じゅん☆ブログ

2012年10月の記事一覧
2012/10/30
にぶし温泉 屈斜路湖荘
弟子屈町(てしかがちょう)の仁伏温泉(にぶしおんせん)にある
「にぶし温泉 屈斜路湖荘」へ行ってきました。こちらの旅館は湖からちょっと離れた道路沿いにあります。
客室「黒百合」
今回は宿泊で利用してみました。写真は本日宿泊する8畳の和室「黒ゆり」です。ココはもともと屈斜路湖研修保養所という施設だったようですね。縁側付きの客室で、この部屋だけは縁側に床暖房が入っているとのコトでした。すでに布団が用意されているので、ゴロゴロしてくつろぐコトができますね。
客室の様子
室内には冷蔵庫の他、お茶セットポットテレビや金庫が用意されていました。クローゼットを開けると浴衣やタオル、歯ブラシや髭剃りが入っています。洗面所トイレは共同となっていました。それでは浴衣に着替えて浴室へ行ってみましょう。
脱衣所入口
廊下の先に男女別の浴室がありました。写真は浴室の入口です。レトロなあんま機があって、1回10円で利用できるようになっていました。
脱衣所の様子
男湯の脱衣所です。隅にある木の陰に温泉分析書等が掲示されていました。平成17年の温泉分析書とともに昭和46年の温泉分析書も掲示されています。400円で日帰り入浴も受け付けていて、洗面台にはドライヤーが備え付けられていました。
男湯の内湯
浴室へと入りました。うわぁ~、素晴らしい湯気ですね。訪問時期は真冬だったので、源泉かけ流しの内湯を撮影するのは大変でした。湯舟から溢れ出したお湯が床一面に広がっているのがお分かりいただけるでしょうか? 素晴らしい光景ですね。シャワー付きの洗い場があって、リンスインシャンプーとボディソープが設置されています。奥の方に湯口があって「ぽんぽんの湯」と表示されていました。
露天風呂
コンパクトな露天風呂もありました。うわぁ~、寒いですね。雪の上を歩くのは冷たいので、小石の上を歩いたら足の裏に小石がくっついてきた・・・。
入浴♪
湯舟へ入ってしまえば極楽です。こちらのお湯(No.160-016)は成分総計958ミリグラム単純泉で、源泉温度が47.4℃、pH値が7.4となっていました。シットリとした浴感で、まるで石膏泉のように落ち着く感じがします。浴後は肌がスベスベになりました。露天風呂から湖は見えませんが仁伏の森が見えます。とても静かで落ち着く環境でした。
夕食♪
さて、夕食の時間となりました。夕食は食堂で用意されます。写真はスタンダードプランの食事です。左上の方からお造り魚の餡かけ漬け物蟹の甲羅揚げマカロニサラダ、白米、塩辛豚肉のしゃぶしゃぶといった感じでした。サービスでワカサギの天ぷらが出てきたのですが、これが旨い! ビールを注文して美味しくいただきました。
就寝♪
温泉にも入ったし、美味しい夕食もお腹いっぱい食べたので寝るコトにしました。こちらの温泉は24時間いつでも入るコトができます。夜中にも入浴しに行ったのですが、露天風呂へ入浴しながら見る満天の星空が最高でした。
朝食♪
翌朝の朝食です。左上の方から焼き魚、味付け海苔、野菜サラダ目玉焼きとソーセージタラコ蕗とレンコン、白米、漬物、おかめ納豆味噌汁といった感じでした。さて、屈斜路湖荘へ泊まっての感想ですが、今回利用したスタンダードプランだと、宿泊料金も安くてオススメだと思います。ちょっと疲れた時に行って、のんびりと癒されたいような湯宿でした。近くにはポンポン山と呼ばれる、冬でも雪の積もらない山への登山口があります。温泉でも湧いていそうだなぁと思って調べたコトがあったのですが、資料によると硫気を伴う高温地帯はあるのですが、温泉の湧出は無いとのコトでした。

★仁伏温泉 屈斜路湖荘(にぶしおんせん くっしゃろこそう)
 場所 : 北海道川上郡弟子屈町サワンチサップ9番地
 電話 : 015-483-2545
 料金 : 400円(100円増でタオル付き)
 営業 : 09:00-20:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 単純泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計958ミリグラム(Na-HCO3・Cl)
 泉源 : No.160-016(仁伏温泉)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり・休憩所あり
