釧路市阿寒町(くしろしあかんちょう)にある白湯山自然探勝路(はくとうさんしぜんたんしょうろ)へ行ってきました。この日の天候はくもりで湿度がとても高く蒸し暑い感じです。
国設阿寒湖畔スキー場から白湯展望台へと向かって行きました。
探勝路へ入るにはスキー場の斜面を登って行かなければならないようです。スキーコースなので斜度がありナカナカ大変です。登り始めてスグに汗だくとなりました・・・(汗) ホントにこの道でイイのかなぁと思いましたが、コースの途中に
案内看板があるので間違いないようです。
ハァハァ言いながら15分ほど登ると白湯山自然探勝路(雌阿寒岳登山線歩道)と書かれた大きな看板があり、展望台までの
地図が描かれていました。ココがやっと入口のようです。展望台までは約1.3キロメートルで標高差が180メートル、所要時間は片道約60分とのコトです。ヤル気が出てきたのでココからは上半身裸で進みます(謎)
森の奥へ自然探勝路が続いています。比較的整備されている道なのですが、ところどころ崩落していたりして危険な部分もあるので用心しながら歩きましょう。道中には展望台までの距離が記された
看板があるので目安にできます。
スタート地点から約30分で
温泉の流れる川へ到着しました。案内板によると上流のボッケ地帯から湧き出した温泉が流れてきていて、この川の温度は約47℃とのコトです。もちろん入浴しましたが、
その様子は
次回の記事で紹介しようと思います。
温泉の流れる川の上流へ行くと最初のボッケ(泥火山)地帯がありました。周囲には硫化水素臭がたちこめていて噴気も見えます。ボッケとはアイヌ語で「煮え立つ」という意味なのだそうで、この周辺はあちこちに泥沼があってボコボコと高温の温泉が湧き出していました。
地獄を見たコトはまだありませんが、まるで地獄のような光景です。ボッケの温度は100℃近くあるので万が一ボッケに足を取られると大火傷してホントに地獄を見ます。危険が危ないので近づかないようにしましょう。
さらに先にもいくつかのボッケ地帯があるのですが、一番見応えがあるのは最初のボッケ地帯でした。探勝路の途中には
休憩用のベンチがあるので時々休憩しながら進みましょう。
スタート地点から約60分ほどで森を抜け視界が開けました。やはり山の上からの景色は良いですね。阿寒湖や阿寒湖温泉街、雄阿寒岳を一望できます。こうやって阿寒湖を一望するのは生まれて初めてです。先の方に
白湯山展望台があるので行ってみましょう。
ココがゴール地点の白湯山展望台(標高788メートル)です。道中はとても暑くて疲れましたが良い景色を見られて満足でした。もう少し天気が良ければもっとキレイなのでしょうね。
この辺り一帯は地熱が高くて冬でも雪が積もらないのだそうです。暖かい所に適したコケやシダ植物が多く生育しています。探勝路はココで終点なのですが道はさらに白湯山(標高950メートル)へと続いているようでした。雷がひどくなってきたのでそろそろ引き返します。雷注意報が出ている時にこんな場所へ来てはいけません。
下山を始めると同時に雨が降ってきました。ハダカだったので気持ち良かったのですが後日、風邪をひいたようです・・・。スキー場へ着く頃には雨も上がって雄阿寒岳の方角にキレイな虹が出ていました。帰りはほとんど下りで楽なのですが、酷使した膝が悲鳴をあげて大変でした。
かわちゃん
米谷
ちゃっぴー
ちゃっぴー
えむご
こに
mio
よし
けん
星野 英世