じゅん☆ブログ

2007年04月の記事一覧
2007/04/30
フレの湯
先日紹介した
「手水の湯」の近くにはいくつかの温泉湧出場所があります。今回紹介するのは、この付近で一番入浴しやすいと思われる「フレの湯(浴槽)」です。フレの湯は2つあって、もう一つの「フレの湯(ドラム缶)」は次回紹介しようと思います。手水の湯近くの茶色い水が流れてくる沢を進んで行くと写真の井戸みたいなモノが現れました。
蓋を開けると・・・!
その上に載せられていた板や蓋などを取り除くと、ご覧のようなお風呂が出現しました! これはちょっと感動モノです(笑) そして見て下さい、このお湯の色! 赤茶色というかオレンジ色の素晴らしいお湯です。鉄分が豊富に含まれているコトからこんな色になっているようです。
湯温計測
さっそく湯温を計ってみると44℃でした。これはちょうど良い湯加減ですね。蓋が載せてあったおかげで湯船の中に堆積物等も無いようです。さっそく入浴してみるコトにしました。
恐る恐る入浴
湯船の底が見えないので恐る恐る入浴してみました。溢れたお湯がザバーっと流れ出していきます。このお湯は一体どこから来ているのだろうと思ったら、驚いたコトに湯船の底からポコポコと湧き出してきていました。ちょうど温泉の湧き出している泉源の場所に、この浴槽が埋め込まれているのです。普通、こういう浴槽であれば、引湯ホース等で温泉を投入すると思うのですが、この湯船は足元自噴なのです。一体誰がこんなに凝った湯船を設置したのでしょう? 凄い人がいたものです・・・(笑)
入浴♪
オレンジ色の見事なお湯を楽しみながら入浴しました。フレとはアイヌ語で「赤」という意味なのだそうです。この温泉にピッタリな名前だと思いました。タオルはオレンジ色になってしまうので注意しましょう。ゆっくり温泉を楽しんだ後は、蓋などを元通りにして次の場所へ向かいました。

●阿寒川フレの湯(あかんがわふれのゆ)
  場所 : 北海道釧路市阿寒町オクルシベ 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 単純泉
  備考 : 混浴
  感想 : ★★★★☆
2007/04/29
散乱する骨・・・
ある春の温かい日に阿寒川の温泉を探索しに行ってきました。国道240号線の清流橋近くにクルマを停めて沢へ入ります。一ヶ所だけ難所があるのですが、その先は比較的楽に進むコトができました。しばらく歩くと岩場のあちこちから温泉が湧き出していて、ウワサ通りシカの骨らしきモノが散乱していました。
手水の湯
そして目の前に突然現れたのが写真の「手水の湯(ちょうずのゆ)」です。手を洗うのにちょうどイイというコトから、
北海道無料100秘湯の著者である表 正彦さんによって名付けられたモノです。周囲の岩場が良い色に染まっていました。
湯温測定
持ってきた温度計で湯温を計ってみたところ39℃ありました。少し温めですがなかなか良い湯加減です。これは手を洗うだけではもったいないですね・・・
入浴♪
というコトで気が付くとハダカになって湯船に浸かっていました(笑) 湯船の深さは20センチメートルほどで少々浅いのですが、寝転がるコトもできます。近くにステンレス製のバスタブが放置されていました。中にはスコップや引湯ホースが入っています。このバスタブを湯船の下に置いてお湯を引けば、即席露天風呂の出来上がりですね。
手水の湯全景
阿寒周辺には沢山の魅力的な野湯が存在しています。今回は6ヶ所ほど気合を入れて探索したので順次紹介していこうと思います。

●阿寒川手水の湯(あかんがわちょうずのゆ)
  場所 : 北海道釧路市阿寒町オクルシベ 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 単純泉
  備考 : 混浴
  感想 : ★★★☆☆
2007/04/28
夜の熊の湯
冬のある日、羅臼温泉「熊の湯」へ行ってきました。この辺りは大好きで良く訪れる場所なのですが、今回は夜に訪問してみました。夜の温泉記事は初登場かもしれませんね。
脱衣所
給湯ポンプの老朽化で存続が危ぶまれたコトもありましたが、多くの方の支援によってそのピンチを乗り越えました。脱衣所には
「熊の湯入浴十カ条」というのが掲示されているので良く読んでから入浴した方がイイです。
備え付けの桶
脱衣所の隅に沢山の風呂桶が置いてありました。コレは常連さんの私物というワケではなくて、入浴するみんなが使えるように備え付けてあるモノです。入浴する前にカラダをよく洗って、使った後はきちんと元の場所に戻しましょう。
なんと50℃もある!
