じゅん☆ブログ

2010年01月の記事一覧
2010/01/31
客室からの景色
釧路駅前にある
「スーパーホテル釧路駅前」へ行ってきました。写真は最上階の客室から見た駅前の夜景です。フロントでチェックイン手続きをして精算機で料金を支払うとレシートが出てきます。このレシートに部屋の暗証番号が記載されていて、部屋のドアに付いているテンキーで暗証番号を入力して入室する仕組みとなっていました。部屋の鍵は無く、暗証番号を忘れると部屋へ入れなくなってしまうので用心しましょう。
スーパールーム
今回宿泊するスーパールームです。ワイドベッドの他にロフトベッドがあってオモシロいですね。机の上には液晶テレビがあって、廊下にあるVODルームシアターチケット(1,000円)を買うと、映画アダルトな番組が見放題となります。その他にお茶やコップ加湿器付電磁サーバーが用意されていました。机の下にはフリーの冷蔵庫があって、その上にドライヤーがあります。目立たないところに空気清浄機が設置されていました。
室内の様子
この部屋は2~3名用なのですが、今回はシングルユースです。複数で使うにはちょっと狭いかもしれませんが、ボクはこういう狭っこい部屋が大好きです。ベッドの上に浴衣が置いてありますが、コレは一階の枕コーナーから借りてきました。スーパーホテルは「快眠」に力を入れていて、フロントの横には枕コーナーというのがあります。厚さや素材の違う枕が沢山あるので、自分に合った枕を選んで快眠できそうですね。なかなかオモシロい取り組みだと思いました。
ロフトベッド
ロフトベッドです。一見寝心地が悪そうにも見えますが、意外と寝心地良かったです。ただ、登る場所が狭いので体格の良い方だとちょっと辛いかもしれませんね。室内にはユニットバスもあるのですが、このホテル自慢の天然温泉大浴場へ行ってみるコトにしましょう。
白鳥の湯 脱衣所
ホテルの廊下にはビジネスホテルらしくズボンプレッサーが設置されていました。やってきたのは一階にある天然温泉大浴場「白鳥の湯」です。このホテルには浴室が一ヶ所しか無いので、時間により男女入替制となっていました。脱衣所には温泉分析書が掲示されています。それによるとココの温泉は茅沼温泉(かやぬまおんせん)の「くしろ湿原パーク 憩の家かや沼」から運び込んでいるようです。
白鳥の湯 洗い場
浴室へと入りました。一応大浴場というコトになってはいるのですが、洗い場が3つしか無く、ホテルの規模から見るとかなり狭い感じで、時間帯によっては結構混雑していたりします。シャンプー類が沢山用意されていて、好きなのを選んで使うコトができるようになっていました。
白鳥の湯 湯船
こちらが湯船です。浴室へ入った時から気になっていたのですが、何だか目が痛いのです。そのワケはスグに分かるコトになるのですが、さっそく掛け湯をして入浴してみるコトにしました。
入浴・・・
うわぁ~、入浴しちゃいました。予想はしていましたが、これは予想以上の塩素風呂です・・・。元は等張性のなかなか素晴らしい食塩泉なのですが、もはやその面影は無いと言ってもよいでしょう。湯上がり後にちょっとだけ温泉っぽい感覚を感じましたが、部屋へ戻る頃には肌が痒くなってきました。これなら部屋でシャワーを浴びていた方が良いでしょうね。
就寝♪
入浴後は真湯でカラダを濯いだ方が良いかもしれません。いつものクセで温泉成分を洗い流さないようにそのまま上がってしまったのですが、カラダが乾いてくると見事に肌がガサガサになってしまいました・・・。温泉は残念な感じでしたが、この部屋はとても気に入りました。宿泊料金が低価格なので、ビジネスホテルとして利用するには申し分無いでしょう。さて、このまま寝てしまいたいところですが、今夜は徹夜でアレです・・・(謎)
ラウンジ
徹夜と言っておきながら、結局午前3時過ぎに耐えきれなくなって寝てしまいました。朝は大浴場へは行かず部屋のシャワーで済ませました。一階のラウンジで朝食の無料サービスがあります。ラウンジには喫煙所やコインランドリー(有料)、パソコンコーナーなどがあり、自動販売機や電子レンジも設置されていました。このラウンジの奥が大浴場となっています。
健康朝食♪
こちらが無料サービスの朝食です。品数は少ないのですが、焼きたてのパンが美味しそうでした。バイキング形式なので好きなだけ食べるコトができます。オモシロいのは朝食の時間帯だけ自動販売機のドリンクが無料になるサービスがあるコトです。コーヒーやココア、お茶などが飲み放題でした。スーパーホテル釧路駅前は「天然温泉」という看板を期待して行くと、残念な思いをするかもしれませんが、ビジネスホテルとして見れば、かなり満足のいくホテルだと思います。フロントのお姉さんも親切で、部屋のテーブルに手書きのウェルカムメッセージが置いてあったのには驚きました。

