じゅん☆ブログ

2008年08月の記事一覧
2008/08/31
磯谷温泉入口
函館市臼尻町(はこだてしうすじりちょう)にある「磯谷温泉(いそやおんせん)」へ行ってきました。何だか聞いたコトの無い地名なのですが、ココは旧南茅部町のエリアです。昨年の道南探索の際にも立ち寄った場所なのですが、前回は磯谷川第二発電所手前で通行止となっていて断念していたところです。今回はゲートも開いていて無事に磯谷温泉前まで到達できました。
磯谷温泉到着!
鉄パイプを組んで作られた車止めを越えて行くと、そこにはただならぬ雰囲気の広場がありました。ココが今回の目的地である「磯谷温泉」です。崖の上や
謎の穴から白濁した温泉が流れていて、辺りには硫化水素臭が立ち込めていました。
磯谷温泉の湯流れ
近くまで行くと、その熱気に驚かされます。湯流れは見事に白濁していました。これは相当良質な硫黄泉ですね。この辺りには昔、朝日旅館という温泉旅館があったのだそうです。
放置されたバスタブ
付近には4つほどバスタブが放置されていました。おそらく温泉好きな人が持ち込んだモノなのでしょう。そして引湯用と思われるパイプもゴロゴロと転がっていました。
湯船
湯滝の近くにあるバスタブには白濁した温泉が溜まっていました。手を入れてみると何だか冷たい感じです。これはしばらく放置されたお湯のようですね。
源泉を投入
近くに転がっていたパイプを使って湯船へ源泉を導いてみました。上から流れてくる温泉の温度は60℃近くあるので、しばらく放っておけば良い湯温となるハズです。
薬師堂
その間、磯谷温泉の付近を探索してみました。スグ横の茂みの中に何か建物のようなモノがあります。その手前には灯籠みたいなモノもありまね。
廃墟と化した薬師堂
そこは薬師堂の廃墟でした。かつて温泉旅館があった頃に建てられたモノなのでしょうか? 謎の青い壷などが残されていましたが、神様はもう居ないようでかなり荒れ果てていました・・・。
入浴♪(その1)
さて、先ほどの場所へ戻って湯船に手を入れてみると短時間なのに激熱となっていました。慌ててパイプを除けて入浴準備をします。熱くするのは簡単でも冷ますのは大変です。足で掻き混ぜていると湯船底に溜まっていた沈殿物が撹拌されて湯温が下がってきました。
入浴♪(その2)
5分ほど掻き混ぜて何とか入浴するコトができました。これは凄い硫黄泉ですね。何でこんなところにこんなに濃い硫黄泉が湧出しているのかと思ったら、磯谷川の上流には「硫黄山」という山があるのですね。道南の硫黄山って知りませんでした。
磯谷温泉 湯の滝
湯上り後はカラダに硫化水素臭が付いてしばらく取れませんでした。この湯の滝の上部や下の川原にもオモシロい場所があるようなのですが、今回はこれから恵山まで行かなければならないのでキャンセルとなりました。また、近くへ来るコトがあったら探索してみたいと思います。

★磯谷温泉(いそやおんせん)
 場所 : 北海道函館市臼尻町
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 含食塩硫黄泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計2,733ミリグラム(含S-Na-Cl)
 泉源 : 自然湧出(磯谷温泉)
 備考 : 混浴・有毒ガス注意!
 感想 : ★★★★☆
2008/08/30
熊の湯入口
八雲町熊石平町(やくもちょうくまいしたいらちょう)にある有名な平田内温泉露天風呂「熊の湯」へ行ってきました。国民宿舎ひらたない荘から平田内川沿いに3.5キロメートルほど進むと、写真の行き止まりに到着します。この手前に駐車場があるので、そこへクルマを停めて50メートルほど歩くと露天風呂があるようです。
熊の湯発見!
少し歩くと
白水岳登山道入口がありました。なんだか温泉の湧いていそうな名前の山だなぁと思いながら真っ直ぐ道路を歩いて行くと、下の方に本で見たコトのある脱衣小屋が見えました。その下の方に熊の湯があるようです。
見事な噴泉丘
さっそく下へ行ってみようかと思いましたが、ふと左側を見ると、なにやら立派な噴泉丘のようなモノがあって湯気が出ています。こんなところにも温泉が湧いているのでしょうか?
小熊の湯
この噴泉丘は「小熊の湯」と呼ばれているモノで、主に飲泉用として使われているようです。ブクブクと高温の温泉が湧き出していました。湯温を計ってみたところ72℃もあるので足湯や手湯として利用するのは無理ですね。
平温泉源泉小屋
小熊の湯の先には源泉小屋や櫓(やぐら)があるのですが、ココから先は残念ながら立入禁止となっているので探索できませんでした。櫓の方から赤茶色の湯流れ跡のようなモノがあって興味深かったです。その横には「熊の湯 露天風呂→」と書かれた看板がありました。
熊の湯脱衣所
階段を下りて行くと丸太の脱衣小屋がありました。入口には「脱衣所荒らしが多発しています」と書かれた看板があります。残念なコトにこういう温泉場では入浴中に金品を盗まれるコトがよくあるようなので注意しましょう。
熊の湯全景
その先に「熊の湯」がありました。岩場に4メートル×2メートルほどの立派な湯船があります。そのスグ横には平田内川が流れていて抜群のロケーションです。
熊の湯湯船
ココは以前から来てみたかった露天風呂なので、やっと訪問するコトができて嬉しかったです。湯船には川の上流からホースが延びていて、沢水で加水して湯温を調節できるようになっていました。
平田内川
横は崖のようになっていて平田内川が流れています。足を滑らせて転落しないように注意しましょう。対岸や上流にも温泉の湧出が見られました。
上流へ
上流には沢山の温泉湧出孔があり、総称して「平田内川の湯」と呼ばれています。熊の湯から行けそうだったので少し挑戦してみましたが、岩が滑る!滑る! 危うくこの場所で足を滑らせて転落するところでした・・・(汗) ココで落っこちたらとても恥ずかしいので、平田内川の湯は今度来たときにでもこっそり挑戦してみたいと思います。
入浴♪
というコトで入浴です♪ 泉質は食塩泉で源泉温度が70℃を超える高温泉です。この日はとても良い湯加減となっていました。この熊の湯は混浴となっているのですが、女性がタオルも巻かずにスッポンポンのオッパイ等丸出し状態で入ってきてドッキリしました! 関西から来たというお婆さんでしたけれど・・・(笑) 夫婦で北海道旅行をしているのだそうです。

