じゅん☆ブログ

2012年05月の記事一覧
2012/05/30
あかん遊久の里 鶴雅
釧路市阿寒町(くしろしあかんちょう)にある
「あかん遊久の里鶴雅」へ行ってきました。訪問するのは三回目なのですが今回は宿泊での利用です。とても人気のある温泉宿なので、どんな感じなのか楽しみですね。写真はホールにある休憩場所で、ブルーベリージュース甘酒(冬期のみ)のサービスがありました。
ふくろう神社
さっそく館内を見ていきましょう。写真は先ほどの休憩所横にある「ふくろう神社」です。洞窟みたいなところの奥には手彫りのフクロウが鎮座していました。気にしていないと通り過ぎてしまいそうなこの神社なのですが、ココには温泉があるのです。
飲泉場
こちらがその「温泉」です。温泉と言っても飲泉所なのですが、このお湯は「正次6号源泉(No.207-025)」と呼ばれる源泉を利用していて、成分総計2,508ミリグラムと阿寒湖温泉で一番成分が濃いお湯であると言えるでしょう。泉質は含塩化土類重曹泉で飲んでみると独特な味がしました。慢性消化器病や慢性便秘などに効くようです。
休憩処
こちらは飲泉所の前にある休憩処です。ココでは無料でジャガイモなどがふるまわれたりします。日帰り入浴でも利用できるので人気の休憩処となっていました。
おみやげ処「百花苑」
阿寒の鶴雅はおみやげ処が充実していますね。北海道らしいお土産が沢山用意されているので、道外から来た方々は大喜びだと思います。
マリモコーナー
こちらはおみやげ処の中間にあるマリモを展示しているところです。水槽の中には特別天然記念物である阿寒湖のマリモが沢山入っていました。その手前には「タッチdeマリモ」と書かれた水槽があって、実際に生でマリモに触れるコトができるようになっていました。意外と硬くて弾力性があるのですね。
木房「アルブル」
奥の方にある民芸品コーナーです。木彫りの民芸品が所狭しと並べられていました。こういう民芸品はアイヌ文化にゆかりのある阿寒湖らしくて良いですよね。
ラウンジ「花ふる里」
一番奥にはラウンジバーがありました。Pan de Pan(パンデパン)のケーキを楽しむコトもできます。夜にはアイヌの語り部が現れたりもするようでした。
二階の様子(その1)
こちらは二階部分です。ココには宴会場や広間が沢山ありました。共用空間がなかなか良い雰囲気ですね。彫刻などが飾られていました。
二階の様子(その2)
こちらには着物が展示さていました。この日は某政治家の方が宿泊していて、宴会場も賑わっていたようです・・・(謎)
ゲームコーナー
ゲームコーナーもありました。エアホッケーって懐かしいですね。アナログなゲームって何だか熱くなります(笑) ダンスダンスレボリューションなどもありました。あかん遊久の里鶴雅は6月9日から「鶴雅ウィングス」として生まれ変わります。次回から何回かに分けて宿泊編を紹介していきましょう。

★あかん遊久の里鶴雅 飲泉場(あかんゆくのさとつるが いんせんじょう)
 場所 : 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目6の10
 電話 : 0154-67-2531
 料金 : 1470円
 営業 : 14:00-17:00(土日祝は12:00-17:00)
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含塩化土類重曹泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計2,508ミリグラム
 泉源 : No.207-025(正次6号源泉)
 備考 : 15歳以下飲用不可
 感想 : ★★★★☆
2012/05/26
晩成温泉
かねてより入浴してみたいと思っていた「晩成温泉(ばんせいおんせん)」へ行ってきました。十勝の大樹町(たいきちょう)にあるこの温泉はちょっと変わった泉質のようです。どんな温泉なのか楽しみですね。さっそく中へ入ってみましょう。
赤茶色のお湯
いきなり浴室が登場して既に入浴しちゃっているようです。浴室へ入った途端、薬のような匂いが漂っていました。薬と言っても塩素系薬剤の匂いだけではなくて、うがい薬のような匂いを強く感じます。湯船は循環加温塩素消毒されているのですが、ヨード臭が強くて塩素の匂いはそれほど気になりませんでした。赤茶色のお湯が特徴的ですね。
ヨード泉(ヨウ素イオン12.2ミリグラム)
