じゅん☆ブログ

2011年12月の記事一覧
2011/12/28
第三位「新登別温泉荘」
今年も残すところあと数日となりました。震災からの一日も早い復興を祈っておりますが、被災者本位の救済が行われていないような気がしてなりません・・・。さて、今年もいろいろな温泉へ行きましたが、その中から特に印象に残った場所を3つに絞って紹介していこうと思います。まず、第三位ですが、今年初めて宿泊した「新登別温泉荘」です。7月から8月の2ヶ月間しか営業していない宿なのですが、関西から毎年この期間だけ北海道へ来ている経営者ご夫婦の心温まるおもてなしが印象的でした。ほのかに香る硫化水素臭も心地よかったです。
http://505060.blog12.fc2.com/blog-entry-918.html
第二位「北のランプ亭 懺悔の湯」
第二位は白老町(しらおいちょう)にある「北のランプ亭 懺悔の湯」です。すべてはこの写真が物語っていると思うのですが、露天風呂の前に海が広がっていて、それはもう素晴らしい開放感でした。食事をしなければ入浴できないというシステムもオモシロいですね。また入ってみたい温泉のひとつとなりました。
http://505060.blog12.fc2.com/blog-entry-909.html
第一位「銀婚湯」
第一位は八雲町(やくもちょう)にある「銀婚湯」です。かつて、日帰り入浴したコトがあって、いつか宿泊してみたいと思っていたのですが、今年になって、やっとその思いが叶えられました。ココはやはり雰囲気が素晴らしいですね。特に宿泊客しか入浴できない野天風呂群が最高でした。鍵を借りて散歩気分で野天風呂を巡るのが、とても楽しかったです。評判どおりの素晴らしい温泉宿と言えるでしょう。
http://505060.blog12.fc2.com/blog-entry-269.html(渓流の湯)
http://505060.blog12.fc2.com/blog-entry-883.html(こもれび湯)
http://505060.blog12.fc2.com/blog-entry-889.html(家族風呂)
http://505060.blog12.fc2.com/blog-entry-888.html(どんぐりの湯)
http://505060.blog12.fc2.com/blog-entry-887.html(トチニの湯)
http://505060.blog12.fc2.com/blog-entry-886.html(もみじの湯)
http://505060.blog12.fc2.com/blog-entry-885.html(かつらの湯)
 
今年は、野湯よりも施設系温泉を重点的に探索?しました。野湯はいろいろと危険なコトもあるのですが、施設系温泉は安心して温泉を楽しめるので良いですね(笑) 宿泊して美味しいモノを沢山食べたせいか、今年はちょっと太ったのかもしれません。来年も今年のような探索スタイルになると思いますが、たまにはちょっと危険な野湯にも行ってみたいと思っております。
 さて、今年の「じゅん☆ブログ」の更新は、この記事をもって終了とさせていただきます。今年も沢山の方々に見に来ていただきありがとうございました。みなさんどうぞ良いお年をお迎えください♪
 
2011/12/26
ホテルやまだ(洋室)
白老町竹浦(しらおいちょうたけうら)にある「ホテルやまだ」へ行ってきました。一階がガレージで二階が客室となっています。全部で5部屋あって、今回は奥から2番目の洋室へ入ってみました。ドアを開けると、
スリッパが二組置いてあって、その先の階段を上ると写真のような客室となっています。3年前に和室を記事にしているので、以前の記事と比較しながら見ていただけると、オモシロいかもしれません。
室内の様子
室内は洋室らしい雰囲気となっていました。以前に来た時はブラウン管だったテレビが液晶テレビになっていますね。冷蔵庫があって、中にはドリンク等(有料)が入っています。お茶セットも置いてあるのですが、以前と同じくポットはありませんでした。おそらくフロントに言えばポットを持ってきてくれるのでしょう。料金は前金制となっています。支払方法は以前の記事を参照してください。
温泉分析書と温泉分析書別表(平成22年)