●平田内温泉露天風呂 熊の湯 (ひらたないおんせんろてんぶろ くまのゆ)
  場所 : 北海道二海郡八雲町熊石平町 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 冬期
  泉質 : 食塩泉
  備考 : 混浴・脱衣所あり
  感想 : ★★★★☆
2008/08/26
八雲温泉(鉛川温泉) おぼこ荘
八雲鉱山跡を探索した帰りに「八雲温泉 おぼこ荘」へ立ち寄ってみました。もともとは町営の温泉宿でしたが、平成17年に民営化されたとのコトです。日帰り入浴は「おぼこレクレーションセンター」と表示されている建物から入ります。
おぼこ荘の脱衣所
こちらは男湯の脱衣所です。壁に温泉分析書が掲示されていました。よく見てみると源泉名が「おぼこ荘3号井・5号井混合」と表示されています。湯量維持と泉温調整のために異なる泉質の源泉を混合して利用しているとのコトです。ちなみに3号井(No.467-016)は源泉温度49.1℃の含土類食塩泉で成分総計が2,753ミリグラム、5号井(No.467-018)は源泉温度40.1℃の含重曹食塩泉で成分総計が4,108ミリグラム、二つ合わさって成分総計3,831ミリグラムとなっていました。
男湯の内湯
こちらは男湯の内湯です。湯船の周りに大きな岩が配置されていてなかなか雰囲気のある浴室です。お湯の色が黄土色でとても特徴のあるモノです。岩の間にある湯口から温泉が注がれ源泉かけ流しとなっていました。
露天風呂へ
ココの温泉の目玉は何と言っても大露天風呂でしょう。さっそく通路を通って少し下にある露天風呂へと向かいました。
大露天風呂
こちらが露天風呂です。やはり露天風呂のある温泉は開放感があって良いですね。この日は誰も入っていなかったので、写真を撮りまくるコトができました。
露天風呂からの眺め
露天風呂からは横を流れる鉛川や赤い吊り橋を見るコトができました。温泉成分のためか丘の部分がオモシロい感じとなっていました。
入浴♪
露天風呂は湯温も低めでのんびりと長湯するコトができます。かつて、この付近は鉱山の町として栄えていましたが、今はその面影もほとんど無くなっていました。当時、鉱山住宅には住民用の温泉があったそうで、その温泉もきっとこんな感じのお湯だったのだろうなぁと思います。
休憩所
湯上がり後は休憩所もあるので、のんびりするコトもできます。また、レストランもあるので食事をするコトも可能です。食事の評判が良いようなので、今度は宿泊して美味しい食事を楽しみたいですね。

★八雲温泉 おぼこ荘(やくもおんせん おぼこそう)
 場所 : 北海道二海郡八雲町鉛川622
 電話 : 0137-63-3123
 料金 : 500円
 営業 : 11:00-21:00(冬期は11:00-20:00)
 休業 : 不定休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含土類食塩泉・含重曹食塩泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計3,831ミリグラム(Na・Ca-HCO3・Cl / Na-Cl・HCO3)
 泉源 : No.467-016・No.467-018(おぼこ荘3号井・5号井混合)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤー有料・サウナあり
 感想 : ★★★★☆
2008/08/24
小さな橋
八雲町(やくもちょう)の山奥に温泉の湧き出す廃鉱山があるとの情報を聞きつけ探索しに行ってきました。
「八雲温泉 おぼこ荘」を過ぎて鉛川林道へ入り、鉛川沿いにしばらく進むと橋のようなモノがありました。欄干も何も無いスリリングな橋です。ココをクルマで渡り、支流のアカ沢沿いを更に奥地へと進んで行きます。
オレンジ色の沢
少し進むと右手に魚道のようなモノがあり、その先にオレンジ色の崖が見えました。ココが今回の目的地である「八雲鉱山(ユーラップ鉱山)」跡地のようです。遠くから見ていても何だかワクワクする感じですね。さっそく付近を探索してみるコトにしましょう。
八雲(鉛川)鉱山跡
魚道の脇からアカ沢へと下りてオレンジ色の崖を登るワケですが、この崖はつかみ所が無くてなかなか大変です。四苦八苦しながら登ると「危険です立入禁止」と書かれた物々しい看板が目の前に現れました。
八雲鉱山坑口
ココが八雲鉱山の坑口です。立ち入りたくても頑丈な柵で封鎖されているので、立ち入るコトはできません。暗い廃坑の奥から大量の鉱廃水が湧き出してきていました。
坑口から流れる鉱廃水
この八雲鉱山は1770年頃に創業したとても歴史のある鉱山です。1969年に閉山するまで、鉛や亜鉛、金、銀、マンガンといった重金属を産出していました。
鉱廃水
こちらが流れ出る鉱水です。その温度は25℃くらいで不気味な生ぬるさでした。八雲鉱山の内部では70℃近くある温泉が湧出していたとの情報もあります。この付近は日本有数の地熱地帯なのだそうです。この蛇腹状の排水チューブで尻湯でもしてみようかと思ったのですが、足元がドロドロなので別な場所を探してみようと思います。
鉱水の沢
別な鉱水の流れは排水チューブを外れて横の沢へ流れ出していました。それにしても坑口から出てくる鉱水の量は相当なモノですね。ココからちょっと下ってみるコトにしましょう。
沢の湯溜まり
少し下へ行くと湯溜まりのようになっている場所がありました。ココは尻湯するのに良い場所なのですが、写真を撮るには最悪な場所でした。アカ沢まで下りてみるコトにします。
鉱水の滝
結局、最初の場所へ戻ってきてしまいましたが、ココが一番オモシロそうです。上部にある排水チューブから鉱水が流されていて滝のようになっていました。周りの岩などがオレンジ色に染まっていてキレイですね。
打たせ湯の湯船
川の方を見ると鉱水の流れ落ちている部分が岩で囲まれていて、まるで湯船のような感じになっていました。これはもう入浴してみるしかないですね。
入浴♪
さっそく入浴というか打たせ湯をしてみました。今回も何だか頑張っていますね~(笑) 水の勢いが凄くてなかなか大変でしたが、しゃがみこんで腰に水を当てるとかなりイイ感じです。泉質は不明ですが、資料によるとこの鉱水は高濃度のマンガンを含有しているようです。マンガンの他にも有害な重金属が含まれているモノと思われます。少しくらい浴びたりする分には問題ないと思われますが、多量に摂取すると有害ですので気を付けましょう。

