じゅん☆ブログ

2006年12月の記事一覧
2006/12/22
池の湯全景
いつ訪れても景色の良い「池の湯」へ行ってきました。ココは弟子屈町(てしかがちょう)の屈斜路湖東側の湖畔にある無料の露天風呂です。
過去記事の秋や夏の景色と比べながらご覧ください。
池の湯
池の湯は直径20メートルほどある円形の湯船で、その名の通り池のように広い温泉です。目の前には屈斜路湖が広がっていて、池の湯から溢れたお湯が流れ込んでいました。
池の湯のシンボル
池の湯にある謎の石塔です。何か鳥の翼のようにも見えます。昔、池の湯付近には冬になると白鳥が訪れて羽を休めていたそうなので、白鳥をイメージしたモノなのかもしれません。
入浴♪
入浴してみました。底がヌルヌルしているのですが、夏よりは入りやすいかもしれません。泉質は重曹泉で湯温は40℃弱といった感じでぬるめです。歩くと湯船の底から藻のようなモノが浮かび上がってきました。
池の湯ボランティア管理人
池の湯の入口には写真のような注意書きがありました。日本語、中国語、韓国語、英語で「ココは国立公園なので石鹸やシャンプーを使わないで下さい」と書かれていました。たとえ国立公園内でなくても、こういう野天風呂では基本的に石鹸、シャンプー等は使用禁止です。禁止と書いていなくても禁止です。

●池の湯(いけのゆ)
  場所 : 北海道川上郡弟子屈町屈斜路湖池の湯 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 重曹泉
  備考 : 混浴・脱衣所あり
  感想 : ★★★☆☆
2006/12/20
オンネトー湖
ある天気の良い日に阿寒国立公園の
「オンネトー」へ行ってきました。オンネトーは雌阿寒岳の火山活動によってできた堰き止め湖で、天候や見る位置によって湖面の色が変化するコトから「五色湖」とも呼ばれています。
雌阿寒岳と阿寒富士
オンネトーとはアイヌ語で「大きい沼」とか「年老いた沼」という意味があるそうです。背後左側にある白煙の出ている山が雌阿寒岳で右側が阿寒富士です。
神秘的なオンネトー
少し奥まで行くとボクの大好きなスポットがあります。この日はエメラルドブルーといった感じでキレイでした。「じゅん☆ブログ」のトップ画像も何年か前のオンネトー湖のモノです。オンネトー湖を見たら先日紹介した雌阿寒温泉オンネトー湯の滝にも立ち寄ってみてください。
2006/12/17
野中温泉YH
ある天気の良い日に大好きな
「雌阿寒温泉」へ行ってきました。ココには3軒の温泉宿があります。1つは「野中温泉別館」、もう1つは「オンネトー温泉 景福」、そして今回紹介する「野中温泉ユースホステル」です。3軒とも日帰り入浴が可能で素晴らしい温泉があります。
野中温泉YHの受付
受付で入浴料金を支払います。ココの日帰り入浴料金はなんと200円です。さすがユースホステルですね。こんなに安くてイイのでしょうか? 「今日は誰も居ないからゆっくりしていってください」と声をかけてくれました。
休憩室
中へ入ると休憩所のような場所がありました。旅人が集まる語らいの場所といった感じでいろいろなモノが飾ってあります。飲み物の自動販売機も設置されていました。
掲示板
道内各地のユースホステル情報が掲示されています。掘り出し物の情報があるかもしれませんね。そろそろ浴室へ向かいましょう。
男湯
こちらが浴室です。野中温泉別館と造りが似ていてビックリしました。野中温泉別館の方には露天風呂がありますが、こちらはこの内湯1つだけとなっています。すべて木で造られていてとても温もりが感じられました。
木の天井
上を見上げてもすべて木で造られています。小窓から太陽の光が射し込んでいて心地良い感じです。こういった雰囲気だと心身ともにくつろげますね。
洗い場
洗い場らしき場所にカランや鏡、シャンプー等は無く、あるのはこの湯口とケロリンの桶と木の腰掛けだけです。純粋に温泉を楽しんでもらおうという配慮なのでしょうね。
湯口から大量の源泉が
そして湯船側の湯口からはかなりな量の源泉が注がれていました。これだけ注がれていると湯船のお湯は常に新鮮な状態であると言えますね。
