じゅん☆ブログ

2013年11月の記事一覧
2013/11/29
就寝♪
今回で「料理旅館 池の端」の特集もおしまいです。
前回紹介した夕食を食べて部屋へ戻ると布団が敷かれていました。夕食はとても美味しかったのですが、食べ切れず少し残してしまったのが悔やまれます。お腹もいっぱいになったのでグッスリと眠りたかったのですが、この日は暑い夜でなかなか寝付けませんでした。ちなみに大浴場は夜通し利用するコトができます。
女湯の脱衣所
朝になってやってきたのは女湯の脱衣所です! この日は他に宿泊客が居なく、自由に入って良いとのコトでした。何だかちょっとだけ得した気分ですね。
女子 大浴室
こちらが女湯です。男湯に比べると小さな印象ですが、湯船は大きければ良いというモノでもありません。こじんまりとした湯船には黄土色をした温泉が注がれていました。よく見ると湯面に蝋のような湯の花が漂っています。
入浴♪
さっそく入浴してみました。こちらの湯船のお湯は熱めでなかなか効きますね。窓を開けると外には源泉小屋みたいな建物がありました。
朝食♪
入浴後は朝食です。朝食も夕食と同じ個室で用意されました。朝食は一気出しなので、ゆっくりと食べるコトができそうですね。
白米
<白米>
 ごはんは木製のおひつに入れられていました。
お造り
<お造り>
 函館名物のイカ刺しです。とても美味しかった。
小皿
<小皿>
 カボチャとブドウとオクラと餅のクリーム和え。
煮物
<煮物>
 ダイコンとコンニャク。二種類の味噌でいただきました。
焼き物
<焼き物>
 白身魚の西京焼きと昆布。
香の物
<香の物>
 キュウリと山菜の漬け物。
小皿
<小皿>
 ゴボウの胡麻和え。
酢の物
<酢の物>
 長芋とメカブの酢の物。
デザート
デザートは梨とバナナです。朝食も夕食同様に丁寧に作られていて美味しくいただきました。さて、今回宿泊した「料理旅館 池の端」ですが、歴史ある老舗の旅館といった感じで建物も結構古いようです。客室内に冷房設備は無く扇風機が一台あるのみで、今回はとても暑い日にあたってしまい大変な思いをしました。暑い日の利用はちょっとオススメできません。しかし、料理や温泉が良い昔風の落ち着いた雰囲気の旅館なので、ちょっと人生に疲れた時や大切な日に利用すると良いかと思われます。

★料理旅館 池の端(りょうりりょかん いけのはた)
 場所 : 北海道函館市谷地頭町33の6
 電話 : 0138-22-3877
 営業 : 日帰り入浴なし
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00【予約】
 泉質 : 食塩泉(中性高張性高温泉)
 成分 : 蒸発残留物18,140ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : No.485-024(谷地頭温泉9号井)
 備考 : 2018年7月13日をもって閉館(解体済)
 感想 : ★★★★☆
2013/11/25
食事処
前回に引き続き今回は「料理旅館 池の端」の夕食を紹介したいと思います。料理旅館というくらいですから料理が楽しみですよね。食事は指定した時間に別室で用意されるようになっていました。
あわび付き函館会席プラン
掘りごたつとなっている座席へ着席すると、さっそく最初の料理が運ばれてきました。ビールを注文して食事を進めていくコトにしましょう。メロンのような器に入っているのは後ほど紹介する先付です。
牛乳葛プリン
<牛乳葛プリン>
 葛(くず)と生クリームを牛乳で練って作っています。
 とろ~りとした触感でした。
先付
<先付>
 オクラ・ミョウガ・エビ・肉。
 高級な感じです。
椀物
<椀物>
 梅と蓴菜(じゅんさい)のお吸い物です。
 冷たいお吸い物で不思議な味わいでした。
向付
<向付>
 お造り六品。
 アワビ・エビ・ヒラメ・ホッキ・マグロ・イカの刺身で美味しくいただきました。
鉢肴
<鉢肴>
 美味しい西京焼きです。
 シシトウとイモが付いていました。
強肴
<強肴>
 大根・肉・帆立・アスパラ・椎茸。
 一品一品が美味しい。
小鉢
<小鉢>
 カニサラダ。
 ピンクグレープフルーツとリンゴも入っています。
台の物
<台の物>
 あわびの福良煮と昆布です。