★スーパーホテル釧路駅前(すーぱーほてるくしろ)
 場所 : 北海道釧路市末広町14丁目1の2
 電話 : 0154-25-9000
 営業 : 日帰り入浴なし
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 食塩泉(弱アルカリ性等張性高温泉)
 成分 : 成分総計9,765ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : No.223-028(茅沼温泉 憩の家2号井)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり
 感想 : ★★★☆☆

2010/01/26
謎の湯煙発見!
ある冬の寒い日にクルマを運転していると、何やら道路脇で白い湯煙が立ち昇っているのを発見しました。ただならぬ湯煙にクルマを停めて探索を開始しました。
怪しい池
雪が締まっていたので長靴だけで怪しい池のところまで辿り着くコトができました。何やらパイプのようなモノが池まで延びていて、そのパイプからボコボコと何かが放出されているようです。良く見ると池の中に小魚がいました。
相当な量の温泉
パイプから放出されているのは湯温のある温泉のようで、その場所から湯煙が立ち昇っていました。この付近は何度か通過したコトのある場所だったのですが、冬に通るコトはなかったので今まで気が付きませんでしたね。
湯温計測
そのパイプ付近で湯温を計測してみると35℃でした。源泉温度はもう少し高いと思うのですが、どこにその泉源があるのかは不明でした。このパイプはどこへ繋がっているのでしょうね? 近くにあるシラルトロ湖温泉から来ているのかなぁと思いましたが、おそらくは付近にある未利用の自噴泉で湧き出した温泉が、そのまま排出されているような感じもしました。
凄い泡!
この温泉のシュワシュワ感は見事なモノがありました。成分的なコトは全く不明なのですが炭酸成分が多いのかもしれませんね。今回は手湯のみでしたが、なかなか気持ちの良い感じの浴感でした。できれば暖かい時期に全身浴してみたい温泉なのですが、ココは場所的に全身浴は無理でしょうね。

★シラルトロ湖温泉 謎の湯(しらるところおんせん なぞのゆ)
 場所 : 北海道川上郡標茶町塘路
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 食塩泉
 成分 : 不明(Na-Cl)
 泉源 : 不明
 備考 : 入浴注意!?
 感想 : ★★★☆☆

2010/01/22
フレの湯B
前回に引き続き「阿寒川フレの湯」を紹介します。今回紹介するのはフレの湯Aの隣にあるフレの湯Bです。フレの湯Aから数メートルのところにあるのですが、裸足で向かったところ、足が冷たくて大変でした。ギャーギャー言いながら歩いて行くと、倒木の下にフレの湯Bのドラム缶浴槽が見えてきました。倒木の上に積もっている雪が凄い感じですね。
ドラム缶の湯船
こちらが湯船です。地中にドラム缶が埋められていて、その底から温泉が湧き出しています。フレの湯Aもそうですが、このフレの湯Bもかなりよくできた湯船です。
入浴♪(その1)
さっそく湯船へ飛び込みました。湯温を計る余裕が無かったのですが、おそらく34℃くらいかと思われます。フレの湯Aと違ってかなりぬるめな感じで、ちょっと寒いくらいでした。
今にも落ちてきそうな雪
見上げると倒木に積もった雪が今にも落ちてきそうな感じになっていました。これが落ちてきたら埋まっちゃうかもしれないなぁ・・・。
入浴♪(その2)
何だかいつまで浸かっていても温まらないような感じです。冬の入浴はちょっと厳しいかもしれませんが、スグ近くには高温のフレの湯Aがあるので大丈夫でしょう。泉質は単純泉でフレの湯Aとは異なり薄い感じです。湯中にはオレンジ色の湯の花が沢山浮遊していました。入浴後はフレの湯Aへ走って行って再び温まったのでした・・・。