さて、気になる泉質ですが、こちらの温泉(No.259-004)は成分総計10,790ミリグラムの食塩泉となっていて、ヨウ素イオンや臭素イオン、アンモニウムイオンが豊富に含まれています。苦しょっぱい味のするとても濃い温泉となっていました。俗に言う「ヨード泉」と呼ばれるだけあって、何だかうがい薬に浸かっているような気分になりますが嫌な感じではありません。浴後は肌が多少ベタつくような感じもあったのですが、時間が経つとサラサラになる良泉でした。これは一度入っておくべきですね。
デッキから眺める太平洋
浴室からデッキに出られるようになっていて、火照ったカラダを冷ますコトができるようになっています。ボクはこのスペースが気に入って何度も出たり入ったりしました。全裸で太平洋を眺めるというのも気分が良いモノです。浴室内にはサウナがあって、その横には水風呂もあるのですが、水風呂の水は水道水でした。晩成温泉の温泉は源泉温度18℃の冷鉱泉なので、源泉の水風呂があれば良いのになぁと思いましたね。
敷地を探索
入浴後は建物周辺を探索してみました。かつてはキャンプ場もあったようですが、現在はキャンプ等はできないようです。奥には
ドッグランコーナーがあり、源泉小屋と思われる建物もありました。
祠
海岸の方へ行くと祠がありました。海の方を向いているので海の守り神なのでしょう。ココから振り返ると晩成温泉のオープンデッキが丸見えでした。
ナウマン象発掘跡地
晩成温泉を後にして帯広市へ向かうため細い道へ入ったところ、ナウマン象発掘跡地というのがありました。この辺の道路(国道336号線)はナウマン国道と呼ばれていて何でナウマンなのかなぁと思っていたのですが、ココでナウマン象の化石が発見されたコトがその由来だったのですね。
ナウマン象発掘産状模型(レプリカ)
忠類ナウマン象発掘産状模型というのが展示されていました。はるか昔、北海道の大地を巨大なナウマン象が闊歩していたのかと思うと、何だかロマンティックですよね。さて、やっと訪問できた晩成温泉ですが、予想通りの濃ゆいヨード泉で、行ってみて良かったなぁと思いました。成分的に見ても良く効く温泉なのですが、あの匂いを嗅ぐだけでも精神的に効く感じがします。特徴のある温泉が好きな方には是非ともオススメしたいところですね。

★晩成温泉(ばんせいおんせん)
 場所 : 北海道広尾郡大樹町晩成2番地
 電話 : 01558-7-8161
 料金 : 500円
 営業 : 09:00-21:00(4月~9月は08:00-21:00)
 休業 : 火曜日(4月~9月は無休)
 泉質 : 食塩泉(弱アルカリ性高張性冷鉱泉)
 成分 : 成分総計10,790ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : No.259-004(晩成温泉)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり・休憩所あり・食堂あり
 感想 : ★★★★☆
2012/05/18
いやしの里 マルエー温泉俵橋
中標津町(なかしべつちょう)の郊外にある
「ホテルマルエー温泉俵橋」へ行ってきました。ボクの大好きな温泉ホテルベルサイユの近くにあるホテルです。
客室の様子(その1)
今回は宿泊で利用してみました。こちらが今回宿泊する8畳の和室です。チェックイン時から布団が敷かれていました。窓側には液晶テレビお茶セットが置かれています。ロビーで1,000円のプリペイドカードを買ってくるとアダルトな有料放送が見られるようになっていました。
客室の様子(その2)
出入口側には冷蔵庫や金庫の他、電気ポットが設置されていて、その奥には洗面台ウォシュレット付きの水洗トイレがありました。室内にバスルームはありません。
脱衣所
浴衣に着替えて大浴場へとやってきました。写真は男湯の脱衣所です。正面にある洗面台には無料で利用できるドライヤーが設置されていました。大浴場は6時から24時まで利用するコトができるようになっています。夜通し入浴できないのがちょっと残念でしたが、日帰り入浴が朝6時から利用できるというのはポイント高いでしょうね。
シャワールーム
背後にはシャワールームがありました。このシャワールームは岩盤浴利用者用と思われますが、カーテンも扉も無いワイルドなシャワールームとなっています。奥には水飲み場薄暗い更衣室がありました。
岩盤浴(天照の湯)
こちらは岩盤浴です。予約制となっていて60分1,000円となっていました。宿泊客は半額の500円で利用できるとのコトです。天照石という石を利用しているとのコトでした。岩盤浴は6時から21時まで利用できます。
大浴場(内湯)