 感想 : ★★★★☆
2012/10/26
湖畔の宿 屈斜路湖ホテル
弟子屈町(てしかがちょう)の仁伏温泉(にぶしおんせん)にある
「屈斜路湖ホテル」へ行ってきました。ココは前回紹介した「仁伏保養所」の隣にあるホテルです。宿泊してみようかと思っていたのですが、一人泊だと何故か夕食の設定が無いようなので。今回は日帰り入浴で利用してみました。
脱衣所入口
フロントで入浴料金400円を支払って脱衣所へと向かいました。写真は脱衣所の入口付近です。入口が3か所あって、手前が男性露天風呂、中央が女湯、奥が男湯となっていました。まずは奥の男湯へ入ってみましょう。写真の手前側には洗面所があって、ドライヤー飲料水が用意されていました。
男湯の脱衣所
脱衣所へと入りました。先ほど露天風呂の入口が別にあったので、こちらは内湯なのでしょう。女湯は内湯から直接露天風呂へ行くコトができるようです。それではスッポンポンになって浴室へ入ってみましょう。
男湯の内湯
浴室へと入りました。窓際に湯船のあるシンプルなタイル張りの浴室ですが、湯船が結構広いですね。湯舟の底には仁伏保養所と同じように、碁石ヶ浜の玉砂利が敷き詰められています。窓の外には屈斜路湖が見えるのですが、浴室からだと湯気で窓が曇っていてハッキリとは見えませんでした。
源泉かけ流しの湯舟と洗い場
掛け湯をして入浴してみました。湯舟のフチから溢れ出して床を流れていくお湯の光景が見事ですね。シャワー付きの洗い場があって、ボディーソープとリンスインシャンプーが備え付けられていました。それではいったん脱衣所へ戻って服を着て露天風呂へ行ってみるコトにしましょう。
露天風呂への通路
男性露天風呂へ行く途中にある通路です。カメラの特性で圧迫感を感じるかもしれませんが、実際に歩いてもなかなか狭い通路でオモシロい感じでした。歩くとギシギシと軋む音がします。
男性露天風呂の脱衣所
通路の先にある扉を開けると写真のような脱衣所がありました。なかなかイイ感じの脱衣棚ですね。それではふたたびスッポンポンになって露天風呂へ入ってみましょう。
脱衣所から露天風呂へ
露天風呂への扉を開けると写真のような感じになっていました。左側には休憩処らしき場所があります。右上に「足元がすべりますのでご注意下さい」との注意書きがありますが、湯舟へ入る際の足場に丸っこい大石が使われているので、滑って転倒しないように注意しましょう。
露天風呂からの眺め
露天風呂からの眺めです。すぐそばに屈斜路湖が見えて素晴らしい感じですね。もっと広い露天風呂のイメージでしたが、どうやらココ数年で少し造り変えたようです。左側にある塀の向こう側に湯船の跡が残っていました。
入浴♪
さっそく入浴してみました。露天風呂も湯船の底に玉砂利が敷かれています。入浴してみると透明感の素晴らしいシットリとした浴感でした。脱衣所入口に掲示されている温泉分析書(昭和40年)によると、こちらの温泉は成分総計812ミリグラムの単純泉で、pH値は7.4とのコトでした。ほぼ半世紀前の温泉分析書なので、現在は数値が変化しているでしょうが、そんなに大きくは変わっていないでしょう。
入浴後にロビーへ行ってみると良い感じの休憩スペースがありました。屈斜路湖を眺めながらくつろぐコトができますね。数年前までココの庭に足湯があったのですが、諸事情により撤去してしまったとのコトでした。足湯を見たコトはあったのですが、その時に足湯しなかったのが悔やまれます・・・。夕食付きの一人旅プランができたら泊まってみようかな。

★湖畔の宿 屈斜路湖ホテル(こはんのやど くっしゃろこほてる)
 場所 : 北海道川上郡弟子屈町サワンチサップ11番地
 電話 : 015-483-2415
 料金 : 400円
 営業 : 10:00-21:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 単純泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計812ミリグラム(Na-HCO3・Cl)
 泉源 : No.160-069・No.160-070・No.160-071(仁伏温泉2号)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり・休憩所あり
 感想 : ★★★★☆

2012/10/22
仁伏保養所