★阿寒川フレの湯(あかんがわふれのゆ)
 場所 : 北海道釧路市阿寒町オクルシベ
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 単純泉
 成分 : 不明
 泉源 : 自然湧出
 備考 : 混浴(一人用)
 感想 : ★★★☆☆

2010/01/19
見覚えのある場所に到着
前回からの続きになりますが、阿寒川を大きく高巻いて崖のような坂を下って行くと、見覚えのある場所が見えてきました。しかし、このような位置から見るのは今回が初めてです。とても急なので滑り落ちないように慎重に下って行きました。
手水の湯
やっと辿り着いたのは「手水の湯」です。最初にココへ浸かってもよかったのですが、せっかく今年最初の野湯とのコトなので、ココは後にして阿寒川野湯群でボクの一番好きな場所へと行ってみましょう。
フレの湯へ
大好きな場所はそこから少し谷側へ入ったところにあります。温泉地帯なのですが、周辺には結構な雪が積もっていますね。
阿寒川フレの湯A
かくして辿り着いたのは「フレの湯」です。ココには2つの湯船があるので、便宜上こちらを「フレの湯A」としています。バスタブがあるのに野湯なのか?と思うかもしれませんが、ボクの基準からするとココは間違いなく野湯なのです。
湯船
こちらが湯船です。この湯船はゴミなどが入らないようにフタがされているハズなのですが、今回はフタがされていなくてお湯の色も何だか透明な感じです。周囲を見回すと雪の下に汚れたフタが埋まっていました。
湯温計測
お湯の温度を計ってみると43℃となっていました。いつもは45℃くらいあるのですが、フタがないので少し湯温が下がっているようです。
入浴♪
さっそく今年最初の野湯に入浴してみました。入浴するとお湯がいつも通りのオレンジ色になってきました。泉質は単純泉らしいのですが、このお湯に浸かるといつもフラフラになります。相当に成分の濃い泉質なのではないかなぁと最近は思っているのですが、そうなると単純泉ではないのかもしれません。鉄っぽい感じの良く効く温泉です。
入浴後
入浴後のお湯はいつものフレの湯らしい色となっていました。その後は「フレの湯B」へ浸かったりして、帰る際は雪に埋もれていたフタを掘り出し、お湯をかけて洗い再びフタをして帰路につきました。使った後はフタをしておかないと鹿のウンコなどが湯船へ入ってしまうので、必ずフタをしてくださいね。

★阿寒川フレの湯(あかんがわふれのゆ)
 場所 : 北海道釧路市阿寒町オクルシベ
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 単純泉
 成分 : 不明
 泉源 : 自然湧出
 備考 : 混浴・湯当たり注意!
 感想 : ★★★★☆

