じゅん☆ブログ

2011年08月の記事一覧
2011/08/29
みどりヶ丘温泉 サウナビジネスホテル
帯広市(おびひろし)にある
「みどりヶ丘温泉 サウナビジネスホテル」へ行ってきました。ココは帯広市の中心部にある温泉ホテルです。今回は宿泊で利用してみました。
シングルルーム(セミダブル)
チェックイン手続きを済ませ、3階にある客室へとやってきました。なお、エレベーターはありません。室内には冷蔵庫湯沸かし器お茶セットドライヤー、テレビなどが設置されていました。出入口部分にトイレ付きユニットバスがあって、簡単なアメニティーが用意されています。
夕食♪
今夜は出かけなければならないので、さっそく夕食です。夕食は嬉しいコトに帯広名物の豚丼でした。ボクはこういうどんぶりモノは見ただけでお腹一杯になってしまう方なので、ちょっと苦手なのですが、ココの豚丼は美味しくてペロっと完食できました。楽天トラベルの素泊まりは4,200円なのですが、この豚丼プランは4,600円と、僅か400円の上乗せで利用できるのでオススメです。
第22回道新十勝川花火大会
さて、夕食後にやってきたのは十勝川の河川敷です。今夜は第22回道新十勝川花火大会なのでした。さっそくオープニングの花火が打ち上げられています。
たまや~♪
実は2週間前に開催された勝毎花火大会も見に来たのですが、今回は会場が割合空いていてイイ感じです。音更側の土手の上から眺めるコトができました。花火を撮影すると、ファインダー越しに花火を見てしまってもったいないので、今回はなるべく撮影しないで、花火そのモノを楽しもうと思いましたが、カメラを持っているとやはり撮影してしまいますね。
変形花火
今回はあまり撮影しない予定だったので、無謀にも花火写真はすべて手持ちでの撮影です。使用カメラは5年前に買ったコンデジなのですが、なかなか優秀ですねー。さすが数々の秘湯を写してきたカメラだけのコトはあります(笑) 写真は変形花火です。左上からキノコ、ドラえもん?、季節外れのクリスマスツリー、風車。
フィナーレ
およそ45分間の花火大会もクライマックスを迎えました。フィナーレのワケが分からなくなるような花火連打は最高ですね! 夜空一面が金色に輝いて、その迫力にただただ口を開けて感動しておりました(笑)
温泉大浴場
さて、花火大会も終わりホテルへと戻ってきました。みどりヶ丘温泉は入浴客が途切れないので、浴室の写真撮影はできないのではないかと思っていましたが、営業終了間際になって、やっと湯客が居なくなり浴室にはボク一人だけとなりました。このチャンスを待っていたぜー!と言わんばかりに写真を撮りまくります(笑)
湯船
浴室へ入ると掛け湯全身シャワーあかすりコーナーがありました。こちらは湯船です。手前から冷水風呂(真水)、高周波ジェットバス、温泉浴槽気泡風呂となっていました。水風呂以外は温泉です。ジェットバスは湯温がぬるめで長湯向き、温泉浴槽は意外と深く湯温は42℃、ジェットバスは湯温40℃ほどといった感じでした。
入浴♪
帯広の温泉らしい薄茶色なお湯で感動です。香りが良いのですよねぇ~。モール臭の中に微弱な硫化水素臭のあるこの香り。そして、この素晴らしいツルツル感!。帯広の人は毎日こんな良泉に入浴できて羨ましいなぁと思いました。脱衣所に掲示されていた温泉分析書によると、この温泉(No.242-021)の泉質は成分総計498ミリグラムの単純泉で、源泉温度は42.9℃、pH値は9.4もあるとのコトです。腐植質(フミン質)が2ミリグラム含まれているので、いわゆる植物性モール温泉と言えるでしょう。
サウナ
浴室の奥にはサウナがあります。左が乾式サウナ、右が湿式サウナとなっていました。常連の方はこのサウナが目当てで来ているようですね。スチームサウナはなかなか強烈な感じで、写真撮影は無理っぽかったです。蒸気に温泉水を利用しているのか気になるところでしたが、分かりませんでした。乾式サウナの方にはテレビが設置されていて、けっこう広い感じでした。
休憩所