弟子屈町(てしかがちょう)の仁伏温泉(にぶしおんせん)にある「仁伏保養所」へ行ってきました。もともとは弟子屈営林署の保養所だったのですが、十数年ほど前に売却され、現在は民間経営の湯宿となっています。
男湯の脱衣所
日帰り入浴料金は500円なのですが、
「道の駅摩周温泉」に置いてあった入浴割引券を持っていくと、割引料金の400円で入浴できます。この割引券は何度でも使えるそうです。受付で入浴料金を支払い脱衣所へとやってきました。
脱衣所からの眺め
いやぁ~、眺めの良い脱衣所ですね。窓の外には屈斜路湖(くっしゃろこ)が広がっていました。窓際にはバーにあるような椅子が並べられています。それではスッポンポンになって浴室へ入ってみましょう。
男子湯
こちらは男湯の浴室です。もともとは混浴の大浴場だったそうなのですが、時代の流れなのでしょうか、最近になってパネルで湯船を仕切って男女に分けたそうです。銀色の仕切りがちょっと興醒めな感じですね。湯船の横には立派な石灯籠がありました。
入浴♪
さっそく入浴してみました。透明度の高いお湯ですね。入浴すると湯船のフチからお湯が溢れ出します。この湯船の風呂枠はイチイの巨木で作られているのだそうです。右側には洗い場があって、シャンプー等が備え付けられていました。浴室からも屈斜路湖を眺めるコトができるのですが、湯けむりで窓が曇っていてボヤーっと見える感じです。
女湯入口
男湯へ入浴した後に向かったのは女湯です。ほぼ全裸のまま、コッソリと女湯へ侵入してみるコトにしました。右側の壁には温泉分析書等が掲示されています。
女湯の脱衣所
こちらは女湯の脱衣所です。実は入館時に女湯へ入ってもイイよと言われていたのでした。許可をもらっているので安心安全ですね。それではスッポンポンのまま禁断の女湯へ入ってみましょう。
小浴槽
扉を開けると写真のような小さい湯船がありました。コンパクトで良い感じの湯舟ですね。手前側には小さな洗い場もあります。入浴してみるとシットリとした浴感でした。温泉分析書によると、成分総計747ミリグラムの単純泉とのコトです。
湯口の析出物
蛇口の先端部分が結晶化していてステキですね。仁伏保養所では2つの源泉(No.160-067・No.160-068)を使用しているようなのですが、どういう湯使いなのかは不明でした。温泉分析書は(No.160-067)のモノと思われますが、おそらくは混合して使用しているモノと思われます。小さな湯船の先に通路があるので、そちらへ行ってみるコトにしましょう。
婦人湯
足元にお湯がドバドバと流れている怪しい通路の先には、仕切られたもう一方の湯舟がありました。木製の湯口から結構な量の温泉が注がれています。う~ん、やはり仕切っていない方がイイなぁ・・・。この湯船は玉砂利の湯と呼ばれていて、湯船の底に沢山の玉砂利が敷いてあります。この玉砂利は屈斜路湖の北東部にある碁石ヶ浜という秘境から運んできたのだそうです。足つぼ刺激効果もあってイイかもしれませんね。仕切りの横にある扉を開けると、あれっ? 先ほどの男湯と繋がっていました。扉は開閉自由な感じなので混浴し放題な気もします。
たそがれのひととき・・・
入浴後は脱衣所でまったりしました。脱衣所には洗面台があって、ドライヤーも備え付けられています。横には洗濯機(1回200円)もありました。快足名人という足つぼ刺激グッズもあります。仁伏温泉ってとても静かな環境なので、ボクはこの辺りが大好きです。何日か連泊してのんびりしてみたいなぁと思いました。

★湖畔の宿 仁伏保養所(こはんのやど にぶしほようじょ)
 場所 : 北海道川上郡弟子屈町サワンチサップ10番地
 電話 : 015-483-3058
 料金 : 500円
 営業 : 08:00-20:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 単純泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計747ミリグラム(Na-HCO3・Cl)
 泉源 : No.160-067・No.160-068(仁伏温泉 屈斜路湖仁伏保養所)
 備考 : 2014年頃から休業中・・・
 感想 : ★★★★☆

2012/10/18
ツインルーム
帯広市(おびひろし)にある
