのですが、川の中の岩が非常に滑りやすいです。ベチャベチャになりました・・・。あっ、危険ですから川を渡ってはいけません。
秋の山道
ココから先は羅臼岳の登山道です。木の橋を渡ったり落ち葉の道を進んだり紅葉を楽しみながら歩きました。秋の散策は気分がイイですね♪
案内看板
しばらく歩くと登山道の案内看板があります。羅臼岳入林届けに記帳して下さいと書いてありました。この看板の先を数メートル行ったところで登山道を外れて沢へと下りて行きます。
湯ノ沢
すると川沿いのあちこちから温泉が湧き出している場所に出ました。鈴虫みたいな虫の声が聞こえてきます。温泉のあるところには鈴虫がいるなぁと思いながら川を遡って行きます。川のあちこちに引湯ホースが散らばっていました。
湯ノ沢の湯
この辺りの川は通称「発電所川」とも呼ばれています。地図で見ると発電所の地図記号があるので発電所があったようですが、浄水場以外にそれらしき施設は見当たりませんでした。しばらく行くと上流から温泉と川水が流れてきて混ざり合っている場所を発見しました。
湯船造り
湯溜まりの湯温が低かったので川の流れをその辺にある小岩で塞き止めてみます。水の流入量が減ってくると湯船の温度が少しづつ上がってきました。しかし、コレがなかなか難しい・・・
入浴
一時間ほど試行錯誤の末、やっと野天風呂が完成し入浴しました。もう意地と根性です(謎) なかなか温かくてイイ気分で浸かっていたのですが、いつの間にか造った小岩の堤防が決壊! アっという間に温泉が冷たい川の水と化し、秋空の下でブルブルと震えていたのでした・・・

●羅臼温泉 湯の沢の湯(発電所川の湯)
  場所 : 北海道目梨郡羅臼町湯の沢国有林 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 重曹食塩泉
  備考 : ヒグマ出没注意・要装備
  感想 : ★★★☆☆
2005/11/05
羅臼温泉園地遊歩道
羅臼町(らうすちょう)の落沢川沿いを探検してきました。知床観光ホテルの前にある駐車場にクルマを停めて羅臼温泉園地遊歩道へと入ります。紅葉がとても美しかったです。
遊歩道の階段
遊歩道を奥へと進んで行きます。なんだかヒグマが出そうな雰囲気でビクビクしながら進みましたが、幸い出てきたのは
エゾシカだけでした。エゾシカがキョエーキョエーと鳴いていました。
羅臼川の湯
遠くに白い湯煙りが見えました。あの辺りには源泉貯湯タンクがあって、一部の源泉が羅臼川に放流されているコトがあります。詳しくは「羅臼川の湯」の記事をご覧下さい。
落沢川
やがて小川に架かる小さな橋に辿り着きました。この小川が落沢川です。遊歩道を外れて落沢川を遡って行きます。今回は何を思ったのか普通の靴でこの川沿いを進みました。最低でも長靴と軍手は装備して来るべきです・・・。
温泉跡地
しばらく進んで行くと硫化水素臭が漂ってきます。するとコンクリート製の湯船みたいなモノが見えてきました。コンクリートの中には温泉が貯まっています。ウワサによるとこの辺りは温泉跡地とのコトです。残念ながら熱いし汚いしで入浴するコトはできませんでしたが、探検中にこういうのを場所を見つけると感動しますね(笑)
落沢川の湯
さらに上流へ進むとムクムクと湯煙の昇っている場所を発見しました。相当な量の温泉が湧き出しているようです。湧き出した温泉はもったいないコトにひたすら川へと流れ込んでいます。下を流れている川を利用して湯船を造ろうと思ったのですが、上手くいかなくて断念しました。
湧き出る温泉
源泉湧出孔です。ボコボコと大量の温泉が湧き出していました。もう、源泉かけ流しまくりって感じです。何だかもったいないですよね。
落沢川の湯全景
川の方から見てみるとココも人工的な土手のようになっていました。昔は何か温泉施設でもあったのでしょうか? この周辺は「熊の湯」を中心として100近くの温泉湧出孔がある大温泉地帯となっています。まだまだ知られざる温泉がありそうな感じでした。

●羅臼温泉 落沢川の湯(元湯の沢の湯)
  場所 : 北海道目梨郡羅臼町湯の沢国有林 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 重曹硫黄食塩泉
  備考 : ヒグマ出没注意・要装備
  感想 : ★★☆☆☆
2005/11/03
夏場の温泉小屋
ココは知床岬の近く、日本で一番東にある温泉、「相泊温泉」です。写真は
夏に行った時のものです。夏場だけ写真のような男女別に仕切られた湯小屋が設置されているのですが、秋にはどうなっているのでしょう?
秋の相泊温泉
秋の相泊温泉です。やはり湯小屋は撤去されていました。ポツンと湯船らしきものが残っています。向こうに見える赤い灯台のところが相泊の行き止まりの場所です。
埋まってる・・・
海岸へ下りてみました。湯船が半分くらいですが残っているみたいです。入浴できるのかな?
湯船
湯船です。男湯は石でほとんど埋まっていました。女湯は残っていましたがかなり浅くなっていました。秋は混浴ですね。小屋が無いと開放的でイイ感じです。ただ、道路からも丸見えですけど・・・(笑) 入ろうかと思ったのですが、お湯がちょっと汚くて断念しました。