源泉かけ流し
注がれた分だけ溢れ出て贅沢にかけ流されています。この視覚的な雰囲気がホントに最高なのです。ホンモノの源泉かけ流しはやっぱり違いますね。
入浴♪
湯船に太陽の光が射し込んでいて心地良く入浴できました。湯温も絶妙で硫化水素泉らしいとても良い香りがしていて最高です。泉質は含食塩石膏硫化水素泉で、空気に多く触れると白濁するようです。ココのお湯は湯船に付着した温泉成分と光の関係でエメラルドグリーンに見えますね。他に誰も居なかったので独占して最高のひと時を過ごさせていただきました♪
最高のひと時を・・・
あぁ、こんなステキな温泉に200円で入るコトができるなんてとてもシアワセな気分です。この後は久しぶりにオンネトー湖の写真を写してきました。

●雌阿寒温泉 野中温泉ユースホステル(のなかおんせんユースホステル)
  場所 : 北海道足寄郡足寄町茂足寄159 【地図】 【閲覧】
  料金 : 200円
  営業 : 07:00-21:00
  休み : 年中無休
  泉質 : 含食塩石膏硫化水素泉(中性低張性高温泉)
  備考 : 廃業(もうダメでしょう・・・)
  感想 : ★★★★☆
2006/12/15
イソ湯半島
弟子屈町(てしかがちょう)屈斜路湖畔にある
「イソ湯」へ行ってきました。今年の春に訪れた時には流氷のような光景に驚きました。あれから8ヶ月でどうなっているのでしょうか?
イソ湯
イソ湯へ到着しました。道道52号線からこの砂浜へ続く砂利道があるのですが、クルマ止めができていました。おそらく自然保護のための対策だと思われます。
イソ湯からの眺め
こちらがイソ湯です。入浴するつもりで来たのですが、湖側にあった土嚢袋も無くなっていて、そこから砂が流れ込み湯船はほとんど埋まっていました。国立公園内なので土嚢袋は撤去されたのかもしれません。
湧き出す温泉
近づいてみると岩の割れ目からアブラ臭のする温泉が湧き出しています。今から10年ほど前に発見されたという比較的新しい野湯です。源泉温度は40℃くらいのようですが、夏にのんびりと浸かるにはちょうどイイ温度だと思います。冬だとちょっと厳しいのですけど・・・。
イソ湯と屈斜路湖
と、いうコトで今回は入浴できませんでした。またいつか入浴できる日が来ると良いですね。こんなに湖に近くて景観の良い温泉はなかなかありませんから。

●イソ湯(緑湯)
  場所 : 北海道川上郡弟子屈町屈斜路湖 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 不明
  備考 : 混浴
  感想 : ★★★☆☆
2006/12/09
秋の知床
秋頃に画像だけアップロードして記事にするのを忘れていたモノが出てきました。ココは秋の知床、岩尾別川の河口付近です。つい最近、沢山のサンマが漂着したコトで話題となりました。
岩尾別
知床五湖へ向かう道の途中から岩尾別温泉への分岐を進みます。この辺りの川岸は秋になるとヒグマが現れるコトで有名です。この日も沢山のカメラマンがスタンバイしていました。
三段の湯
4キロメートルほどで行き止まりの岩尾別温泉に到着します。そこには
「ホテル地の涯」というホテルがあります。そのすぐ近くの森の中にあるのが「三段の湯」という露天風呂です。ホテル地の涯で管理している露天風呂なのですが、無料で利用するコトができます。
三段の湯(上段)
三段の湯はその名の通り湯船が三段になっています。こちらは上段の湯船です。上の方から温泉が流れてきているので、この湯船の温度が一番高くなっています。湯温は40℃くらいでぬるめです。
三段の湯(中段)
こちらは中段の湯船です。三段の湯は混浴というコトになっていますが、湯船の横には遊歩道のような道があるので、女性の方は入浴しづらいのではないかなぁと思います。
三段の湯(下段)
そして下段の湯船です。ココはかなりぬるくなっていました。秋の知床は外気も冷たくなってきているので、この温泉の利用は夏の暑い時期が快適かもしれません。
入浴♪