「天然温泉 白樺の湯 ドーミーイン帯広」へ行ってきました。JR帯広駅から徒歩3分ほどのところにあるシティーホテルです。今回はいろいろと探索した後だったので、ちょっと遅い時間にチェックインしました。写真は本日宿泊するツインルームです。室内には液晶テレビ(アダルト放送あり)加湿空気清浄機が設置されていました。
こちらは洗面台です。各種アメニティー類ドライヤーお茶セットフリーの冷蔵庫が備え付けられていました。背後には水洗トイレとシャワーブースがあります。館内着やタオルセット清潔なスリッパなども用意されていました。
夕食は済ませてあったのですが、21時半から23時まで「夜鳴きそば」のサービスがあるとのコトなので、ラウンジへやってきました。このブログでも何度か系列ホテルを紹介しているのですが、もうお馴染みのサービスですね。北見苫小牧のドーミーインでも同様のサービスを体験済みです。美味しくいただきました。
就寝♪
あれっ? いきなり寝ちゃうのかと思うかもしれませんが、もちろんココへ泊まったのは温泉があるからなのです。チェックイン後に大浴場へ行ってみましたが、ココの大浴場は混んでいるコトが多くて、撮影するのはなかなか大変な感じと思われました。幸い夜通し入浴可能なので、少し眠ってから深夜の大浴場へ行ってみましょう・・・。
時刻は午前4時20分、ようやく大浴場へとやってきました。実は午前3時に起きて大浴場へ行ってみたのですが、その時間でも入浴している人が居たのです。しかも、そんな時刻に3人も・・・。で、いったん部屋へ戻って出直してきたのでした(疲) 脱衣所にはドレッサールームやコインランドリーがあります。それではスッポンポンになって浴室へ入ってみましょう。
内湯(白樺の湯)
さすがにこの時刻だと誰も居ないですね。午前5時を過ぎると、早起きな人が朝風呂を楽しみにやってきますから、さっさと撮影してしまいましょう。写真は内湯の湯舟です。浴槽が2つあって、左側の大きい方が温泉浴槽、右側の小さい湯船が水風呂となっていました。サウナもあるのですが、午前1時から5時までは休止となっています。
半露天風呂
こちらは露天風呂です。露天と言ってもほとんど壁と屋根で覆われていますが、内湯よりも撮影しやすいので助かりました。露天風呂のお湯は残念ながら温泉ではないのですが、よく見ると湯船に何か黄色いモノが浮かんでいますね。アヒルかな?(笑)
朝の果実湯(ゆず湯)
浮かんでいるモノの正体は「柚子」でした。ドーミーイン帯広では朝風呂にレモンや柚子といった果実を入れて、入浴客を楽しませているようです。う~ん、良い香りがしますねぇ~。
入浴♪
さっそく入浴してみました。温泉ではないお湯へ入浴している画像は貴重かもしれませんね(笑) しかし、このゆず湯はなかなか良い感じでしたよ。ヘタな塩素消毒温泉よりは遥かに心地良いでしょう。柑橘系な香りを楽しみながら朝風呂を楽しませていただきました。
温泉分析書
脱衣所に掲示してある温泉分析書です。共立メンテナンスグループの温泉ホテルではお馴染みの温泉分析書ですね。この温泉分析書やボクがワザワザ札幌の公共機関へ赴いて入手した資料によると、こちらの温泉(No.242-051)は成分総計1,105ミリグラムの含重曹食塩泉で、音更町(おとふけちょう)にある「健康ハウス木野温泉」からの運搬湯となっているようでした。運搬湯ですから当然、循環ろ過加温塩素消毒のお湯なのですが、嫌悪感を催すようなお湯ではないので安心して利用できると思います。桶にお湯を汲んでみると茶色い感じの、いわゆるモール泉でした。
朝食♪
翌朝の朝食です。朝食はバイキング形式となっていました。帯広らしく、豚丼のメニューもありました。朝から豚丼は効きますね(笑) さて、ドーミーイン帯広ですが、帯広駅からも近く繁華街も近いので、利便性の高いホテルだと思います。ただし、クルマで行く場合はちょっと注意が必要かもしれません。ココの隣に駐車場があったので、何の疑いも無しに入庫したら、ぜんぜん関係の無い駐車場でした。ドーミーイン帯広の駐車場は裏通りにあるので、確認してからの入庫がオススメですね。混雑時は市営駐車場を案内されるので、ちょっと遠い感じでした。

★ドーミーイン帯広(どーみーいんおびひろ)
 場所 : 北海道帯広市西2条南9丁目11の1
 電話 : 0155-21-5489
 料金 : 日帰り入浴なし
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-11:00
 泉質 : 含重曹食塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,105ミリグラム(Na-Cl・HCO3)