★相泊温泉(あいどまりおんせん)
 場所 : 北海道目梨郡羅臼町相泊
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休(冬は埋まっていて入浴困難)
 泉質 : 食塩泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計4,799ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : 自然湧出
 備考 : 春秋は混浴、夏は男女別
 感想 : ★★★☆☆
2005/11/02
紅葉の薫別温泉
前回からの続きになりますが、迷いやすい林道やちょっと危ない崖をクリアして秋の薫別温泉に到着しました。紅葉は終わりかけですが、見てください!この絶景です♪ 苦労して来た甲斐がありました。下にちょこっと写っているのが一枚岩を刳り抜いて造ったという湯船です。
薫別温泉と薫別川
ココへ来て覚悟しなければならないのが水汲みです。夏の記事にも書きましたが、ココのお湯はかなり熱いので気合を入れて薄めなければなりません。
薫別川の清流を汲む
バケツにロープを付けたものが置いてありましたが、上からロープを垂らして水を汲んでいたのでは埒が明かないので、マイバケツを使って川と湯船を何回も往復します。湯船は川より2メートルほど高い位置にあるので大変です。
入浴♪
苦労した末にやっと入浴するコトができました! 今回はかなり薄めたのでゆっくりと秋の景色を楽しみながら入浴できました。紅葉や川の流れを見ながら入る大自然の露天風呂は最高ですね♪ 少し高いところにある岩の間から温泉が湧き出てきていて、岩が析出物でオレンジ色に変色していました。
休憩♪
少し上流の岩場から湯煙が昇っていました。おそらくそこが「不濁の湯」と呼ばれる場所だと思います。今回は長靴も装備してきたのですが、川の水位が高く思ったよりも深い場所があるので、そこへ行くのは諦めました。次回はゴムボートでも持って来ようかなぁ・・・

★薫別温泉(くんべつおんせん)
 場所 : 北海道標津郡標津町西古多糠
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 食塩泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計5,572ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : 自然湧出(薫別温泉)
 備考 : 混浴・要バケツ・熊出没注意
 感想 : ★★★★★
2005/11/01
スタート地点
先日の新聞に秋の
薫別温泉が載っていました。これは行ってこなくてはと思い行ってきたので、今回は道順を案内しながら紹介しようと思います。薫別温泉へのルートはいくつかあるようですが、頑張って写真の場所まで来ましょう。ココがスタート地点です。金山方面(滝の沢支線)は金山スキー場(国道244号線)の方へ繋がっています。北7線方面は舗装道路で古多糠(こたぬか)へ繋がっています。どちらかというと北7線側から来る方が分かりやすい感じがします。
800m地点
滝の沢林道に入って800メートルほど行くと最初の分岐地点があります。薫別温泉へは直進です(現在はココで通行止となっています)。右へ行くと国道335号線へ出ますが、なかなか悪路なので行かない方がイイです。ココから先は路肩の緩い場所や崖崩れの危険性のある場所があちこちにあるので気を付けましょう。
3300m地点
スタート地点から3.3キロメートルほどで赤い橋が見えてきました。橋を渡ると左右に分岐があります。ココは右側へ進んで行きます。左側はどこへ行くのかわかりません。変な場所へ行くとヒグマとか出てくるので要注意です。
3700m地点
スタート地点から3.7キロメートルほどで最後の分岐点へ到着しました。右側に「通行止」の看板があります(現在はありません)。左側は山の中へ続いていますが途中で行き止まりになっていたと思います。この写真の中央に岩が写っているのですが、その岩に「ゆ→」と赤いペンキで書いてありました。夏に来た時には草で覆われていて気付きませんでした。
3700m地点(通行止)
通行止の看板もかなり朽ち果てていました。ココから先は道幅も狭くデコボコした悪路になっていて崖崩れの危険もあります。温泉へは残り400メートルくらいです。なお、通行止ですから何があっても自己責任です。
4100m地点
少し行くと「湯の橋」に着きました。橋の下には薫別川が流れています。この橋からの眺めがなかなかイイ感じです。熊がいないかとドキドキしながら川辺へ降りてみましたが、今にもその辺で熊が秋鮭を獲っていそうな感じの場所でした。
温泉への崖
湯の橋から少し行くと崖崩れのあった場所があって、白い土嚢が積んであります。ココから川側の崖を下って行きます。スタート地点からココまで4.1キロメートルくらいです。
崖下り
写真では分かりづらいですが急勾配な道となっています。ロープが張ってあるのが救いですね。滑落すると薫別川が待ち構えています。この崖を降りると薫別温泉です。温泉については次の記事で書きたいと思います。
ココから3.3キロ先です
ココからは追記となりますが、この記事で紹介した薫別温泉へのルートは平成20年10月現在、通年通行止となっており、クルマで薫別温泉へ行くコトはできなくなっています。崖崩れの危険やヒグマ出没の恐れもありますので、この記事を参考に行動してみようという方はくれぐれもご注意ください。何があっても自己責任です。なお、滝の沢林道が再び開通する目途はまったく立っておりません。おそらくはこのまま廃道と化していくのではないかと思われます・・・。