じゅん☆ブログ

然別峡野湯群 シリオパの湯 2008.02.27
ユトルクシュナイ林道入口
そろそろ然別峡へ行きたいなぁと思い資料を整理していたら、昨年の夏に「シリオパの湯」へ訪問した時の写真が出てきました。シリオパの湯は以前にも記事にしているのですが、入浴するのは今回が初めてです。さっそく通行止のゲートを越えて目的地へ向かいました。
ユトルクシュナイ林道
このユトルクシュナイ林道は総延長が2キロメートル程あるのですが、現在は通年通行止となっているようでした。何だかヒグマが出てきそうな雰囲気でちょっと怖いです。
シリオパの湯
通行止のゲートから200メートルほどでシリオパの湯が見えてきました。前回来た時もそうでしたが、今回も湯船はヘドロ状になっていて簡単には入浴できない感じでした。
温泉の排水口
今回の目的地はその少し先にある温泉の流れる排水口です。シリオパの湯にはいくつかの泉源があり、上の方にある泉源から湧き出した温泉が、この排水口を通ってユトルクシュナイ川へとかけ流されています。
排水口
排水口へ近づくと周囲が温泉の成分でオレンジ色に変色しているのを確認できました。この排水口を辿って行くと源泉谷のような場所があります。
湯壺
排水口から滝のように流れる温泉によって湯壺のようなモノができていました。前回訪問時は湯温が低くて入浴するのを断念したのですが、今回は気温も高いので入浴できそうです。
入浴♪
念願のシリオパの湯初入浴です。排水溝から流れてくる温泉は結構な勢いがあって気持ち良い感じがしました。寝そべると水飛沫が発生してオモシロいです。底にはオレンジ色の成分が沈殿していてお尻がオレンジ色になってしまいました。
シリオパの湯全景
排水口などは人工的なモノですが、雰囲気そのものは野趣溢れる感じがしました。全身浴というワケにはいきませんでしたが、こういう感じも野湯らしくてボクは好きですね。

●然別峡 シリオパの湯(しかりべつきょう しりおぱのゆ)
  場所 : 北海道河東郡鹿追町瓜幕然別峡国有林 【地図】 【閲覧】
  料金 : 無料
  営業 : 24時間
  休み : 年中無休
  泉質 : 重曹硼酸食塩泉
  備考 : 元のシリオパの湯は入浴困難
  感想 : ★★★☆☆
  

Comment
いいですねえ。
じゅんさんの、無理矢理入浴画像、
このサイトらしさ全開です。
お尻がオレンジ色になった画像も期待したのですが、
自主規制したのですか?(笑)
kaz | 2008/02/27 22:20
まさしく”野湯”ですね。
湯壷がもう少し大きく深いと良かったですね。
自然に湧き出る温泉の大部分は有効利用されずにいるってもったいない話です。
nana | 2008/02/27 22:45
★kazさん
先日、ある方からいただいた温泉本に
この場所で同じように入浴している方の写真をみつけたので
思わず記事にしてみました(笑)
オレンジ色になったお尻の画像はちょっと載せられませんね(謎)
じゅん☆ | 2008/02/28 19:13
★nanaさん
この然別峡は北海道一の野湯地帯だとボクは思っています
湯船工事をすればもっと快適に浸かれそうですが
こういうところではなるべく原状のまま浸かった方が
本来の姿をお伝えできるかなと思い
加工せずに浸かるようにしています
絶え間なく流れ出てかけ流されていく温泉を見ていると
地球の凄さを感じますね(笑)
じゅん☆ | 2008/02/28 19:20
じゅん☆さん、気を悪くしないで下さい。
一番下の画像の・・・下部分に写っているのは 何か、動物の頭部の白骨ではありませんか?
というのは☆も昨年夏にココを探索しているんですが イタチ?の頭部の白骨が じゅんさんの浸かっている下あたりにあったんです
ぴかリン | 2008/02/28 22:53
★ぴかリンさん
いえいえ、この骨が写るように撮影していたりしますよ(笑)
ボクが昨年の5月3日に訪問した際は↓の位置にありました
http://blog-imgs-29.fc2.com/5/0/5/505060/0802282310.jpg
この記事の写真は昨年の6月に再訪した時のモノなのですが
一ヶ月で骨が少し移動していますね
鹿にしては小さいし、キツネにしては大きいし
この独りでに動く骨は一体何の骨なのでしょう・・・?
こういう温泉の周辺というのは動物たちが最後の場所に選ぶようですね
じゅん☆ | 2008/02/28 23:17
コメントの投稿 (Japanese text only)
 Secret :