 泉源 : No.242-051(木野村商事(株)温泉井)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり・サウナあり
 感想 : ★★★☆☆
2012/10/14
天然温泉 幣舞の湯 ラビスタ釧路川
前回からの続きになりますが、今回は「ラビスタ釧路川」の宿泊記を紹介しようと思います。このホテルは釧路駅前の北大通と呼ばれる大きな通り沿いにあって、駅から歩いてくるにはちょっと遠いと思いますが、ホテルの周辺には道東最大の繁華街と言われる末広町や、前回紹介した釧路川やフィッシャーマンズワーフMOOなどもあり、観光利便性の高い立地と言えるでしょう。
クイーンルーム
こちらは本日宿泊する客室です。クイーンルームと呼ばれる少し広めな客室で、室内にはダブルベッドズボンプレッサー液晶テレビ空気清浄機などが設置されていました。二階にある客室なので、窓からの眺めはそれなりですね、スッポンポンで窓際へ立ったりすると危険です(謎)
洗面台
こちらは洗面台です。大きな鏡が素晴らしいですね。各種アメニティーの他、ポットやお茶セット、ドライヤーや冷蔵庫などが備え付けられていました。背後には水洗トイレシャワーブースがあります。それでは浴衣に着替えて大浴場へ行ってみましょう。
脱衣所
さっそく大浴場へとやってきました。大浴場は最上階の13階にあります。写真は脱衣所の様子です。洗面台にはアメニティー類やドライヤーが用意されていました。暗証番号式の貴重品入れがあるので、ルームキーはココへ入れておきましょう。奥にはコインランドリーがありました。
大浴場 幣舞の湯「天河」
こちらが大浴場の様子です。大きな窓があって、釧路川や街の様子が一望できる素晴らしい浴室でした。川の先はもう太平洋ですね。メインの湯舟の向こうには水風呂がありました。水風呂があるというコトはサウナもあります。
入浴♪(その1)
さっそく入浴してみました。さすが13階だけあって眺めが良いですねー。こうやって街を見下ろしていると何だか偉くなったような気がしちゃいます。まぁ、ハダカの王様みたいな感じですが・・・(笑)
露天風呂
こちらは露天風呂です。3人も入ればいっぱいになってしまいそうな小さな露天風呂なのですが、外気を感じながら入る温泉はやはり良い感じですね。岩風呂風な感じの湯舟で湯面には泡が沢山浮かんでいて、見ただけで濃そうな感じが伝わってきました。
入浴♪(その2)
露天風呂も気持ちイイですねー。前回の記事と重複しますが、こちらの温泉(No.247-004)は成分総計19,860ミリグラムの高張性な食塩泉で、源泉温度が30.5℃と低めなため循環加温塩素消毒されてるとのコトです。循環湯ですが、ちょっとだけ舐めてみると凄くしょっぱい感じでした。釧路らしい化石海水系の温泉と言えますね。
休憩ラウンジ
入浴後はこのような眺めの良い休憩ラウンジでゆっくりするコトができます。ココからの眺めも素晴らしいですね。このラウンジではカツゲンが飲み放題となっていました。カツゲンって北海道限定の飲み物なのですよね。
夕食♪
夕食はご覧のような感じで済ませました。この日は「第9回釧路大漁どんぱく」というお祭りが開催されていたのです。屋台で唐揚げやポテトフライ、いくらの巻き寿司を買ってきて食べました。唐揚げのタレがレモン風味でとても美味しかったです。
釧路大漁どんぱく花火大会
夜には釧路大漁どんぱく花火大会が開催されました。今回の旅行はこの花火大会が目的だったのです。ラビスタ13階の休憩ラウンジから見ようかと思っていましたが、既に沢山の人が居たので会場へやってきました。テンポ良く打ち上がる花火がとてもキレイでしたね。道内最大級の三尺玉は大迫力でした。
どんぱく屋台
花火を観終わってホテルへ戻ってくると、ホテル外のテラスで「9月1日限定どんぱく屋台」が開催されていました。こういう催しはオモシロいですね。せっかくなのでフランクフルトと生ビールを買って部屋へ戻ってきました。
ビールを飲んで酔っぱらったので寝るコトにしました。ホテルへ帰ってきた直後に大浴場へ行ってみたのですが、沢山の入浴客が居たので、大浴場から花火大会を観ていたのだと思います。入浴しながら花火を観ている写真を撮影するのがボクの夢だったりするのですが、なかなか実現しませんね・・・(笑)
魅惑の30時間プラン!