2010/01/17
旧雄阿寒温泉入口
今年最初の野湯探索というコトで「阿寒川野湯群」へやってきました。この場所へは何度も訪れているのですが、真冬のこの時期に訪問するのは今回が初めてとなります。雄阿寒分岐のバス停からスノーシューを装備して旧雄阿寒温泉跡へと向かいました。
雄阿寒温泉 池の湯
最初に見えてきたのは
「池の湯」です。先ほどまで付近には凄まじい数のエゾ鹿がいたのですが、ボクの姿を発見すると阿寒川を渡り対岸へと避難していきました。今も対岸でピーピーと警戒鳴きをしています。今回は池の湯をパスして先へと進みましょう。
源泉池
こちらはスグ近くにある「源泉池」です。この池の底からはブクブクと高温の温泉が湧き出しているのですが、とても熱いので未だに入ったコトがありません。湯流れの先にある崖っぷちで浴びるのが精一杯かもしれませんね。
湯流れ
湯流れのところだけ雪が無いので、積雪状態を把握するコトができました。こうして見ると結構積もっていますね。やわらかい雪なのでスノーシューでも歩くのが大変です。
真冬の阿寒川
真冬の阿寒川です。先ほど向こうの浅瀬を何十頭ものエゾ鹿が渡っていきました。せっかく温泉でくつろいでいたのに冷たい川を渡らせてしまってゴメンなさい・・・。
冬の獣道
何十頭ものエゾ鹿が歩いた跡は獣道のようになっていました。その跡を辿りながら先へと進みます。それにしてもエゾ鹿の走破能力は素晴らしいですね。
雄阿寒ホテル跡の湯
少し行くと「雄阿寒ホテル跡の湯」が見えてきました。ココでは過去に入浴したコトがあるのですが、こうして見るとよく入浴したモノだなぁと感心します。一回入浴したらもう十分かなぁといった感じでした。付近は冬でもエゾ鹿のウンコだらけです・・・。
ルート検索
さて、今回の目的地へは通常ですとこの辺りから川へと降りて行くのですが、今回は雪が降り積もっていてかなり危険な感じとなっていました。誤って滑り落ちでもしたら川へと真っ逆さまです。川岸ルートを行くのはちょっと無理っぽいですね。少しボーっと考えていましたが、急斜面をスノーシューで登って大規模に高巻くコトにしました。
尾根ルートから
今回は正月に新調した長靴が失敗で、何度かスノーシューが脱げてしまうトラブルもあったのですが、何とか急斜面を登りきり尾根のようなところを通って目的地付近までやってきました。スノーシューでなければこんなルートはとれないでしょうね。改めてスノーシューのオモシロさを感じたのでした。次回へと続く・・・。

2010/01/11
陸別町南斗満
ある冬の寒い日に陸別町(りくべつちょう)へ行ってきました。陸別町は日本国内有数の極寒地として有名なところで、この日も非常にしばれていました。「しばれる」とは北海道弁で「なまら寒い」という意味です。「なまら」とは北海道弁で「凄く」という意味です(笑)
陸別町温泉給湯施設(コード番号:205-001)
今回の目的地は「陸別温泉スタンド」です。かつて
KOBAN2さんのブログで紹介されていたこの場所なのですが、気になってはいたものの、その場所が分からず未訪問となっていました。陸別温泉スタンドは陸別町が掘削し平成6年に供用開始したのですが、平成14年にポンプが故障してしまい財政難のため修理の目途も立たず放置されていました。昨年の12月19日にようやく改修が完了し、7年ぶりに共用再開されたモノです。
源泉小屋
この場所は陸別の市街地からも離れた場所にあって、付近には民家が数軒あるだけの静かな場所です。「陸別温泉スタンド」の看板が無ければココに温泉があるというのは分からないでしょうね。今回はKOBAN2さんにピンポイントで場所を教えてもらい、難なく訪問するコトができました。奥にあるのが源泉小屋で手前にあるのが温泉スタンドです。
使用方法
源泉小屋の前には温泉スタンドの使用方法の書かれた看板がありました。簡単な温泉成分の説明書きもあります。「ON」にすると温泉が出てくるようですね。
陸別温泉スタンド
こちらが温泉スタンド本体です。黄緑色のホースが源泉小屋へと繋がっていて中央にあるボックスの中に温泉スタンドのスイッチがあります。それでは、さっそくスイッチを押してみましょう。
温泉スイッチ
ボックスを開けると「ON」と「OFF」のスイッチがありました。ONを押すと温泉が出てきて、OFFを押すと温泉が止まり、凍結防止のため自動で水抜きされるシステムとのコトです。
ドバドバ出てくる温泉
「ON」を押すと源泉小屋のポンプが作動して、すぐにホースからドバドバと温泉が出てきました。湯温は25℃ほどなのですが、20分くらい出しっぱなしにしておくと35℃くらいになるそうです。掘削深度が1,506メートルもあるので時間がかかるのでしょう。最深部での湯温は71℃にもなるようです。今回は外気温が低かったので手湯のみとしておきました。
温泉分析表
温泉分析表などの掲示は無いのですが、過去に訪問した際の看板画像があったので参考に載せておこうと思います。この温泉の(No.205-001)泉質はは成分総計は1,087ミリグラムの含食塩重曹泉で、源泉温度は36.4℃、pH値は8.3とのコトでした。飲泉してみましたが無味で、気のせいか温泉スタンドの周囲では若干硫化水素臭のようなモノを感じました。泉質的な特徴はそれほど感じられませんでしたが、やわらかい感じのする温泉です。もう少し湯温があればオモシロいのになぁと思う温泉スタンドでした。陸別町では温泉水の宅配等も検討しているとのコトです。