 とても柔らかいアワビで美味しくいただきました。
揚げ物
<揚げ物>
 茄子としんじょうの揚げ物。
酢肴
<酢肴>
 トマトの酢の物。
食事
<食事>
 生姜ごはん。
 とても美味しい生姜ごはんでしたが、もうお腹がいっぱいです・・・。
甘味
デザートは美味しいメロンでした。さて、池の端の夕食ですが、さすが料理旅館を名乗るだけあって、素晴らしい会席料理を味わうコトができました。今まで食べたコトの無いような料理もあってビックリです。こんな高級な料理を食べるコトはなかなか無いので、ジックリと味わってきましたが、途中からはお腹がいっぱいになってしまって大変でした。次回は池の端の後編を紹介したいと思います。

★料理旅館 池の端(りょうりりょかん いけのはた)
 場所 : 北海道函館市谷地頭町33の6
 電話 : 0138-22-3877
 営業 : 日帰り入浴なし
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00【予約】
 泉質 : 食塩泉(中性高張性高温泉)
 成分 : 蒸発残留物18,140ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : No.485-024(谷地頭温泉9号井)
 備考 : 2018年7月13日をもって閉館(解体済)
 感想 : ★★★★☆
2013/11/21
池の端 温泉旅館
函館市谷地頭町(はこだてしやちがしらちょう)にある「料理旅館 池の端」へ行ってきました。ココは函館市電「谷地頭駅」の近くにある老舗の旅館で、付近には
「谷地頭温泉」「碧血碑」「石川啄木一族の墓」「立待岬」などがあります。函館山も近いので探索してみるのもオモシロいかもしれません。
和室(柏木)
チェックイン手続きを済ませて客室へと案内していただきました。こちらは本日宿泊する客室です。広縁付き古めかしい感じのする和室で、室内にはテレビや扇風機、お茶セット洗面台がありました。出入口部分には鏡台とクローゼットがあって、クローゼットの中には浴衣が入っています。奥には水洗トイレがありました。
脱衣所
浴衣に着替えて、さっそく楽しみにしていた温泉へ入ってみるコトにしましょう。この日はとても暑い日だったので結構汗だくです。スッポンポンになって脱衣所の扉を開けるとスグにビックリするような浴室となっていました。
昔の温泉分析表
脱衣所の壁に昭和29年の温泉分析表が掲示されていました。これは谷地頭温泉5号井(No.485-021)の分析書ですね。成分総計26,291ミリグラムの含硼酸含土類石膏強食塩泉と記載されていますが、現在この5号井は未利用となっています。
男子 大浴室
浴室の様子です。素晴らしい造形の湯船に函館らしい赤湯が注がれていました。その湯船から温泉が溢れ出し波形状の析出物が形成されています。長い時間をかけてこのような造形美となったのでしょう。
凄い析出物
近づいてみると、何だかウロコのような感じとなっていて凄いです。あの「上ノ国町国民温泉保養センター」「ホロカ温泉旅館」を思い出しますね。
歴史のある温泉
谷地頭地区には古くから自然湧出する温泉があったそうで、明治15年(1882年)に勝田温泉として営業したのが谷地頭温泉の始まりと言われています。その後、付近には金森温泉(1889年)や池ノ端温泉(1911年)ができたのだそうです。
波状になった湯船のフチ
近年までに谷地頭地区では行政により10ヶ所ほどの源泉井が造られたのですが、谷地頭地区は源泉井が相互に影響しやすく、1ヶ所掘れば他が出なくなったりするため、5号井と9号井以外は廃井となりました。
湯船(結構深い)
現在こちらで利用しているのは谷地頭温泉9号井(No.485-024)のお湯です。この9号井は今年の3月末まで函館市企業局で管理していたのですが、諸事情により4月からは市営谷地頭温泉や休止中の5号井とともに民間企業へ売却されました。
カルシウム成分の湯膜
湯船の奥にある湯量調節バルブ部分です。この部分は湯面に蝋のような膜ができていて温泉力を感じました。このバルブで注湯量を調節できるようなのですが、源泉温度が高いため湯張時等に加水している可能性が高いです。
入浴♪