実は今回の宿泊はちょっと普通じゃないロングステイプランで、チェックインが14時でチェックアウトが翌日の20時という30時間ステイプランでした。10時から14時までは清掃のため大浴場は利用できないのですが、14時からは再び利用できます。ココの温泉は良いですねー。素晴らしい循環ろ過塩素消毒湯だと思います。塩素の添加は泉質に影響を及ぼしますから、塩素入っていないに越したコトはないのですが、要は程度の問題だとボクは思うのですよね。こちらの温泉は塩素臭が気になるコトも、肌が痒くなるコトもありませんでした。
【注:ラビスタ釧路川の温泉は湯使いが変更され残念な状態となっています・・・】

★ラビスタ釧路川(らびすたくしろがわ)
 場所 : 北海道釧路市北大通2の1
 電話 : 0154-31-5489
 料金 : 日帰り入浴なし
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 14:00-11:00
 泉質 : 食塩泉(弱アルカリ性高張性低温泉)
 成分 : 成分総計19,860ミリグラム(Ca・Na-Cl)
 泉源 : No.247-004(幣舞の湯)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり・サウナあり
 感想 : ★★★★☆

2012/10/10
釧路川
釧路市(くしろし)にある
「ラビスタ釧路川」へ行ってきました。既にチェックインを済ませてあるのですが、今回はラビスタ釧路川周辺の様子から紹介していきましょう。写真はラビスタ釧路川の目の前にある釧路川の様子です。公園のような感じになっていますが、船着き場にもなっていて、岸壁に手すり等はありません。間違って川へ落ちないように注意しましょう。船が接岸できるくらいですから結構深いようです。
釧路川リバーサイド右岸緑地「ぬさまい広場」
タイルで作られた美しいオブジェクトがありました。ベンチやテーブルもあって、ゆったりとするコトができます。こういう公園ってイイですよね。
釧路ゆめこい渡し
ベンチに座ってボーっとしていると、舟がやってきました。見ていると手漕ぎ舟のようです。これは「釧路ゆめこい渡し」というイベントの渡し舟で、300円で幣舞橋(ぬさまいばし)周辺を周遊してくれるとのコトでした。乗ってみればよかったなぁ~。
渡し舟と幣舞橋
写真に写っている橋が幣舞橋です。渡し舟は幣舞橋のところで折り返していました。逆光で写っている太陽がイイ感じかな? それでは幣舞橋の上へ行ってみましょう。
幣舞橋からの眺め
幣舞橋の上へやって来ました。写真は幣舞橋から見た釧路川と釧路フィッシャーマンズワーフMOOです。幣舞橋は釧路の観光名所として知られていて、橋上に彫刻像があったりするのですが、この橋上彫刻は日本初なのだそうです。
コスモス畑
フィッシャーマンズワーフMOOの方へ降りてみました。花壇にコスモスが植えられていてキレイな感じです。フィッシャーマンズワーフMOOのドーム部分植物園となっていて、自由に見るコトができるようになっていました。
岸壁炉ばた
こちらは川沿いにある「岸壁炉ばた」です。なかなか良い雰囲気の炉ばたで、夜になるとかなり賑わっていました。なお、岸壁炉ばたは5月中旬から10月末までの季節営業となっています。
釧路市場
フィッシャーマンズワーフMOOの一階には釧路市場というのがあります。明らかに観光客向けな市場なのですが、小さな水族館もあって、見て歩くとオモシロいと思います。函館の市場のようにしつこい声掛けはありませんでした(笑)
カニ売り場
花咲ガニや毛ガニが売っていますね。毛ガニ1尾2,500円から5,000円となっていました。おぉー、なかなか良い値段ですね。長万部温泉ホテルへ泊まると夕食に2尾出てきますから、そのコストパフォーマンスの凄さが分かりました(笑)
ラビスタ釧路川の足湯
歩き疲れてやってきたのは、ラビスタ釧路川の敷地内にある足湯です。この足湯は無料となっていて、通りがかりの人も自由に利用するコトができるようになっています。
足湯♪
さっそく足湯してみました。歩き疲れていたので癒されますねー。掲示されている温泉分析書や資料によると、こちらの温泉(No.247-004)は成分総計19,860ミリグラムの食塩泉で、pH値が8.1となっています。2005年に掘削された比較的新しい温泉で、掘削深度は1,103メートル、湧出量は1分間に105リットルとのコトでした。源泉温度が30.5℃と低めなため加温されています。成分の濃い高張性な温泉なので、良く効くような感じがしますね。この良く効くような感じというのが、温泉へ入るうえでかなり重要だとボクは思っています。自己暗示というのでしょうか。効くと思って入れば、より一層温泉の効果が高まると思いますね。

★ラビスタ釧路川の足湯(らびすたくしろがわのあしゆ)
 場所 : 北海道釧路市北大通2の1
 電話 : 0154-31-5489
 料金 : 無料
 営業 : 07:00-22:00