入浴後はリクライニングチェアの設置された休憩所で休むコトができます。ガウンなども置かれていて、常連の方々がココで飲食したりくつろいだりしていました。日帰り入浴の料金は1,000円もするのですが、結構日帰りで来ている方がいるようなので、ココの温泉は居心地が良いのでしょう。
就寝♪
今回は突然思い立って帯広までやってきたのですが、良い一日を過ごすコトができました。客室内には冷房が設置されているので快適でしたが、寝る時は風邪をひくといけないので切って寝ました。夜中も温泉へ入れたら良いのですが、みどりヶ丘温泉の入浴時間は12時から24時までとなっていて、日帰り入浴の時間帯と同じになっています。翌朝、温泉へ入れないのが残念でしたね。朝は部屋のシャワーで済ませましたが、朝6時から7時半までは大浴場のシャワーのみ利用できるようでした。
朝食♪
翌日の朝食です。今回は朝食無しのプランだったのですが、チェックイン後に口頭で朝食の追加(735円)ができるとのコトだったので、昨日の夕食時に申し込んでおいたのでした。右下にある白いスープみたいなのは十勝の牛乳です。シンプルな朝食で美味しくいただきました。さて、みどりヶ丘温泉ですが、ココはちょっと鄙びた感じのする庶民的なホテルでした。日帰り入浴料金は高いのですが、低価格で宿泊できるのが魅力ですね。

★みどりヶ丘温泉 サウナビジネスホテル(みどりがおかおんせん)
 場所 : 北海道帯広市西12条南17丁目3
 電話 : 0155-22-6787
 料金 : 1,000円
 営業 : 12:00-24:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 単純泉(アルカリ性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計498ミリグラム(Na-Cl・HCO3)
 泉源 : No.242-021(みどりヶ丘温泉)
 備考 : 無線LANあり・休憩所あり・シャンプー等あり・ドライヤーあり
 感想 : ★★★★☆
2011/08/24
池田清見温泉
池田町(いけだちょう)にある「池田清見温泉」へ行ってきました。じゅん☆ブログに池田町の温泉が正式に登場するのは今回が初めてです。ココは前々から入浴したいと思っていた温泉なのですが、いつも混んでいるコトが多く、なかなか訪問できずにいました。この辺りでは珍しいちょっと変わった泉質の温泉らしいので楽しみですね。さっそく中へ入ってみるコトにしましょう。
脱衣所
中へ入るとロビーがあって、受付で入浴料金420円を支払います。料金を支払うと
入浴補助券(大人用)というのをくれました。10枚集めると1回無料で入浴できるようです。ロビーには休憩所販売コーナーがあって、源泉せっけんというモノが売られていました。写真は男湯の脱衣所です。鍵付きのロッカーが設置されているので、貴重品はロッカーへ入れておきましょう。洗面台があって、30円で利用できるドライヤーが設置されていました。壁には温泉分析書等も掲示されています。
洗い場
浴室へ入るとシャワー付きの洗い場がありました。横にはサウナと水風呂もあります。水風呂へは入りませんでしたが、水風呂の水も温泉のようでした。
湯船
こちらは湯船です。奥には泡風呂の浴槽があって、主浴槽よりも湯温が低くなっていました。主浴槽の端には源泉注湯口があって、コポコポと源泉が湧き出してきています。その源泉に触れてみると意外にも冷たい感じでした。源泉を少しずつ注ぎながら浴槽内では循環加温しているようです。脱衣所に掲示してある温泉分析書によると、源泉温度は35℃とのコトなのですが、源泉に触れてみた感触はそれよりも低い感じでした。池田清見温泉はココ数年、泉質が強食塩泉になったり、モール泉になったり、ヨード泉になったり、コロコロと変化しているコトで有名で、新聞記事になったコトもあります。もしかしたらまた泉質が変わっているのかもしれませんね。
入浴♪
