網走市(あばしりし)にある
「北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート」へ行ってきました。もともとココは網走グランドホテルだったのですが、2006年に鶴雅グループが買い取り、翌年リニューアルオープンさせたものです。今回は宿泊して鶴雅リゾートを存分に楽しませていただきました。
ホテルへ入るとエントランスラウンジへ案内されました。ココでチェックイン手続きの間、
ウェルカムドリンクのサービスがあります。手続き終了後は従業員の方が客室まで案内してくれました。
今回宿泊したのはこちらの和室です。最上階の部屋で
出窓が付いており、窓からは
網走湖を見るコトができました。机の上には
岡女堂の豆菓子が置いてあります。岡女堂は経営破綻したと思っていたのですが、鶴雅の傘下となっていたのですね。
部屋の棚にはお茶や
コーヒーメーカーが収納されていました。テレビの横には
ゴロ寝枕が2つ置いてあります。奥には
洗面所と
バストイレがありました。夕食まで少し時間があるのでお風呂へ行ってみるコトにしましょう。
大浴場
「北天坐忘の湯」へやってきました。脱衣所入口には
開放感のある休憩所やマッサージコーナーなどがあります。写真は脱衣所の様子で、ロッカーには鍵が付いているので安心です。左側には
ドレッサールームがありました。それでは
服を脱いで浴室へ入ってみましょう。
入口にある
シャワーを浴びてさっそく入浴してみました。右奥の
湯口から温泉がドバドバと注がれています。
お湯は無色透明なのですが、循環吸込口が湯底にあるためか不純物が湯船表面に浮かびやすくなっているようでした。背後には
洗い場があって、正面には
サウナと水風呂があります。
向こう側には露天風呂もありました。
こちらは露天風呂です。露天風呂からの
眺めはご覧の通りそれほど良くはないのですが、外の空気を吸いながら入る温泉は、やはり開放感があって良いですね。この温泉(No.137-017)の泉質は、成分総計221ミリグラムの単純泉でpH値が8.6となっていました。源泉温度が25.2℃と低いため加温のうえ、循環塩素消毒されています。あまり特徴の無い温泉なのですが、アルカリ性のやわらかい感じがするお湯でのんびりと浸かるのに適していると思いました。
夜の雰囲気もなかなか良かったです。
入浴後、部屋へ戻ってくつろいでいると日が暮れてきました。
最初の写真は日没時に部屋の窓から撮影したモノです。夕食の時間となったので1階にある
バイキングレストラン「COTA」へとやってきました。美味しそうな料理が沢山並んでいますね。
お寿司や鯨のたたき、オホーツク産の魚介類など
多彩な料理が並べられていました。
お好みで焼くピザコーナーやラーメンコーナーが子供達に人気のようです。このピザは自分で生地やトッピングを選んで、シェフの方が石釜で焼いてくれるという楽しみなモノとなっていました。奥には
デザートコーナーがあります。
こちらには
チリソースなどが並んでいました。
お好みの料理をチョイスして
座席へ着きます。この食事空間も
中央にモニュメントのあるステキな場所となっていました。テーブルには
鍋が用意されていて、
鍋を楽しみながら夕食バイキングをいただきます。食後のデザートも充実していて、
パンケーキや
アイスクリームなどデザートは
ほとんど全ていただきました。
美味しい夕食でお腹もいっぱいになったので
館内を探索するコトにしました。こちらは一階にあるラウンジです。
暖炉があってかなり
ゴージャスな雰囲気となっていました。横には
喫煙ルームや
図書コーナーがあって気軽に読書できる他、
貴重な古書も展示されていました。ボクが着ているのはオリジナルの館内着で北方民族のイメージからデザインされたモノとのコトです。ホテル全体がオホーツク文化をイメージした造りとなっていて、ラウンジには北天の丘のトレードマークにもなっている
クジラと
大鷹のオブジェクトなどもありました。
こちらは隣にある椅子のギャラリー「偶」です。椅子のギャラリーというだけあって沢山の椅子が置いてありました。横には
マッキントッシュの真空管アンプが設置されています。
可愛らしい椅子が並んでいました。こんなステキな
椅子でくつろぎながら音楽を聴くのも良いですね。窓際には
インターネット用のパソコンが設置されています。別なフロアの二階には
多目的ホール「ポラリス」というのがあって、簡単な運動器具の他、
卓球台も設置されていました。
ラケット等も用意されているので気軽に卓球を楽しむコトができます。
ラウンジバー「縄文」です。カウンター奥には
お酒が並んでいました。こんなオシャレな空間でお酒を飲んだらさぞかしい美味しいのでしょうね。夜にはハープの演奏会が開かれるようです。
こちらのカウンターテーブルは
一枚板となっていて
見事な装飾が施されていました。窓の外には三角形のオホーツクモニュメント(足湯)が見えます。ちょっと足湯へ行ってみるコトにしましょう。
ラウンジから外へ出られるようになっていて、外には火焔の塔という足湯がありました。出入口に
下駄箱があるので、ココで下駄に履き替えて行きます。タオルや座布団、降雨時用の傘まで用意されていました。薄暗い夜道を歩いて行くとモニュメントの下に
真っ暗な足湯の入口がありました。中へ入ってみましたが
何だか暗くてよく分かりません。この夜は寒かったので足湯しませんでしたが、明るくなってから見に行ってみると
六角形の可愛らしい足湯でした。
足湯探索でカラダが冷えたので再び
大浴場へとやってきました。ココには岩盤浴があるのです。入口に
岩盤浴専用のバスタオルとガウンがあるので、ガウンに着替えて
岩盤浴の部屋へと入りました。適度な湿度とBGMが良い感じです。さっそく
寝転がってみましたが、岩盤浴って気持ち良いですよね。何だかそのまま眠ってしまいそうでしたが、寝てしまうと低温火傷の危険性があるので、枕元にある
砂時計で時間管理しながら入浴しましょう。岩盤浴とサウナは24時で終了してしまうのですが、大浴場は翌朝9時半まで利用できるので、
夜中でも入浴できます。
翌朝の朝食です。朝食もバイキングとなっていて、ご飯の他、
いろいろなパンや
フルーツ類も並んでいました。テーブルに
味噌汁セットが置いてあって、自分で
味噌汁を作るコトができるようになっているのがオモシロいですね。北海道名物?の
カツゲンもあって、久しぶりに飲みましたが懐かしい味でした。ステキな時間もアッと言う間に過ぎ、あばしり湖鶴雅リゾートを後にしたのですが、細かいところまで配慮の見られるステキなホテルでした。特にバイキングが素晴らしかったですね。古の座と呼ばれる源泉かけ流しの露天風呂付き客室もあるので、次回はぜひそちらの豪華な客室に宿泊してみたいと思います。
★北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート(あばしりこつるがりぞーと)
場所 : 北海道網走市呼人159番地
電話 : 0152-48-3211
料金 : 1000円(岩盤浴込)
営業 : 12:00-22:00(土日祝日)/14:00-22:00(平日)
休業 : 年中無休
宿泊 : 15:00-10:00
泉質 : 単純泉(アルカリ性低張性低温泉)
成分 : 成分総計221ミリグラム
泉源 : No.137-017(網走湖鶴雅温泉)
備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり
感想 : ★★★★☆
釣りダー
釣りダー
よし
ひさを
かわちゃん
米谷
ちゃっぴー
ちゃっぴー
えむご
こに