じゅん☆ブログ

虎杖浜温泉 ホテル霧島 2008.01.20
ホテル霧島
白老町虎杖浜(しらおいちょうこじょうはま)にある「ホテル霧島」へ行ってきました。何やら怪しげな「湯元柏透湯」と書かれた源泉小屋らしき建物の横に、これまた怪しげなラブホテルがありました。入口の料金表もかすれていて営業しているのかどうかも分かりませんが、「ゆっくり楽しい泡風呂で温泉浴室」と意味あり気なコトが書かれていました。気になって建物裏手へまわってみましたが、人の居る気配はありません・・・。果たしてココは営業しているのでしょうか?
ホテル霧島の内部へ潜入!
気になったので暗くなってから訪れてみると、国道沿いに「ホテル霧島」のネオンが輝いていました。建物まで来ると電気が点いているので、どうやら営業しているようです。さっそく空いているガレージにクルマを滑り込ませ部屋へと入りました。中へ入ると階段があって、スリッパが二組揃えてありました。建物内は非常に鄙びた雰囲気が漂っていてワクワクします。
昭和な感じの便所
階段の手前にはトイレがありました。いわゆるボットン式の汲み取りトイレで、天井には白熱灯が灯っています。こんな感じのトイレはなかなか見なくなりましたね。手前の手洗い場も懐かしい感じです。
1階から2階へ
階段はこんな感じで、途中にポットが置いてありました。その横に見えるドアの中は浴室となっているようです。中から水の流れるような音がしていますが、とりあえず2階へ行ってみるコトにしましょう。
客室
こちらが2階の客室です。もう、ボクの期待通りというか期待以上の部屋でした。最初ドアを開けると真っ暗で、電気のスイッチの場所が分かりませんでしたが、横のガウンがあるところの壁に小さなスイッチがありました。そうこうしているうちにインターホンのベルが鳴ります。出ると「料金は前払いで下まで取りに行きますので」とのコトでした。玄関まで行き、下へ来ていたオジさんに現金5,000円を支払います。寒い時は押し入れに毛布が入っているので使って下さいとのコトでした。
コタツだ!
再び部屋へ戻り探索再開です。何とコタツが置いてあります! ラブホテルでコタツを見るのは今回が初めてで感動しました。コタツの上にはお茶セット謎のマッチと灰皿、おしぼりなどが置いてあります。テレビの下には沢山の雑誌(レディコミ系)が置いてありました。
部屋の内部
その他、こんな感じの部屋になっていました。レトロな冷蔵庫も設置されていて、中には飲料水だけが入っています。手書きの出前メニュー料金表が雰囲気を盛り上げていました。他に鏡台などもありますが、ドライヤーはありませんでした。
鏡張りの寝室
そして奥には鏡張りの寝室があります。レースのカーテンも付いていて、なかなかエッチなムードが漂っていますね。横にはティッシュボックスとコンドームが2個置いてありました。客室を一通り見たので、1階の浴室へ行ってみるコトにしましょう。
脱衣所
階段を下りたところが脱衣所のようになっていて、石鹸や脱衣カゴなどが置いてありました。すぐ横が玄関なので冬はちょっと寒いのですが、服を脱いで浴室へ入ってみましょう。
浴室
こちらが浴室です。扉を開けた途端、微かに硫化水素臭がして感動しました。そしてこの浴室の造り、今まで入った白老の温泉ではトップレベルの鄙び度です。カランが5つも付いていて、それぞれから温泉や水、温泉のような水?が出てくるようになっていました。温泉の蛇口にはホースが付いていて湯船の中へ直接投入され、常時かけ流されていました。
湯温計測
ホースの付いた湯口からは45℃くらいのお湯が投入され、湯船の中では42℃から44℃ほどになっていました。もう一つのかけ流しになっている蛇口からは39℃の温泉が出ていました。おそらく熱い時にこちらのお湯で湯温を調節して入るためのモノだと思われます。
入浴♪
さっそく入浴してみました。入浴するとザバ~っとお湯が溢れ出て、洗い場がお湯で満たされます。お湯は無色透明な硫化水素泉で、ツルツルする浴感ですが、竹浦温泉とは微妙に違う泉質を楽しめました。
温泉分析書
脱衣所に温泉分析書が掲示してありました。ずいぶん昔(昭和42年)の温泉分析書ですが、源泉名のところに柏透湯温泉と記載されていました。ココの温泉は建物横にある「湯元柏透湯(No.461-040)」から引湯しているようです。保健所確認シールも貼ってありました。温泉分析書によると、成分総計は1,099ミリグラムで、pH値は8.4とのコトです。
就寝♪
ストーブを点けておいたら部屋も暖まりゆっくり眠るコトができました。ただ、このストーブは時々換気をしないと、一酸化炭素中毒になって永遠に眠るコトになりかねないので注意が必要です。あと、寝室の照明に頭をぶつけないように注意しましょう。ボクは2回ほどぶつかりました(痛) このホテル霧島は他のホテル街からも離れていて、かなり穴場的なラブホテルとなっています。内部はとても鄙びた雰囲気ですので、そういうのが好きな方には大変オススメのホテルと言えるでしょう。また、宿泊が18時からとなっていて、最長16時間過ごすコトができるのもお得ですね。