今回、宿泊して一番驚いたのは、客室の壁に温泉分析書と温泉分析書別表が新たに掲示されたコトでしょうか。せっかくなので少し詳しく温泉データを載せておきましょう。この温泉(No.461-057)は源泉名が125号井、湧出地は竹浦110の90、成分総計997ミリグラムの単純泉でpH値は8.6、源泉温度は48℃とのコトでした。
脱衣所
さっそく脱衣所の方へやってきました。こちら側には水洗トイレ洗面台があります。洗面台にはドライヤーが設置されていました。手前にあるクローゼットの中にはバスタオル等が入っています。脱衣所と居間の間に一応、目隠し的なモノがあったので、目隠ししてスッポンポンになってみましょう。
浴室
こちらは浴室です。以前に入った部屋とほぼ同じ造りとなっていました。浴室内にはシャワー付きのカランが一つあって、シャンプー等が設置されています。シャワーやカランから出てくるお湯も温泉となっていました。
岩のアクセントが良い感じですね。入室時にお湯を出しておいたので、良い感じにお湯が溜まっていました。水で薄めるコトもできるのですが、ココは源泉そのままの入浴をオススメします。湯温を計ってみると43℃と絶妙な感じでした。
入浴♪
さっそく入浴してみました。あぁ~、やっぱり竹浦温泉は最高だなぁ~。以前の記事を見ると、海藻系の香りがしたと書いてありますが、今回は爽健美茶みたいな香りがしましたね(謎) まぁ、その時の鼻の調子によって、いろいろ変わるのでしょう。ツルツルする浴感でとても良いお湯でした。
就寝♪
いやぁ~、大好きな温泉へ入ると精神的にも肉体的にも癒されますね。温泉ラブホテルへ泊まると、好きな時に好きなだけ温泉を楽しめるので良いと思います。たっぷりと温泉を楽しんだ後はベッドでゴロゴロしました。ラブホテルってどちらかというと、和室よりも洋室の方が人気あるのですが、ボクは和室の方が好きですね。ゴロゴロしても転落の危険性が無いですし、ギシギシ鳴らないし・・・。枕元にはオシャレなケースに入ったコンドームが置いてありました。

★竹浦温泉 ホテルやまだ(たけうらおんせん ほてるやまだ)
 場所 : 北海道白老郡白老町竹浦111
 電話 : 0144-87-4215
 宿泊 : 5300円(22:00-10:00)
 休憩 : 3300円(10:00-24:00・2時間)
 割引 : 3300円(10:00-15:00・平日のみ)
 延長 : 700円(1時間)
 泉質 : 単純泉(アルカリ性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計997ミリグラム(Na-Cl・HCO3)
 泉源 : No.461-057(125号井)
 設備 : 電子レンジ無し
 備考 : 2014年7月末日をもって廃業しました(解体済)
 感想 : ★★★★☆
2011/12/23
新・ホテル映画村 1号室
音更町(おとふけちょう)にある「ホテル映画村」へ行ってきました。ココは今年初めにリニューアルされたのですが、今回は初めて一号室へ入ってみました。一号室は開かずの間だと思っていたのですが、やっと開きましたね~。中へ入ると確かにリニューアルされていました。
客室の様子(その1)
主に壁紙やカーペット、
ドア部分がリニューアルされた感じです。風営法改正への対応と思われますが、淫靡な雰囲気が無くなってしまい残念な気もします・・・。
客室の様子(その2)
冷蔵庫も普通な冷蔵庫に代わっていました。冷蔵庫の扉を開けると中にはお菓子やコカコーラが入っています。冷蔵庫の上にはお茶セットが置いてありました。暖房器具も新しくなっていますね。ボットン式だったトイレも水洗になっているのかなと思いましたが、トイレはボットン式のままでした。洗面台も昔と同じです。
リモコン
テレビのリモコンです。リモコンがサランラップで包まれていました。う~ん、生活の知恵・・・。こういうの見ると何だかホッとしますよね(笑) 最新型のテレビにはVHSのビデオデッキが接続されていました。
宿ファイル
新しく案内ファイルが作られていました。そのファイルによると、全部屋をリニューアルしたようですね。もう、鏡張りの8号室も過去のモノとなってしまいました・・・。ファイルの他にラブホノート風俗系の雑誌も置いてあります。以前とは違う出前メニューもありました。150円のうどんとそばが気になりますね。
