じゅん☆ブログ

なつかしの 糠平湖水荘 2010.10.16
湖水荘の看板
ポツポツと味のある温泉宿が無くなっていきますね・・・。ある日、上士幌町(かみしほろちょう)のぬかびら源泉郷にある「糠平湖水荘」へ行ってきました。ココは温泉街から少し離れた所にある鄙びた温泉宿です。
湖水荘全景
砂利道を進んで行くと湖水荘の建物が見えてきました。糠平温泉は大正8年の開湯で、湯元館の初代館主が原生林の中に湧出する温泉を発見したのが、その始まりと言われています。今でもそのような原生林がどこかにあって、人知れず温泉が湧き出しているのかもしれませんね。
糠平湖水荘
こちらが湖水荘の入口です。鄙びたというコトバが相応しい雰囲気となっていました。「糠平湖水荘」と書かれた看板が良い感じですね。もともとは国鉄の保養所(職員宿舎)だったらしいのですが、国鉄士幌線が廃止されたのをきっかけに温泉旅館として生まれ変わったようです。建物は既に築50年以上経っているのだとか・・・。さっそく中へ入ってみましょう。
湖水荘内部
建物の中も鄙びた雰囲気で鄙び好きには堪らない感じです。宿泊すると低料金で食べきれないほどの食事が振る舞われるのだとか。泊まってみたかったですね・・・。
浴室へ
浴室は建物奥の階段を降りたところにあります。こういう雰囲気もボクは何だか好きなのですよね。外から見た浴舎棟もかなり鄙びた雰囲気となっていました。
温泉分析書
平成17年の温泉分析書と温泉分析書別表が掲示されていました。その上に手書きで「天然温泉(100%)」と書かれているのが味わい深いです。炭酸水素イオンが多く含まれている温泉のようですね。
脱衣所
こちらは脱衣所です。何だかさっきまで誰かが居たのではないかというような、生活感のある脱衣所となっていました。浴室は混浴なので脱衣所も男女共同です。
浴室(混浴)
浴室へと入りました。湯船が一つのみのシンプルな浴室です。もともとは男女別だったようで、隣に女湯の名残のようなスペ-スがあるのですが、現在はまったく使用されていないようでした。シャワー付きの洗い場が一つだけあります。
湯船
泉質は成分総計1,101ミリグラムの含重曹食塩泉で、pH値は7.3、泉温は43.5℃となっていました。冬期間は加温するようで、湯船の中には見たコトもないような加温装置が設置されています。どういう風に加温されるのか見てみたいところなのですが、もうその光景を見るコトはできないでしょう・・・。無色透明な軟らかい感じの良いお湯でした。
源泉小屋へ
少し離れたところにある源泉小屋を見に行ってみました。道路から小屋の方へと降りて行ける赤錆びた階段があります。階段の底が抜けていたりするので慎重に降りて行きました。
湖水荘の源泉小屋
こちらが湖水荘の源泉小屋です。温泉分析書では自然湧出となっていましたが、別な資料によると10メートルの掘削を行った自噴泉となっています。湯量を稼ぐために少し掘ってみたのでしょう。青い引湯パイプがずーっと湖水荘の方まで続いていました。この源泉(No.203-006)が掘削されたのは1959年で、半世紀以上の歴史ある源泉となっています。さて、今回紹介した糠平湖水荘ですが、実は今年の6月20日に廃業してしまいました・・・。なので現在この温泉へ入るコトはできません。今後はある企業が引き継いで新たな温泉施設を造るというようなウワサもありますが、今のところどうなるのかは未定です。ココは独自源泉なので何とか復活してもらいたいですね。

★糠平温泉 糠平湖水荘(ぬかびらおんせん ぬかびらこすいそう)
 場所 : 北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
 料金 : 300円
 営業 : 09:00-17:00
 休業 : 不定休
 宿泊 : 15:00-10:00
 泉質 : 含重曹食塩泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,101ミリグラム
 泉源 : No.203-006(糠平温泉)
 備考 : 平成22年6月20日をもって廃業
 感想 : ★★★★☆
  

