じゅん☆ブログ

2015年02月の記事一覧
2015/02/09
浴室入口
今回紹介するのは
「然別峡 かんの温泉」の温泉棟にある浴室「ウヌカル」です。前回は左側の「イナンクル」へ入りましたが、日が替わって浴室が入れ替わりましたね。さっそく右側の暖簾をくぐってみましょう。
ウヌカルの脱衣所
こちらがウヌカルの脱衣所です。右側には洗面台があって、無料で利用できるドライヤーが設置されていました。ベビーシートもあります。
温泉分析書一覧
脱衣所の壁には5種類の温泉分析書と温泉分析書別表がキレイに掲示されていました。然別峡の温泉を分析した最近の資料はあまりないので貴重なデータと言えます。
ウヌカルの浴室
さっそくスッポンポンになってウヌカルの浴室へと入りました。イナンクルと似たような感じですが、こちらの洗い場にはアロマエッセが備え付けられています。アロマエッセって高いんですよね。
ウヌカルアンナーの湯
洗い場の背後にあるのがウヌカルアンナーの湯です。ウヌカルアンナーとは「また会おうね」という意味があるとのコトでした。
入浴♪
さっそく入浴してみました。なんだかツルツルする感じのお湯です。こちらのお湯は源泉10号と源泉12号の混合泉で、成分総計3,613ミリグラムの含重曹食塩泉となっていました。間違って舐めてみたところ、微妙な鉄味と甘みを感じるお湯です。
ウヌカルアンノーの湯
こちらは奥にあるウヌカルアンノーの湯です。残念ながら冬期間は外気温が低下しているため閉鎖しているとのコトでした。イコロ・ボッカの湯と同じ源泉5号を使用しています。成分総計3,601ミリグラムの含重曹食塩泉とのコトでした。
雰囲気のある通路
浴室の奥には更に奥へと続く階段がありました。この階段の先には波切の湯とシロカニペの湯とコンカニペの湯があるようです。ダンジョンのような雰囲気でワクワクしますね。さっそく階段を下りて行ってみましょう。
波切の湯全景
階段を降りて行くと大きな岩があって、その先に波切の湯を中心とする浴室がありました。これは何だか懐かしい光景ですね。ちょっと感動しました。窓の向こう側はオープンデッキとなっていて、夏場は外へ出て涼むコトができるようです。
波切の湯
こちらが「波切の湯」です。毘沙門の湯だった頃の湯船がほぼそのままの形で利用されていました。波切の湯は源泉3号を使用していて、泉質は成分総計3,949ミリグラムの含重曹食塩泉となっています。良い感じに温泉がかけ流されていました。
シロカニペの湯
こちらは隅にある「シロカニペの湯」です。若干手直しされていますが、こちらも昔の布袋の湯の湯船がほぼそのままの形で利用されていました。シロカニペの湯は源泉7号を使用していて、泉質は成分総計3,686ミリグラムの含重曹食塩泉となっています。入浴してみると非常に落ち着く感じのする湯船でした。
コンカニペの湯
奥まったところにある「コンカニペの湯」です。上手く恵比寿の湯だった頃の雰囲気を残していますね。複数の場所からコンパクトな湯船へ温泉が注がれていて、打たせ湯のような感じで入浴するコトもできます。湯船から溢れたお湯が階段を流れ落ちていて見事でした。こちらのお湯は源泉2号を使用していて、成分総計4567ミリグラムの含重曹食塩泉となっています。
足湯?
コンカニペの湯の下に足湯みたいな場所がありました。試しに足を入れてみましたが、これがかなり熱めでビックリです。コンカニペの湯の源泉を使用しているにしては熱いので、別な源泉なのかもしれませんね。
懐かしい湯船
波切の湯へ入浴してみると、とても懐かしい感じがしました。昔はこの浴室も混浴だったのですよね。昔を思い出しながらウヌカルのお湯を楽しませていただきました。次回で「新・かんの温泉特集」もオシマイです。