スッポンポンになって浴室へと入ってみました。大きな窓が特徴的な内湯となっています。循環口のようなモノがあって気泡湯が稼働していたようですが、今回は稼働していなくて源泉かけ流しとなっていました。洗い場にはリンスインシャンプーとボディーソープが設置されています。
飲泉所
浴室出入口のところに飲泉所がありました。試しに飲んでみると微弱塩味といった感じです。慢性の消化器病や便秘に効能があるとのコトでした。
露天風呂
こちらは露天風呂です。露天風呂の向こう側にはパークゴルフ場がありました。脱衣所に掲示されている温泉分析書等によると、こちらの温泉(No.163-018)の泉質は成分総計3,884ミリグラムの食塩泉で、pH値は8.5あります。それなりにツルツルする浴感で、入浴後は肌がサラサラスベスベになる良泉でした。若干ベルサイユのような香りも感じられます。日帰り入浴も人気で朝6時から夜22時まで日帰り入浴を受け付けているとのコトでした。休憩所もあって、マッサージチェアが設置されています。
レストラン「さくら」
食事は夕食、朝食ともに一階のレストランでのバイキングとなっています。こちらのバイキングはなかなか好評で、日帰りで利用できる昼食バイキング(1,260円)も設定されていました。ホテルの敷地内にはパークゴルフ場があるので、パークゴルフを楽しんだ後で食事と温泉を楽しむのも良いかもしれませんね。
朝食♪
今回選んだ食事です。左上の方から大皿にエビフライ、カボチャ、目玉焼き、卵焼き、ソーセージ、ハム小皿にキムチ、ワカサギの佃煮、ゴボウなど。右上の小皿が胡麻豆腐の冷奴オレンジゼリー、お茶、温泉タマゴ、御飯、味噌汁といった感じでした。他にカレーライスや旬の山菜などもあります。さて、初めて宿泊したマルエー温泉俵橋なのですが、周りに何も無い静かな環境でゆったりとできました。星空を眺めながら入る夜の露天風呂が雰囲気良かったです。

★ホテルマルエー温泉俵橋(ほてるまるえーおんせんたわらばし)
 場所 : 北海道中標津町俵橋15線40番36
 電話 : 0153-78-7888
 料金 : 550円
 営業 : 06:00-22:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 食塩泉(アルカリ性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計3,884ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : No.163-018(マルエー俵橋温泉)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり・休憩所あり
 感想 : ★★★★☆
2012/05/14
野付温泉 浜の湯
別海町尾岱沼(べつかいちょうおだいとう)にある
「野付温泉 浜の湯」へ行ってきました。以前にも訪問したコトがある温泉なのですが、今回は7年ぶりの訪問です。長期休業になったりして心配していたのですが、無事に再開されたようでホッとしました。
脱衣所の様子
受付で入浴料金420円を支払って男湯の脱衣所へと向かいます。脱衣所の入口に10円で利用できる貴重品ロッカーが設置されていました。写真は脱衣所の様子です。公衆浴場らしい脱衣所ですよね。100円で使えるドライヤーが設置されていましたが、何分使用できるのかは不明です。浴場入口に湯使いの掲示がありました。
浴室(内湯)
浴室へと入りました。なかなか広い感じの浴室ですよね。左側には洗い場があって、右側に湯船がありました。きちんと整理整頓されている様子が利用者のマナーの良さを物語っていますね。浴室内の湯気と窓から射し込む太陽光のコントラストが何とも落ち着く雰囲気を醸し出していました。
小浴槽(内湯)
内湯の小浴槽です。こちらの湯船は39℃と少しぬるめな感じとなっていました。浜の湯は2つの源泉を所有しているのですが、この2つの源泉がなかなか興味深い感じとなっています。すべての湯船が源泉かけ流しとのコトでした。
大浴槽(内湯)
こちらは大浴槽です。1号泉(No.163-013)と2号泉(No.163-012)の混合泉となっていて、1号泉は源泉温度28.8℃、成分総計277ミリグラムの単純泉、2号泉は源泉温度55.3℃、成分総計10,500ミリグラムの食塩泉となっていました。この2つの源泉は掘削深度が680メートルほど違うのですが、それだけでもこんなに成分等が変わるのですね。
露天風呂
浜の湯には開放感のある露天風呂もあります。露天風呂への扉を開けると温泉が流れ込んできて驚きました。湯船が二つあって写真手前が1号泉と2号泉を使った高温湯、奥が1号泉を使った低温湯となっています。
