じゅん☆ブログ

ある天気の良い早朝に、羅臼町相泊（らうすちょうあいどまり）にある「相泊温泉」へ行ってきました。羅臼市街地から道道８７号線（知床公園羅臼線）を海岸沿いに進んで行きます。市街地から相泊温泉までは２４キロメートルと結構な距離があります。
セセキ温泉の手前に「セセキの滝」があります。崖崩れの危険があるようで迂回路ができていました。滝に近づくと水飛沫が降り注いでとても気持ち良いです。
道道８７号線の終点近くに目的地の相泊温泉があります。ちょっとした駐車帯があって、横には公衆トイレも設置されています。案内看板もあるので分かりやすいです。
駐車帯にクルマを停めて、横にある階段を使って浜へと下りて行きます。右下に見える水色の小屋が相泊温泉の湯小屋です。今回は早朝（午前４時）なので誰も居ないようですね。
浜まで来ました。相泊温泉の目の前には海が迫っています。この温泉は明治３２年に発見されたそうで、日本最北東端にある温泉として知られています。
こちらが湯小屋です。夏の間だけこのような簡易湯小屋が設置されていて、オフシーズンになると湯小屋は撤去され、打ち寄せた石などによって湯船が埋まってしまう季節限定の温泉です。
湯小屋は半分に仕切られていて、男湯と女湯に分かれています。こちらは女湯です。男湯との仕切板に「男性の立ち入りはご遠慮下さい」と書かれているので、男の子はこちらへ入ってはいけません。ちなみに湯小屋が撤去される秋や、設置準備中の春先はとても開放的な混浴露天風呂となります。
こちらは男湯です。昆布漁の時期ともなると地元の漁師さんで賑わうらしいのですが、もうオフシーズンなので貸切状態です。湯小屋には脱いだ服などを置いておける棚が設置されているのでとても便利です。棚の上には謎のトランクスが放置されていました。この持ち主はあまりに気持ち良くてパンツを穿かないで帰ったのでしょうか？
さっそく入浴してみました。磯の香りが周囲に漂っていて心地良い気分です。湯小屋の中まで朝日が射し込んでいて、これまた心地良い感じでした。とても透明度の高い温泉で、泉質は食塩泉です。
源泉温度が高いので沢水で加水できるように蛇口が付いているのですが、今回は加水するコトなく入浴するコトができました。ちょっと熱めですが気持ち良いです。
相泊温泉はそろそろ湯小屋も撤去され冬へ突入します。来年の春には重機で掘り起こされ、再びボクたちを楽しませてくれるコトでしょう。この温泉を管理してくれている方々へ感謝しなければなりませんね。