一番見晴らしの良い上段の湯船で入浴しました。世界自然遺産知床の紅葉を見ながら入る露天風呂は最高ですね♪ それにしてもココの湯船底はツルツルになっていて滑ります。ひっくり返らないように注意しましょう。
三段の湯全景
カムイワッカ湯の滝は今年から立入規制され、一の滝までしか行くコトができなくなってしまったので、この岩尾別温泉が穴場かもしれません。冬になると周辺の道は通行止となり、岩尾別温泉も冬期休業となります。三段の湯のお湯は春まで抜かれてしまいますが、ココのすぐ近くにある「滝見の湯」のお湯は真冬でも湧き続けているようです。いつか冬の岩尾別温泉へ来てみたいと思っています。

●岩尾別温泉 三段の湯(いわおべつおんせん さんだんのゆ)
  場所 : 北海道斜里郡斜里町岩尾別温泉 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 冬期(11月~4月)
  泉質 : 含重曹食塩泉
  備考 : 混浴
  感想 : ★★★☆☆
2006/12/07
大湯沼川
大湯沼から少し歩くと大湯沼川探勝歩道入口があります。そこから少し行くと「大正地獄」という湯沼がありました。湯量が増減する間歇泉で湯量が減った時には不気味な地鳴りとともに、お湯の色が変化する不思議な沼です。その先は大湯沼と大正地獄のお湯が合流して写真のような湯の川になっています。
大湯沼川探勝歩道
大湯沼川探勝歩道の途中には川へ下りて行ける石段があったりします。ココで足湯を楽しめそうですね。足湯もイイのですが、その向こう側の小さな滝のところが湯溜りになっていて、ちょうどイイ湯船になっていたりします。人の気配が無ければ入浴してしまいそうな場所です。
湯船だぁ~♪
さらに先へ進むとこんなイイ場所がありました・・・。ボクには湯船にしか見えません(笑) 大湯沼からはかなり離れているのですが、それでも湯温は40℃以上あり、ちょうど良い感じとなっています。これはもう入浴するしかないですね!
大湯沼川天然足湯
そう思った視線の先では沢山の人々が足湯を楽しんでいました。こんなに人が居てはハダカになるワケにもいきません・・・。この足湯は平成17年に整備されたモノで、登別の新名所として人気を集めています。こんな素晴らしい森の中で楽しむ足湯は最高ですね。
源泉小屋の湯
大湯沼川探勝歩道も終点に近づきました。出口付近に「石水亭」の源泉小屋があってお湯がかけ流されていました。このお湯を浴びたら気持ちイイだろうなぁ~。それにしてもこの大湯沼川はとても感動的な場所でした。今度は夏の早朝にでも訪れていろいろやりたいと思いました(謎)

●登別温泉 大湯沼川天然足湯(おおゆぬまがわてんねんあしゆ)
  場所 : 北海道登別市登別温泉町 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 硫黄泉
  備考 : 裸注意!
  感想 : ★★★☆☆
2006/12/06
大湯沼遊歩道
前回の続きになります。地獄谷から大湯沼遊歩道へ入りました。ココから大湯沼へ行けるようです。上り坂も多くてなかなか大変ですが、自然の中を歩くのは気分がイイものです。
准提観音
途中、奥の湯への分岐があって行ってみました。モクモクと白煙が立ち昇っていて地獄の湯釜みたいな場所です。道中のあちこちに御地蔵さまがありました。
日和山大湯沼展望台
やがてとても見晴らしの良い日和山大湯沼展望台へ着きました。ココへ登って来るのは大変ですが、大湯沼を一望できる素晴らしい場所です。
日和山と大湯沼
モウモウと湯気の立ち昇る大湯沼を一望できます。こんなに巨大な「温泉」はなかなかありませんね。向こうに見える山が日和山(ひよりやま)です。標高が377メートルある溶岩円頂丘の活火山とのコトで、頂上部分から白い噴煙が立ち昇っていました。
大湯沼
大湯沼へ到着しました。周囲約1キロメートルある灰色の沼で、表面温度が約50℃あります。深さは約22メートルあるのですが、底の方になるとその温度は約130℃にもなるのだそうです。
大湯沼川へ
大湯沼を後にしました。この写真をよく見ると大湯沼から溢れたお湯が手前の方へ流れて川になっているのが分かるかと思います。この川が大湯沼川と呼ばれています。次回はこの大湯沼川を探索します。