お湯は黄土色をしたしょっぱいお湯で、薬品のような匂いが漂っていました。池田清見温泉では衛生管理のために塩素系薬剤を使用しているとのコトなのですが、この薬品臭は塩素系薬剤とは違う匂いです。この匂いはいわゆる臭素臭のようですね。平成22年8月の温泉分析書によると、この温泉は成分総計17,800ミリグラムの強食塩泉で、塩素イオンが10,510ミリグラムも含まれています。その他の気になる成分ではマグネシウムイオンが91ミリグラム、アンモニウムイオンが44ミリグラム、臭素イオンが47ミリグラム、ヨウ素イオンが27ミリグラムとなっていました。なかなかオモシロい泉質の温泉だと言えるでしょうね。

★池田清見温泉(いけだきよみおんせん)
 場所 : 北海道中川郡池田町清見ヶ丘10
 電話 : 015-572-3932
 料金 : 420円
 営業 : 12:00-22:30
 休業 : 第一・第三・第五火曜日
 泉質 : 強食塩泉(弱アルカリ性高張性温泉)
 成分 : 成分総計17,800ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : No.243-030(池田清見温泉1号井)
 備考 : シャンプー等なし、ドライヤー有料、休憩所あり
 感想 : ★★★★☆
2011/08/21
宗教法人 慈照山 報徳寺
登別市(のぼりべつし)の上登別町にある「報徳寺(ほうとくじ)」というお寺へ行ってきました。何故お寺へ行くのかと思うかもしれませんが、この報徳寺には温泉があるのです。何年も前から入ってみたいと思っていましたが、ようやくその願いの叶う日がやってきました。
報徳寺の正門(中央にネコあり)
報徳寺のある上登別という地区は「新登別温泉」と呼ばれ、以前は数件の民宿等が営業していましたが、現在は旅館四季と
新登別温泉荘のみが残っているような感じです。温泉地としてはちょっと寂しくなってしまいましたが、周辺はとても静かな環境で、観光客で賑わう登別温泉とはまた違った楽しみ方があるものと思われます。
脱衣所
さて、前置きが長くなりましたが、お寺の方に案内され脱衣所へとやってきました。報徳寺の温泉は基本的に無料で入浴できるのですが、前日までに電話での予約が必要となっています。突然行ってもダメなので注意しましょう。
慈恩の湯
こちらが報徳寺の浴室です。とてもシンプルな浴室ですよね。以前は中央にある源泉槽を境に、左右対称のもう少し広い湯船だったのですが、左側にトイレを造ったので、その分だけ浴室が小さくなってしまったのだそうです。
入浴♪
カラダを清めてから入浴してみました。お湯を張ったばかりなので、なかなか熱めな感じです。バルブのみで湯温を調節しているとのコトで、源泉槽部分で湯温を計ってみると50℃もありました。ボクの左足付近に注湯口があって、熱い源泉が出てくるので要注意です。加水蛇口もあるのですが、せっかくの源泉かけ流しですから、そのまま入浴しましょう。こちらの温泉は大湯沼にある奥の湯から引湯しているとのコトでした。灰色がかった感じのお湯で、硫化水素臭がとても心地良く感じられます。お寺の温泉らしく、浴室内には小さな仏様が源泉槽湯船のフチにおられました。今回は初めての寺湯体験というコトで、ちょっと緊張しましたが、とても良い時間を過ごせたと思います。どうもありがとうございました。

★報徳寺温泉(ほうとくじおんせん)
 場所 : 北海道登別市上登別町42
 電話 : 0143-84-3026
 料金 : 無料
 営業 : 要問合せ
 休業 : 不定休
 泉質 : 含塩化土類食塩硫化水素泉(弱酸性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,546ミリグラム(含S-Na・Ca-Cl(H2S型))
 泉源 : 自然湧出(登別温泉 奥の湯)
 備考 : 要予約
 感想 : ★★★★☆
2011/08/18
天然温泉 樽前の湯 ドーミーイン苫小牧
苫小牧市(とまこまいし)にある
「ドーミーイン苫小牧」へ行ってきました。今回、ココへ泊まったのは温泉があるからなのですが、苫小牧の温泉へ入るのは今回が初めてです。さて、どのような泉質の温泉が待っているのでしょうか?