ある雑誌の記事
風俗系の雑誌をパラパラと眺めていると、偶然にも映画村の記事が少しだけ載っていました。タイトルに「なんと温泉まであり!」って書いてあるのですが、やっぱりココのお湯は温泉なのでしょうか?(笑)
入浴♪
さっそく、その「温泉」へ入ってみました。う~ん、このお湯はやっぱり普通じゃないですねー。ツルツルして妙な香りもする謎のお湯です。浴室は昔のままなのですが、古い感じもしないのでよいのでしょう。
就寝♪
さて、ベッドシーンです(笑) 枕元にはコンドームが2個用意してありました。映画村は安く宿泊できるのでイイですね。今回のリニューアルは正直言って残念だったのですが、風営法改正に対応するためには仕方なかったのでしょう。しかし、リニューアルによって若年層の利用が増えるかもしれませんね。18歳未満利用禁止ですが・・・。またいつか訪問してみたいと思います。

★ホテル映画村(ほてるえいがむら)
 場所 : 北海道河東郡音更町下音更北5線西34
 電話 : 0155-31-3928
 宿泊 : 4000円(22:00-10:00)・5000円(20:00-10:00)・6000円(18:00-10:00)
 休憩 : 2000円(1時間)・2500円(2時間)・3000円(3時間)
 割引 : 3000円(08:00-17:00/15:00-21:00)
 延長 : 不明
 泉質 : 不明
 成分 : 不明
 泉源 : 不明
 設備 : ドライヤーあり・電子レンジ無し
 備考 : 料金前払い・対面精算・18歳未満利用禁止
 感想 : ★★★★☆
2011/12/20
ホテル エルラーゴ
札幌市(さっぽろし)にある「ホテル エル・ラーゴ」へ行ってきました。雰囲気から分かるとおり、ココはラブホテルです。実は
3年ほど前にも記事にしているのですが、しばらく来ないうちにリニューアルされたようです。さっそく室内を見ていきましょう。
206号室
この部屋は黒基調の家具が配され、シックで落ち着いた雰囲気ですね。奥にある棚を開けると、お茶セットグラス類電子ケトル電子レンジが収納されていました。その下にはドリンクの自動販売機エッチグッズ自動販売機があります。
室内の様子
液晶テレビがあって、DVDプレイヤーも設置されていました。右側にはスロットマシーンがありますね。エル・ラーゴはリニューアルに伴って料金体系が見直されたのですが、ルームサービスもなかなか充実したモノになっていました。今回は注文しませんでしたが、ナポリタンや豚丼など豊富なメニューが揃えられています。コチュームの無料レンタルなんていうのも実施されていました。
ベッド
ベッドの周りも良い雰囲気ですね。照明を切ると室内は真っ暗になるので、めくるめく一夜を過ごすコトができるのではないでしょうか? 枕元にはあからさまな感じのコンドームが用意されていました。
洗面台
部屋の横にはドレッサールームがあります。真っ白は光が眩しいですね。アメニティーやドライヤーが備え付けられていました。対面にはウォシュレット付きの水洗トイレがあります。そして横にはお楽しみの浴室がありました。それではスッポンポンになって浴室へ入ってみましょう。
浴室の様子
こちらが浴室です。何の変哲も無い浴室なのですが、湯船へ注がれているお湯はちょっと変哲ありそうな感じですね。何やら薄茶色をしたこのお湯は、ボクの持っている資料をもってしても正体不明なのです。地下200メートルから湧き出る天然の地下水で、温泉成分を多く含んでいるらしいのですが、それ以外のコトは分かりませんでした。
入浴♪
この正体不明の「温泉」は結構浴感が良いのです。ボクの予想では低温泉を加温しているような気もするのですが、さっぱり分かりません。モール泉のような良い香りがしました。入浴後も肌がスベスベになる感じで、なかなか侮れないお湯だなぁと思います。
就寝♪
入浴後はベッドへ潜り込みました。前回来た時にあったペペローションが廃止されてしまったようで、ちょっと残念でしたね(笑) さて、ホテル エル・ラーゴですが、リニューアルによって、平日の宿泊が20時から可能になったり、ルームサービス(フードメニュー)が良くなったり、とても利用しやすくなったのではないかと思います。こういうリニューアルは大歓迎ですね♪

★Hotel ELLAGO(ほてる えるらーご)