熱いというコトで有名な熊の湯ですが、今回は温度計を持ってきて湯温を計ってみました。見る見るうちに温度計の数字が増え、最終的にはなんと50℃にまで達しました。さすがに温泉好きなボクでもこの温度で入浴するコトはチョット無理っぽいです・・・。
冷水バルブ
熱い時のために湯船横に沢水の出るバルブがあります。このバルブを全開にして沢水を引き込みました。日中にこんなに沢山の水を出していると常連の人に怒られますが、50℃もあれば文句を言う人も居ないでしょう。バルブ横の引湯ホースからは別泉源の硫黄泉がチョロチョロとかけ流されていました。
かけ湯
30分ほどで46℃まで湯温が下がりました。46℃でもビックリな感じですが、なんとか入浴できそうです。湯船のフチでかけ湯をしてカラダを慣らしてから入浴しましょう。写真は高感度撮影をしているので明るい感じですが、実際はもう少し暗い感じです。
入浴♪
なんとか入浴できました。熱くてビリビリきますが熊の湯はこうでなければいけません(笑) 日中は多くの人で賑わうのであまりゆったりとできない感じなのですが、夜だと人も居なくて最高ですね。横にあるホースから64℃の源泉が注がれていました。泉質は食塩硫化水素泉で、硫化水素臭が心地良くて芯から温まりまくる温泉です。温泉に浸かりながらキレイな星空を眺めるコトができました。
脱衣所全景
深夜でも電灯が点けられていて、除雪も行き届いていて脱衣所も完備されている。そして男女別になている湯船。こんな好条件な温泉はなかなか無いと思います。おそらく北海道で一番利用しやすい無料露天風呂なのではないでしょうか。特に冬場の利用しやすさは特筆モノです。こんなステキな温泉を維持管理してくれている熊の湯愛好会の方々に感謝ですね。

★羅臼温泉 熊の湯(らうすおんせん くまのゆ)
 場所 : 北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町
 料金 : 無料
 営業 : 09:00-06:00(朝6時~9時までは清掃時間)
 休業 : 年中無休
 泉質 : 食塩硫化水素泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,877ミリグラム(含S-Na-Cl(H2S型))
 泉源 : 自然湧出・No.129-032・No.129-0XX(羅臼温泉4・5号井混合)
 備考 : 男女別(男側は混浴可)・男女別脱衣所あり・飲酒禁止・水着禁止
 感想 : ★★★★★
2007/04/25
然別峡ダム
前回紹介した
「チニカの湯」からユウヤンベツ川の上流へ行くと然別峡ダムが見えてきます。このダムの周りにはいくつかの泉源があって、誰かが造った湯船の跡も何ヶ所かありました。
名湯なしの湯
そのいくつかある湯船の中でオススメなのがこちらの湯船です。岩で囲まれていて横には丸太の椅子もあります。藻などが浮いていますが表面だけなので取り除いて入浴してみましょう。
入浴♪
なんとか藻を取り除いて入浴してみました♪ スグそばにダムがあるので、その水飛沫がココまで飛んできます。マイナスイオンが効いていそうですね(笑)
入浴♪
お湯は少し上の方にある泉源から流れてきています。この湯船に流れ着くまでに自然と冷やされてちょうど良い湯温となっていました。
流れ出る温泉
温泉成分で岩が変色していますね。泉質は良く分かりませんがおそらく食塩泉系かと思われます。これで然別峡の野湯めぐりは一応終了なのですが、然別峡にはまだいくつか野湯があるようなので再度訪問してみたいと思っています。

●然別峡 名なしの湯(ダム下の湯)
  場所 : 北海道河東郡鹿追町瓜幕然別峡国有林 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 重曹硼酸食塩泉
  備考 : 混浴