かけ湯をして入浴してみました。この体勢から見る床の造形が見事ですね。右側には洗い場があります。奥には岩の壁があって、その向こう側が女湯となっているのですが、壁が結構低い感じで向こう側が見えそうでした。お湯は結構熱い感じの濁り湯で、少し舐めてみるとしょっぱいです。湯口付近で湯温を計ってみると52℃ほどとなっていました。函館市が平成20年に分析した資料によると、泉質は蒸発残留物18,140ミリグラムの食塩泉で、源泉温度は65.1℃、pH値は6.4となっています。高張性のよく温まる温泉でしたが、暑い時期だったので湯上がり後はちょっと大変でした。次回は池の端の夕食を紹介したいと思います。

★料理旅館 池の端(りょうりりょかん いけのはた)
 場所 : 北海道函館市谷地頭町33の6
 電話 : 0138-22-3877
 営業 : 日帰り入浴なし
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00【予約】
 泉質 : 食塩泉(中性高張性高温泉)
 成分 : 蒸発残留物18,140ミリグラム(Na-Cl)
 泉源 : No.485-024(谷地頭温泉9号井)
 備考 : 2018年7月13日をもって閉館(解体済)
 感想 : ★★★★☆

2013/11/17
脱衣所
今回で
「川湯観光ホテル」の特集もおしまいです。最後に登場するのはやはり温泉ですね。大浴場は女湯が3階、男湯が2階となっていて、男女の入れ替えはありません。写真は脱衣所の様子です。それではスッポンポンになって浴室へ入ってみましょう。
展望黄金大浴場
大浴場へと入りました。出入口のところにサウナ(夜間は休止)があります。写真中央に写っている浴槽は、手前が水風呂、奥が真湯浴槽となっていました。水風呂の水は2キロメートルほど離れた所にある井戸水を引いていて、温泉の温度を下げる熱交換器にも利用されています。熱交換で温度の上がった水を真湯に利用しているとのコトで、水風呂と真湯は塩素殺菌のうえかけ流しとなっていました。
奥にある温泉浴槽です。手前が低温湯、奥が高温湯となっていました。大浴場は13時から翌朝9時半まで夜通し利用できるようになっています。利用客が多くて今回の撮影はかなり遅い時間でした。なお、サウナの利用時間は16時から23時までで、翌朝は5時から8時までとなっています。
入浴♪(その1)
低温湯へ入浴してみました。この湯船は湯温が37℃~38℃ほどになっていて、ゆっくりと入浴するコトができます。ボクはこの湯船が一番気に入りましたね。高温湯は43℃くらいあって、入り過ぎるとのぼせてしまうかもしれません。それでは露天風呂へ行ってみるコトにしましょう。
露天風呂(中温の湯)
こちらは露天風呂です。露天風呂の湯船は中温湯となっていて、41℃くらいの湯温となっていました。外気にあたりながら入浴できるので気持ち良いですね。
入浴♪(その2)
さっそく入浴してみました。脱衣所に掲示されている温泉分析書(平成15年)などによると、こちらの温泉は成分総計3,284ミリグラムの含硫化水素酸性明礬緑礬泉で、pH値が1.8の酸性泉となっています。湯温調節は熱交換のみで、加水や加温は一切おこなっていないとのコトでした。もちろん塩素消毒無しの源泉かけ流し温泉です。
就寝♪
浴後は肌がカラカラスベスベになる感じです。しばらくはカラダから硫化水素臭がして気持ち良い感じでした。大浴場の撮影も無事に終わったので寝るコトにしましょう。
朝食♪
翌朝の朝食は少し離れた別館にあるラピュタホールでいただきます。シンプルなバイキング形式の朝食となっていて美味しくいただきました。さて、今回宿泊した「川湯観光ホテル」ですが、近年のリニューアルによって懐かし横丁路地裏や展望特別室が造られ魅力が増したと思います。とても良い部屋を用意していただき大変満足できました。今度は展望特別室「ロハス&スパ」を利用してみたいですね。

★川湯観光ホテル(かわゆかんこうほてる)
 場所 : 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉1丁目2の30
 電話 : 015-483-2121
 料金 : 800円(町民は350円)