 場所 : 北海道札幌市北区東茨戸110
 電話 : 011-771-1471
 宿泊 : 6500-7500円(20:00-10:00(平日)/ 22:00-10:00(日祝前日))
 休憩 : 2980円(2時間・事前申請)
 割引 : 3800-5200円(06:00-18:00)
 延長 : 800円(30分)
 泉質 : 単純泉
 成分 : 不明
 泉源 : 不明
 設備 : 電子レンジ・ポット・自動販売機・DVD・冷蔵庫・スロット
 備考 : 前金制・日祝前日は宿泊1,000円、休憩500円割増・子供無料
 感想 : ★★★★☆

2011/12/17
陶灯りの宿 らうす第一ホテル
ある日、羅臼町(らうすちょう)にある
「らうす第一ホテル」へ行ってきました。以前は左側の建物にフロントがあったのですが、4年程前にリニューアルされ、現在はこちらが入口となっています。中へ入るとフロントロビーがあり、ロビー横には中庭がありました。中庭にはウッドデッキがあって、そこに足湯「森の詩」があります。足湯は無料で利用できるのですが、冬期間は利用できないようです。
旧館の和室
今回は宿泊で利用してみました。羅臼の温泉へ泊まるのは久しぶりだなぁ~。最後に泊まったのは学生時代だったような・・・。こちらは旧館の和室です。室内にはテレビや冷蔵庫、ポットなどが備え付けられていました。収納部分には浴衣とタオルセットが入っていて、その横にちょっとした裁縫セットが置いてありました。細やかな心遣いを感じますね。テーブルの上にはお茶セットがあって、知床峠バタークッキーが置いてありました。出入口部分にはトイレ付きのユニットバスがあります。
大浴場
こちらは大浴場です。羅臼温泉は硫黄泉を主とする泉質なので、浴場やホテル内には心地よい硫化水素臭が漂っていました。この香りが良いのですよ~。
内湯の湯船
内湯には2つの湯船があって、手前がぬるめの浴槽、奥が熱めの浴槽となっていました。湯船には白濁した硫黄泉が源泉かけ流しで注がれています。やはり羅臼のお湯は良いですね。この時は久しぶりに温泉へ入ったので、とてもホッとする感じがしました。
露天風呂
らうす第一ホテルにはとても広い露天風呂があります。露天風呂のお湯は白濁していなかったのですが、泉質は内湯と同じです。脱衣所に掲示されている平成20年の温泉分析書によると、この温泉は1号井(No.129-002)と3号井(No.129-027)と4号井(No.129-032)の混合泉で、泉質は成分総計2,071ミリグラムの食塩硫化水素泉となっていますが、羅臼町では平成21年に3号井の代替井である5号井の運用を開始しているので、現在は4号井(No.129-032)と5号井(No.129-0XX)の蒸気造成混合泉であると思われます。成分的に極端な変化はありませんが、羅臼の温泉にこだわりのあるボクからすると、ちょっと違うのです(謎)
夕食♪
こちらは夕食です。こちらの食事が予想以上に美味しくて大変満足できました。メニューはアスパラとホタテのソテーエビとサーモンカニの味噌汁イカ刺し鹿肉の陶板焼きといった感じで、後出しで鹿肉のシチューもありました。鹿肉って結構クセがあるのですが、ボクでも美味しくいただけましたから、調理方法が良いのでしょう。
就寝♪
食後、部屋へ戻ると布団が敷かれていました。あー、久しぶりにゆっくり眠るコトができそうです。この時期は個人的に大変忙しくて、ホントに温泉へ行く暇どころか、寝る暇も無かったのですよぉ。久しぶりに大好きな温泉へ入って、ゆっくりと眠るコトができました。感謝♪ 感謝♪
朝食♪
翌朝の朝食です。シンプルな朝食で美味しくいただきました。らうす第一ホテルの近くにはボクの大好きな熊の湯や、落沢川野湯群発電所川野湯群といった魅力的な場所があります。ココを拠点にして探索してみるのもオモシロいかもしれませんよ。

★羅臼温泉 らうす第一ホテル(らうすおんせん らうすだいいちほてる)
 場所 : 北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町1丁目
 電話 : 0153-87-2259
 料金 : 500円
 営業 : 13:00-22:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 食塩硫化水素泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,854ミリグラム(含S-Na-Cl(H2S型))