  感想 : ★★★☆☆
2007/04/24
チニカの湯
今回は然別峡にある野天風呂の中で一番大きな「チニカの湯」を紹介しようと思います。ココは前回紹介した
「メノコの湯」から数メートル上流にある野湯で「ペニチカの湯」と呼ばれていたりもします。川底から50℃以上ある温泉が湧き出していているのですが、この日はユウヤンベツ川が増水していて川水が大量に入り込み、とても入浴できる状態ではありませんでした・・・。
丸太椅子
湯船脇の丸太に絨毯の切れ端が載せてあり、座ってくつろげるようになっていました。ゆっくりとくつろぎながら入る温泉ってイイですよね。
湯船の脇に
湯船脇の崖が棚のようになっていてサンダルや桶が置かれていました。この温泉を大好きな人が置いていったのでしょう。清掃用の道具なども置いてあったりします。今度、訪れた時にはぜひとも入浴してみたいですね。
上流を望む
メノコの湯側から見たチニカの湯です。スグ横を流れているユウヤンベツ川と比較してみると結構大きな露天風呂だというコトがわかるかと思います。
下流を望む
毎年、誰かがやってきて湯船造りをしてくれているようですね。こんな楽しい場所が北海道にあったなんて最近まで知りませんでした・・・。ボクみたいな野湯好きな人にとっては天国みたいな場所です。

●然別峡 チニカの湯(ペニチカの湯)
  場所 : 北海道河東郡鹿追町瓜幕然別峡国有林 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 重曹硼酸食塩泉
  備考 : 混浴
  感想 : ★★☆☆☆
2007/04/22
メノコの湯全景
先日紹介した
テムジンキヌプの各温泉を過ぎて、町道然別峡峰越線を然別峡ダムへ向かって進んで行くと右側への枝道があります。この枝道を進むと行き止まりがあって、車上荒し注意の看板があります。ココにクルマを停めて川の方へ下りていくと「メノコの湯」があります。
入浴♪
メノコとはアイヌ語の「女の子」という意味で、昔はその名の通り木枠で囲まれた小さくてカワイイ湯船があったのですが、現在は無くなっていて自然な湯船となっています。ココは小高い場所にあるので眺めが良いですね。藻が浮いていましたが木の枝で取り除いて入浴してみました。かなり熱いお湯で入った途端飛び出しました(笑) 何回か飛び出した末、なんとか入浴写真を撮るコトに成功です。ボクの視線の先には前回紹介した「ピラの湯」が見えています。
崖下の湯
メノコの湯の真下には「崖下の湯」と呼ばれる3つの湯船があります。メノコの湯から溢れ出た温泉が流れ込んだり、岩の間から湧き出した温泉が流れ込んだりしているようです。
湯船
お湯は透明ですが掻き混ぜると白濁する感じでした。今回は車中泊をしていて前日の夜にココの湯船へ入ってみたのですが、夜空に輝く星がとてもキレイで感動しました♪
入浴♪
崖下の湯の方がメノコの湯よりも適温で良い感じでした。3つある湯船の中では真ん中の湯船が深さもあって気に入りました。泉質は良く分からないのですが含硫黄食塩泉って感じでしょうか? 目の前にはユウヤンベツ川が流れていて、対岸にも2つの湯船を確認できましたが、今回は装備不足というコトでキャンセルしました。それにしても然別温泉峡は野天風呂だらけで感動です♪ あっ! 最初にも出てきましたが、温泉めぐりをする際は車上荒しに十分注意してください。北海道では入浴中を狙った車上荒しによる被害が多発しています。貴重品やカバンなどは常に目の届く所に置いておきましょう。

●然別峡 メノコの湯(崖下の湯)
  場所 : 北海道河東郡鹿追町瓜幕然別峡国有林 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 含硫黄食塩泉
  備考 : 混浴
  感想 : ★★★★☆
2007/04/20
こんなところに温泉分析書が!
