じゅん☆ブログ

ある天気の良い日に羅臼町（らうすちょう）湯の沢（発電所川）を探索してきました。森の中へ入ると緑のトンネルが続いていて別世界へ来たような感覚になります。ちょっと休憩してお弁当でも食べたいような場所でしたが、ヒグマが寄ってくるので気を付けなければいけません。
羅臼岳登山道を少し進んだところから沢の方へ行くと滝がありました。ココが今回紹介する「湯の滝」です。写真中央の岩肌が温泉成分でオレンジ色になっていますね。こうやって滝を上から眺めていると沢山のマイナスイオンを吸収できそうです。この場所から下りて行くのは危険なので下流から回り込むコトにしましょう。
あちこちから温泉の湧き出している幻想的な場所を通りながら湯の滝へ到着しました。この場所、どこかで見たコトがある方もいるかと思いますが、実は半年ほど前の冬にもココを訪問しています。冬の記事と比べてみてください。
なかなか美しい滝ですね。岩盤のオレンジ色がポイント高いです。滝壺に手を入れてみると熱くはないのですが、何とか入浴できそうな感じです。冬は寒くて入浴できなかったので、さっそく入浴してみましょう。
恐る恐る滝壺へ入ってみました。滝壺には滝の主が住んでいると言いますから、引き込まれてくんずほぐれつされてしまうかもしれません（謎）　奥の方へ行くと腰の辺りくらいまでの深さがありました。湯温はプールみたいな感じで気持ち良かったです。
滝があったら滝に打たれろとのコトなので、滝に打たれてみました。まるで修験者の水行みたいですね（笑）　水飛沫で髪の毛がベチャベチャになってしまいました。中央の大きな流れはぬるくて気持ちイイのですが、横の細かい流れは結構冷たかったです。
湯の滝を後にしようとしたところ、滝壺の中からザバァ～っと恐ろしいモノが出現して何やら叫んでいます。これは世にも恐ろしい光景ですね。間一髪危ないところでした（笑）　この場所から見ると滝全体の様子が分かってイイ感じですね。
あまり知られていませんが、知床にはこんな素晴らしい場所が人知れず存在しています。緑に包まれた幻想的な空間で時間を忘れて過ごすコトができました。もう少し湯温があれば文句無しなのですが、そうなると人が集まってしまうでしょうから、ココはこのままでイイのでしょう。