●八雲鉱山跡の湯(やくもこうざんあとのゆ)
  場所 : 北海道二海郡八雲町鉛川 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 不明
  備考 : 鉱毒注意!
  感想 : ★★☆☆☆

2008/08/21
オクタスイート
今回は札幌市(さっぽろし)にある近代的な温泉ラブホテル
「ブルーホテルOCTA」へ行ってきました。このホテルは過去記事にも登場しているのですが、今回は一番ランクの高いスイートルームへ宿泊してみました。ココは休憩でも2万円くらいするとても豪華な部屋です。中へ入るとドアが3つありました。前のドアは客室、左は温水プールとタンニングルーム、右はドレッサールームと浴室へ続いています。とにかく広くてビックリです。隠れんぼとかできそうです。
スイートルーム
どこから紹介したら良いのか迷いますが、まず客室へ入ってみました。とても広い客室です。部屋を取り囲むようにレースのカーテンが付けられていて、幻想的な雰囲気となっていました。
客室全景
ベッド側のスイッチを入れると、床の照明が点灯してビックリしました。こういう間接照明は斬新な感じですね。ただでさえ豪華な部屋が、より一層豪華に見えます。
オシャレなベッド
客室内の設備を紹介していきましょう。こちらはベッドです。スクウェアなフレーム付きのベッドで、こんなベッドでエッチなコトしたら、落ち着かないだろうなぁという感じでした(謎) 枕元にはコントロールパネルがあって、照明や空調などをコントロールするコトができます。ベッドの向こう側にはクローゼットがあって冷蔵庫やエッチグッズ自動販売機、電子レンジ、スロットマシーンなどが収納されていました。
化粧台
こちらは部屋の隅にある化粧台です。一見普通の鏡ですが、鏡の中に照明が埋め込まれていて驚きました。あっ! ボクが乗っかっているのは、この部屋のマスコットらしい「ウシ」です。大きいのと小さいのがあって、車輪が付いているので遊ぶコトができます。
マッサージチェア
マッサージチェアが2台もありました。並んでいるので二人で仲良くモミモミできます(笑) 足を指圧みたいにしてくれる機械も付いていて、かなり気持ち良かったです。
チェア
この赤いのは椅子です。こんな形の椅子があるのですね。自分の部屋に一個欲しい感じなのですが、かなり重たかったです。ココに座ってテレビを見たりカラオケを楽しんだりします。
テレビとウシ
大型液晶テレビが壁に埋め込まれていました。ちょうどブルーホテルOCTAのCMが流れていますね。このテレビを通して食事をオーダーしたり、ゲームをしたり、カラオケをしたり、エッチな放送を見たりと、いろいろ楽しむコトができるようなシステムとなっています。
プロジェクター
そして先ほど紹介したマッサージチェアの頭上にはプロジェクタ装置が設置されていました。正面のカーテンを開けると、壁に映像が映し出される仕組みとなっています。マッサージチェアでくつろぎながら、迫力のあるシアターを楽しむコトができますね。
ドレッサールーム
さて、客室を出てドレッサールームへやってきました。この部屋もなかなか凝った造りとなっています。横にあるタオルなどを置いてある棚もライトアップされていてステキです。洗面台が2つあるのですが、ゴムのような素材で作られていて、水が飛び散らないようになっていました。アメニティも充実していて不自由は無いでしょう。
入浴♪(その1)
こちらはドレッサールームの横にある浴室です。黒い壁が高級な雰囲気ですね。お湯は笹濁り色をしていて、泉質は含重曹食塩泉です。この浴槽にはスイッチが付いていて、押すとジャグジーになったり、浴槽内に設置されているライトが七色に光ったりします。
入浴♪(その2)
バブル入浴剤を入れてジャグジーのスイッチを押すと泡風呂を楽しむコトができます。ちょうど浴室内にローションマットが置いてあったので、泡まみれになって遊んでみました。ツルツル滑ってオモシロいです。最新型のスケベ椅子も置いてあるので、工夫して楽しみましょう(謎)
スパプール
そしてこちらが今回の記事のメインである「温水プール」です。プールのあるラブホテルへ入ったのは今回が初めてで感動しました。このプールの温水は、その色などから恐らく温泉ではないと思うのですが、ぬるめな感じで夏だと特に心地良いと思います。
浮かんで遊ぶ
プールの端にミッキーマウスの大きな浮き輪が2つ置いてあったので、さっそく浮き輪で遊んでみるコトにしました。ちょうどお尻がスッポリ嵌る感じで、プカプカ浮いて遊ぶコトができます。背後にある富士山の絵が何とも良い感じですね。プールの側壁には液晶テレビが2つ埋め込まれていました。このプールにもスイッチが付いていて、そのスイッチを押すとレインボー照明になったり、水流が発生したりします。プライベートプールなのでスッポンポン開放感抜群でした♪
タンニングルーム
プールの横に小部屋があって、日焼けマシーンが置いてありました。ワザワザ有害な光線を浴びるコトに少々疑問を感じますが、オモシロそうなので写真に納めておきました。全裸で日焼けなんてラブホテルでないとできないでしょう。でも、これは絶対カラダに悪いだろうなぁ。
夜食♪
今回は入室時間が遅かったので夕食を食べた後だったのですが、プールとかで遊んでお腹が空いたので、夜食を注文してみました。食事は部屋にあるテレビを使って注文します。今回はポテト&オニオンリング、シークワーサーサワー、無料サービスのソバを注文しました。なお、備え付けの冷蔵庫にはサービスドリンクが入っているので忘れずに飲んでおきましょう(笑)
就寝♪
遊び疲れてお腹も一杯になったので寝るコトにしました。こんな高級な場所で寝たコトないので、何だか落ち着きません(笑) ベッドの枕元にあるスイッチを押すと頭上の照明が七色に光っていかがわしい雰囲気でした。いつかこの部屋へ宿泊してみたいと思っていたのですが、案外早く目標を達成するコトができました。このホテルの目玉だけあって、とても楽しい部屋でした。ブルーホテルOCTAには、札幌競馬場が一望できて双眼鏡の付いている部屋などもあるので、今後も追跡調査を続けていきたいと思っています。