今回紹介するのは然別峡にある「ピラの湯」です。ココは少し難しい場所にあります。先日紹介した
テムジンキヌプの各温泉を過ぎて、町道然別峡峰越線を然別峡ダムへ向かって進んで行くと右側への枝道があります。この枝道への分岐近くにクルマを停めて道無き道を川の方へ進んで行くと崖があります。この崖の下あたりにピラの湯があるのです。
ピラの湯を発見!
慎重に崖を下って行くと崖下に湯煙が見えてきました。あの場所がピラの湯のようです。崖を下って行くときに温泉分析書の石版を発見して驚きました。誰が作ったモノなのでしょう?
ピラの湯へ到着
なんとか無事にピラの湯へ到着しました。岩場にいくつかの湯船が確認できました。すぐ横にはユウヤンベツ川が流れていて秘湯ムード満点ですね。ちなみに「ピラ」とはアイヌ語で「崖」という意味なのだそうです。
ピラの湯(下の湯)
こちらは崖下に2つ並んでいる湯船です。この湯船はとても高温でおそらく50℃くらいありそうな感じでした。川の水を汲んで薄めたら入浴できそうでしたが、バケツを持ってきていなかったので断念しました。
スゴイ岩肌
この岩肌を見てください! 温泉の成分によってオレンジ色や深緑色になっていて感動モノでした。お湯も少し白濁していますね。今度来た時にはこの湯船に浸かってみたいと思います。
ピラの湯(上の湯)
先ほどの湯船から少し上の方にもう一つの湯船があります。湯船までの段差に平らな岩を並べて階段みたいにしてありました。こちらの湯船の湯温はちょうど良い感じです。
入浴♪
というコトで、さっそく入浴してみました。写真では岩壁を写していますが、反対側はキレイな川の流れる素晴らしい景観です。お湯は白濁していてカルシウム性泉らしいです。
上の湯からの眺め
然別峡にある野湯の中では、このピラの湯が一番気に入りました。アクセスは難しいかもしれませんが、見つけた時の感動も味わえるのでオススメの野湯です。

●然別峡 ピラの湯(しかりべつきょう ぴらのゆ)
  場所 : 北海道河東郡鹿追町瓜幕然別峡国有林 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 弱食塩泉
  備考 : 混浴
  感想 : ★★★★☆
2007/04/18
キヌプの湯全景
然別温泉峡特集の第4回目は「キヌプの湯」です。イスゲン川原の湯という別名もあるようです。町道然別峡峰越線の
いでゆ橋を越え、テムジン入口を過ぎて更に数十メートル行くと、右手に少し広めの駐車スペースがあります。ココからユウヤンベツ川へと向かって下りて行くとキヌプの湯が姿を現します。
川へかけ流し
岩場から湧き出した温泉がキヌプの湯へと注がれ、溢れたお湯はそのままユウヤンベツ川へとかけ流されていました。
湯船
湯船の周りが岩で囲まれていてなかなか立派な湯船となっています。ココは然別峡野湯群の中ではあまり知られていない場所で、こんなステキな湯船があるとは思ってもいませんでした。
対岸の温泉湧出
対岸の岩場に温泉湧出場所らしきものを発見しました。川の流れが急だったので対岸から眺めただけでしたが、この辺りにはこんな湧出場所が沢山存在しているので目が離せません。真に温泉の宝庫といった感じです。
キヌプの湯
キヌプの湯は夏になると藻が繁茂してスゴいらしいのですが、時期が良かったのか先に入浴していた方が掃除してくれたのかお湯がとてもキレイで快適に入浴できました。泉質は食塩泉で良く温まります。そんなに有名な場所ではないので穴場の露天風呂かもしれませんね。

●然別峡 キヌプの湯(イスゲン川原の湯)
  場所 : 北海道河東郡鹿追町瓜幕然別峡国有林 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 食塩泉
  備考 : 混浴
  感想 : ★★★☆☆
2007/04/17
いでゆ橋
鹿の湯から菅野温泉方向へ少し戻って、町道然別峡峰越線を然別峡ダム(ウベベサンケ山登山道)へ向かって進んで行くと、いでゆ橋という小さな橋が姿を現します。ココから先は然別峡の野湯密集地帯となっています。
テムジンの湯入口
いでゆ橋を渡ってすぐ右手に小さな駐車スペースがありました。そこから川へ向かって写真のような小道が続いています。ヒグマ出没注意の看板があるので用心しながら進みましょう。
川が見えてきた!
