じゅん☆ブログ

中標津町養老牛（なかしべつちょうようろううし）というところには養老牛温泉という温泉郷があります。そのさらに山奥には「からまつの湯」という無料の露天風呂があるのですが、露天風呂近辺にも複数の泉源があるとのコトなので、今回は付近を探索してみるコトにしました。写真は造林事務所前にある貯湯槽です。中には高温の温泉が未利用のまま貯えられていました。
造林事務所付近の温泉がパウシベツ川へと流れ込んでいるのですが、ちょうど川岸の廃湯口から流れ出しているので、まるでそこから温泉が湧出しているかのような感じとなっていました。
ふと川の方を見ると、以前に来た時には何も無かった水辺に何やら池のようなモノができているではないですか！　思わず「おーっ！」と叫びました。湯気がムクムクと立ち昇っています。近寄って触ってみると熱いです。これはまさしく露天風呂ですね。
これだけの湯船を造るのはかなり大変だったのではないかなぁと思います。荷物置き用と思われる木の板までありました。お湯は結構熱いのですが、上流の方から川の水を引き込めるようになっているので、そこら辺の石で川の流れを変えて湯温を調整できます。
ちょうど良い温度となったところで入浴です。底が浅いのは仕方ないのですが、寝湯みたいな感じで入るとなかなか快適です。川のせせらぎを聞きながら自分だけの温泉を満喫できました。偶然にもこんなステキな露天風呂に入るコトができてちょっと得した気分でした。