 泉源 : No.129-002・No.129-032・No.129-0XX(羅臼温泉1・4・5号井混合)
 備考 : 休憩所あり・シャンプー等あり
 感想 : ★★★★☆
2011/12/13
阿寒湖 なつかし屋
釧路市阿寒町(くしろしあかんちょう)にある阿寒湖温泉へ行ってきました。何やら阿寒湖の温泉街に新しい足湯がお目見えしたようです。温泉街を散策していると、以前には無かった足湯が見えてきました。
なつかし屋 足湯
こちらが「なつかし屋の足湯」です。なかなかユニークな足湯ですね。手造りな感じで温かみがあります。阿寒湖温泉には6か所くらい足湯があるので、足湯めぐりしてみるのもオモシロいでしょうね。
過去記事でおおまかに紹介していたりしますが、足湯に関しては、おいおい個別記事として紹介していこうと思っております。
湯船♪
足湯の湯船です。湯船を挟んで両側にベンチがありました。手前の台の下で靴を脱いで湯船へ入りましょう。もちろんこの足湯は無料で利用するコトができます。
混浴♪
「ここは混浴です!」という表示がされていました。こういう遊び心も楽しいですね。「混足」ならもっと良かったと思いますが(笑) それでは足湯へ入ってみるコトにしましょう。
入浴♪
さっそく入浴してみました。横にあるパイプから源泉が注がれ、湯中の温度は45℃ほどになっています。これはなかなかオモシロい足湯ですね。デートに良いかもしれません。この足湯で利用している泉源については、ちょっと勉強不足で不明なのですが、おそらくは新12号泉源(No.207-008)か、神社泉源(No.207-034)かと思われます。泉質は単純泉で、良く温まる良いお湯でした。

★阿寒湖温泉 なつかし屋の足湯(あかんこおんせん なつかしやのあしゆ)
 場所 : 釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 単純泉
 成分 : 不明
 泉源 : 不明
 備考 : 混足
 感想 : ★★★★☆
2011/12/09
川湯温泉 KKRかわゆ
弟子屈町川湯温泉(てしかがちょうかわゆおんせん)にある
「KKRかわゆ」へ行ってきました。ココは温泉街の裏通りにある温泉ホテルです。KKRとは国家公務員共済組合連合会の略称で、このホテルも国家公務員の保養所的な感じなのですが、一般人でも普通に利用するコトができるようになっていました。
客室の様子(その1)
KKRかわゆは日帰り利用もできるようなのですが、今回は宿泊で利用してみました。写真は本日宿泊する和室(410号室)です。6畳のコンパクトな客室なのですが、落ち着いた雰囲気で良い感じですね。
客室の様子(その2)
室内を見ていきましょう。テーブルの上には干し梅お茶セットが置いてあります。その横にはテレビとポット、そしてフリーの冷蔵庫がありました。収納部分を開けると浴衣やタオルセットが入っています。部屋の出入口部分には洗面台があって、その横にはウォシュレット付きの水洗トイレがありました。
夕食♪
温泉よりも先に夕食を紹介してしまいましょう。夕食は一階のレストランでいただきました。料金相応のメニューといった感じでしたが、何しろ宿泊料金が安いので、特に不満というコトは無いですね。今回のプランは一泊二食付で5,480円(得々プラン)でした。なお、生ビールは別料金(500円)で、追加メニュー等も用意されています。食事中に客室の布団を敷いてくれるようになっていました。
脱衣所
さて、夕食後は楽しみにしていた温泉大浴場へとやってきました。写真は脱衣所の様子です。脱衣所には洗面台があってドライヤーが備え付けられていました。壁には温泉分析書が掲示されています。脱衣棚の上には入浴マナーの絵が掲示されていてオモシロい感じでした。それではスッポンポンになって、浴室へ入ってみるコトにしましょう。
大浴場
こちらが大浴場です。大きな湯船が一つあって、その横が洗い場となっていました。洗い場にはシャンプー等が備え付けられています。もちろん源泉かけ流しで、湯船のフチからドバドバとお湯が溢れ出していました。
入浴♪(その1)