 営業 : 13:00-21:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含硫化水素酸性明礬緑礬泉(酸性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計3,284ミリグラム(酸性・含S・含Fe(Ⅱ)-Na-SO4・Cl(H2S型))
 泉源 : No.160-107・No.160-122(川湯観光ホテル)
 備考 : シャンプー等あり・休憩所あり
 感想 : ★★★★☆
2013/11/12
囲炉裏だいにんぐ入口
前回に引き続き今回は「川湯観光ホテル」の夕食を紹介したいと思います。夕食は裏路地の奥にある個室風ダイニングでいただくようになっていました。
個室風ダイニング
係の人に案内されて席へと向かいます。それぞれのブースが個室のようになっているので、ゆっくりと食事を楽しむコトができそうですね。
夕食♪
本日の夕食です。今回は「毛ガニ半尾&お刺身盛合せ!海の幸&地産地消ブッフェ」というプランにしてみました。豪勢な刺身の舟盛りやホタテと豚バラ肉の陶板焼きといったテーブルセットメニューのほか、地産地消ブッフェから好きなモノを持って来て食べるコトができるようになっています。
地産地消ブッフェ(その1)
こちらは地産地消ブッフェです。ほたて稚貝の味噌汁や噴火鍋、ローストチキンやシーフードグラタン、おでんや地元野菜の炊き合わせ、いかの三升漬けや茶碗蒸し、麻姿豆腐やワカメご飯などがありました。
地産地消ブッフェ(その2)
適当に持ってきた地産地消ブッフェの食事です。セットメニュー以外にブッフェが楽しめるというのもオモシロいですね。
おでん
寒くなってきたので、おでんが美味しいです。地産地消ブッフェのメニューはおかわり自由なので、好きなだけ食べるコトができるようになっていました。
豚バラ肉の陶板焼き
こちらは固定メニューの豚バラ肉の陶板焼きです。豚バラ肉の他にホタテやシイタケ、キャベツやモヤシなどが入っていました。なかなか濃い味わいの陶板焼きです。
毛ガニ&お刺身盛合せ
そしてメインメニューである「毛ガニ&お刺身盛合せ」です。舟の形をした器に見事な感じでお刺身が盛り付けられていました。ホッキやイクラ、毛ガニやホタテ、海老やツブといった新鮮なネタが並んでいて圧巻ですね。
ホッキの刺身
こちらは美味しかった北寄貝の刺身です。ホッキというと「母恋めし」を思い出すのですが、やはり刺身でいただく新鮮なホッキは格別でした。
毛ガニ
毛ガニも美味しいですね。ボクは蟹味噌ってちょっと苦手なのですが、こちらの蟹味噌はなかなか美味な感じがしました。ビールが進みますね・・・(笑)
カボチャムース
いやぁ~、今回の刺身のプランはなかなか良かったですね。写真はデザートのカボチャムースです。デザートはブッフェコーナーにあるので、食べ放題となっていました。さて、次回の後編ではいよいよメインの温泉が登場します。

★川湯観光ホテル(かわゆかんこうほてる)
 場所 : 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉1丁目2の30
 電話 : 015-483-2121
 料金 : 800円(町民は350円)
 営業 : 13:00-21:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含硫化水素酸性明礬緑礬泉(酸性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計3,284ミリグラム(酸性・含S・含Fe(Ⅱ)-Na-SO4・Cl(H2S型))
 泉源 : No.160-107・No.160-122(川湯観光ホテル)
 備考 : シャンプー等あり・休憩所あり
 感想 : ★★★★☆
2013/11/08
川湯観光ホテル
弟子屈町(てしかがちょう)の川湯温泉(かわゆおんせん)にある
「川湯観光ホテル」へ行ってきました。以前にココの足湯を紹介しているのですが、今回は宿泊での利用です。中へ入るとロビーがあって、売店工房などもありました。フロントでチェックイン手続きを済ませて自分で客室へと向かいます。普通は客室係が部屋まで案内してくれると思うのですが、客室係の出勤は16時からとのコトでした。
和室(511号室)