ダブルルーム
まずは客室の紹介です。今回宿泊したのはダブルルームという部屋で、シングルより少しだけ広めの部屋となっていました。室内には液晶テレビポットの他、フリーの冷蔵庫加湿器も設置されています。LANケーブル有料放送も用意されていました。出入口部分には洗面台水洗トイレがあり、バス無しシャワーブースもあります。部屋のタイプによってはシャワーブースが無かったりするようです。
脱衣所
最上階(9階)にある「天然温泉 樽前の湯」へやってきました。写真は脱衣所の様子です。脱衣所内にはコインランドリーコーナーがあって、100円で20分利用できるようになっていました。無料の液体洗剤も用意されています。脱衣所の壁には温泉分析書が掲示されていました。
入浴♪(その1)
こちらは浴室です。いきなり入浴してしまっていますが、内湯には浴槽が2つあって、手前が水風呂、奥が温泉浴槽となっていました。岩場の湯口から温泉が注がれています(循環ろ過式)。左側には洗い場があって、出入口部分にはサウナもありました。
入浴♪(その2)
ドーミーイン苫小牧には露天風呂もあるのです。なかなか雰囲気の良い露天風呂で、横には休憩スペースもありました。夜通し入浴できるのがイイですね。さて、このドーミーイン苫小牧の温泉ですが、4年程前に掘削した自家源泉(No.453-009)となっていて、温泉分析書によると成分総計16,390ミリグラムの食塩泉とのコトです。薄黄色をしたしょっぱいお湯で、湯上り後はちょっとベタつくような感じもありました。もちろん、良い意味でのベタつき感です。白老のスグ東にこんな成分の濃い温泉があるとは驚きでしたね。地域ごとの温泉の特性を考えると非常に興味深いモノがあります。
夜鳴きそば
夜には「夜鳴きそば」のサービスがあります。共立メンテナンス系列のホテルではお馴染みのサービスですね。無料で食べるコトができるラーメンなのですが、この日はかなり多くの人がサービスを利用していました。ちょっとお腹が空いた時には嬉しいサービスだと思います。
就寝♪
お腹も満足したので寝るコトにしました。このベッドはシモンズ製のベッドで寝心地が良いです。そばがら枕、低反発枕、ヒノキ枕、フェザー枕といった枕の無料貸し出しサービスもあるので、枕にこだわりのある方は利用してみると良いかもしれません。
朝食♪
こちらは朝食です。朝食は和洋セミバイキング形式となっていました。写真中央のごはんは、苫小牧の名産であるホッキ貝を炊き込んだ「貝の炊き込みごはん」で、なかなか美味しかったです。さて、ドーミーイン苫小牧へ宿泊した感想ですが、周辺のホテルで温泉利用というのは、今のところほとんど無いので、温泉だけでココを選ぶのもアリかなぁと思います。ただ、ひとつだけ注意点があるのですが、ココの駐車場はスグに満車になってしまいます。ボクは上手いコト停められたので良かったのですが、満車の場合は少し離れたところにある提携駐車場まで行かなければならないようなので、ご注意ください。

★ドーミーイン苫小牧(どーみーいんとまこまい)
 場所 : 北海道苫小牧市錦町2丁目1の22
 電話 : 0144-32-5489
 営業 : 日帰り入浴なし
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-11:00
 泉質 : 食塩泉(中性高張性高温泉)
 成分 : 成分総計16,390ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : No.453-009(樽前の湯)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり・駐車場有料(500円)
 感想 : ★★★★☆
2011/08/14
丸駒温泉 家族風呂(丸の湯)
前回に引き続き
「丸駒温泉旅館」の貸切風呂を紹介しようと思います。丸駒温泉旅館には2つの家族風呂があるのですが、今回紹介するのは「丸の湯」という家族風呂です。前回紹介した「駒の湯」と合わせると「丸駒」になるのでした。フロントで鍵を受け取り家族風呂の扉を開けます。扉は中から鍵を掛けられるようになっているので、忘れずに鍵を掛けて入浴しましょう。
脱衣所