さっそく入浴してみました。おぉ、これはなかなか熱いお湯ですね。湯温を計ってみると44℃となっていました。熱いのが苦手な方もいると思うので、低温と高温に分かれていても良いような気もしましたが、これはこれで潔くて良いのでしょう。奥に見えるのは露天風呂の出入口です。それでは露天風呂へ行ってみるコトにしましょう。
露天風呂
お湯の流れる通路を歩いて行くと写真のような露天風呂がありました。コンパクトな四角い湯船があって、3~4人くらい同時に入浴できそうです。外の景色を眺めるコトはできませんが、それなりの開放感を楽しめると思います。
入浴♪(その2)
入浴してみると、露天風呂の方が内湯よりも湯温が低めで、かなり快適な感じです。薄暗い雰囲気も良いですね。泉質は成分総計4,544ミリグラムの含硫化水素・酸性明礬緑礬泉で、2種類の自家源泉(No.160-085・No.160-086)を混合したお湯を利用しているとのコトです。川湯温泉らしい酸っぱいお湯で、とても良く効きました。
就寝♪
あぁ、やはり川湯温泉のお湯は良いですね。温泉は夜通し入浴できるので、存分にお湯を堪能させていただきました。良いお湯に浸かるとグッスリと眠るコトができますね。
朝食♪
翌朝の朝食です。シンプルな和食で美味しくいただきました。箸袋にさりげなく「おはようございます」と入っているのがステキですね。さて、KKRかわゆですが、低料金で川湯温泉を堪能できて気に入りました。しかし、一つ気になったコトがあります。ボクは比較的チェックアウト時間ギリギリまで、部屋でゴロゴロとくつろいでいたりするのですが、今回もそんな感じでくつろいでいると、突然、誰かが鍵を開けて部屋の中へ入ってくるではないですか! 誰かと思ったら布団上げの方だったのですが、これには驚きましたねー。この時はたまたま服を着ていたのですが、スッポンポンだったらどうするのでしょう? 客室へ立ち入る際は細心の注意を払っていただきたいモノです。ちょっとマイナス面を書いてしまいましたが、その点を除けば料金的にとても満足できるホテルでした。後日、得々プランの案内状が郵送されてきたのも好感が持てますね。家族風呂もあるようなので、今度は家族風呂を利用してみたいと思います。

★川湯温泉 KKRかわゆ(かわゆおんせん けいけいあーるかわゆ)
 場所 : 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉1丁目2の15
 電話 : 015-483-2643
 料金 : 400円
 営業 : 13:00-20:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含硫化水素・酸性明礬緑礬泉(酸性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計4,544ミリグラム(酸性・含Fe(II)・CO2・S-Na-SO4・Cl(H2S型))
 泉源 : No.160-085・No.160-086(8番地・10番地泉)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり・家族風呂あり
 感想 : ★★★☆☆
2011/12/05
別海 道の宿 温泉 島梟
別海町(べつかいちょう)にある
「温泉 しまふくろう」へ行ってきました。ココはパイロット国道と呼ばれる国道243号線と、釧標国道と呼ばれる国道272号線の交差する地点にあります。もともとは「道の駅」と表示されていたように思いますが、どこかからクレームがついたのか、現在は「道の宿」となっていました。
脱衣所
中へ入ると売店レストランがありました。レストランには足湯(温泉)付きの座席があります。今回は利用しませんでしたが、足湯に浸かりながら食事してみるのもオモシロそうですよね。受付のベルを鳴らすと係りの人が出てくるので、入浴料金540円を支払って男湯の脱衣所へと向かいました。脱衣所には無料の鍵付きロッカーがあるので安心です。壁には温泉分析書が掲示されていて、洗面台には無料のドライヤーも用意されていました。それではスッポンポンになって浴室へ入ってみましょう。
男湯の内湯
浴室の様子です。大小2つの湯船があって、手前が大浴槽(高温湯)、奥がジャグジー付きの小浴槽(中温湯)となっていました。その奥にはかつて水風呂とサウナがあったのですが、現在はサウナが撤去され、打たせ湯に変更されています。