★柏透湯温泉 ホテル霧島(ほてるきりしま)
 場所 : 北海道白老郡白老町虎杖浜6の1
 電話 : 0144-87-2562
 宿泊 : 5000円(18:00-10:00・GW期は22:00から)
 休憩 : 3000円(10:00-24:00・2時間)
 割時 : 3000円(10:00-15:00・平日のみ)
 泉質 : 含重曹食塩硫化水素泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,099ミリグラム(含S-Na-Cl・HCO3)
 泉源 : No.461-040(柏透湯温泉)
 備考 : 2009年頃廃業・・・(解体済)
 感想 : ★★★★☆
  

Comment
★お知らせ♪
虎杖浜の渋い温泉ラブホテルが登場しました!
ココは前調査でもまったく情報が掴めず
未知のホテルでしたが何とか潜入に成功しました♪
到着時に浴室の扉を開けると湯気がモウモウで
これは撮影するの大変だなぁと思ったのですが
深夜3時頃、おもむろに目が覚め浴室へ向かうと
何故が湯気が無く鮮明な写真を撮影できました
朝になって浴室へ行くと湯気がモウモウだったので
この現象はちょっと不思議でした(謎)
http://blog-imgs-29.fc2.com/5/0/5/505060/0801201931.jpg
じゅん☆ | 2008/01/20 22:55
でました!ラブホシリーズですね
過激なショットが至る所に入っていていいですねえ
湯気もうもうの写真も上手に股間を隠す手法で活用してみてはいかがでしょうか
kaz | 2008/01/20 23:33
★kazさん
はい!すっかりお馴染みになったラブホシリーズです(笑)
この入浴写真は奇跡的なモノだと思います
どうしてこの時だけ湯気が無くなったのか不思議でなりません
しかも夜中に突然目が覚めてカメラ持って風呂へ行ったというのも謎です
股間は隠しているワケではないのです
たまたま隠れていたというだけなのです(笑)
じゅん☆ | 2008/01/20 23:41
入り口の料金表がハンパないですね(笑)
つい「パネェ。。。」と声に出してしまったのは秘密です。
なんか、ベッドのところについているレースのカーテンがより雰囲気を出していますね。
うに | 2008/01/21 01:15
こんにちは、お久しぶりです。
エビアレルギーと仕事に追われしばらく拝見することが出来なかったんで今日一気に今までの記事読破しました!
このホテル凄いですね!これぞラブホって感じが素敵です。不倫カップルのお忍びホテルみたいで感動です。
古い感じのラブホって怖くて避けていましたが、チョット興味が沸きました!
この間、今年初の一人ラブホ満喫して来ましたが、次回は勇気を出して古めのお忍びラブホみたいなところに行って見ます!
脱衣カゴ横のお掃除用の靴が懐かしい!
キムキム | 2008/01/21 15:08
このコメントは管理人のみ閲覧できます
- | 2008/01/21 16:02
★うにさん
この料金表にはビックリしました
内容がよくわかりませんからねぇ~
中へ入って法外な料金を請求されたらどうしようかと思いました(笑)
こんなラブホテルが残っていたコトに感動しました!
じゅん☆ | 2008/01/21 18:33
★キムキムさん
お久しぶりでした♪
エビアレルギーなんてあるのですね!
アレルギーは改善されましたか?
さて、このラブホテルですが
ホントに不倫カップルが束の間の情事を楽しんでいそうな雰囲気でした(笑)
ボクも温泉でなかったらこんな怪しい場所には入らないと思いますが
入口の「温泉」という表示がどうしても気になって入ってしまいました
ボクも昨日、今年最初の一人ラブホに行ってきたところです(笑)
やっぱりゆっくりできてイイですね~♪
じゅん☆ | 2008/01/21 18:39
★非公開(2008/01/21 16:02)さん
今年もよろしくです♪
正月から海外へ行っていたのですか!?
ボクもそんな優雅な生活をしたいです(笑)
そういう経験は無いのですが妄想深まるばかりですね(謎)
じゅん☆ | 2008/01/21 18:47
会長で御座います。いつも楽しみにしております。
再び始まりましたね。北海道開拓したら次は東北でしょうか?(笑)
ここも保健所確認シール付いて有る意味良心的ですね。(^^;