こちらが今回宿泊する和室です。部屋自体は8畳+広縁といった感じなのですが、この客室は出入口部分が随分と広くて驚きました。出入口部分には水洗トイレ洗面所&バスルームがあって、フリーの冷蔵庫グラス類もそちらのエリアに備えられています。部屋の窓からはかつて記事にした硫黄山を眺めるコトができました。
室内の様子
室内にはテレビ金庫が備え付けられていました。机の上には灰皿とお菓子が置いてあります。お茶セットとポットもありました。クローゼットを開けると浴衣とタオルセットが入っています。さっそく浴衣に着替えて大浴場へと向かったのですが、大浴場は混雑していて撮影できませんでした。大浴場の様子は後編で紹介しようと思います。
懐かし横丁裏路地
それでは館内の様子を紹介していきましょう。こちらは楽しみにしていた「懐かし横丁路地裏」です。このエリアは最近のリニューアルによって造られたらしいのですが、昭和な感じがしてとても良い雰囲気でした。
駄菓子屋
懐かしい感じの駄菓子屋さんがありました。ココアシガレットやカステーラなど昭和的なお菓子が並べられていて、購入するコトもできるようになっています。
ラーメン屋
こちらはラーメン屋さんです。屋台みたいな感じですね。こちらでは実際にラーメンなどを注文するコトがでるようになっていました。
囲炉裏の部屋
こちらは奥にある囲炉裏の間です。この部屋はかなり凝った造りとなっていて、レトロな茶箪笥やちゃぶ台、掛け時計やラジオ野球盤などが置いてあります。
囲炉裏
ラーメンなどを注文して、ココで食事するコトもできるようになっていました。宿泊プランによってはこの囲炉裏の間で食事をするコトもあるようです。次回は川湯観光ホテルの夕食を紹介したいと思います。

★川湯観光ホテル(かわゆかんこうほてる)
 場所 : 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉1丁目2の30
 電話 : 015-483-2121
 料金 : 800円(町民は350円)
 営業 : 13:00-21:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含硫化水素酸性明礬緑礬泉(酸性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計3,284ミリグラム(酸性・含S・含Fe(Ⅱ)-Na-SO4・Cl(H2S型))
 泉源 : No.160-107・No.160-122(川湯観光ホテル)
 備考 : シャンプー等あり・休憩所あり
 感想 : ★★★★☆
2013/11/03
ホテルパコ帯広
帯広市(おびひろし)にある
「ホテルパコ帯広」へ行ってきました。ココはJR帯広駅の近くにあるビジネスホテルです。ホテルの立体駐車場(有料)へクルマを停め、チェックイン手続きを済ませて客室へとやってきました。
セミダブルルーム
今回宿泊するセミダブルルームです。室内にはフリーの冷蔵庫お茶セット磁気カード式金庫有線LANが用意されていました。液晶テレビもあって、有料でアダルトな放送を楽しむコトができるようにもなっています。ベッドの上には館内専用の作務衣が置いてあって、クローゼットを開けると、スリッパや消臭剤が入っていました。出入口付近にはトイレと洗面台シャワー付きバスがあります。
パコの湯の脱衣所
さっそく作務衣に着替えて地下にある大浴場「パコの湯」へとやってきました。バスタオルやフェイスタオルは脱衣所入口に用意されています。写真は脱衣所内にあるドレッサールームの様子で、アメニティー等が備え付けられていました。後方にはロッカールームがあります。それではスッポンポンになって浴室へ入ってみましょう。
大浴場「パコの湯」
大浴場へと入りました。なかなか立派な浴室ですね。出入口部分にはジャグジー浴槽と水風呂乾式サウナがありました。写真手前はモール温泉の大浴槽で、奥の方に低温の真湯浴槽があります。
入浴♪
さっそく入浴してみました。循環ろ過加温塩素消毒の温泉なのですが、その部類の温泉の中では比較的良い方だと思います。モール泉らしい感じもそれなりに残っている感じがしました。奥の方には洗い場垢すりコーナーがあって、洗い場にはシャンプー等が備え付けられています。
地下露天風呂!?