しばらく歩いて行くと、いでゆ橋の下を流れていたユトルクシュナイ川がユウヤンベツ川と合流している場所が見えてきました。もうすぐテムジンの湯が見えてくるハズです。
テムジンの湯
テムジンの湯へ到着しました。2つの川が合流している場所のすぐ脇にあります。テムジンという名の由来ですが、モンゴルにもココと似たような温泉があるそうで、そのモンゴル帝国の創設者であるチンギス・ハンの名前から取ったのだそうです。
テムジンの湯全景
こんな景色を見ながら温泉に入りました。なぜか分かりませんが今回の入浴画像が見当たりませんでした・・・。お湯は湯船の底から湧き出しているようです。湯船も深くて快適に入浴できました。お湯が熱い時には川の水を引き込めるようにホースも置いてあります。ココは秋の景色がとても良いところなので、秋頃の訪問をオススメします。

●然別峡 テムジンの湯
  場所 : 北海道河東郡鹿追町瓜幕然別峡国有林 
【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 重曹硼酸食塩泉
  備考 : 混浴
  感想 : ★★★★☆
2007/04/15
夫婦の湯A
前回紹介した
「鹿の湯」のすぐ横に「夫婦の湯」という小さな湯船が2つあります。写真の湯船は夫婦の湯Aと呼ばれていて、洞窟みたいに岩盤をくり貫いたところにお湯が溜まっていました。
湧き出す源泉
洞窟の奥から温泉が湧き出してきています。岩肌が温泉の析出物で良い色になっていました。お湯は熱めで泉質は食塩泉のようです。
入浴♪
さっそく入浴してみました。なかなか熱いお湯ですが心地良かったです。小さな湯船なので自分だけの温泉って感じがしてイイですね。こういう小さな湯船って大好きです。
湯船からの眺め
湯船からはユウヤンベツ川が見えます。ボーっと川の流れを見ながらのんびりと温泉を満喫してきました。ココのお湯が下の鹿の湯へと導かれているようです。
夫婦の湯B(激熱!)