Comment
★お知らせ♪
入浴写真が撮れなかったのでお蔵入りしていた湖水荘が登場しました!
すでに廃業してしまった温泉宿なのですが記録として残しておきたいと思います
糠平温泉は「糠」の字が「糖」と間違われやすいなどの理由から
昨年、ぬかびら源泉郷と地名自体を変更したという思い切った温泉郷です
ボク的には平仮名より漢字表記の「糠平温泉」が好きなのですが
これも時代の流れなのでしょうか?
おしらせ♪ | 2010/10/16 15:16
 ウーーン、結局また書いてしまいました。HOバックナンバーのはぐれカフェが完売だったため、オークションでやっと見つけ、オークしちゃいました。じゅんさん写ってました。HO11月号も出版社から直に郵送してもらいました。じゅんさん写っていました。Goodですよ。
 さて、子どもが大きくなり、一緒に旅することも去年で終わりとなりました。薫別、管野、中岳や硫黄山などの未湯温泉を残して・・・。(そのわりに、11年乗った車はポップアップルーフ車を買ったりして。もう旅の車中泊では使わないだろうに、飾っとくのかい?もちろん、新車は我が家では高すぎて手が出ません。中古です。車中泊の旅の用意だけはできたわけです。これまでの北海道2週間×4回他の車中泊の苦しい旅を快適にできる体制が整ったというのに・・・。)。話は本題に戻りますが、あのとき、船長の家に泊まらずに管野温泉に泊まっておけばよかった、とか、知床の先まで車両制限なく行けるときにチャレンジしておけばよかった、とか、薫別や硫黄山にあのとき無理してでも行っておけばよかった、というようなやり残したものがいくつもある状態で北海道温泉旅から引退します。ですから、じゅんさんのレポートを見つつこれからは楽しませていただきます。朝日温泉、昔の二股ラジウム温泉や山田温泉などに浸かれたわけですから、恵まれているかあ・・・。
 私は本州の人間ですが、この夏、米沢の大平温泉、飯豊町の湯の華(間欠泉)に行ってきました。道路のあまりのひどさに命の危険を感じ、我が家の女性陣は「もう二度とあなたの行きたいような温泉には行きません。」と言っていました。本州に渡ることがあったら、どうぞ。2006,2007には蓮華温泉や燕温泉河原の湯などにも行きましたが、GOODでしたよ。我が家の女性陣には不評でしたが。
 長くなりました。それでは。
みや | 2010/10/16 15:35
ぬかびら源泉郷は先月行ってきたばかりですが
6月まではこういった温泉宿があったんですね
鄙びた感じがいいですね~
一泊三食付で5000円とは随分リーズナブルで!
しかも食べきれない料理ですか!
歴史ある温泉宿が廃業していくのは寂しいですね~
地名変更したのは去年のことだったんですね
ボクも「糠平温泉」のほうがいいと思いますけど・・・