こちらは脱衣所です。脱衣所は駒の湯とほとんど同じような感じでした。扇風機やオムツ交換台、水洗トイレといった設備があります。前回の家族風呂は明るい時間帯だったので、今回は夜の時間帯にしてみました。
日本秘湯を守る会
壁に何やらパネルが掲げられていました。これは日本秘湯を守る会のスタンプを一挙に掲載した新聞記事なのです。丸駒温泉旅館も日本秘湯を守る会の会員宿となっていて、宿泊するとスタンプ帳にスタンプを押してもらうコトができます。有効期限内にスタンプを10個集めると、思い出の宿に一泊無料で宿泊するコトができるのです。
丸の湯の洗面台
キレイな洗面台もあって、一通りのアメニティーが揃っていました。前回紹介した駒の湯の洗面台と比較してみると、ちょっとオモシロい違いがあるのですが分かるでしょうか? 駒の湯の洗面台の水受けは四角だったのですが、こちらの水受けは丸の湯というコトで、丸いモノとなっているのです。なかなかこだわりが感じられますね。
浴室(内湯)
浴室へと入ってみました。夜の雰囲気もなかなか良いですね。浴室へ入ると洗い場があって、シャンプー等が備え付けられていました。内湯の湯船は駒の湯と同じような感じです。
入浴♪(その1)
さっそく入浴してみました。丸駒温泉のお湯を独占できるというのは、何とも気分が良いですね。50分間の利用で2,500円もする高級な家族風呂なのですが、そうそう訪れるコトも無いと思うので、記念というコトで利用しておきました。
露天風呂
もちろんこちらの家族風呂にも贅沢な露天風呂がありました。丸い陶器の湯船があるコトから「丸の湯」と名付けられたようですね。露天風呂といっても屋根があるので、全天候型の露天風呂といった感じでしょうか。
入浴♪(その2)
この丸い湯船は良い感じですね。夜風に吹かれながら、のんびりと温泉を楽しむコトができました。泉質は蒸発残留物1,500ミリグラムの含土類石膏食塩泉とのコトです。丸駒温泉には6本の泉源があるそうで、そのすべてが自然湧出となっていました。家族風呂等で使用している温泉は、自然湧出の泉源にヒューム管を挿入し、自家発電による動力揚湯をしているとのコトです。

★丸駒温泉旅館 丸の湯(まるこまおんせんりょかん まるのゆ)
 場所 : 北海道千歳市幌美内7
 電話 : 0123-25-2341
 料金 : 1,000円+2,500円(50分・宿泊者は2,500円)
 営業 : 10:00-15:00(宿泊者は10:00-23:00)
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含土類石膏食塩泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,828ミリグラム(Na・Ca-Cl・HCO3・SO4)
 泉源 : 自然湧出(丸駒温泉2号井)
 備考 : 完全予約制・シャンプー等あり・ドライヤーあり
 感想 : ★★★☆☆
2011/08/10
丸駒温泉 家族風呂(駒の湯)
今回紹介するのは
丸駒温泉旅館の家族風呂「駒の湯」です。家族風呂は完全予約制となっていて、フロントで利用の申し込みをしました。利用時間帯が決まっているので、申し込んだ時間帯に再びフロントへ行くと、家族風呂の鍵を渡されます。その鍵を持って家族風呂へと行き、入口の施錠を解除して中へと入りました。
脱衣所
脱衣所には扇風機やオムツ交換台水洗トイレがあります。洗面台には一通りのアメニティーが揃えられていました。50分の利用で2,500円もするだけあって、その内部はかなり立派な造りとなっていますね。
駒の湯 内湯
浴室へと入りました。浴室も豪華な造りです。洗い場にはシャンプー等が備えられていました。その向こうにはコンパクトな湯船があって、温泉がかけ流されています。そのさらに向こう側には露天風呂もあるようですね。
露天風呂付き貸切風呂
こちらが露天風呂です。この四角い湯船があるコトから、この家族風呂は「駒の湯」と名付けられたようで、木曾さわら仕立ての見事な湯船には、なみなみと温泉が注がれ溢れ出していました。正面にある目隠しの木々の向こう側には支笏湖が見えます。湯船へ浸かると、ザバーっとお湯が溢れ出して爽快でした。
入浴♪