入浴♪(大浴槽)
さっそく入浴してみました。これはなかなか素晴らしいお湯ですね。高張性のしょっぱいお湯で、海藻系の良い香りがします。湯使いは源泉かけ流しで、湯船のフチからドバドバとお湯が溢れ出していました。こんなに良いお湯だったのなら、もっと早くに訪問しておけばよかったなぁ。
入浴♪(小浴槽)
こちらは小浴槽です。ジャグジー装置が付いていてブクブクと泡が出ていました。脱衣所に掲示されている温泉分析書によると、こちらの温泉(No.210-002)の源泉名は「しまふくろう」で、成分総計12,590ミリグラムの食塩泉となっています。モール泉系な感じですが、平成15年の温泉分析書によると腐植質は検出せずとのコトでした。
露天風呂
立派な露天風呂(低温湯)もあります。屋根付きなので多少天候が悪くても大丈夫でしょう。かつては建物の裏手に源泉井からはドバドバと温泉が溢れ出していて凄い感じだったのですが、最近は落ち着いたようです。
入浴♪(露天風呂)
さっそく入浴してみました。こちらの湯船は浅い感じで、膝下くらいの水深です。この露天風呂は良い感じですね。大草原の香りというか、良い意味で牛のニオイが漂ってくるような感じでした。湯口には布のフィルターが付けられていて、湯の花が浮かないようになっています。おそらくは湯の花の浮くお湯なのでしょう。湯の花を見て、お湯が汚いとか言う呆れた人もいますから、そういうクレームに対応しての措置なのでしょうね。とても良いお湯でした。
のんびりとした光景(クリックで拡大)
別海町はその人口よりも牛の数の方が多い町として有名で、日本一の酪農地帯となっています。ご覧のようなのどかな光景があちこちで見られる自然豊かな町といえますね。沿岸部では漁業も盛んで、野付半島のトドワラといった観光名所もあります。別海町の温泉は4年前に入った「清乃湯」以来でしたが、清乃湯は残念ながら2年ほど前に休業となってしまいました。温泉の数こそ多くはないのですが、良いお湯が多いので、今後も別海町を探索してみたいと思っています。

★別海 道の宿 温泉 しまふくろう(べつかい みちのやど おんせん しまふくろう)
 場所 : 北海道野付郡別海町西春別321
 電話 : 0153-77-2960
 料金 : 540円
 営業 : 09:30-21:30
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 食塩泉(弱アルカリ性高張性高温泉)
 成分 : 成分総計12,590ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : No.210-002(しまふくろう)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり・レストランあり・休憩所あり
 感想 : ★★★★☆
2011/12/01
本別温泉グランドホテル
本別町(ほんべつちょう)にある
「本別温泉グランドホテル」へ行ってきました。今回は宿泊での利用です。敷地内には大きな池があって、沢山の鯉が泳いでいました。池のほとりへ行くと鯉がわらわらと近寄ってきて凄い感じです。フロントに鯉のエサがあるそうなので、エサを与えてみるとオモシロそうですね。ココは日帰り入浴も受け付けているのですが、別な入口となっているので注意しましょう。
和室(162号室)
こちらは本日宿泊する和室です。机の上にはお菓子お茶セットが置いてあって、室内には冷蔵庫やテレビの他、貴重品金庫や浴衣が用意されていました。冷蔵庫にはサービス品のミネラルウォーターが入っています。掛け軸がステキですね。部屋の入口にはトイレ付きユニットバスがありました。
男湯の脱衣所
さっそく浴室へとやってきました。写真は男湯の脱衣所です。鍵付きの貴重品ロッカーがあって、洗面台にはドライヤーが設置されていました。壁には温泉分析書や温泉分析書別表が掲示されています。それでは浴室へ入ってみましょう。
大浴場(男湯)
大浴場の様子です。ボクの入っている湯船が主浴槽で湯口から加温された源泉が注がれていました。左側にあるのが源泉浴槽でぬるめのお湯が注がれています。温泉分析書によると、源泉温度は36.9℃とのコトでした。本別温泉グランドホテルの内湯は加温浴槽もありますが、塩素消毒無しの源泉かけ流しとなっています。
