じゅん☆ブログ

函館山 幻の寒川温泉 2010.11.27
幻の寒川村へ
前回の続きのような感じになりますが、函館山には軍事遺構以外にもいくつかの秘境スポットが残されています。今回探索するのは函館山の裏側、かつて寒川村(さむかわむら)という集落があったところです。ある場所から山の中へ入って行くとロープの張られている山道がありました。写真では分かりづらいのですが、かなりの急斜面でロープが無ければ転がり落ちてしまいそうな場所もあります。足元に落ち葉が積もっていて滑りやすいので慎重に進んで行きましょう。
寒川に名物あり
30分ほど急勾配な山道を下って行くと何やら看板のようなモノが木に立て掛けてありました。文字が読みとりづらくなっていますが「寒川に名物あり」と彫られています。いよいよ寒川集落が近づいてきているようですね。それにしても寒川の名物って一体何なのでしょう?
ロープ場
行程のほとんどがロープ場でした。写真は最後の下り坂でその先には海岸が見えています。ココもかなりな急斜面となっているのですが、ボクはココでビックリして転倒しました。何にビックリしたのかと言うと、下の方から人の話し声が聞こえてきたからなのです。こんな場所に人が居るというのでしょうか?
寒川の海岸
下り始めてから36分ほどで海岸へ辿り着きました。驚いたコトに3名の女性が海岸でくつろいでいます。先ほどの話し声の主はこの方々だったようですね。こんな辺境で人に出会うとは思っていなかったのでビックリしましたが、ルートの状態からして訪れる人は結構多いようでした。写真は旧寒川地区から見た津軽海峡の様子です。地形図で見た時はそれなりに広い海岸なのかなぁと思っていたのですが、それほど広い感じではなく、こんな場所に村があって人々が暮らしていたとは思えない感じでした。
灯台の跡?
海岸には灯台の跡と言われている謎の物体もありました。遠くの海にはタンカーが見えますね。津軽海峡は日本海と太平洋を結ぶ国際海峡となっていて、結構な数のタンカーが行き来していました。
残された石垣
寒川海岸の探索を始めると石垣が残されていました。こういうのが無ければココに人が住んでいたとは誰も思わないでしょう。この地には富山県から移住してきた人々が住み着き、60名ほどの人々が生活していたコトもあったようです。当時は学校もあったというのですから驚きですね。
謎の建造物跡
建造物跡のような場所もありました。番屋の跡かもしれませんね。寒川周辺ではイカやマグロが獲れるようです。当時の人々は漁業を中心に自給自足の生活をしていたとのコトです。
冷泉の湧出!
付近を探索しているとオレンジ色に染まっている場所を発見しました。昔、寒川地区には冷鉱泉の湧出があって、浴用利用していたとの記録が残っています。付近を探索すると何ヶ所かこのような場所があるので、当時あった温泉の名残なのかもしれません。
湯温計測
湯温を計ってみると12℃と冷たい感じでした。資料によると寒川微温泉では20℃~25℃の温泉が、2ヶ所の源泉湧出孔から湧き出していたそうです。泉質は含重曹食塩泉でpH値は5.8とのコトでした。今回は諸事情により手湯のみとなりましたが、機会があれば尻湯でもしてみたいですね。
記念碑
丘の上に記念碑が残されていました。右側には「寒川部落鹿島神社跡」と書かれています。左側には簡単な歴史が書かれていました。それによると明治38年(1905年)に、富山県の宮崎村から数十名の人々が新天地を求め寒川へ移住してきたと記されています。奥にもう一つの石碑があって「我が里永遠に 不朽の里地なり」と書かれていました。寒川集落は昭和29年に発生した洞爺丸台風により壊滅的な被害を受け、人々もこの地を離れるコトになってしまったそうです。現在は寒川の地名も廃止され、人々の記憶の片隅に残るだけとなってしまいました。
お地蔵様
当時は海岸沿いの細道を隧道や吊り橋を通って寒川まで辿り着いていたようです。危険な箇所も多く、転落して亡くなった方もいたとの記録がありました。現在は吊り橋が落ちて無くなっているので、函館山を越えて行くルートがメインとなっているようです。こちらも危険な場所が多く、現在は立入禁止になっているとのコトでした。また、夏になるとマムシ(毒蛇)が出没するので、函館山を散策する際はマムシにも注意が必要です。さて、寒川探索も終えて帰路につくワケですが、帰りは当然、あの急斜面を登っていかなければなりません。覚悟はしていましたが、これがなかなか大変でしたね~。函館山展望台へ辿り着く頃には日が暮れ始めていました・・・。

