ある天気の良い日に「小樽運河」へ行ってきました。小樽運河は1923年(大正12年)に完成した埋め立て式の運河です。当時は人力で荷揚げを行っていて、仲仕(なかし)と呼ばれる力自慢の人達が活躍し活気に溢れていたようですが、戦後になると小樽運河は使われるコトも少なくなり衰退していきました。昭和40年頃になると不要となったこの運河を全面的に埋め立ててしまおうという話もあったのですが、その危機を乗り越え、現在では小樽市を代表する観光スポットとなりました。冬には
「小樽雪あかりの路」といったイベントの会場にもなっています。
小樽運河を散策していて気になったのが写真の人力車です。
「えびす屋」というところで運営している観光人力車で、1キロメートルあたり2,000円で乗せてもらえるようです。今回は利用しませんでしたが土地勘のある俥夫(しゃふ)さんが案内してくれるそうなので、思わぬ発見があるかもしれませんね。今度、機会があったら乗ってみたいなぁと思いました。体重で割引とか無いのでしょうか?(笑)
小樽運河沿いには沢山の歴史的な建造物が残っています。こちらは旧小樽倉庫です。北前船主であった西出孫左衛門さんによって1890年(明治23年)に建てられました。この煉瓦造りの建物を中心として左右対称に大きな倉庫が造られ、屋根の上には鯱(しゃちほこ)が飾られていました。現在は南側が小樽運河プラザ、北側が
小樽市博物館として利用されています。
こちらは旧大家倉庫です。海産商を営んでいた大家七平さんによって1891年(明治24年)に建てられました。越屋根と入口部分の二重アーチが特徴的なこの倉庫は、木骨石造で外壁には札幌軟石が使用されています。その存在感のある佇まいは小樽運河地区の石造倉庫群を代表するモノです。この倉庫の横には
竜宮通という道があって、4月から12月までは駐車禁止が解除されているようです。この辺りは駐車場が少ないので穴場かも(笑) 小樽市にはまだまだ
小樽市指定歴史的建造物というのが沢山あるのでいつか巡ってみたいと思います。
釣りダー
釣りダー
よし
ひさを
かわちゃん
米谷
ちゃっぴー
ちゃっぴー
えむご
こに