★然別峡 かんの温泉(しかりべつきょう かんのおんせん)
 場所 : 北海道河東郡鹿追町然別国有林145林班
 電話 : 050-5319-4068
 料金 : 650円
 営業 : 12:00-16:30
 休業 : 火・水曜日(湯温による臨時休業あり)
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含重曹食塩泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計4,000ミリグラム前後(Na-Cl・HCO3)
 泉源 : 自然湧出(源泉10号・12号・5号・3号・7号・2号)
 備考 : 22時~23時までは清掃時間のため入浴不可
 感想 : ★★★★☆

2015/02/01
かんの温泉 施設案内
今回は
「然別峡 かんの温泉」の温泉棟を紹介しましょう。温泉棟には「イナンクル」と「ウヌカル」と呼ばれる2つの浴室があり、それぞれ日替わりで男湯と女湯が入れ替わります。今回はイナンクルの浴室を紹介したいと思います。
温泉棟 ロビー
こちらは温泉棟のロビーです。宿泊棟から温泉棟への移動は、いったん外へ出て歩かなければならないのですが、寒くならないように宿泊棟のロビーに防寒着が用意されていました。日帰り入浴の場合は左側にある券売機で入浴券を購入して受付へ出します。無料で利用できる休憩所もあるので、入浴後はゆっくりできそうですね。
温泉棟 ロビー
ロビー奥にかんの温泉が休業中に撮影された貴重な写真が展示されていました。土砂崩れ等が発生して過酷な状態になっていたのですね。ロビーには他に水飲み場やドリンクの自動販売機、記念スタンプ台などがありました。記念スタンプはなかなかステキなデザインです。
イナンクルの脱衣所
脱衣所へと入りました。結構な数のカゴが並んでいますね。左側には洗面台があって、無料のドライヤーが設置されていました。壁には4種類の温泉分析書が掲示されています。それではスッポンポンになって浴室へ入ってみましょう。
イナンクルの内湯
イナンクルの浴室へ入りました。昔の面影は全くありませんが、以前の小浴場とか中浴場があった辺りだと思われます。左側には洗い場があって、シャンプー等が備え付けられていました。シャワーもありますね。
イナンクルアンナーの湯
最初に現れた湯船は「イナンクルアンナーの湯」です。こちらのお湯は源泉4号と源泉11号の混合泉で、成分総計3,815ミリグラムの含重曹食塩泉となっていました。源泉温度は48.5℃とのコトですが、湯船の湯温はかなりぬるめで、長湯向きな感じとなっています。
イナンクルアンノーの湯
こちらは奥にある「イナンクルアンノーの湯」です。あれっ? 湯船にお湯が入っていませんね。冬期間は外気温が低いため閉鎖しているとのコトでした。こちらのお湯は源泉1号を使用していて、成分総計4,759ミリグラムの含重曹食塩泉とのコトです。
秋鹿鳴の湯&春鹿呼の湯
屋外にある露天風呂です。小さな湯船が2つありますが、左右で使用している源泉が異なっているとのコトでした。左側が「秋鹿鳴(しゅうろくめい)の湯」で、先ほど空っぽだったイナンクルアンノーの湯と同じ源泉1号を使用しています。成分総計4,759ミリグラムの含重曹食塩泉で、源泉温度は52.3℃となっていました。実際に入浴してみると、この湯船が湯温的にちょうど良い感じです。右側が「春鹿呼(しゅんろくこ)の湯」で、こちらは源泉8号を使用。成分総計3,491ミリグラムの含重曹食塩泉で、源泉温度は44.9℃となっていました。こちらの湯船はぬるい感じです。次回は反対側にあるウヌカルの浴室を紹介しましょう。

★然別峡 かんの温泉(しかりべつきょう かんのおんせん)
 場所 : 北海道河東郡鹿追町然別国有林145林班
 電話 : 050-5319-4068
 料金 : 650円
 営業 : 12:00-16:30
 休業 : 火・水曜日(湯温による臨時休業あり)
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含重曹食塩泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計4,000ミリグラム前後(Na-Cl・HCO3)
 泉源 : 自然湧出(源泉4号・源泉11号・源泉1号・源泉8号)
 備考 : 22時~23時までは清掃時間のため入浴不可
 感想 : ★★★★☆