★Blue Hotel OCTA(ぶるーほてるおくた)
 場所 : 北海道札幌市中央区北15条西19丁目34の7
 電話 : 011-738-2466
 宿泊 : 5980-36500円(19:00-12:00(平日・日祝)/ 21:00-10:00)
 休憩 : 3680-18000円(3~5時間)
 割引 : 3980-19000円(06:00-19:00 / 12:00-21:00)
 延長 : 1000-3000円(30分)
 泉質 : 含重曹食塩泉(弱アルカリ性低張性低温泉)
 成分 : 蒸発残留物2,062ミリグラム(Na-Cl・HCO3)
 泉源 : No.421-041(オクタ温泉)
 設備 : 電子レンジ・ポット・冷蔵庫・カラオケ・無線LAN
 備考 : 自動宿泊制・カード利用可
 感想 : ★★★★☆

2008/08/19
朝日温泉から湯内川へ
岩内町(いわないちょう)の山奥にある「湯内川の湯」を探索しに行ってきました。写真の左上に写っている建物は
「朝日温泉」です。ココまで来るのもなかなか大変なのですが、ココから朝日温泉の脇を流れる湯内川へと降り、川を下って行かなければなりません。
ユーナイ川
川の水深はそれほど深くはないので、長靴だけでも大丈夫な感じでした。虫が多いので虫除けスプレーは必須です。しばらく歩いていると先の方で川が無くなっているような気配が・・・。
かなり大きな滝が
川が無くなったのかと思ったら、目の前に大きな滝が出現しました。落差は10メートル近くあるでしょうか。とてもじゃありませんがそのまま下るのは不可能な感じです。
無名の滝
横の方から降りられないかなぁと思い探索してみましたが、こちら側は断崖絶壁でムリです。反対側へ行ってみましょう。無名の滝があるとは聞いていましたが、こんなに立派な滝だったとは想定外です・・・。
勢いのある滝
反対側へやって来ました。この滝は水の勢いが凄くて、見ていると飲み込まれてしまいそうな錯覚がして危ないです。こちら側も降りられそうな雰囲気ではないですねぇ~。周囲を良く見ると藪の中に獣道のような踏み跡があったので、ちょっと藪漕ぎをしてみるコトにしました。
木の幹にトラロープが!
何の手掛かりも無いまま藪漕ぎをして進んで行きました。もう引き返そうかと思ったその時、木の幹に括り付けられているトラロープを発見しました。ロープは遙か下の方まで延びています。かなり急斜面なのですが、このロープを使えば下まで降りられそうな感じです。藪漕ぎ用ストックをココへ置いて下ってみるコトにしました。
湯内川の湯
ロープのおかげで無事に下まで降りるコトができました。そこから更に湯内川を下って行くと写真のような場所を発見しました。川岸の草むらにコンクリート製の貯湯槽のようなモノがあって、その下の岩場から微量の温泉が湧き出してきています。
源泉貯湯槽
岸へ登って源泉貯湯槽を確認してみました。地中に引湯管があるようで、その部分だけ藪が無く道のように続いていました。ちょっと辿ってみるコトにしましょう。
引湯管
途中には倒壊した謎の建物跡別な貯湯槽がありました。引湯管はやがて湯内川を横切り更に奥へと続いていました。その先にはおそらく前回紹介した岩内町営第二分湯所があるのではないかと思われます。
湯船
先ほどの貯湯槽脇にある湯溜まりへ戻ってきました。周囲には微かに硫化水素臭が漂っています。ココが一番入浴に適していそうな感じなのですが、湧き出している温泉は60℃近くあり湯温調節が大変そうな感じです。川の水で薄めたりして湯温を安定させようとしましたが、ムリっぽいのでドカシー湯船を作るコトにしました。
入浴♪
なんだか中途半端ですが、尻湯できそうな感じの湯船ができあがりました。さっそく入浴してみましたが何とも微妙な感じです。お湯は良くわかりませんでしたが、入浴後は手やお尻がツルツルする感じがしました。全身浴ができるように工夫すると上質な温泉を楽しめるのではないかと思われます。

★岩内町湯内川の湯(いわないちょうゆーないがわのゆ)
 場所 : 北海道岩内郡岩内町敷島内
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 石膏泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,453ミリグラム(Ca-SO4)
 泉源 : No.426-001(雷電1号)
 備考 : 熱いです
 感想 : ★★★☆☆
2008/08/17
雷電温泉入口
ある天気の良い日に岩内町(いわないちょう)にある雷電温泉(らいでんおんせん)へ行ってきました。この雷電温泉は海岸沿いにホテル観光かとう、ホテル雷電(休業中)があり、山の中へ入ると
みうらや温泉旅館朝日温泉があります。
岩内町営第二分湯所
今回はその山奥にある怪しい源泉小屋の探索です。この小屋は岩内町営第二分湯所というモノで、おそらく湯内川の泉源から引湯してきた温泉を各温泉宿へ供給するための分湯所と思われます。窓から中を覗くと源泉貯湯槽のようなモノが見えました。
流される温泉
ココまでは温泉地だとよくある光景なのですが、この分湯所の脇には温泉がかけ流されている沢があるのです。分湯所から延びていると思われるパイプからドバドバと源泉が放出され湯煙が立ち昇っていました。
湯温計測
さっそくパイプから流れているお湯の温度を計ってみたところ52℃もありました。かなり熱めな温泉ですね。資料によると源泉温度は59℃で、泉質は石膏硫化水素泉とのコトです。
手湯♪
ドカシーでも敷いて入浴してみようかと思ったのですが、場所が悪いし藪蚊も多いので今回は手湯で我慢しておきました。雷電温泉郷は昭和38年に開湯した比較的歴史の浅い温泉郷で、当時は9軒ほどの温泉宿が軒を連ねていましたが、相次ぐ廃業などで現在はちょっと寂しい感じとなっているようです。