★陸別温泉スタンド(りくべつおんせんすたんど)
 場所 : 北海道足寄郡陸別町トマム南5線99
 料金 : 無料
 営業 : 09:00-17:00
 休業 : 年中無休
 泉質 : 含食塩重曹泉(弱アルカリ性低張性温泉)
 成分 : 成分総計1,087ミリグラム(Na-HCO3・Cl)
 泉源 : No.205-001(陸別温泉 陸別町泉源)
 備考 : 要ポリ容器
 感想 : ★★★☆☆

2010/01/07
ホテルあかしや「梅」
白老町竹浦(しらおいちょうたけうら)にある「ホテルあかしや」へ行ってきました。このモーテルには何度も訪問しているのですが、今回は「梅」と呼ばれる平屋の洋室へ入ってみました。この部屋は外見こそ新しい感じなのですが、中へ入ってみるとご覧のように鄙びた雰囲気で、ボク好みな客室となっています。さっそく部屋の中を見ていきましょう。
VHSビデオテープ
いきなり今回の目玉から紹介してしまいましょう。この部屋には
ビデオデッキ付きのテレビがあるのですが、そこには沢山のビデオテープが保管されていました。エッチなビデオがあるのは分かるのですが、それらのビデオに混ざって、テレビで放映されたと思われる映画を録画したビデオがありました。シールが貼ってあって手書きでタイトルが書かれています。ボクはもう何だかこういう雰囲気がホッとするのです。友達の家へ遊びに来ているような錯覚を覚えました。
部屋の様子(その1)
椅子の横にはコップなどの入った棚があり、その下に冷蔵庫が設置されていました。開けてみるとビールやコーラなど(有料)が入っていて、その中にミカンの缶詰も入っています。今まで入った部屋は桃の缶詰だったのですがミカンもあるのですね。奥にはベッドルームがあって、壁には謎の油絵が飾られていました。これは噴煙を上げる有珠山かな?
部屋の様子(その2)
入口方向の様子です。ベッドルームの方には鏡台が設置されていました。ドライヤーとブラシも置いてありますが、ブラシは持参するコトをオススメします。部屋には電子レンジポットがあるので、コンビニで食べ物を買ってきても安心ですね。横の押し入れには毛布が入っていました。それでは浴室へ行ってみましょう。浴室手前にはウォシュレット付きのトイレがあります。
脱衣所
こちらが脱衣所です。もう雰囲気抜群ですね! 横には洗面台がありました。アコーディオンカーテンを開けると浴室があるのですが、その入口のところに「入口」と書かれた紙がガムテープで貼り付けてありました。それでは服を脱いで入口から浴室へ入ってみましょう。
浴室
うぉ! ビックリしました。この部屋の浴室は予想外なコトにユニットバスとなっています。渋い浴室かと思っていたのですが、こういうのもアリかもしれませんね。お湯は24時間出しっぱなしの流しっぱなしで、湿気が部屋の方へ行かないようにカーテンのにビニールが取り付けられていました。そしてこちら側にはチラシの裏に書かれた出口の貼り紙が・・・。
入浴♪
さっそく入浴してみました。あぁ~、やっぱり竹浦の温泉はイイですね。湯温は湯船の中で44℃ほどとなっており熱めで気持ち良いです。お湯は無色透明の単純泉で良い香りがします。滞在中に何度も入浴して竹浦温泉を堪能させていただきました。
ベッドシーン♪
夜のベッドルームは電気を消すと真っ暗になるのですが、朝になって外が明るくなると、部屋全体がピンク色になっていかがわしい雰囲気となりました。枕元にはコンドーム2個とボックスティッシュが備えられています。ベッドはそれほど大きなモノではないので、きっと一晩中密着して寝ちゃうコトでしょう・・・(謎)

