じゅん☆ブログ

前回からの続きになりますが、今回も「江差旅庭 群来（くき）」を紹介しようと思います。後編へ入る前に旅庭群来の夕食を紹介しましょう。食事は二十五錨（にじゅうごびょう）と呼ばれる個室の食事処でいただきます。料理長は函館割烹調理師会会長である「樋口 七郎」さんとのコトでした。それでは順番に料理を紹介していきましょう。
＜先付＞
　食前酒（またたび酒）・雲子（助宗鱈）豆腐 美味出汁・平目塩麹漬
　またたび酒というのは珍しいですね。自家農場産のマタタビなのだそうです。
＜椀物＞
　ふきんこ餅汁
　ジャガイモで作った餅が入っていました。檜山地方の日常食だったそうです。
＜海鮮＞
　平目・うに（函館産）・鮪・ボタン海老
　新鮮なお造りです。ウニの時期ではなかったのですが用意してくれました。
＜焼物＞
　自家飼育 羊黒胡椒焼・トマト・かぶ・いんげん・がごめ昆布入りソーセージ
　アツアツの玄武岩に載せてサッと焼いて食べました。とても美味しいです。
＜強肴＞
　サンマ・帆立の燻製・自家農場産の野菜
　献立に載っていない料理でした。ココのドリンク類も飲み放題です。
＜焼物＞
　蝦夷鮑網焼・椎茸・パプリカ・ししとう
　深層海塩をふり掛けていただきました。アワビが柔らかくて美味しい。
＜煮物＞
　江差地鶏トマトソース煮
　芋・人参・玉葱・鶏肉をデミグラスソースで煮込んでいます。
＜止肴＞
　毛蟹
　浜ゆでの毛蟹です。カニミソは苦手なのですが、美味しくいただきました。
＜食事＞
　時鮭茶漬け・香の物
　サケのお茶漬けです。薄味でスッキリといただきました。
地産地消にこだわった美味しい夕食でした。羊の肉が柔らかくて極上でしたね。青函トンネル掘削時に採れたという玄武岩もかなりインパクトありました。デザートは地鶏の玉子プリンとメロンアイスクリームです。今回は季節外れなのを承知で、予約時に「ウニ」が食べたいと要望してみたのですが、きちんとウニを用意してくれたのには驚きました。夏場は江差産のエゾムラサキウニを食べられるそうなので、今度は夏に泊まってみたいですね。次回は後編を紹介したいと思います。