 休業 : 年中無休(天候によっては利用中止あり)
 宿泊 : 14:00-11:00
 泉質 : 食塩泉(弱アルカリ性高張性低温泉)
 成分 : 成分総計19,860ミリグラム(Ca・Na-Cl)
 泉源 : No.247-004(幣舞の湯)
 備考 : 宿泊者以外も利用可
 感想 : ★★★★☆
2012/10/06
十勝ガーデンズホテル
帯広市(おびひろし)にある
「十勝ガーデンズホテル」へ行ってきました。JR帯広駅の目の前にある利便性の高いホテルです。それでは中へ入ってみましょう。
シングルルームの様子
フロントで部屋のカードキーを受け取り客室へと向かいます。ドアノブのセンサーにカードキーをかざすとドアロックが解除される仕組みとなっていました。こちらは本日宿泊する客室です。出入口部分には洗面台、トイレ、バスルームがありました。アロマエッセが置いてあってなかなか良い感じです。室内にはテレビ空の冷蔵庫お茶セット空気清浄機などが設置されていました。部屋の窓からは帯広駅前が一望できます。蛇足ですが、テレビではアダルトな放送が無料で見放題となっていました(得)
元祖 豚丼のぱんちょう
今回は夕食無しのプランで宿泊しました。部屋から電話で予約して買ってきたのは、帯広名物「ぱんちょうの豚丼」です。ぱんちょうは十勝ガーデンズホテルのスグ隣にあって、もちろんお店で食べるコトもできるのですが、この日は行列ができていたので予約して部屋で食べるコトにしました。電話してみると15分ほどでできるとのコトです。20分くらいしてから店へ行ってみると、まだ行列が続いていましたが、その行列を尻目に店内へ入り予約していた豚丼を受け取ってきました。
ぱんちょうの豚丼
うぉあ~、美味しそうな豚丼ですねー。できたてなので温かいです。これはお持ち帰りメニューにある1,270円のモノで、中くらいの量となっていました。帯広へ行ったら是非とも食べておきたい一品と言えますね。とても美味しくいただきました
十勝川河川敷と十勝大橋
食後にやってきたのは、薄暗くなった十勝川の河川敷です。もうお分かりかとは思いますが、この日は第23回道新十勝川花火大会の開催日でした。すでに沢山の人々が河川敷へ集まってきているのですが、勝毎花火大会のようにごった返すような感じではないので、ボクはこちらの花火大会の方が好きなのです。
第23回道新十勝川花火大会
19時から花火大会が始まりました。今回は近い位置から見ているので迫力があってイイですね。テンポ良く打ち上がるので、勝毎花火大会よりもイイなぁと思いました。
満足できる花火大会でした♪
いやぁ~、良い花火大会でしたね。半袖で観覧していると少々寒い感じもあって、花火大会が終ったらもう秋だなぁとか思っていたのですが、今年の夏はココから盛り返し、つい先日まで猛暑が続きましたから、やはり異常気象だったのでしょうね。
脱衣所
花火大会を満喫してからやってきたのは、十勝ガーデンズホテルの大浴場です。写真は男湯の脱衣所で、暗証番号式のロッカーがあり安心な感じとなっていました。背後には洗面台があります。奥の壁には温泉分析書と温泉分析書別表が掲示されていました。タオルが用意されているので、部屋からは手ぶらでOKなのですが、脱衣所の扉はルームカードキーで開くようになっているので、忘れないようにしましょう。
浴室
浴室へと入りました。温泉分析書や資料によると、こちらの温泉(No.242-029)は成分総計591ミリグラムの単純泉で、腐植質が4ミリグラム含まれているとのコトです。いわゆるモール泉と呼ばれる泉質ですね。桶にお湯を汲んでみると薄黄色な感じでした。実はこの温泉、以前に紹介した温泉ラブホテル「オプティマ」からの運搬湯となっています。運び湯なので循環ろ過塩素消毒となっていますが、それほど気になる感じはしなかったですね。ツルツルする浴感やモール臭も残っていて、運び湯としては合格でしょう。浴室内にはサウナ水風呂もありました。
就寝♪
入浴後は部屋でご覧のようにダラダラしました。温泉へ入ってダラダラするのが至福のひとときなのです。そんな時間を過ごしていると、何やらグラグラしてきました。ちょっと飲み過ぎたのかなと思いましたが、そうじゃありません。これは地震です! 結構揺れましたが何とか治まったようでホッとしました。窓から外を見てみると、何事も無かったかのように帯広駅前の夜景が広がっていました。その後、ふたたび大浴場へ行ったりもしましたが、エレベーターが地震の影響で長時間停止していたようです。大浴場は午前2時まで利用でき、翌朝は6時から10時まで利用可能とのコトでした。
朝食♪
翌朝の朝食です。朝食は和食膳と洋食膳があるとのコトでしたが、この日はバイキングでした。和食膳の方が良かったのですが、都合によりバイキングになるとのコトなので仕方ないでしょう。朝からおしるこがあってオモシロかったです。さて、十勝ガーデンズホテルですが、駅から徒歩1分というのは鉄道利用者にとって利便性が高いでしょうね。繁華街も近いので帯広を楽しむのに最適な立地だと言えます。温泉は残念ながら運搬湯で循環ろ過塩素消毒となっていましたが、予想していたよりも良い感じで意外でした。ぱんちょうが徒歩10秒くらいのところにあるのも良かったですね。