★天然温泉 ホテルあかしや(てんねんおんせん ほてるあかしや)
 場所 : 北海道白老郡白老町竹浦110の5
 電話 : 0144-87-3438
 宿泊 : 5000円(21:00-10:00)
 休憩 : 3000円(09:00-24:00・2時間)
 割引 : 3000円(09:00-15:00・平日のみ)
 延長 : 500円(1時間)
 泉質 : 単純泉
 成分 : 不明
 泉源 : 不明
 設備 : 電子レンジ・ポット・冷蔵庫・DVD・ドライヤー
 備考 : 一名利用可・対面精算
 感想 : ★★★★☆

2010/01/05
ニセコ探険
ある日、ニセコ方面の探索へ行ってきました。今回の探索のきっかけは
KOBAN2さんからいただいた「宝の地図」です。林道を進んで行くと見覚えのある橋が見えてきました。
白樺橋の湯
この橋は「白樺橋」という橋で、欄干部には引湯管が通っていて排水口から温泉がシャワーのように硫黄川へと流されていました。温泉と言っても湯温が低いので、この温泉シャワーを浴びるにはそれなりの覚悟が必要です。詳しくは過去記事の「硫黄川白樺橋の湯」をご覧ください。
イワオヌプリ登山道入口
さて、今回の目的地はこの登山道の先にあるようです。それほど雪は積もっていなかったのですが、歩きやすいようにスノーシューを装備して登山道へと入って行きました。
登山道脇の引湯管
しばらくサクサクと進んで行ったのですが、注意深く観察していると、登山道の脇に何やらパイプのようなモノが通っていました。このパイプは今回の目的地である小川温泉跡から延びている引湯管のようです。周辺には他にも温泉関連と思われる設備がありました。
破損パイプ
途中には破損したパイプがあってそこから温泉のようなモノが漏れ出していました。このお湯は白樺橋の先まで引湯されているようなのですが、これだけ破損していてもお湯が通っているというコトは何かバックアップルートのようなモノがあるのでしょうか? 漏れ出しているお湯の温度を計ってみると23℃ほどありました。
登山道を外れて
さらに進むと雪の溶けている場所があり、そこから登山道を外れて硫黄川の方へ進んで行くと、手前に何か見えてきました。
源泉井
そこには利用されなくなった源泉貯湯槽のようなモノが2つありました。中を覗いてみると水が溜まっていましたが、どうやらその水は温泉ではないようです。
湧出部分
川の方へ行ってみると川岸からオレンジ色の温泉が湧き出し、硫黄川へと流れ出していました。なかなか見事な光景でしたが、湯温が低く気温も低い日だったので今回は手湯のみとしておきました。この温泉の泉質は含芒硝土類炭酸鉄泉とのコトです。かつては引湯先にある温泉施設で利用されていたのですが、現在はその温泉施設も廃業状態で、この温泉は利用されるコト無くただただ川へと流されています。とても良く効きそうな泉質の温泉なのにもったいないなぁと思いました。

★小川温泉跡(おがわおんせんあと)
 場所 : 北海道虻田郡倶知安町花園
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 含芒硝土類炭酸鉄泉
 成分 : 不明
 泉源 : 自然湧出
 備考 : 冷たい
 感想 : ★★☆☆☆