最近はアチコチで再び、虎杖浜していますね。
私もその魅力に惹かれております。
今年もぜひと思ったりします。
会長 | 2008/01/21 19:20
★会長さん
ボクは北海道専門ですのでご安心ください(笑)
ココの温泉分析書は古かったのですが
保健所シールは平成17年のモノでした
実はボクのブログに虎杖浜の温泉が登場するのは今回が初めてなのです
いろいろまわっているのですけれど写真が撮れないのですよねぇ~
今度行く時は虎杖浜を中心にめぐってみたいなぁと思っています
じゅん☆ | 2008/01/21 19:42
料金はわざと消してあるのでしょうか?
おすし屋さんでこわごわ注文する時と似た感じがしました

ちょっと恥ずかしく指の隙間から見ていたような気がします^^
菜乃葉 | 2008/01/21 19:57
虎杖浜に こんなラブホあったんですね~

私が 虎杖浜の温泉に入った記憶をたどると 鉄臭いお湯だったんです。
だから 虎杖浜の温泉は 赤茶の色した所が多いんだと思ってました。

また 魅力を感じますね~
行ってみたいわ~~~
もな | 2008/01/21 21:40
★菜乃葉さん
料金は度重なる料金改定でかすけてしまったのだと思われます
夜だとネオンが点いていて営業しているのだなぁと分かりますが
昼間だと分からなくて入るのが不安になると思います
こういう温泉ラブホテルに後継者がいるのかどうか心配です
じゅん☆ | 2008/01/22 00:42
★もなさん
この鄙び度は虎杖浜一かもしれませんね
虎杖浜というと食塩泉系のところが多いように思いますが
ココは無色透明な硫化水素泉というコトでした
舐めてみると少し苦味を感じましたが
風邪をひいていて味覚等がおかしかったからかもしれません
じゅん☆ | 2008/01/22 00:56
(o´・ω・`o)ノ゙ こんにちは
あの謎「湯元柏透湯」はこちらのラブホでのご使用でしたか(^^;;
「湯元柏透湯」の使用がこちらだと夢にも思っていませんでした。
それにしても数多くの虎杖浜周辺のラブホ巡り、体力がいくらあっても続かない?(謎)
深夜3時ごろに目覚めは、きっと体力回復時間と見受けす(謎謎)
外観からは ココが一番古そうで鄙びた感じを受けていたんですが、何せ一人じゃ入店は出来ませんからね、目の前で入店する車を眺める程度に終わったけど、カップルには私って怪しい会社の者に思われたようです。(笑)
無色透明な硫化水素泉には惹かれるで宿泊として利用する考えに変更だね。
かりん | 2008/01/22 08:08
★かりんさん
湯元柏透湯は現在もお湯を供給していたというワケです
廃業した温泉旅館八千代もココのお湯だったようですね
現在は2棟だけ残っていて民家として利用されているようでした
きっと部屋の中には渋いかけ流しの湯船があるに違いありません
白老のラブホめぐりもいよいよ終盤といった感じになってきました
体力は使いますが白老のラブホめぐりってオモシロいです♪
じゅん☆ | 2008/01/22 18:50
これまた、素晴らしい(笑)

もお、ラブホの次元じゃないですね。
モーテルですね!
WCが渋くて、祖母の家を思い出しました。
小さい頃、あの蓋を開けるのが恐かった…。

ところで、ねこちゃんは元気ですか?
てこな | 2008/01/24 14:35
★てこなさん
風営法上はこういうガレージと部屋が一体になったホテルは
モーテルというコトになっているようです
ボクもこのトイレを見ておばぁちゃんの家を思い出しました(笑)
ネコちゃんというのはウチのネコちゃんでしょうか?
現在はこんな感じ↓になっています
http://blog-imgs-29.fc2.com/5/0/5/505060/0801242000.jpg
じゅん☆ | 2008/01/24 20:13
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