★岩内町営第二分湯所の湯(いわないちょうえいだいにぶんゆじょのゆ)
 場所 : 北海道岩内郡岩内町敷島内
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 石膏泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,650ミリグラム(Ca-SO4)
 泉源 : No.426-001・No.426-002(雷電1号・雷電2号混合泉)
 備考 : 熱い
 感想 : ★★★☆☆
2008/08/15
長万部温泉ホテル全景
長万部町(おしゃまんべちょう)にある
「長万部温泉ホテル」へ行ってきました。ココは何年か前の冬にも訪問していたのですが、その時は浴室がとても混雑していてまともな写真を撮るコトができなかったので、再訪問するコトになりました。日中は地元の人などで賑わっているので、今回は宿泊してじっくり温泉を楽しもうと思います。
客室
こちらは今回宿泊する部屋です。12畳もある広い部屋で日当たりの良い角部屋となっていました。室内にはテレビ、扇風機、冷蔵庫などがあります。冷蔵庫を開けるとビールなど(有料)が冷えていました。そしてこの部屋だけは客室内にトイレがあります。他の客室は共同トイレとのコトです。
宿泊者専用浴室へ
長時間のドライブで疲れたので、早速温泉へ行ってみるコトにしました。向かったのは2階にある宿泊客専用浴室です。1階には大浴場もあるのですが、日中は日帰り客で混雑しているコトが多いのです。この宿泊客用の浴室は入口こそ男女別に分かれていますが、中へ入ると男女一緒の脱衣所になっていました。なかなかオモシロい造りですね。扉には鍵が付いているので、家族風呂のように利用するコトもできます。
宿泊者専用浴室
こちらは浴室です。洗い場が2つと浴槽が1つのシンプルな造りです。シャンプーやボディソープも用意されていました。お湯は源泉かけ流しなのですが、湯船に排湯口があって、時々、ゴボボボボーっと排湯されていました。
入浴♪(その1)
さっそく入浴してみました。お湯はかなり熱めで45℃くらいありそうな感じです。脱衣所に掲示されている温泉分析表によると源泉温度は49.6℃とのコトです。湯口のお湯を少しだけ舐めってみたところ、とてもしょっぱい味がしました。泉質は食塩泉で長温R6号(No.448-02x)という源泉を使用しています。成分的にもかなり濃いめの温泉でした。
夕食は部屋食です♪
ひとっ風呂浴びて部屋でゴロゴロしていると夕食が運ばれてきました。もう見ただけで幸せになれる豪勢な食事ですね。海の幸を中心に美味しそうな料理が並べられました。
毛蟹が2杯
なんと毛ガニが2杯も付いてきました。もうコレだけでお腹一杯になりそうです。それでは食べていきましょう。まずは刺身です。ホッキやマグロ、ツブウニなど、どれも新鮮で美味しいです。そして小さな茶碗がありました。これは長万部名物のカニ飯ですね。そうこうしているうちに鍋物ができあがりました。カニ汁すき焼きです。すき焼きはダシ汁が美味しかったです。他にも美味しいモノが沢山ありましたが、最後に食べたのはやはり毛ガニです。食べやすいように切れ目が入っていて、ビールを飲みながらバクバク食べちゃいました。
就寝♪
もう、酔っぱらってお腹一杯で幸せに眠りました。今夜は良い夢を見られそうですね。明日は朝早く起きて、大浴場の温泉に浸かろうと思います。
大衆浴場
さて、グッスリと眠り翌朝になりました。ココの大浴場は朝6時からやっているのですが、朝っぱらから地元の人が来て朝風呂を楽しんでいます。もしや、宿泊までしたのに大浴場の写真を撮れなかったらどうしようかと思いましたが、ほどなくして誰も居なくなりました。
脱衣所
脱衣所は銭湯のような雰囲気というか銭湯ですね。番台コインランドリーがありました。壁には長萬部温泉浴場と書かれた古い感じの適応症や禁忌症の書かれたボードが掲示されていました。その下にはこれまた古い感じのマッサージチェアもあります。
大衆浴場浴室
浴室へ入りました。中央に湯船があって、その横に洗い場のある銭湯的スタイルな浴場です。端の方には打たせ湯もありました。湯船は2つに分かれていますが、小さい方の湯船は源泉そのままな感じで、かなり熱めです。円形の湯船はいくらか湯温が低くなっていますが、それでも熱めな感じとなっていました。
入浴♪(その2)
さっそく入浴してみました。かなり熱めで、効くぅ~って感じです。あまりムリをして浸かっていると、湯当たりを起こすかもしれないので気を付けましょう。こういう中央に湯船のある浴室って何だかスキです。
打たせ湯♪
打たせ湯にも挑戦してみました。ココで打たせ湯をしている写真を、前々から撮りたいと思っていたのですよね~(笑) なかなか勢いのある打たせ湯で、とても気持ち良かったです。こちらの大浴場の営業時間は6時から21時までとなっていますが、宿泊客専用浴室は24時間利用するコトができました。(画像クリックで拡大)
朝食♪
こちらは朝食です。朝食は大広間に用意されます。シンプルな和食で、なかなか美味しかったです。大好物のいくらをホカホカご飯にかけて食べて満足しました。さて、長万部温泉ホテルへ宿泊しての感想ですが、やはりその夕食は圧巻でした。特に長万部名物の毛ガニを楽しみにしていたのですが、1杯かと思っていたら、2杯も出てきて満腹になるまで食べるコトができました。これだけ満足できて8,500円というのは安いなぁと思います。またいつか宿泊して豪勢な夕食を楽しみたい温泉宿でした。