★十勝ガーデンズホテル(とかちがーでんずほてる)
 場所 : 北海道帯広市西2条南11丁目16
 電話 : 0155-26-5555
 料金 : 860円
 営業 : 14:00-22:00(日帰り入浴は男性のみ可)
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 14:00-11:00
 泉質 : 単純泉(アルカリ性低張性温泉)
 成分 : 成分総計591ミリグラム(Na-HCO3・Cl)
 泉源 : No.242-029(オプティマ)
 備考 : タオル等あり・シャンプー等あり・ドライヤーあり・サウナあり
 感想 : ★★★★☆
2012/10/02
客室の様子(その1)
今回は貴重な連泊記事の登場です。連泊ってイイなぁと前々から思っていたのですが、どうせ連泊するのなら、別なところへ泊まった方がネタにもなるなぁと思っていたコトもあって、今まで連泊記事というのは登場していなかったのです。今回は目的の花火大会が延期となり、急遽
「糠平温泉ホテル」で連泊というコトになりました。
客室の様子(その2)
連泊は同じ部屋を使うコトが多いのですが、今回は予約の関係で部屋が変更となりました。案内されたのは旧館の和室です。造りは古いのかもしれませんが、ボクは古い建物も好きなので、この客室はとても気に入りました。既に布団が敷かれているので、昼間からゴロゴロとくつろぐコトができますね。この日は前回紹介した家族浴室を始め、外湯めぐりのチケットを使い、民宿山湖荘湯元館を訪問しました。
大浴場入口
今回は夜の大浴場を紹介しましょう。写真は大浴場の入口です。右の方へ行くと家族浴室があり、その奥に女湯の大浴場がありました。おそらく右側部分は後から増築したモノなのでしょう。男湯入口横の扉を開けると源泉小屋がありました。
夜の大浴場
夜の大浴場です。夜の雰囲気も良い感じですね。こんこんと溢れ出すお湯を見ているだけでもココロが落ち着く感じがしました。大浴場は24時間利用できます。
女湯の大浴場
こちらは女湯の大浴場です。やはりこちらの浴室は後からできたようで、ちょっと新しい感じがしました。横に浅めの湯船があって、寝湯の様な感じで入浴できます。
夕食♪
二泊目の夕食です。この日も山の幸満喫プラン(10品)にしたのですが、連泊というコトでメニューを少し変更してくれたようです。左上の方からメロンお造りホタテと茄子、ニジマスの唐揚げ、鹿肉の陶板焼き、タコの酢の物サーモンマリネ山菜と佃煮エビ料理の小皿といった感じでした。なお、生ビールは別料金です。
ニジマスの唐揚げ
<魚料理>
 ニジマスの唐揚げ
 糠平湖ではニジマスが釣れるそうです
エゾ鹿肉の陶板焼き
<鹿料理>
 鹿肉の陶板焼き
 ココの鹿料理は絶品です
朝食♪
翌朝の朝食です。レストラン「ナウシカ」の名前の由来ですが、「風の谷のナウシカ」と「ナウな鹿料理」をかけ合わせたのだとか。レストランのみの利用も可能で、豚丼、牛丼、鹿丼といった丼物や、ぬかびら定食や鹿肉陶板定食など多彩なメニューが用意されています。糠平温泉ホテルは家族経営のホテルで、今回は連泊してのんびりとできました。またいつか連泊してみたいですね。
第62回 勝毎花火大会
さて、夜になってやってきたのは十勝川の河川敷です。今回は十勝大橋と一緒に花火写真を撮りたいなぁとか思って、十勝大橋の西側河川敷へやってきたのですが、ココはちょっと打ち上げ地点から遠すぎる感じでした。この地点でもかなり大勢の人が花火見物をしています。
花火♪
やはり勝毎花火大会はイイですねー。年々、花火と花火の間の「間」が長くなっているような気がして、もう少しテンポ良く打ち上げれば良いのになぁとか思いますが、スポンサーの宣伝したり大人の事情があるのでしょう。さて、今回宿泊した「ぬかびら源泉郷」ですが、山あいにある鄙びた温泉郷で周囲には豊かな自然が広がっています。温泉でまったりするのも良いのですが、タウシュベツ川橋梁を見に行ったり、冬の糠平湖を探索したりとアウトドアを楽しむのも良いでしょう。

★糠平温泉ホテル(ぬかびらおんせんほてる)
 場所 : 北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷南区35の1
 電話 : 01564-4-2001
 料金 : 500円
 営業 : 09:00-21:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含重曹食塩泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,087ミリグラム(Na-Cl・HCO3)
 泉源 : 自然湧出(糠平温泉ホテル)
 備考 : シャンプー等あり
 感想 : ★★★★★