こちらは露天風呂です。ココの浴室は地下にあるのですが、地下から地上まで吹き抜け構造となっていて、露天風呂気分を楽しむコトができました。湯船が2つあって、小さい方が真湯のジャグジー浴槽、大きい方がモール温泉浴槽となっています。横にあがり湯があるのですが、湯口のところが何だか人面に見えて不気味でした。
淡褐色なモール泉
桶にお湯を汲んでみると淡褐色な感じとなっていました。脱衣所に掲示されている温泉分析書などによると、こちらの温泉(No.242-016)は成分総計580ミリグラムの単純泉で、帯広市西8条北1丁目3の8にある「湯元 帯広温泉」から温泉を運搬してきて利用しています。源泉温度は42.4℃、pH値は8.6とのコトでした。なお、以前に紹介した「帯広温泉ホテル」とは別の源泉です。
道新十勝川花火大会
さて、この日の夜は十勝川河川敷において、第24回道新十勝川花火大会が開催されました。天候が心配だったのですが、無事に開催されたので良かったです。フィナーレの動画を記事下部に載せておりますのでご覧ください。
夕食♪
夕食は花火大会の会場で買ってきた十勝牛串と手羽先にしましょう。時間が経って冷えてしまってもホテルの通路に電子レンジがあるので安心ですね。お腹が空いたら深夜0時まで軽食のルームサービスを利用するコトもできます。生ビールを飲みたかったのですが、ドリンクメニューには載っていなくて残念でした。
就寝♪
食事後はもう一度大浴場へ行ってから寝ました。大浴場は14時から翌朝10時まで夜通し利用するコトができます。深夜2時以降は大浴場の受付が無人になるので、ルームキーを持っていって自動ドアを開ける仕組みとなっていました。
朝食♪
翌朝の朝食です。朝食はホテルの最上階(13階)にあるレストラン「85」でバイキング形式の食事をいただきました。シンプルな食事で、十勝産の納豆カツゲンが美味しかったです。さて、今回宿泊したパコ帯広ですが、JR帯広駅から近くて利便性の高いホテルと言えるでしょう。「パコ釧路」のように入浴後ダラーっとくつろぎながら生ビールを楽しめるラウンジがあると良いですね。

★ホテルパコ帯広(ほてるぱこおびひろ)
 場所 : 北海道帯広市西1条南11丁目
 電話 : 0155-66-4205
 料金 : 1,000円
 営業 : 14:00-23:00
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 15:00-11:00
 泉質 : 単純泉(アルカリ性低張性低温泉)
 成分 : 成分総計580ミリグラム(Na-HCO3・Cl)
 泉源 : No.242-016(湯元 帯広温泉)
 備考 : 2016年6月1日からプレミアホテル-CABIN-帯広となりました
 感想 : ★★★★☆