紅葉まっさかりですか!
じゅん☆さんの紅葉の写真ってホント綺麗ですよね~♪
和琴奥の湯2007バージョンなんてもう最高です!
和友 | 2010/10/17 07:39
じゅんさん☆こんにちは
(^o^;
なんだかただの昔の一軒家にしか見えない温泉ですね。なんだか看板が昔風
なつかしいなあ。この温泉あはは(^m^)
じゅんさん移っていませんね。残念。
最近、HO11月号に掲載されている神社がきになります。近々、いってみます。
このブログでじゅんさんの写真集かポストカ―ドなんかあればかっているなあ。もちろん、じゅんさんのお尻ショット写真つきです。
みなみん | 2010/10/17 10:44
★みやさん
おぉ! オークションで手に入れたのですか~!
ボクも保存用にもう一冊買っておけば良かったなぁ
菅野温泉はその後、情報も無くどうなってしまうのか未定です
ボクも旧館に泊まっておけばよかったと後悔しております
カムイワッカは来年あたり工事が終了するらしいのですが
終了後も通行規制は続くような気がします
知床硫黄山を探索してみたかったのですが
いつになるコトやら・・・
じゅん☆ブログを見て北海道を旅している気分になっていただけたら
良いなぁと思っております♪
じゅん☆ | 2010/10/17 21:52
★和友さん
ココは糠平でも穴場的な場所だったのですが
残念ながら廃業してしまいました・・・
5,000円は長期滞在者料金で
普通は一泊二食付きで5,500円だったようです
それでも安いですけれどね
新しくなって復活しても魅力があるかどうか・・・
じゅん☆ | 2010/10/17 21:52
★みなみんさん
こんばんは~♪
看板が無ければただの家ですよね(笑)
ホントに懐かしい気持ちになる良い温泉宿でした
ボクが写っていないこういう「普通の記事」も良いでしょ?
何だかまともな温泉ブログみたいですよね(笑)
HOに載っていた神社てどこでしょう?
ボクは先日、山彦の滝が気になって見に行ってきました
えっ! ボクのお尻が写っているポストカードですか!?
う~ん、どうなんでしょう・・・(謎)
じゅん☆ | 2010/10/17 21:53
糠平はよく通るのに、ここは全く知りませんでした。本当の隠れ家ですね。

やっぱり古いひなびの宿は潰れていくのかな。不景気ですしこれも時代の流れなのかもしれません。
温泉通さん達が集まると、今はない昔の名湯話しに花が咲くのでしょうね。

そんなにご飯ばいっぱい出るならおみが泊まりたかった(^q^)安い宿のほうが意外に気前がいい感じがするのは気のせいでしょうか。独自源泉をもってる温泉は少ないんですか?そっちのほうがお湯がいいとかあるんでしょうか?6枚目の写真…字と書き方がさばけてて気持ちいいくらいですね。

糠平の地名は「ぬかびら温泉郷」に変わったんですか(@_@)!
それなら知らなかった。お堅い名前のほうがわたしもタイプです。






おみ | 2010/10/18 04:25
★おみさん
ココは温泉街からちょっと離れているので穴場なのですよ~
湖水荘は不景気というよりも管理人さんの高齢化が原因のようです
この何年かで結構沢山の名湯が姿を消していますね・・・
こういう人々の癒しの場が失われていくのは
何とも悲しいモノがあります・・・
糠平の地名は昨年、ぬかびら源泉郷となりました
温泉郷ではなくて「源泉郷」です(笑)
源泉かけ流しにこだわっているんだぞーっていう思いの現れらしいです
最近は各地の温泉郷が元気無いですから
何かしなければと思っている糠平は良いのではないかと思います
じゅん☆ | 2010/10/18 19:39
★お知らせ♪
次回予告↓
http://blog-imgs-34.fc2.com/5/0/5/505060/1010172200.jpg
欲望の秋・・・(謎)
おしらせ♪ | 2010/10/18 19:42
こんにちは。
湖水荘には、今中一の娘が保育園の頃に家族で行きました。当然皆で入ったのですが、数年前から一緒には入ってくれません(泣)
夕方入浴したのですが、強烈な視線を感じて恐る恐る窓の外を見たら……鹿が数頭こちらを見ていました。貴重な体験でした。
nobu | 2010/10/21 13:51
★nobuさん
娘さんもお年頃なのですね~
鹿が浴室を覗いていたとは珍しいですね!
ボクも入浴中に鹿と遭遇したコトがあるのですが
やはり貴重な体験でした
http://505060.blog12.fc2.com/blog-entry-201.html
じゅん☆ | 2010/10/21 23:27
★お知らせ♪
糠平湖水荘の記事を修正しました
修正箇所↓
記事内容 :微妙に修正
温泉データ:新形式に移行
 
7月に様子を見に行ってきましたが
もう朽ち果てるのみといった感じでした・・・
おしらせ♪ | 2013/09/01 17:19
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