じゅん☆ブログ

阿寒湖温泉 温泉民宿 桐 2011.02.19
阿寒湖温泉街を歩く
ある日、釧路市阿寒町(くしろしあかんちょう)にある「阿寒湖温泉」へ行ってきました。温泉街を歩くと沢山の個性的な民芸店が軒を連ねています。民芸店の軒先には温泉を利用した手湯があったりするので、楽しみながら歩くコトができました。あっ、向こうに本日宿泊する民宿が見えてきましたね。
温泉民宿 桐
こちらが本日宿泊する「民宿 桐(きり)」です。なんと民芸店が民宿になっているのでした。しかも温泉となれば、もう泊まってみるしかないでしょう(笑) 軒先に掲げられている「温泉民宿」の看板が素晴らしい感じでした。
創作工房 桐里
「創作工房 桐里(きりり)」の前には沢山の木彫り民芸品が並べられていました。キタキツネやヒグマ、フクロウなど可愛らしいですね。緑色をした顔色悪そうなのは阿寒湖名物のマリモです。宿泊するとこれら民芸品を1割引で購入できます。それでは民宿の中へ入ってみましょう。
和室(八畳)
フロントで手続きを済ませて二階の客室へとやってきました。こちらが本日宿泊する部屋です。シンプルな和室で落ち着く感じですね。地デジ対応の小型液晶テレビが設置されていました。布団は自分で敷くコトになっています。しばらくすると宿の方がウェルカムドリンクを運んできてくれたので、少し休憩しました。
郷土料理 奈辺久
今回は夕食無しのプランだったので、外へ食べに行くコトにしました。プラプラと歩いて辿り着いたのは、こちらの「郷土料理 奈辺久(なべきゅう)」です。ココにはいつか来てみたいなぁと思っていたのですが、やっと実現するコトができました。それでは暖簾をくぐってみましょう。
わかさぎ天ざる
今回注文したのは、こちらの「わかさぎ天ざる(1,155円)」です。もう、入る前からこれに決めていました。阿寒湖産の小振りなワカサギがとても美味でしたよー。蕎麦は手打ちとのコトです。蕎麦が苦手な方には「わかさぎ天丼(730円)」がオススメかな? 阿寒湖温泉へ来たらココで食事をしないとダメです(笑)
鄙の座(ひなのざ)
食後は夜の温泉街をプラプラしてみました。写真は「あかん鶴雅別荘鄙の座」入口です。高級路線の温泉宿で、いつか露天風呂付きの客室を利用してみたいですね。鄙の座は新2号泉源(No.207-012)を引湯していて、エントランス部分に温泉が流されていました。この日は「あかん遊久の里鶴雅」で日帰り入浴してみたのですが、さすがに広い浴室で驚きました。洞窟風呂露天風呂も素晴らしかったです。ちなみに、あかん遊久の里鶴雅では新7号泉源(No.207-009)と正次7号泉源(No.207-027)を利用しています。こうして調べてみると、阿寒湖温泉の泉源の豊富さがわかってオモシロいですね。全泉源制覇してみたくなります(笑)
アイヌコタン
さて、泉源のうんちくも飽きてきましたね(笑) 宿へ戻ろうと思って歩いていると、遠くから奇妙な音楽が聞こえてきました。アイヌ民族楽器「ムックリ」の音色とのコトです。音に誘われるように歩いて行くと、大きなフクロウが出迎えてくれました。夜見るとちょっと不気味ですね。
歓迎 アイヌ部落
やってきたのは「阿寒湖アイヌコタン(※リンク先で音楽鳴ります)」です。ココにもアイヌの民芸品店が並んでいて、一番奥にはオンネチセと呼ばれるアイヌ古式舞踊の会場がありました。興味のある方は見学(有料)してみてください。
いよいよ温泉へ!