内湯にも入浴です。湯温を計ってみると41℃程となっていました。脱衣所に掲示されている温泉分析表によると、貸切風呂のお湯は丸駒温泉2号井のモノを使用しているようで、源泉温度は53.2℃とのコトでした。思っていたよりも源泉温度高いのですね。泉質は蒸発残留物1,500ミリグラムの含土類石膏食塩泉で、薄黄色をしたお湯となっています。何だか写真を撮ったりいろいろやっていたら、アッと言う間に50分経ってしまいました・・・。

★丸駒温泉旅館 丸の湯(まるこまおんせんりょかん まるのゆ)
 場所 : 北海道千歳市幌美内7
 電話 : 0123-25-2341
 料金 : 1,000円+2,500円(50分・宿泊者は2,500円)
 営業 : 10:00-15:00(宿泊者は10:00-23:00)
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含土類石膏食塩泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,828ミリグラム(Na・Ca-Cl・HCO3・SO4)
 泉源 : 自然湧出(丸駒温泉2号井)
 備考 : 完全予約制・シャンプー等あり・ドライヤーあり
 感想 : ★★★☆☆
2011/08/07
支笏湖国立公園 丸駒温泉旅館
千歳市(ちとせし)にある
「丸駒温泉旅館」へ行ってきました。丸駒温泉旅館の歴史は古く、1915年に創業者である佐々木初太郎さんが、この地で温泉の湧出を発見し、湯小屋を造ったのが始まりとのコトです。当時はまだ道が無かったので、対岸から船で行き来していたのだとか・・・。
和室(312号室)
今回は宿泊で利用してみました。こちらが今回泊まる客室です。出入口付近には洗面台水洗トイレがありました。室内には冷蔵庫があって、棚を開けると金庫とタオルセットが入っていました。なかなか大きな旅館なのですが、館内の電力はすべて自家発電でまかなっているのだそうです。
窓からの眺望
部屋の窓から外を見ると支笏湖が一望できました。右側には風不死岳も見えます。この湖岸をずーっと歩いて行くと、かつて探索した支笏湖トマリの湯があるんだなぁ~。桟橋に停泊している船は湖上遊覧用クルーザー「シェーユングフルン号」です。宿泊者は2,500円で支笏湖のクルージングを楽しむコトができます。翌朝に乗ってみようかと思っていたのですが、翌日は天気が悪くなってしまい諦めました。
夕食御膳
さて、いきなり夕食が登場しました。もちろん到着してスグに温泉を楽しんだのは言うまでもないのですが、大浴場は多くの人々が利用しており、とても写真を撮影できるような状態ではなかったのです。大浴場については以前の記事をご覧ください。
ビールちょっと飲んじゃった♪
夕食は嬉しい部屋食となっていました。お品書きが添えられているので、メニューを紹介していきましょう。順不同ですが、丸駒オリジナル姫鱒つみれ鍋鰆の利休焼き、刺身、手作り蓮豆富若鶏のグリル(バジル風味)、蛤潮汁、浅蜊貝酢味噌和え、いか溜三升漬け、うぐいす牛蒡湯景巻き、かにのし真丈、茶碗蒸し。
御造里
お品書きがあると、どういった料理なのか手に取るように分かるので良いですね。説明を聞いても忘れてしまいますから。こちらは刺身の御造りです。サーモン、春鰹、甘海老、蛸の刺身で美味しくいただきました。食後にはデザートのサービスがあり、シークワーサープリンが運ばれてきました。スッキリとした味わいで美味しかったです。
露天風呂への通路
夕食後は丸駒温泉自慢の天然露天風呂へとやってきました。ボクはこの露天風呂へ向かう長い通路が、秘湯の雰囲気満点で大好きです。通路の出口には秘湯を守る会の提灯が掲げられていました。
天然露天風呂
通路を抜けると外へ出ました。目の前には露天風呂がありますね。右側には真っ暗な支笏湖があります。左側には脱衣スペースがあるのですが既にスッポンポンなので、そのまま露天風呂へ入ってみましょう。あっ、こちらの露天風呂には桶等も無く、石鹸類の使用も禁止されているので、入浴する前に内湯で掛け湯等を済ませておきましょう。
入浴♪