★長万部温泉ホテル(おしゃまんべおんせんほてる)
 場所 : 北海道山越郡長万部町長万部温泉町402
 電話 : 01377-2-2079
 料金 : 440円
 営業 : 06:00-21:00
 休業 : 第2・第4火曜日
 宿泊 : 14:00-10:00
 泉質 : 食塩泉(弱アルカリ性等張性高温泉)
 成分 : 蒸発残留物9,410ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : No.448-02x(長温R6号)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤー有料
 感想 : ★★★★★
2008/08/12
ホテルパーク入口
白老町竹浦(しらおいちょうたけうら)にある「ホテルPARK」という温泉ラブホテルへ行ってきました。入口にあるピンクの看板に天然温泉と表示されていて期待などが膨らみます。このホテルは全部で5部屋あるのですが、週末ともなると満室なコトが多い人気のラブホテルです。
201号室
今回は201号室へ入りました。ガレージにクルマを停めて
階段を上っていくと写真のような部屋がありました。ココにはこの辺りの温泉ラブホテルでは唯一カラオケが設置されています。フロント連絡用の電話が何だかオシャレな感じでした。
ベッド
こちらはベッドです。ベッドの上に青い袋が2つ置いてあります。中にはタオルやバスローブが入っていました。左側の枕元には有線や照明のコントロールパネル、右側の枕元にはティッシュとカワイイケースに入った避妊具が用意されていました。
浴室
奥には洗面台トイレ、そして浴室があります。洗面台にはドライヤーが設置されていてアメニティーも充実していました。写真は湯船です。先ほどお湯を出しておいたので良い感じにお湯が溜まっていますね。よくあるユニットバスですが浴槽にジャグジー機能が付いているようです。
洗い場
こちらは洗い場です。シャンプーやボディーソープが完備されています。現代っ子な人にはこういうキレイ系な感じの方が良いのでしょうね。竹浦温泉らしくない浴室だなぁと思いました(笑)
入浴♪(その1)
さっそく入浴してみました。湯船横のスイッチを押すとブクブクとジャグジー風呂になります。竹浦温泉でジャグジーを体験するのは初めてですね。ボクはジャグジー風呂の温泉に関しては否定的なのですが、こういう場所であれば良いのかなぁと思います。
入浴♪(その2)
お湯は無色透明でおそらく単純泉かと思われます。温泉分析書等は見当たりませんでした。湯温は湯口のところで46℃ほどあって、なかなか熱めです。竹浦温泉の良い香りも感じられ、しばし、ジャグジー版竹浦温泉を楽しませていただきました。
就寝♪
湯上がり後はドリンク等の自動販売機があるので便利です。価格も割安なのでコンビニエンスストア等で買って持ち込む必要もなさそうです。他に電子レンジやポットグラス等も用意されていました。さて、疲れたのでそろそろ寝るとしましょう。今回は珍しくバスローブなんか羽織っていますが、ココのバスローブは結構気に入りました。翌朝のチェックアウト時は自動精算機で精算します。従業員と対面しなくても良いので気軽に利用できますね。

●HOTEL PARK(ほてるぱーく)
  場所 : 北海道白老郡白老町竹浦118の15 【地図】 【閲覧】
  宿泊 : 5500円(22:00-10:00)
  休憩 : 3500円(3時間)
  割時 : 3500円(06:00-17:00 平日 / 10:00-16:00 土日祝日)
  泉質 : 単純泉
  備考 : 延長30分つき600円・カラオケあり・電子レンジあり・自動精算制
  感想 : ★★★★☆
2008/08/11
塩別つるつる温泉全景
北見市留辺蘂町(きたみしるべしべちょう)にある
「塩別つるつる温泉」へ行ってきました。名前からしてツルツルしそうな温泉ですね。日帰り入浴の場合は、右側の日帰り入浴専用出入口から入ります。
竜神の湯入口
ボクのお気に入りは、こちらの竜神の湯です。ココは昔の大浴場なのですが、現在は新大浴場の方が人気なので、こちらは空いているので落ち着きます。新大浴場の方には寝湯やジェットバス、打たせ湯や露天風呂があるのですが、今回訪問時も沢山の入浴客で賑わっていて撮影不能でした・・・。
竜神の湯脱衣所
こちらは竜神の湯の脱衣所です。大浴場の賑わいが嘘のように誰も入っていません。この浴室が無ければ、今回立ち寄るコトもなかったかもしれませんね。脱衣所には洗面台があって、無料で利用できるドライヤーが備え付けてありました。
竜神の湯
こちらは竜神の湯の湯船です。前回立ち寄ったのは3年前なのですが、3年前の写真と比べると、湯船のところに手すりが付いていたり、男女の浴室を仕切る壁が変わっていますね。3年前の浴室の雰囲気の方がボクはスキなのですが、法令等の関係もあるのでしょうね。
入浴♪
さっそく入浴してみました。3年前の記事では「湯船に入った途端、肌がヌルヌルツルツルな感じになります。このツルツル感(pH値9.5)はビックリですね」と記載していましたが、今回は驚くようなツルツル感はあまり感じられませんでした。季節等によっても違うのでしょうけれど、ちょっと心配な感じもしますね。ココの売りはその凄まじいツルツル感なのですから・・・。
飲泉場
こちらは大浴場の脱衣所内にある飲泉場です。少し飲んでみたところ、微弱硫黄味な後味でした。泉質は単純硫黄泉で、お肌つるつる美肌の湯と言われています。湯上がり後は肌がスベスベな感じになりました。
ゲームコーナー
湯上がり後はゲームコーナーやスナックコーナーがあるので、くつろぐコトができますね。ゲームコーナーのゲーム機は渋いモノが多く、ポールポジションの筐体なんかもありました。プレミアが付いていそうなゲーム筐体ですね。その横には10円のメダルルーレットがありました。かつてはメダルではなくて、現金が払い戻されたとか・・・。片隅には「パンチアクションちょっと一発」という聞いたコトも無いゲームというか、自動販売機みたいなのもありました。景品が渋すぎる・・・(笑)
休憩場
無料で利用可能な広い休憩場もありました。自動販売機やマッサージ椅子、無料のお茶などが用意してあります。ココでゆっくりとくつろぎながら、何度か入浴するとイイかもしれませんね。