さて、民宿 桐の温泉紹介をしたいと思います。浴室は2階の奥にありました。浴室の前には洗面台と洗濯機があります。ドアを開けると脱衣所があって、その先が浴室となっていました。男女別となっていて、それぞれ同じような造りとなっています。脱衣所内には温泉分析書が掲示されていました。
浴室
こちらが浴室です。小さな浴室なのですが、湯船はご主人がトドマツで造った木風呂となっていて、とてもこだわりの感じられる浴室となっていました。温泉は二十四時間いつでも入浴可能です。
トドマツ製の木風呂
湯口からは54℃の源泉が注がれていて、とても高温となっていました。手作りの掻き混ぜ棒で湯もみして湯温を調節します。
入浴♪
やっと入浴できました。温泉分析書によると、こちらのお湯は阿寒湖温泉の15号泉源(No.207-013)を引いていて、泉質は成分総計1,273ミリグラムの含塩化土類重曹泉とのコトです。阿寒湖温泉はほとんどの源泉が単純泉なのですが、こちらの15号泉源はちょっとだけ濃いめのお湯となっていました。湯口から流れるお湯をちょっと舐めてみたところ甘い味がします。阿寒湖トレーニングセンターよりも薄く、阿寒湖バスセンターの湯よりも濃い感じですね。よく温まる良いお湯で、宿泊中に何度も入ってしまいました。
朝食♪
翌朝の朝食です。食事は食堂でいただきます。ご飯と味噌汁はおかわり自由で、お茶やコーヒーも用意されていました。民宿 桐は家庭的な雰囲気の民宿ですが、必要以上の干渉も無く、のんびりと過ごすコトができました。ザバーっと溢れ出す源泉かけ流しの木風呂も素晴らしいので、阿寒湖観光の拠点としてオススメの温泉宿です。チェックアウト後はもう一度、阿寒湖温泉街を歩いてみましょう。

★阿寒湖温泉 温泉民宿 桐(あかんこおんせん おんせんみんしゅく きり)
 場所 : 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目3の26
 電話 : 0154-67-2755
 料金 : 不明
 営業 : 要予約
 休業 : 年中無休
 宿泊 : 14:30-09:30
 泉質 : 含塩化土類重曹泉(中性低張性高温泉)
 成分 : 成分総計1,273ミリグラム(Na・Mg・Ca-HCO3・Cl)
 泉源 : No.207-013(15号泉源)
 備考 : シャンプー等あり・ドライヤーあり・日帰り入浴可(要予約)
 感想 : ★★★★☆
  

Comment
こんばんは♪
鶴雅のお風呂の写真、よく撮れましたね~流石です!
ココの宿泊の料金、メチャメチャ安いですね☆良心的というか、儲けがないような・・・
でもココに泊ってみたいです☆
温泉24時間入浴O.Kだし、しかも湯船も手作りっていうのがご主人の温泉を大事にしている
所が見受けられて、イイ感じですね☆
じゅんさんが、食べモノのお店を出すのは珍しい・・・
わかさぎの天ぷら食べたくなって来た!(笑)
はっく | 2011/02/20 00:44
はじめまして!
いつもじゅん☆ブログを拝見させていただいてます
写真がホント素晴らしいです
あっ!オシリも素晴らしいです(笑)
今回の記事は大作ですね
ここの温泉54℃もあるんですか!