★寒川微温泉(さむかわびおんせん)
 場所 : 北海道函館市入舟町番外地(旧山背泊町)
 料金 : 無料
 営業 : 24時間
 休業 : 年中無休
 泉質 : 含土類食塩泉(弱酸性低張性冷鉱泉)
 成分 : 成分総計1,785ミリグラム(Na・Ca-Cl・HCO3)
 泉源 : 自然湧出(寒川1番地)
 備考 : マムシ注意!
 感想 : ★★★☆☆
  

Comment
じゅんさん こんにちわ~
寒川村跡の訪問30分以上もロープをツタって下るのですか
お疲れさまです
ワタシも行って見たいけど多分行けませんね
帰りが大変そうなので(-_-;)
温泉はじわ~っと湧いている感じなのですかね
そういう赤いどろ~っとしたお水の湧いているところ
ワタシの家の近くにもありますが
あそこも温泉なのかな~?
ところで、寒川村の名物って何だったのでしょう?
北海道って昔住んでいたけどもうヒトのいなくなった
街が結構ありますよね
夢の跡ですね~
ミドリ | 2010/11/27 12:15
★お知らせ♪
函館山の西南山麓の海岸にある寒川微温泉を探索してきました!
今回は温泉探索というよりは秘境探索という感じでしたが
函館山の秘境を堪能できたと思っています♪
寒川微温泉は旧函館市山背泊町字寒川に存在したモノで
寒川1番地と寒川14番地において湧出していたとあります
現地へ行ってもどこが1番地でどこが14番地なのかは分かりませんでしたが
大穴澗とトド岩の間にある旧坑道の付近から温泉が湧出していたようです
この坑道は洞爺丸台風による土石流で埋没してしまったようですが
現在でも冷泉的なモノが数ヶ所で確認できました
成分的には蒸発残留物が1,000ミリグラム未満のようで
反対側にある谷地頭温泉とは性質的に異なるようですね
函館の歴史を垣間見るコトのできる興味深い場所でした
おしらせ♪ | 2010/11/27 12:20
★ミドリさん
ロープが張り巡らされていたので助かりました!
ちょっと前に行ったチャス海岸の湯を思い出しましたね(笑)
このロープ、誰が張ってくれたのかは分かりませんが
総延長にすると相当な長さだと思いますよ
温泉はサーっと流れているところもあるようですが
今回は諸事情によりこちらのじわ~っとしている方です
鉄分が含まれているようでこのような色になっているモノと思われます
ミドリさんの家の近くにあるところも冷鉱泉かもしれませんね
山の中とか行くと結構こういう場所ってあります
寒川の名物は何なのでしょうね?
マムシかな? あるいは温い沢水(温泉)かな?
過酷な環境ではあったようなのですが
住めば都のような場所だったとも言われています
じゅん☆ | 2010/11/27 12:34
函館山にこんな秘境があるとは驚きです
しかも女性が3人いたとは!
えっ!マムシがでるんですか!(怖)
北海道は富山から来た方がけっこう多いようですね
以前、北海道弁について調べた時にそんな調査結果がでていました
おぉ~!ついに「じゅん☆ブログ教」が立ち上がったのですね!
これからは一生懸命にスッポンポン教祖様を崇め奉らさせていただきます!
御神体は?
先日テレビを見ていたら十勝川温泉の気球に乗って入る温泉が紹介されてました
費用は5万円だそうです
入ってみたいけどお財布がとても許してくれそうにありません(笑)
新之助 | 2010/11/27 18:29
★新之助さん
函館は歴史があるのでいろいろと興味深い場所も多いです
まさか寒川まで行って人に出会うとは思っていなかったので
話し声がした時はビックリして転びましたね~
帰りに山を登って行く時も2人の男性とすれ違いました
というコトで入浴どころではなかったのです
これはリベンジあるのかな?とか思ったり・・・
じゅん☆ | 2010/11/28 09:45
教祖様、こんにちは。
「じゅん☆ブログ教」ですか。
神聖なものになりましたね。
入浴も、手湯3回、股間もすすいで、禊ぎをしなければなりませんね。
じゅんさんのお尻の奥に「菊の紋」が隠されているわけですから、
二礼二拍一礼しなければなりませんね。
じゅんさんにおかれては、是非、
神に捧げる踊りを動画で配信してほしいです。(笑)
なんてね。
でも、じゅんさんの裸体は十分神秘的ですよ。
今後も拝ませていただきますね。
では。
kaz | 2010/11/28 12:01
きょうねこちんが資料っぽいビックリ♪
BlogPetのねこちん | 2010/11/28 15:27
★kazさん
アーッ!
菊の紋は崇拝しないでくださいね(笑)
では今度、神に捧げる「しっぽこほろーの踊り」を
sengoku69により世界中へ配信するニダ!
じゅん☆ | 2010/11/28 22:08
わかりました、菊の紋ではなく、神の棒を崇拝しますね。(笑)
神に捧げる踊り、期待してますよ。
では。
kaz | 2010/11/28 23:22
★kazさん
神の棒、神棒ですね!分かります
シンボー! シンボー! シンボー!
じゅん☆ | 2010/11/29 21:39
このコメントは管理人のみ閲覧できます
- | 2010/11/30 21:45
★非公開(2010/11/30 21:45)さん
ポイポイポイポポイポイポピー♪
 ポイポイポイポポイポイポピー♪
  ポイポイポイポポイポイポピー♪
69。
じゅん☆ | 2010/11/30 22:27
このコメントは管理人のみ閲覧できます
- | 2013/02/12 22:10
★非公開(2013/02/12 22:10)さん
初めまして!
ちょこちょこ見てくれてありがとうです♪
寒川温泉についての記述はあまり見かけませんよね
浸かるコトのできる場所があるとは驚きの情報でした
ボクが行った時は満ち潮っぽかったのですが
今までもその場所はあるのだろうか?
 