こちらは夫婦の湯Bです。入ろうと思ったのですが、かなりな熱さで断念しました。これらの温泉は夏になるとキャンプの人や観光客で混雑するのでオフシーズンの訪問をオススメします。

●然別峡 夫婦の湯(しかりべつきょう めおとのゆ)
  場所 : 北海道河東郡鹿追町瓜幕然別峡 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 含重曹食塩泉
  備考 : 混浴
  感想 : ★★★★☆
2007/04/14
然別峡野営場から
今回からしばらくの間、然別峡(しかりべつきょう)の温泉を特集しようと思います。まず最初は然別峡を代表する露天風呂である「鹿の湯」です。菅野温泉の近くにある野営場に入って真っ直ぐ歩いて行くと写真のような看板があります。この階段を下ったところに鹿の湯があります。
鹿の湯とユウヤンベツ川
100メートルほど歩くと鹿の湯が見えてきました。すぐ横にユウヤンベツ川の流れている素晴らしい景観です。早朝なので誰も居ません。車中泊をした甲斐がありました♪
湯船
かなり大きな湯船で中央に岩があります。お湯が白濁していますね。以前は脱衣所みたいなのがあったようですが、現在はありませんでした。
入浴♪
さっそく入浴しました。とても快適な湯温です。しばらく川のせせらぎを聴きながらのんびりと浸かっていました。向こうの陽の当たっている丘にも温泉が湧き出していて、そこが「シリコトルの湯」らしいです。行ってみようと試みたのですが、危ないのでやめました。
上から覗く?
鹿の湯は上からも見るコトができたりします。こんな大自然の中で露天風呂に入るコトができるなんて幸せですね。次回は鹿の湯のすぐ横にある
「夫婦の湯」を紹介します

●然別峡 鹿の湯(しかりべつきょう しかのゆ)
  場所 : 北海道河東郡鹿追町瓜幕然別峡 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 含重曹食塩泉
  備考 : 混浴
  感想 : ★★★★☆
2007/04/10
湯元銀泉閣
上川町層雲峡温泉(かみかわちょうそううんきょうおんせん)にある
「湯元銀泉閣」へ行ってきました。層雲峡温泉は断崖絶壁が24キロメートルも続く峡谷の中心にある温泉街で、黒岳などへの登山拠点としても知られています。
元祖 足つぼの湯
銀泉閣の建物横には「元祖 足つぼの湯」という足湯があって無料で利用するコトができます。屋根付きなので天気の悪い時でも安心ですね。
足つぼの湯 湯船
こんな感じのなかなか大きな足湯です。こういう広い足湯を見ると思わず全身浴したくなってしまうのはボクだけでしょうか? ある意味、銀泉閣内部の湯船よりもこちらの方がイイかもしれません。もう少し深く掘って混浴露天風呂にしてしまえばイイのに・・・(笑)
銀泉閣 脱衣所
クルマを建物近くへ停めたら端っこへ停めるように言われてしまいました。日帰り入浴は肩身が狭いです(笑) 写真は男湯の脱衣所です。鍵付きロッカーがあるので安心ですね。
男湯の内湯
浴室へ入りました。誰も居なくてラッキーですね。湯船がジャグジーでボコボコしていて循環浴槽なのかなぁと思いましたが、すべて源泉かけ流しとのコトです。
無色透明なお湯
お湯はご覧の通り無色透明のなめらかな感じで泉質は単純泉です。7つある源泉を混合して使用しているそうで、浴室内には高温サウナもありました。
露天風呂
奥の扉を開けると露天風呂がありました。四方を囲まれていて屋根もあるので開放的とは言えませんが雰囲気は良い感じです。
入浴♪
こういうコンパクトな湯船は嫌いではないのでゆっくりできました。もちろん露天風呂も源泉かけ流しです。なによりも他に入浴客が居なかったので満足できました。ホントは露天風呂から層雲峡の断崖絶壁でも見られると良いのですけれどね。銀泉閣では日帰り入浴のポイントカードサービスをやっていて6つ集めると1回無料になるようです。

★層雲峡温泉 湯元銀泉閣(そううんきょうおんせん ゆもとぎんせんかく)
 場所 : 北海道上川郡上川町層雲峡公園まち