夜は空いていてイイですね。この露天風呂は支笏湖と繋がっていて、水門からお湯が湖へ流れ出した分、湯船の底からお湯が湧き出してくる足元湧出の温泉となっています。湯船の水位は支笏湖の水位と連動しているので、季節によって水位が変動します。浅い時は45センチメートル程まで水位が低下し、深い時だと1メートル60センチメートル程まで水位が上昇します。1メートル60センチメートルもの深さになると溺れてしまいそうですね。ボクの後ろにある岩をよく見ると、地層のように色の変わっている所がありますよね。深い時はあの辺りまで水没するのです。この日は80センチメートルほどで丁度良い感じでした。
朝食♪
翌日の朝食です。朝食はバイキング形式となっているので、美味しそうな食材が食べ放題でした。温泉宿へ泊まると朝でも食欲が湧きますから不思議です。これも温泉の効能なのかもしれませんね。さて、丸駒温泉旅館ですが、以前に日帰りで利用した際は、とても沢山の人が入浴していたため、こんなに混雑している温泉は秘湯じゃないなぁとか思っていたのですが、宿泊してみると意外と良い感じでした。特に深夜の露天風呂は秘湯の雰囲気を味わえましたね。

★丸駒温泉旅館(まるこまおんせんりょかん)
 場所 : 北海道千歳市幌美内7
 電話 : 0123-25-2341
 料金 : 1,000円
 営業 : 10:00-15:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含土類石膏食塩泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,690ミリグラム(Na・Ca-Cl・HCO3・SO4)
 泉源 : 自然湧出(丸駒温泉岩風呂源泉)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり
 感想 : ★★★★☆

2011/08/03
浦幌炭鉱跡
浦幌町(うらほろちょう)の炭山地区にある浦幌炭鉱跡へ行ってきました。
4年程前にもこの場所を探索しているのですが、今回は前回訪れた冷鉱泉の池を再探索です。
坑口(その1)
何やら丸太の積み重ねられたその奥に坑口が残っていました。内部はジメジメとしていて独特な香りが漂っています。上部が崩落していて時の経過を感じました。この坑口は奥の方で閉塞しているので、入って行っても何もありません。多分・・・。
坑口(その2)
先ほどの場所から少し進むと、もう一つの坑口がありました。その坑口からは白濁した冷鉱泉が流れ出し、周囲には硫化水素臭が立ち込めていました。
冷鉱泉の湧き出す坑口
この冷鉱泉はおそらく遥か地底から湧き出していると思うのですが、冷鉱泉の流れ出す坑口は途中で水没していて詳しいコトは分かりませんでした。
硫黄の池
湧き出した冷鉱泉によって創られた硫黄の池です。硫黄の白、森の緑、空の青が見事なコントラストで、とても神秘的な感じがしました。
硫黄の川
硫黄の池から溢れ出した水は小川となって流れています。その流れの先には常室川がありました。結構な湧出量ですね。炭鉱は無くなっても、その副産物は現在でもこうして残っているのです・・・。
湯温計測
今回ココへ再訪したのは、ちょっと暖かい日だったので尻湯でもしてみようかと思ったからなのです。さっそく湯温というか水温を計ってみると10℃という冷たさでした。4年前に計った時も10℃だったなぁ・・・。
入浴♪
ありゃ~、これは見事な尻湯ですね。何だか天気も良くて気持ち良さそうに見えるかもしれませんが、10℃という水温は相当な冷たさです。歩くだけでも痛い感じだったのですが、芦別鉱山跡の湯ではもっと豪快に浸かったので、これくらいは楽勝です(笑) 泉質等は不明なのですが、ツルツルする感じがして、沸かして入浴したら結構良い感じなのではないかと思いました。ボクの記憶によると、この付近にはもう一ヶ所こんな感じの冷鉱泉の湧く川があったような気がするのですが、資料がどこかへいってしまい現在捜索中です・・・。

★浦幌炭鉱の湯(うらほろたんこうのゆ)
 場所 : 北海道十勝郡浦幌町炭山
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 硫黄冷鉱泉
 成分 : 不明
 泉源 : 自然湧出
 備考 : 要虫除け
 感想 : ★★★☆☆