じゅん☆ブログ

幌加美里別温泉 2008.07.29
幌加美里別温泉
前回紹介した芽登温泉の近くに、謎の温泉があるとの情報を温泉旅がらすさんのところで聞きつけ急遽訪問してきました。場所等は温泉旅がらすさんのブログを参照していただくとして、やってきたのは写真のような場所です。すぐ近くには美里別川が流れていました。
謎の温泉ホース
池のようなところの地面から謎のホースがニョキっと出ていて、そのホースの先から温泉が湧出していました。周囲には微かに硫化水素臭が漂っているので、泉質は硫黄泉かと思われます。
手湯♪
その湧き出してくる温泉に触れてみると、生暖かい感じがしました。ホースの土中部分はパイプになっているので、以前にボーリング等を行った跡なのかもしれません。池の端の方ではポコポコと自然湧出している温泉も確認できました。
湯温計測
温泉の温度を計ってみたところちょうど30℃でした。泉質的には芽登温泉のそれに似ているような感じもしますが、源泉温度はかなり低いですね。この源泉温度の低さが未利用のまま放置されている原因かもしれません。
入浴♪
ちょっと入浴してみるコトにしました。こういうタイプの野湯は初めてですね。ホースはある程度自由に動かすコトができるので、シャワーみたいにして浴びたりしました。ツルツルする良質な硫黄泉で、未利用なのがもったいない感じです。どうしてこんなところで湧いているのか不思議な温泉でした。

★幌加美里別温泉(ほろかびりべつおんせん)
 場所 : 北海道足寄郡足寄町喜登牛
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 単純硫黄泉
 成分 : 不明
 泉源 : 自然湧出
 備考 : 藪蚊多い・熊出没注意
 感想 : ★★★★☆
  

Comment
こんばんは♪

芽登温泉は、行きましたよすごく、静かな所で温泉を楽しめるので、お気に入りです。


ホースからの温泉は、もったいないですね。
今の季節なら、浴槽にずっと浸かっていられる温度ですね。なによりも、じゅんさんのヌードが 気にいりましたよ♪ ポーズがぐっときました。(笑)
もな | 2008/07/29 20:53
★もなさん
さっそくのコメントありがとうです♪
芽登温泉は浴室部分を改築したようで
ボク的にはちょっと残念な感じでした
この幌別美里別温泉は未利用なのでもったいないですよね
少し前までバスタブのようなモノがあったらしいのですが
ボクが訪問した時には発見するコトができませんでした
というワケで今回のようなちょっと際どい入浴シーンとなっております(笑)
じゅん☆ | 2008/07/29 21:23
良いですよね~美里別温泉!
再訪候補の温泉です
泉質も良いですし、雰囲気も良いですしね~

TBさせていただきます
温泉旅がらす | 2008/07/29 22:05
実はここ、主人を行ったので以前から知っていました~。
「じゅんさんには秘密だ~」って言ってたんです。
まさか、ここに入るとは!!

ちょっと奥の方に建物の「跡らしき」ものはありました。
浴槽らしきものも・・・。

美里別温泉って言うんですね。
こなつ | 2008/07/29 22:08
★温泉旅がらすさん
おかげでオモシロい温泉を探索できました!
どうもありがとうです♪
温泉旅がらすさんの入浴したバスタブを探したのですが
見つからなくてちょっと心残りでした(笑)
こちらからもトラックバックさせていただきました♪
じゅん☆ | 2008/07/29 22:33
★こなつさん
えーっ! ココを知っていたのですか!?
ス・ゴ・イ!
建物の跡は気が付きませんでしたが奥の方にあるのですね
今度行ったら探してみようと思います
じゅん☆ | 2008/07/29 22:36
こんなに勢い良く温泉が出てるのにもったいないですね
それにしてもじゅんさん、今回はずいぶん張り切りましたね(笑)
Pink | 2008/07/29 23:51
★Pinkさん
結構な湧出量があるのでもったいないなぁと思いました
今回といわず、ボクは常に張り切っていますよ!(笑)
じゅん☆ | 2008/07/30 20:36
ココって・・・確か幌加美里別ダムの近くですよね~~~懐かしいなぁ~~~
4年ぐらい前に国土地理院の地図で、ココの温泉マークの記載見つけて
ぴかリン姉さんとウロウロ探したことを思い出します。
その後は、足寄町内の温泉か置戸町内の温泉とセットでちょこちょこ立ち寄りました。
芽登のような硫黄のニオイとツルツル感がたまらないんですよね
硫黄が配管に悪いので、頻繁にはやりませんでしたが
気温の低い時期はタンクに汲んで、自宅で湧かしたこともありました。

そういえばココって、私や温泉の仲間内では
近くにあるダムの名前から「【幌加】美里別(ホロカピリベツ)温泉」と呼んできたんですが(;^_^A アセアセ…

美里別は、川名からだと解るんですが
【幌別(ほろべつ)】って、ココの地名(喜登牛)とも関連性が無いようなんですが
どういう由来なのかしら?是非知りたいです~~~
KOBAN2 | 2008/07/30 22:31
★KOBAN2さん
名称はさっそく訂正させていただきました(汗)
教えてくれてありがとうです♪
今回はあまり調べていなかったです・・・
やはり昨日業務用サーバをダウンさせたショックでしょうか(謎)
昔の地形図にはココに温泉マークが付いているのですね
透明な硫黄泉ってイイなぁと思う今日この頃です♪
じゅん☆ | 2008/07/30 23:16
>じゅん☆さん

>昔の地形図にはココに温泉マークが付いているのですね
ネット上から閲覧できる
国土地理院 地図閲覧サービス(ウォッちず) http://watchizu.gsi.go.jp/
ココで探すと、今の地図でも温泉マーク載ってますよ~フフフ♪