 電話 : 01658-5-3003
 料金 : 600円
 営業 : 14:00-20:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 単純泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計606ミリグラム(Na-HCO3・SO4・Cl)
 泉源 : 自然湧出(白樺・栄・泉・鈴・奥・白鳥・銀河・流星・星の湯混合泉)
 備考 : 家族風呂あり・休憩室あり・シャンプー等あり・ドライヤーあり
 感想 : ★★★☆☆

2007/04/07
旧双葉小学校 雪月花廊
一週間にわたって特集してきた
「旧双葉小学校」ですが、今回で最終回となります。今回紹介するのは「雪月花廊」です。ココにはカフェやロックバー、簡易宿泊施設などがあります。
ショップ
廊下にショップコーナーがあって、懐かしいジャージを販売していました。見ているだけでも楽しいのですが、500円って安いですよね。買っておけばよかったなぁ・・・。
カフェ
こちらはカフェとなっていました。なんだかアンティークな品々が沢山飾られていました。夜になると良い雰囲気になるのでしょうね。
レトロな雰囲気
窓際にこんな机がありました。黒電話やタイプライターがあってノスタルジックな雰囲気です。木の机ってイイですよね。なんだかいろいろオモシロそうなアイデアが思い浮かびそうです。
ビリヤード
こちらはなんだかアダルトな雰囲気のロックバーになっていて、中央にビリヤードがありました。学校に宿泊しながらこんな場所でくつろぐのもイイですね。
さよなら双葉小学校
というコトで、見所沢山の旧双葉小学校資料館を後にしました。廃校後の校舎を取り壊さずにこういう形で再利用できたのは良かったのではないかなぁと思います。近くを通るコトがあったらぜひ立ち寄ってみてください。
2007/04/06
鉄道消防資料室
旧双葉小学校シリーズ、まだ続きます。ココには沢山の見所があるので一度では紹介し切れないのです。今回紹介する5・6年生の教室は鉄道消防資料室となっていました。
消防ポンプ
教室の前には昔の消防ポンプが展示してありました。横には「壮」と書かれた纏(まとい)がありました。よく大岡越前とかで江戸っ子の火消しが屋根の上に登って纏を振り回しているのを見ますが、北海道にもあったのですね。「壮」というコトは壮瞥町の火消しでしょうか?
大きな古時計
教室の中へ入ると鉄道関係の備品類が沢山展示されていました。ずいぶん大きな時計が置いてありますね。どこか大きな駅にあったモノでしょうか?
貴重な品々
懐かしいキップを切る鋏も置いてありました。最近はほとんど自動改札ですから味気無いですね。他にもマニアが見たら喜びそうなモノが沢山ありました。
胆振線
どこかの駅にあったと思われるホーム案内板がありました。喜茂別駅にあったモノでしょうか? 教室を移動するたびに驚きを感じるオモシロい資料館でした。
2007/04/03
壺や記念室
今回も
「旧双葉小学校史料館」を紹介しようと思います。前回は懐かしい教室を紹介しましたが、今回は「壺や記念室」という教室を紹介しようと思います。入口には何だかいろいろ置いてあって、まるで文化祭をやっているようですね。さっそく中へ入ってみましょう。
壺や記念室内部
教室の中へ入った途端「うぉ~」っと声が出ました。教室の中が埋まるくらい沢山の小物が展示されています。とても楽しそうな雰囲気ですよね。
駄菓子屋さん
こちらは駄菓子屋さんみたいな感じです。招き猫やクジ引きがありました。昔は学校の近くなどにこういった駄菓子屋さんがあって、クジ引きでスーパーボール煙の出る不思議なカードなどを当てた思い出がありますが、最近はこういった駄菓子屋さんも減ってきているのでしょうね。
懐かしいお菓子
懐かしいお菓子が沢山ありました。こういうところにある酢イカとか酢ダコって美味しいのですよね。ボクは小さなヨーグルトが大好きで良く買った記憶があります。
たばこ