2006/12/05
登別温泉地獄谷
ある日、支笏洞爺国立公園の「登別地獄谷」へ行ってきました。天気が悪くてパッとした写真を撮るコトができなかったのでお蔵入りする予定でしたが、来年へ向けての前置きというコトで登場となりました(謎) 前回来た時も天気が悪かったなぁ・・・。
三途の川 のぼりべつ地獄谷
登別地獄谷は約一万年前に笠山という活火山が噴火した際にできた爆裂火山跡とのコトです。直径が450メートルある谷底には沢山の噴気口が点在していて白煙が立ち昇っています。
荒涼とした景色
谷底には三途の川と呼ばれる川が流れています。青白い色をしたこの川は硫黄泉そのものですね。毎分3,000リットルもの温泉が湧き出しているのだそうです。
地獄谷の奥
地獄谷周辺は危険が危ないため立入禁止となっていますが、奥の方に谷の中へ続く遊歩道がありました。その遊歩道の行き止まりに何かあるようです。ちょっと行ってみましょう。
地獄谷遊歩道
遊歩道を歩いていると途中に青白い湯溜りがありました。きっと鮮度の高い強烈な硫黄泉なのだと思います。入ってみたいなぁという気持ちを押さえながら遊歩道を進みました。
鉄泉池(てっせんいけ)
遊歩道の行き止まりには柵で囲まれた「鉄泉池(てっせんいけ)」という間歇泉がありました。ブクブクと熱湯が湧き出していて凄い迫力です。湯温は80℃もあるそうで、さすがに入浴したいとは思いませんでした(笑) この後は大湯沼へ向かいます。
2006/12/04
若鶏時代なると
小樽で旨いと評判の
「若鶏時代 なると本店」へ行ってきました。場所はJR小樽駅の近く、稲穂3丁目という繁華街にあります。一方通行の道があるので少し分かりづらいです。
若鶏定食 1,100円
入ってスグにオススメの「若鶏定食」を注文しました。若鶏の半身をそのまま揚げたものがドーンと乗っかっていて目を惹きます。昔ながらのこのスタイルが人気の秘密らしいです。
若鶏のからあげ
昭和40年から続く秘伝の製法で揚げられています。昔から変わらないので美味しいのだそうです。小樽にこんな名物があったとは驚きでした。
お・い・し・い♪
さっそくいただきました。味付けはあっさりした塩味でシンプルですが、これが旨いです♪ そしてお肉がとても柔らかいです。箸なんて使っている場合じゃなくなって両手でムシャムシャと食べました。これで冷たい生ビールをグッと飲んだら最高なのですけれど、クルマで来ているので無理です(笑) 若鶏の他にお寿司などのメニューもありました。クリスマスや年末年始は注文が殺到して大人気とのコトです。チルド便による地方発送も受け付けているそうです。
ラジューム天然温泉 小町湯
お腹がいっぱいになった後は、信香町にある「小町湯」へ立ち寄りました。小樽市内にはこういう銭湯がたくさんあります。銭湯のある町ってイイですよね。なんだか昭和時代にタイムスリップしたような気分になります。レトロな外観の小町湯へ入ると番台があって、そのまま脱衣所になっています。カゴに脱いだ服を入れて、ガラス戸を開けると浴室です。中央に湯船があってその周りが洗い場となっていました。浴室の横にトイレへの渡り廊下があるのですが、そこがガラス張りで浴室が丸見えなのがオモシロいです。って、たまにはテキストで温泉を解説してみるのも想像力が働いてオモシロいかなぁと思ったのですが・・・。 あっ! なると、旨いですから小樽へ行ったらぜひ食べてみてくださいね(笑)

●若鶏時代 なると本店(わかどりじだい なるとほんてん)
  場所 : 北海道小樽市稲穂3丁目16の13 【地図】 【閲覧】
  電話 : 0134-32-3280
  営業 : 11:00-21:00
  休み : 月曜日
  備考 : 若鶏定食(1,100円)がオススメ♪
  感想 : ◆◆◆◆◇
2006/12/03
しま太郎1
前回紹介したニセコの比羅夫駅(ひらふえき)で思わぬ出逢いがありました。それがこの「しま太郎」という名前の駅ネコちゃんです。(画像クリックで拡大)
しま太郎2