湯もみすると温度が下がるんでしょうけどそれにしても激熱ですね
加水しないで入るところは流石です
アイヌコタン行きましたよ~
アイヌ文化にふれることができるのは今では白老とここくらいなんでしょうか
そういえば阿寒湖でワカサギ丼を食べたのを思いだしました
次回はお奨めのワカサギ天ざるにしなくてはいけませんね(笑)
「鶴雅」の露天風呂いいですね~
洞窟風呂もオモシロそうです
こちらには一度泊まろうと思っていますが
「鄙の座」のほうはとても無理そうなので
じゅん☆さんのレポート楽しみにしています♪
アラミス21 | 2011/02/20 08:50
内容の濃いブログですね。数年前、初めて阿寒湖温泉のホテルに泊まった時、温泉の良さに惚れました。
タピオカ鈴木 | 2011/02/20 14:02
★はっくさん
こんにちは~♪
鶴雅だけの記事にしようかと思っていたのですが
入浴シーンの撮影ができなかったので
ちょこっとだけ登場させました
民宿 桐は気に入りましたよ♪
ボクの泊まったプランは8畳和室朝食付きで5,500円でした
15号源泉を引いていて一般人が入浴できる施設は
ココとホテルエメラルドだけなのです
ソバも美味しかったですよ~
前にテレビで紹介されていて
ずーっと、訪問予定リストに入っていました
じゅん☆ | 2011/02/20 22:31
★アラミス21さん
初めまして!コメントありがとうございました。
じゅん☆ | 2011/02/20 22:32
★タピオカ鈴木さん
お久しぶりでした~♪
阿寒湖温泉へ本格的に宿泊したのは
今回が初めてだったのですが
実際に泊まってみるとなかなか良いモノですね♪
じゅん☆ | 2011/02/20 22:33
いつもくされるほどドライブコ-スになっている阿寒湖なかなかあなどれません。しかし、温泉もあたりはずれがあるので、がっかりすることもあります。阿寒湖名物の養殖まりもとまりもようかん、わかさぎのつくだ煮は最高においしいのら(^m^)
もちろん、じゅんさんの入浴シ-ンも最高ですよ。(^-^)
みなみん | 2011/02/21 15:40
★みなみんさん
阿寒湖温泉は侮れませんよ~
大崎湯を筆頭にジモ専浴場が複数あるのも
道東地域では珍しいコトです
(川湯温泉にもジモ専がありますが)
阿寒湖温泉は当たりが多いと思いますよ
ボクが適当に調べた阿寒湖温泉最強の施設系温泉は
「光乃湯」というところです
ただ、残念なコトにココも一般人は立ち入るコトができません・・・
おそらく、前田光子さんの名前から付けられたと思われる光乃湯には
夫である前田正次さんにちなんだ正次6号源泉が注がれています
なんだかロマンチックだなぁと一人で考えていたのでした・・・
じゅん☆ | 2011/02/21 19:56
じゅんさんこんばんは~☆
ずいぶん前に阿寒湖は行きましたが、ツアーだったので、大型ホテルに泊まりました(名前も忘れちゃいました)
そんな大型ホテルより、温泉にハマった今は、こちらの民宿に大きな魅力を感じます。
阿寒に行ける日がきたら候補です!
ワカサギの天ぷらも食べます!
のん | 2011/02/21 21:42
このコメントは管理人のみ閲覧できます
- | 2011/02/22 13:29
★のんさん
こんばんは~♪
この辺りの大型ホテルもなかなか良いと思いますよ
でも、こちらの民宿なら浴室を家族風呂のように使えるので
混み合う時期でなければ、かなりオススメですね♪
奈辺久のワカサギも是非食べてみてください
じゅん☆ | 2011/02/22 21:22
★非公開(2011/02/22 13:29)さん
そうでしょうね。お疲れ様でした。
じゅん☆ | 2011/02/22 21:22
阿寒湖温泉ナンバーワンかもしくは相泊の次の2位か位素晴らしいです。なんか落ち着く。広いのでしょうか。草津、下呂、登別、蔵王もよいですが私は阿寒湖温泉それ以上お気に入りです。民宿 桐は特注です。ぜひ次回は行ってみます。ちなみに私は阿寒バスターミナルに宿泊しました。(温泉つきです)結構よかったです。
しんとくさん | 2011/02/23 00:01
★しんとくさんさん
相当、阿寒湖温泉がお気に入りのようですね♪
やはり阿寒湖バスセンターへ宿泊されたのですか
次回はぜひ、民宿桐にも宿泊してみてください!
じゅん☆ | 2011/02/27 15:20
このコメントは管理者の承認待ちです
- | 2017/01/09 17:28
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