入浴♪(その1)
さっそく入浴してみました。モール臭の漂う心地良いお湯が素晴らしいですね。以前の水車があった頃の方が趣ありましたが、現在は壁となっています。まぁ、それも時代の流れなのでしょう。でも、露天風呂としての開放感は抜群です。
入浴♪(その2)
こちらは1号泉のみの低温湯船です。ぬるくてとても気持ち良いのですが、こちらのお湯はpH値が9.4もあるアルカリ性なお湯となっていてツルツル感が素晴らしい感じとなっていました。熱い湯とぬるい湯の交互浴が最高です。浜の湯は「じゅん☆ブログ」の黎明期に登場した温泉なのですが、久しぶりに訪問してみると新たな感動を感じるコトができましたね。泉質的にも大変オススメな温泉公衆浴場だと思います。

★湯元 野付温泉 浜の湯(ゆもと のつけおんせん はまのゆ)
 場所 : 北海道野付郡別海町尾岱沼港町120
 電話 : 0153-86-2600
 料金 : 420円
 営業 : 10:00-20:00
 休業 : 火曜日
 泉質 : 単純泉(アルカリ性低張性低温泉)
    : 食塩泉(弱アルカリ性高張性高温泉)
 成分 : 成分総計277ミリグラム(Na-HCO3)
    : 成分総計10,500ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : No.163-012(1号泉)・No.163-013(2号泉)
 備考 : シャンプー等なし・休憩所あり・ドライヤー有料
 感想 : ★★★★☆
2012/05/10
カラマツ橋からの眺め
ある日、中標津町(なかしべつちょう)の養老牛温泉(ようろううしおんせん)にある「からまつの湯」へ行ってきました。ちょくちょくこの辺りへは来ていたのですが、記事に登場するのは5年振りだったりします。最近はちょっと避けていた感じのする場所なのですが、5年振りのからまつの湯はどんな感じになっているのでしょう? 写真は温泉の手前にある
「カラマツ橋」から撮影したからまつの湯です。
からまつの湯入口
からまつの湯の入口です。いろいろワケあって殺風景な感じがするかもしれませんが、何だか見覚えのある書体で書かれた看板が設置されていました。
脱衣所
こちらは脱衣所です。向かって右側が一般脱衣所で、左側が女子脱衣所となっていました。脱衣所の中にはベンチがあるので腰かけながら脱衣できます。入口のところに下駄のような履物が置いてあって、ありがたく使わせていただきました。これを履いて湯船のところまで行けば、足の裏に砂が付かないので便利ですよね。
源泉貯湯槽
横にある源泉貯湯槽です。温泉がココの底から湧き出して溜まっていました。源泉はとても高温で危険が危ないので、立ち入らないようにしましょう。その横には加水用のバルブがあって、加水用沢水の流量を調節するコトができるようになっていました。
からまつの湯
こちらが湯船です。すぐ横にパウシベツ川が流れていて素晴らしい環境となっていました。それでは一般脱衣所でスッポンポンになって入浴してみるコトにしましょう。
入浴♪(その1)
さっそく入浴してみました。湯船の横に湯桶が2つあって、掛け湯などができるようになっています。湯船へ入る際は段差があるのですが、緑藻が付着していてヌルヌルと滑るので注意しましょう。
湯口と湯船
湯口から76℃もある高温の源泉が注がれていました。うっかり触れるとヤケドするかもしれないので注意が必要です。湯船の底には小石が敷かれていて心地良い感じとなっていました。
入浴♪(その2)
やはり露天風呂はこうでなくてはいけませんね。温泉でカラダが温まったら、スッポンポンのままパウシベツ川へ入って遊んだりもできます。ただ、今時期の川は雪融け水が流れ込んでいて非常に冷たくなっていました・・・。からまつの湯の泉質は弱食塩泉というコトになっていますが、もしかしたら含石膏食塩泉かもしれません。気のせいか硫黄っぽい香りも微かにします。やはり良いお湯ですね。昔はよく夜中に入りに来ていた「からまつの湯」なのですが、最近はいろいろとゴタゴタしているような話を聞いていて遠ざかっていました。そんな人間のつまらないゴタゴタなど関係無しに温泉は湧き続けていて、ちょっと勇気づけられましたね・・・(謎)

★裏養老牛温泉 からまつの湯(うらようろううしおんせん からまつのゆ)
 場所 : 北海道標津郡中標津町養老牛
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 弱食塩泉
 成分 : 不明
 泉源 : 自然湧出
 備考 : 混浴・男女別脱衣所あり・アブ注意!
 感想 : ★★★★☆