露天風呂(男湯)
内湯以外に露天風呂もあります。こちらの露天風呂はなかなか見事ですね。湯船の向こう側にライトアップされた庭園が見えて幻想的な雰囲気となっていました。
入浴♪
さっそく入浴してみました。露天風呂は塩素殺菌有りとのコトなのですが、気になる感じはしませんでしたね。夜風に吹かれながら入る露天風呂は非常に心地良かったです。
五右衛門風呂
露天には3つの五右衛門風呂がありました。この五右衛門風呂も塩素消毒有りなのですが、前述の通り気になる感じはありませんでした。湯船へ入ると、ザバーとお湯が溢れ出して感動的です。こういう湯船ってイイですよね。
夕食♪
楽しみにしていた夕食の時間となりました。夕食は嬉しい部屋食となっています。左上の方から、牛肉しゃぶしゃぶ蒸龍蒸しメロ醤油漬け、枝豆、はじかみ御造り三点盛り蕗の肉詰めシシトウ蕗の天麩羅、漬物、夏野菜と鹿肉のカルパス本別産舞茸のみぞれ和え杏酒メロン。この他に味噌汁とご飯といった献立となっていました。
夏野菜と鹿肉のカルパス
こちらは美味だった夏野菜と鹿肉のカルパスです。言われないと鹿肉なのか何の肉なのか分からない感じでしたが、お酒に合いそうなお料理でした。やはり部屋食は良いですね。一時間ほどかけてのんびりと食事を楽しませていただきました。
就寝♪
食事が終ると宿の方が布団を敷いてくれました。美味しい料理を食べてお腹もいっぱいになったので寝るコトにしましょう。夜中も温泉へ入れると良かったのですが、浴室は24時で終了となります。翌朝は5時から8時半まで入浴できるとのコトです。
朝食バイキング
朝食は一階のレストラン「家族亭」で、バイキング形式の食事となっています。シンプルな食事で美味しくいただきました。写真には和食しか写っていませんが、奥の方にパンなども用意されています。食後はもう一度温泉へ入ってみるコトにしましょう。
大浴場(女湯)
大浴場へやってきました。こちらは前日まで女湯だった浴室です。日替わりなのか朝だけ替わるのかは分かりませんが、こちらの浴室も良い感じですね。脱衣所にはベビーベッドが設置されていました。浴室の真ん中にあるオブジェクトみたいなのが不思議な雰囲気です。こちらの湯船は加温された源泉浴槽となっていました。
源泉浴槽
奥には源泉浴槽がありました。大きな窓があって開放感がありますね。源泉浴槽の湯温を計ってみると38℃でした。ぬるめな感じとなっていますが、源泉そのものの浴槽が用意されているというのは好感が持てますね。ココには座湯と呼ばれる変わったモノがあります。座面にお湯が流れていて、座ってみると暖かくて心地良い感じでした。
露天風呂(女湯)
露天風呂です。こちらの露天風呂はこじんまりとした感じですね。五右衛門風呂はありませんでしたが、湯船を越えると庭園を歩き回るコトができました。温泉分析書によると、この温泉(No.232-003)の源泉名は「野田3号井」で、成分総計957ミリグラムの単純泉となっています。pH値は7.9で、浴感はツルツルする感じでした。飲泉してみると少し鉄っぽい感じがします。源泉温度36.9℃の低温泉なのですが、なかなか良い感じだなぁと思いました。さて、本別温泉グランドホテルですが、本別というとなかなか行くコトの無い場所なので、今までノーマークでした。しかし、お湯の質や部屋食での夕食など、なかなか魅力のある温泉宿だと言えるでしょう。日曜日以外の11時30分から13時30分までは、500円でランチバイキングを利用できるので、日帰り入浴とセットで利用すると良いかもしれませんね。またいつか訪問してみたいと思います。

★本別温泉グランドホテル(ほんべつおんせんぐらんどほてる)
 場所 : 北海道中川郡本別町西美里別20の27
 電話 : 0156-22-3101
 料金 : 500円
 営業 : 13:00-22:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 単純泉(弱アルカリ性低張性低温泉)
 成分 : 成分総計957ミリグラム(Na-HCO3)
 泉源 : No.232-003(本別温泉 野田3号井)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり・レストランあり・休憩所あり
 感想 : ★★★★☆