★塩別つるつる温泉(しおべつつるつるおんせん)
 場所 : 北海道北見市留辺蘂町滝の湯201
 電話 : 0157-45-2225
 料金 : 500円
 営業 : 11:00-21:30(月曜日の露天風呂は14:00から)
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 単純硫黄泉(アルカリ性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計218ミリグラム(含S-Na-CO3)
 泉源 : No.145-004・No.145-008(塩別温泉 野村5号・野村7号混合)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり・休憩所あり
 感想 : ★★★★☆
2008/08/09
旧洞爺村温泉スタンド
洞爺湖町(とうやこちょう)の旧洞爺村地区にある
「洞爺湖温泉スタンドの湯」へ行ってきました。場所がちょっと分かりづらいのですが、近くまで行くと小さな案内看板がところどころにあるので、それを頼りに辿り着くコトができました。看板が無ければこんなところに温泉があるとは気が付かないでしょう。
温泉スタンドの利用方法
巨大な深緑色をした源泉タンクに温泉スタンドの利用方法が書かれていました。50円玉を入れると温泉が出てくるようです。「温泉の温度は、約70℃となっておりますので火傷等には、十分お気を付け下さい」という注意書きもありました。横には温泉分析書と温泉分析書別表も掲示されています。
50円を投入
この温泉スタンドは50円玉専用となっています。10円玉5枚ではダメです。前回訪問した時は運悪く50円玉を持っていなかったので、温泉を出すコトなく立ち去りました。今回はしっかりと50円玉を用意してあるので、さっそく50円玉を投入してみましょう。
放出される温泉
微妙な間の後、黒いホースの先から勢い良く温泉が出てきました。しかし、この勢いは想定外です。そして、その湯温も予想を遙かに超えるモノでした。70℃近くある高温泉がドバドバと勢いよく出てくるのですから、使い方を誤ると危険が危ないですね。
湯温計測
結局、ただただ放水しておしまいという感じになってしまいましたが、少しだけ持参したバケツに溜めて湯温を計ってみました。あわよくば足湯でもしようかと思っていたのですが、その湯温は61℃もあり、到底ムリな感じです。浴用以外には利用しないで下さいとのコトなのですが、このお湯を利用するとなると、小型のタンク車でも持って来ないとムリな感じですね。

★洞爺湖温泉スタンドの湯(とうやこおんせんすたんどのゆ)
 場所 : 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町59の4
 電話 : 0142-82-5111(洞爺総合支所庶務課)
 料金 : 50円(100リットル)
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 含食塩石膏泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,584ミリグラム(Ca・Na-SO4・Cl)
 泉源 : No.450-004(洞爺2号)
 備考 : 要50円玉・高温注意!
 感想 : ★★★☆☆

2008/08/07
薬師湯
洞爺湖町(とうやこちょう)にある「薬師湯」という足湯へ行ってきました。温泉街の一角にあるこの場所は公園のような感じになっていて足湯や手湯などがあります。
足湯の湯船
こちらは足湯の湯船です。中央に丸い湯船があり、その周りが椅子になっていて湯船を囲む感じで足湯を楽しむコトができるようになっています。ココは
足浴時間というのが設定されていて夏期は9時から22時まで開放されています。夜間どうなっているのかは不明です。
注がれる源泉
中央部の一段高いところから47℃ほどある源泉が注がれていました。かなり高温な温泉ですが、湯船へ注がれるうちに適温となるので快適に利用するコトが可能です。さっそく足湯を体験してみるコトにしましょう。
足湯♪
う~ん、暖かくて気持ちイイですねぇ~。ココのお湯も洞爺湖温泉利用共同組合により供給されているモノなので、前回紹介した大和旅館と同じ泉質です。園内にはタオルの自動販売機が設置されているので、偶然立ち寄った人でも足湯を楽しむコトができるようになっています。
薬師如来堂
足湯横のちょっと奥まった場所に薬師如来堂がありました。ココではおみくじを販売しているのですが、このおみくじは温泉のお湯をかけると、占い結果が分かるユニークなモノです。
薬師手の湯
こちらは薬師如来堂の横にある薬師手の湯です。備え付けの柄杓にお湯を汲んで、横にいる湯かけ地蔵さまへお湯をかけてお祈りすると、災難から守られ幸せに暮らすコトができると言われています。
湯船
この湯船はかなり立派ですよね。薬師というコトバは良く耳にするのですが、薬師って何なんだろうと思い調べてみたところ、人々の病気を治して安楽を得させる尊いお方のコトを言うのだそうです。今で言うところの医者に相当するコトバのようです。
手湯♪
こちらでは手湯をしてみました。泉質は足湯と同じだと思われますが、若干ぬるめな感じです。洞爺湖温泉街にはこういった足湯や手湯があちこちにあるので、足湯・手湯めぐりをしてみるのもオモシロいかもしれませんね。