2003年の6月に偶然迷い込んできたのだそうで、以降、この比羅夫駅の待合室で暮らしているそうです。手の角度がカワイイなぁ~。(画像クリックで拡大)
しま太郎3
最初に待合室へ入ると寝床でおやすみ中でしたが、ボクを見つけると「にゃー」と挨拶をして寄ってきました。ネコがまぶたを閉じている表情ってニコニコしているように見えますよね。(画像クリックで拡大)
しま太郎4
人間のひざの上へ乗るのが大好きとのコトなので、待合室のベンチに座って呼んでみると、さっそく乗っかってきました(笑) シッポに縞模様があるのでしま太郎と名付けられたそうです。(画像クリックで拡大)
しま太郎5
比羅夫駅はNHKの「ラストプレゼント」というドラマのロケ地になったそうで、そのロケにしま太郎もエキストラとして出演したそうです。安倍なつみさんのひざの上に乗ったとか。(画像クリックで拡大)
しま太郎6
ホントにひざの上が大好きなのですね。今日初めて出逢ったのにこんなに懐いちゃっています。こんな人懐っこいネコちゃんも珍しいですね。(画像クリックで拡大)
しま太郎7
数年前に尿路結石を患ったそうなのですが、現在は再発するコトも無く元気に過ごしています。この場所がすっかりお気に入りな様子です。(画像クリックで拡大)
しま太郎8
しばらく膝の上で寝かせていたら恍惚な表情になっていました(笑) これからもこのしま太郎が沢山の人々を比羅夫に招いてくれるコトでしょう。(画像クリックで拡大)
しま太郎9
待合室の壁に挨拶文としま太郎のカワイイ写真が飾ってありました。しま太郎をひざに乗せた後で服に付いた毛を取るためのガムテープまで備え付けてあります。またいつか逢おうねと言って比羅夫を後にしました。(画像クリックで拡大)
2006/12/02
羊蹄山(蝦夷富士)
ニセコの旅もいよいよおしまいです。写真は帰り道で撮影した羊蹄山(ようていざん)です。標高が1898メートルある成層火山で、富士山に似ているコトから蝦夷富士とも呼ばれています。日本百名山にも指定されている雄大な山です。
比羅夫駅
その羊蹄山の麓にひっそりとあるのが今回紹介する
「比羅夫駅(ひらふえき)」です。旅の途中で偶然立ち寄ったこの駅ですが、ココはとても魅力のあるステキな場所でした。これだから駅めぐりはやめられませんね(笑)
比羅夫駅待合室
何かオモシロいモノはあるかなぁ~?っと思って駅舎内に入ってみました。待合室の椅子に子供のオモチャが置いてあったりして家庭的な雰囲気です。そして駅事務所の扉に「駅の宿ひらふ」という看板が下がっていました。
駅の宿ひらふ
扉の内部を覗いてみると部屋のようになっていました。現在の比羅夫駅は無人駅なのですが、昔の駅事務室を再利用して民宿をやっているのだそうです。全国でもココだけの珍しい民宿とのコトです。2階には山小屋風のベッドルームがあります。
ホームからの眺め
ホームから見た比羅夫駅です。民宿に宿泊するとココのホームでバーベキューや炭火焼きジンギスカンを食べたりできるそうです。なんだか楽しそうですね。冬に備えて沢山の薪が用意してありました。ニセコひらふスキー場が近いので冬でも利用する人が多いようです。
コテージ
駅舎の横にはお洒落なログコテージもありました。男女別相部屋形式で宿泊できるようです。個室は応相談とのコトでした。冬に宿泊すると鍋料理が出たり、連泊するといくら丼が出たりするようです。
浴室
駅舎とコテージの間に何だかとても気になる小屋を発見しました。ボクの大好きなマークが付いています(笑) 小屋の中には石油ストーブやランタン、脱衣カゴがありました。ココは浴室なのですね。こんなステキなお風呂があるなんてビックリです。
丸太風呂!
そしてさらにビックリしたのがこの湯船です。オーナーが大きな丸太を刳り抜いて造った丸太風呂です。駅の宿ひらふのHPに製作過程が記されていましたが、これだけのモノを造るのは大変だったコトだろうと思います。これは泊まったら絶対に入ってみたいですね。
無人直売所
駅前に無人直売所というのがありました。カボチャや黒豆、ニンニクなどが売られていました。実は比羅夫駅でステキな出逢いがありました。それは後日記事にしようと思います・・・