今回紹介するのは
「然別峡 かんの温泉」の温泉棟にある浴室「ウヌカル」です。前回は左側の
「イナンクル」へ入りましたが、日が替わって浴室が入れ替わりましたね。さっそく右側の暖簾をくぐってみましょう。
こちらがウヌカルの脱衣所です。右側には
洗面台があって、
無料で利用できるドライヤーが設置されていました。
ベビーシートもあります。
脱衣所の壁には5種類の温泉分析書と温泉分析書別表がキレイに掲示されていました。然別峡の温泉を分析した最近の資料はあまりないので貴重なデータと言えます。
さっそく
スッポンポンになってウヌカルの浴室へと入りました。イナンクルと似たような感じですが、こちらの洗い場には
アロマエッセが備え付けられています。アロマエッセって高いんですよね。
洗い場の背後にあるのがウヌカルアンナーの湯です。ウヌカルアンナーとは「また会おうね」という意味があるとのコトでした。
さっそく入浴してみました。なんだかツルツルする感じのお湯です。こちらのお湯は源泉10号と源泉12号の混合泉で、成分総計3,613ミリグラムの含重曹食塩泉となっていました。間違って舐めてみたところ、微妙な鉄味と甘みを感じるお湯です。
こちらは奥にあるウヌカルアンノーの湯です。残念ながら冬期間は外気温が低下しているため
閉鎖しているとのコトでした。
イコロ・ボッカの湯と同じ源泉5号を使用しています。成分総計3,601ミリグラムの含重曹食塩泉とのコトでした。
浴室の奥には更に奥へと続く階段がありました。この階段の先には
波切の湯とシロカニペの湯とコンカニペの湯があるようです。
ダンジョンのような雰囲気でワクワクしますね。さっそく
階段を下りて行ってみましょう。
階段を降りて行くと
大きな岩があって、
その先に波切の湯を中心とする浴室がありました。これは何だか懐かしい光景ですね。ちょっと感動しました。窓の向こう側は
オープンデッキとなっていて、夏場は
外へ出て涼むコトができるようです。
こちらが「波切の湯」です。
毘沙門の湯だった頃の湯船がほぼそのままの形で利用されていました。波切の湯は源泉3号を使用していて、泉質は成分総計3,949ミリグラムの含重曹食塩泉となっています。良い感じに
温泉がかけ流されていました。
こちらは隅にある「シロカニペの湯」です。若干手直しされていますが、こちらも
昔の布袋の湯の湯船がほぼそのままの形で利用されていました。シロカニペの湯は源泉7号を使用していて、泉質は成分総計3,686ミリグラムの含重曹食塩泉となっています。入浴してみると
非常に落ち着く感じのする湯船でした。
奥まったところにある「コンカニペの湯」です。上手く恵比寿の湯だった頃の雰囲気を残していますね。複数の場所から
コンパクトな湯船へ温泉が注がれていて、
打たせ湯のような感じで入浴するコトもできます。湯船から溢れた
お湯が階段を流れ落ちていて見事でした。こちらのお湯は源泉2号を使用していて、成分総計4567ミリグラムの含重曹食塩泉となっています。
コンカニペの湯の下に足湯みたいな場所がありました。
試しに足を入れてみましたが、これがかなり熱めでビックリです。コンカニペの湯の源泉を使用しているにしては熱いので、別な源泉なのかもしれませんね。
波切の湯へ入浴してみると、とても懐かしい感じがしました。昔はこの浴室も混浴だったのですよね。昔を思い出しながらウヌカルのお湯を楽しませていただきました。次回で「新・かんの温泉特集」もオシマイです。
★然別峡 かんの温泉(しかりべつきょう かんのおんせん)
場所 : 北海道河東郡鹿追町然別国有林145林班
電話 : 050-5319-4068
料金 : 650円
営業 : 12:00-16:30
休業 : 火・水曜日(湯温による臨時休業あり)
宿泊 : 15:00-10:00
泉質 : 含重曹食塩泉(中性低張性高温泉)
成分 : 成分総計4,000ミリグラム前後(Na-Cl・HCO3)
泉源 : 自然湧出(源泉10号・12号・5号・3号・7号・2号)
備考 : 22時~23時までは清掃時間のため入浴不可
感想 : ★★★★☆
釣りダー
釣りダー
よし
ひさを
かわちゃん
米谷
ちゃっぴー
ちゃっぴー
えむご
こに