★足湯ポケットパーク 薬師の湯(やくしのゆ)
 場所 : 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉91
 電話 : 0142-75-2446(洞爺湖温泉観光協会)
 料金 : 無料
 営業 : 09:00-22:00(冬期は10:00-20:00)
 休業 : 年中無休
 泉質 : 含塩化土類食塩泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計3,159ミリグラム(Na・Ca-Cl)
 泉源 : No.450-0xx(洞爺5・6・9・12・13号、共同1・2・4・5・6号、KH-1混合泉)
 備考 : 混足・混手・タオル自動販売機あり
 感想 : ★★★★☆
2008/08/04
大和旅館
洞爺湖町(とうやこちょう)の洞爺湖温泉にある
「大和旅館(だいわりょかん)」へ行ってきました。斜面に建てられているちょっと変わった感じの建物が大和旅館です。築40年以上経過している建物とのコトですが、昭和の懐かしい感じが残っている趣のある旅館です。
湯あがり処
旅館の中へ入ると目の前に湯あがり処と呼ばれる休憩スペースがありました。湯あがりにココでお茶などを飲みながらくつろぐコトができるようになっています。他にも日帰り客用の無料休憩所も用意されているのでゴロゴロするコトも可能です。
販売コーナー
今回は宿泊利用なので、フロントで手続きを済ませて部屋へ案内してもらいました。フロントの前に販売コーナーのような場所があって沢山のカップラーメンや缶詰、栄養ドリンクなどが並べられていました。湯治客などが利用するのだと思います。
2階客室へ
2階の客室へ向かう途中の壁に立派な絵画が掛けられていました。なんだかとても写真写りの良い絵ですね。旅館内は築40年だけあってとても趣があります。
206号室(和室)
こちらは今回宿泊する206号室です。8畳の和室で窓際に2畳ほどのくつろぎスペースがありました。窓から外を眺めると洞爺湖が見えます。室内にはテレビ、冷蔵庫、扇風機などがありました。冷蔵庫があるので買ってきたビールなどを冷やしておけて便利です。
シンプルな和室
とてもシンプルな客室で落ち着きますね。奥には3畳ほどの次の間があって押し入れに布団が沢山入っています。机上には各種案内が置かれていて、女将さんが作成した暖かみのある案内書きが良い感じでした。さて、そろそろお腹が空いたので夕食を食べに行きましょう。
夕食♪
大和旅館は素泊まりが基本の旅館らしいのですが、最近になって食事付きのプランも始めたとのコトで、今回は定食付きのプランを選択しました。夕食と朝食の2食付きで6,450円というのはリーズナブルですよね。食事は旅館1階のラムストーリーという食事処で食べる形式となっていて、大将自ら調理していました。刺身ミニジンギスカンなど盛り沢山で、ボクなんかは見ただけでお腹一杯になってしまいます(笑)
いよいよ浴室へ
お腹が一杯になった後はお風呂です。部屋に備え付けのタオルを持って浴室へ向かいました。この階段を下りた先に浴室があります。日中は日帰り入浴客が多いようですが、22時を過ぎると宿泊者専用となるのでゆっくりと温泉を楽しむコトができます。
男湯の脱衣所
こちらは男湯の脱衣所です。床にタオルの入ったカゴが置かれていたので誰か入浴中なのかと思ったら、このタオルは赤ちゃん用にご利用下さいと書かれた紙が置いてありました。細やかな心遣いですね。
男湯の浴室
男湯の浴室です。とても味のある浴室ですよね。シャワーの出が悪かったので、ヒートポンプという最新の熱交換システムを導入して改善したのだそうです。でも、ボクの場合はシャワーを使わずケロリンの桶に温泉を汲んで、頭からかぶるのであまり関係ありません(笑)
入浴♪
さっそく入浴しました。他に誰も居なくて気分がイイですね~。お湯は黄土色をしていて良い香りがしました。泉質は含重曹石膏食塩泉で、洞爺湖温泉利用共同組合により集中管理されている源泉を利用しています。泉温33℃から65℃の異なる源泉を複数(11本)混合して配湯しているようで、衛生管理のため配湯元において加温しているとのコトです。大和旅館ではこの温泉を源泉かけ流しで利用していて、かけ流されたお湯はヒートポンプでの熱交換用に再利用するなど、無駄の無いように活用しているようです。(※新泉源により含塩化土類食塩泉となりました)
女湯の浴室
こ、こちらは女湯の浴室です。お~! 女湯の方がイイですねぇ。男湯よりも広くて雰囲気も良い感じです。女性の利用客が多いのでしょうか? お湯は毎日完全換水されています。
第27回洞爺湖ロングラン花火大会
温泉を満喫して部屋でくつろいでいると花火大会が始まりました。この洞爺湖ロングラン花火大会は4月末から10月末の半年間に渡って毎日開催されていて、洞爺湖温泉街の名物となっています。洞爺湖に面した部屋だと写真のような感じで部屋に居ながら花火大会を楽しむコトができます。また、この花火大会の時間に合わせて遊覧船も航行しているようで、船上から間近に花火を楽しんだりするコトもできるようです。過去に登場した「洞爺 湖畔亭」とかだと、露天風呂へ入りながら花火を楽しんだりもできるでしょうね。花火を観ながらお酒を飲んでいたら、だんだんと眠たくなってきました。布団敷きはセルフサービスです。奥の次の間が狭くて落ち着きそうだったので、そこに布団を敷いて眠りました・・・。
朝食♪
翌日も朝早くから温泉を楽しみました。朝8時から浴室清掃となってしまうので、朝は早めに入浴した方がイイです。入浴後に朝食を食べに行きました。朝食は焼き魚や納豆といったシンプルなモノとなっていて良いです。大和温泉は若い夫婦が中心となって極めて少ない人員で運営しているアットホームな雰囲気の温泉宿でした。とても古い旅館ですが随所に工夫が見られて頑張っているなぁと思いました。付近には大規模な温泉ホテルが沢山あるのですが、ボクは大和旅館のような雰囲気が好きです。

★洞爺湖温泉 大和旅館(とうやこおんせん だいわりょかん)
 場所 : 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉105
 電話 : 0142-75-2415
 料金 : 500円
 営業 : 13:00-22:00
 休業 : 正月
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含塩化土類食塩泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計3,159ミリグラム(Na・Ca-Cl)
 泉源 : No.450-0xx(洞爺5・6・9・12・13号、共同1・2・4・5・6号、KH-1混合泉)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり・休憩所あり
 感想 : ★★★★☆
2008/08/03
しあわせの手湯
北海道洞爺湖サミットも無事に終了したある日、ボクは洞爺湖町(とうやこちょう)へやってきました。この洞爺湖町は平成18年に虻田町と洞爺村が合併してできた新しい町です。町内には洞爺湖温泉という一大温泉地があり沢山のホテルや旅館が営業しています。
大和温泉の手湯
その町の中にあるホテルや旅館の敷地内にいくつかの足湯や手湯が設けられていて、訪れた人々を楽しませてくれています。今回紹介するのは大和旅館(だいわりょかん)の敷地内にある「しあわせの手湯」です。
湯船
こちらが手湯の湯船です。ハート型のとても可愛らしい湯船に、
洞爺湖温泉利用共同組合により供給されている混合泉が注がれていました。もちろん源泉かけ流しです。
手湯♪
さっそく手湯をしてみました。泉質は含重曹石膏食塩泉で、お湯自体は無色透明ですが、温泉成分によって湯船やその周りが茶色くなっていました。
大和旅館
さて、手湯を楽しんだ後は今回の目的地である「大和旅館」です。今回は珍しく温泉旅館への宿泊となりました。このブログに温泉旅館宿泊シリーズが登場するのは何年か後になるだろうなぁと思っていたのですが、日帰り入浴と違いゆったりと温泉を楽しむコトのできる宿泊利用も魅力的なモノです。今後は温泉民宿等も視野に入れて記事にしていくコトができればイイなぁと思っています。

★洞爺湖温泉 しあわせの手湯(とうやこおんせん しあわせのてゆ)
 場所 : 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉105
 電話 : 0142-75-2415
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 含塩化土類食塩泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計3,159ミリグラム(Na・Ca-Cl)
 泉源 : No.450-0xx(洞爺5・6・9・12・13号、共同1・2・4・5・6号、KH-1混合泉)
 備考 : 駐車場あり・男女別(混手も可)
 感想 : ★★★☆☆