ただ、じゅん☆さん同様、どうしてこんなところで湧いているのか謎なんですよね。
そっち方面にいる間にココの歴史や施設等の話を
この地区内にある、もう一ヶ所の冷鉱泉(謎笑)と合わせて
足寄町の図書室等に行って調べようと思っていたのですが・・・もう遠いなぁ~~~
道立図書館に資料があるかどうか調べてみようか悩み中です。
KOBAN2 | 2008/07/31 00:49
「北見の温泉」によりますと・・・
「芽登温泉の歴史は古く、明治34年本別町下美里別在住の伊藤重記によって発見され、大正時代には開設されているという。もとは美里別川の上流にあったため、美里別温泉と言ったが、後に芽登温泉と改称している」。
というわけで、本来「芽登温泉」と呼ばれた元々の温泉はここだったのではないでしょうか?
そう考えると、建物の跡などがあっても不思議ではないと思いますが・・いかがでしょう(笑)

のん | 2008/07/31 20:33
★KOBAN2さん
ホントだ! 良く見たらありました!
e-224マークで検索できたら便利なのに(笑)
 
芽登温泉の歴史も結構古いのですね
近くに冷泉もあるのですか?
わからないなぁ~(笑)
じゅん☆ | 2008/07/31 21:13
★のんさん
なるほど、そういう説もありますか
源泉温度の低さが気がかりですが
そういう説もアリな気がしますね
真相を調べてみるのもオモシロそうな気がします♪
じゅん☆ | 2008/07/31 21:50
このコメントは管理人のみ閲覧できます
- | 2008/08/01 17:43
>のんさん
お久しぶりですフフフ♪
「北見の温泉」σ(^^)も道東時代に読んで、この話も覚えていましたよん~
でもσ(^^)は、
本来「芽登温泉」と呼ばれた元々の温泉は、ココより南の芽登市街地方面にあって
廃業した「島田温泉」ではないかしら?と思ってました。
島田からみれば美里別川上流に、現在の芽登温泉がありますし
島田温泉と芽登温泉の双方とも、白壁に白抜き温泉名記載の赤い屋根の建物で
湯殿も混浴(島田は半分仕切りがあったらしい)の岩風呂風の浴槽だったりと
共通点があったりするので、何かつながりがある気が~~~こういう考えはいかがかしら(笑)

これらをもっときちんと調べて、温泉レポに反映させたいと思ってたんですけど。。。
移り気マイペースな気質がネックかな(爆)
KOBAN2 | 2008/08/01 17:56
★非公開(2008/08/01 17:43)さん
とても参考になりました~♪
温泉と旅館って別だったのだろうか?
今度探索してみたいと思います
じゅん☆ | 2008/08/01 19:11
★KOBAN2さん
足寄町史というのを見ていたら興味深い記述がありました
以下、足寄町史より引用
--------------------------------ー-----
芽登温泉は、クマネシリ岳の南面を源流とし、南クマネシリ岳から流出するヌプリパオマナイ沢の水を合わせて東流するヌカナン川の岸から58度の熱源が噴出している。足寄駅から約30キロメートル、ヌカナン川が美里別川に合流する西喜登牛から2.8キロメートルの地点にある。温泉の西方、上士幌町との町界である山陵の向う側に糠平湖と糠平温泉がある。温泉の周囲はエゾ松、トド松の常緑樹と落葉樹の混交林に囲まれて天然の美に恵まれ、紅葉が美しい。この温泉が和人に知られたのは明治34年で、発見者は伊東重記である。伊東は同32年、本別町下美里別に移住、村総代・村会議員の公職にもついたが、ピリベツ川の上流に温泉があるという話を聞き、川を遡って発見した。札幌の北辰病院に分析を依頼、温泉の許可を出願、明治37年に許可を受けた。温泉探しには、馬で行ったものと想像されるが、道もなく、川沿の道程は十里以上に達したものと思われる。
温泉の許可を受けるには湯治用の家屋が必要で、それも土台付、壁囲いが条件とされ、困難をおかして家を建てた。この点は雌阿寒温泉と同様である。昭和2年までは婿養子夫妻に任せたが、同年から当人が経営した。現在は末娘夫妻が経営しており、旅館は昭和38年に新築した。この温泉を発見した当時は、今の芽登一帯には入地者がなく「メトー」という名も知られていなかったので、美里別川の上流なので「美里別温泉」と称したが、のち「芽登温泉」と改称した。昭和32年からは芽登第一発電所の引水関係から温泉の上手に近接して糠南ダムができ、周囲二キロメートル程の調整池が景観に変化を加えた。釣も楽しめる。
--------------------------------ー-----
ボクはもともと芽登温泉は現在の場所にあったのではないかと考えました
幌加美里別温泉にしても島田温泉にしても源泉温度が低くて
当時、お湯を沸かして湯治宿をやっていたとはちょっと考えにくいかなぁと・・・
さて、真相はどうなのでしょう?
じゅん☆ | 2008/08/01 19:12
足寄百年史によると、ここは二宮温泉跡みたいです。そのご、本別営林署保養所もあったらしい。
ダベ | 2008/08/28 13:18
★ダベさん
ダベさんの記事を読ませていただきました
二宮温泉というのは初めて耳にしましたよ
ダベさんの説はかなり信憑性が高いと思いました
やはり泉温が低くて加温していたのですね
地形図に温泉マークが付いているくらいですから
何か施設があったのかなと思っていましたが
そんな温泉や保養所があったとは驚きです
こういう風にみなさんの情報を集約できるのは
ブログの長所でしょうね
どうもありがとうです♪
じゅん☆ | 2008/08/28 23:09
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