こちらのコーナーにはビー玉などがありました。たばこのショーケースには人形が飾られています。壁には見たコトもないお面(オバQは知っている)が沢山飾ってありました。
壁一面
壁には懐かしい玩具が沢山飾られていました。紙石鹸占い飛行機ヨーヨーなどオモシロそうなオモチャがいっぱいでした。
男はつらいお
横の壁には何故か「男はつらいよ」のポスターがビッシリと貼られていました。これも今となってはかなり貴重なモノなのでしょうね。人形も沢山飾ってありますが、何の人形なのかは詳しくないので分かりません。リカちゃん人形の足はかじると救急車の味がするらしいです(謎)
ボーイング727
そういえば昔はデパートの屋上に必ず小さな遊園地があったような気がします。最近はこういうアナログな遊具って少なくなった気がしますね。なんだかタイムスリップしたような感覚になる場所でした。
2007/04/02
懐かしい木造校舎
前回に引き続き「旧双葉小学校史料館」を紹介しようと思います。入口でウロウロしていると管理人らしき女性が現れて「自由に見学してください」とのコトなので、さっそく校舎内に入ってみました。内部には写真のような学校らしい光景が広がっていました。木の廊下って懐かしいですよね。きっと昔は授業が終わると掃除当番の子供たちが雑巾がけをしていたのでしょうね。ココはかなり長い廊下なのでかけ応えがあったのではないかなぁと思います。ボクも小学一年生の頃は木造校舎だったので、その頃のコトが懐かしく思い浮かびました。教室の前方に大きなダルマストーブがあって日直が石炭運びをやった記憶があります。
旧双葉小学校保存室
今回紹介するのは、当時の双葉小学校の様子を再現した教室「旧双葉小学校保存室」です。どうです? 今にも子供たちがやって来そうな雰囲気でしょう。黒板には「ゆっくりあの頃に思いをはせて、子供の心にもどりましょ」と書いてありました。ホントにいろいろなコトを思い出させてくれる暖かい空間です。
生徒たちの絵
生徒が描いた絵や当時のアルバムなども展示してあります。思えばこういう絵を最後に描いたのはいつだっただろうか・・・? 何だか知らないうちに年をとったなぁとか思いました。
給食当番
給食用のお皿や鍋もありました。あの鍋も懐かしいなぁ~、カレーとかシチューとか美味しい料理が入っているのですよね。でも、ボクは昔から肉の脂身がキライでそれだけは必死に残していたっけなぁ(笑) あぁ、何だか給食を食べたくなってきました・・・。
小学生に戻った気分♪
こうやって椅子に座っていると小学生に戻った気分です♪ 目を閉じると子供たちのざわめきや始業のチャイムが聞こえてきそうですね。「旧双葉小学校史料館」にはまだまだステキな教室があるので次回も続きを紹介しようと思います。
2007/04/01
懐かしい光景
ある日、喜茂別町(きもべつちょう)にある
「旧双葉小学校」へ立ち寄りました。校庭には懐かしい光景が広がっていて何だかホッとした気分にさせてくれます。しかし、この学校は既に廃校となっていてブランコで遊ぶ子供の姿はありませんでした。
目を惹く看板
今回、何故ココへ立ち寄ったのかというと、国道276号線沿いの柵に沢山のレトロな看板があり、とても興味をそそられクルマを止めたのでした。
沢山のレトロな看板
凄い数の看板です。昔は道路脇にある小屋の壁によく貼り付けてありましたが、最近はあまり見かけなくなってきているような気がします。
懐かしい看板♪
「金鳥」とか「菅公」だとか懐かしいですね。これだけ沢山の看板を集めるのは大変だったと思います。何故こんなに沢山の貴重なレトロ看板が飾ってあるのでしょうか?
レトロな遊具
何だか気になって敷地内に入ってみました。向こうの校舎入口にクルマが停めてあるので誰かいるようです。廃校って大好きなのでちょっと探検してみるコトにしましょう。
校舎入口
校舎の入口まで来ました。何故か懐かしい丸型ポストなどが置いてあります。雰囲気からして誰かが住んでいるようです。何なのだろうなぁと思っていたら横の方に「旧双葉小学校史料館」と書いてありました。廃校を再利用した史料館のようです。さっそく見学してみるコトにしました。次回へつづく・・・