おぁー、寒川の名物看板には下部分があったのですか!?
それもまた貴重な情報ですね
ボクは寒川の名物はマムシかなぁと思っているのですが・・・(謎)
じゅん☆ | 2013/02/12 22:27
このコメントは管理人のみ閲覧できます
- | 2013/02/13 00:59
★非公開(2013/02/13 00:59)さん
ホントに貴重な情報をありがとうです♪
できれば今すぐ行きたい感じなのですが
函館となるとそうそう簡単に行けないのが辛いところです・・・
いつか必ず探索してみたいと思います!
じゅん☆ | 2013/02/13 12:42

あのロープは、函館山管理事務所で、巡らせたと思います


定期的に寒川まで、職員の方が巡回されてるそうです


桜子 | 2013/07/20 13:12
★桜子さん
情報ありがとうです♪
奇遇ですが、来月あたりに再訪しようかと思っていました
職員に見つかったら怒られるかなぁ?
じゅん☆ | 2013/07/20 13:46

そんなに頻繁に巡回してないと思いますよ…年に数回


私も、寒川に一回行ってみたいと何年も前から思ってました

私も行くかもです

mixiで寒川の話題があって、こちらのブログ引用された方がいらっしゃって、見にきた次第です

函館山の砲台とかも、見ました…

寒川の女性達は、きっと普段から函館山や周辺を歩いてる市民の方だと思います
桜子 | 2013/07/20 15:03
★桜子さん
情報ありがとうです♪
来月、函館方面へ行くかもしれないので
時間があれば再訪してみたいと思っております
砲台跡もオモシロいですよね
寒川にいた女性たちは元住人の方かな?
じゅん☆ | 2013/07/25 18:21

知り合いに、元職員が居まして、聞いてみたら、行くの止められました

危険だし、恐らく草茫々で背丈位まで、草が生い茂ってるはずで、寒川に降りて、アチコチ見て廻ったりすれば、帰りの上がり口を見失うかもと言われました…


情報によると、白骨が発見されたらしいです
今年かと


函館山周辺は、たまに自殺者がいるそうです
要塞の中とか、立街岬の崖下とか


きっと、函館山は観光名所だから、ニュースにはならないのでしょうね…

女、一人では、行ってはダメだと、キツく叱られました


後、立ち入り禁止の立て札は、警察が立てたみたいですよ…


一度行きたいと、思ってたのになぁ…


桜子 | 2013/07/26 01:11
★桜子さん
それは止められるでしょうねぇ(笑)
函館山では身元不明死体の発見とかもあるようですね
http://goo.gl/xtEjVY
かなりな急斜面もあるので立入禁止なのは当然だと思います
ボクも過去に遡って行くコトはあっても
今後行くコトはないかと思っております・・・(謎)
じゅん☆ | 2013/07/29 19:56

もし、行く時有りましたら、参加したいです


無理かな~、見ず知らずの私だし…


一人では、怖くて(笑)
桜子 | 2013/07/31 17:15
★桜子さん
うぉー、参加するのですか?
命の保証はありませんよ!(笑)
じゅん☆ | 2013/08/05 15:38
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